草木の世話はボケる

「土いじりや草木の世話ばかりしていると早くボケる。

読書、勉強、人間の心をつかむことのほうが、ずっと激しい精神の操作を必要とする」

（曽野綾子・戒老録）


曽野綾子は草木は、黙って育つか黙って枯れるかするので、本質的には、それほどきびしい精神的な働きを必要としない。

そこへいくと、人間の心を把握することの難しさは比べものにならないと述べています。

また、寿命という言葉は、ギリシア語で
「ヘリキア」という。

ヘリキアは寿命、その職業に適した年齢、身長という三つの意味があるという。

新約聖書のマタイによる福音書6章27節に、
「あなたがたのうち、だれか思いわずらったからといって、

寿命を一刻でも延ばすことができるだろうか」という箇所がある。

この部分に

「身長を一尺でものばすことができるだろうか」とも訳せるという注釈がついている。

また、職業に適した年齢を越える人もいないのであるとも訳せる。

その点、読書などは老年に適している。

また楽しい勉強であるならば何歳になってもいいのであると曽野綾子さんは述べている。

なるほどなあと感じています。

土いじりやミニ畑するのが好きだから耳が痛い。

しかし、勉強も好きだから良かった。


これからも、

体が不自由になっても

できる読書や

人間の心をつかむ


勉強を続けたいと思います。

今日は夜勤に行きます。

女性同僚が体調不良でしばらく休むので、

年内休みはなくなりそうです。

ますます人手不足な職場です。


今日の佳き日に


アーメン


合掌

聖夜

聖夜
（HOLY NIGHT）


『いよいよクリスマスになります。

もうすぐです。

今日はそれにちなんで書いてみました。

祈りたくなる。

主よ、あなたは馬小屋で産まれたそうですね。

「宿屋には泊まる場所がなかった」と聖書にあるから。


あなたがそこにいたから、その馬小屋は暖かく、明るくなったでしょう。


主よ、今年のクリスマスに ちょっとお願いしたいことがあります。


私の心においで下さいませんか。

私の心の「馬小屋」ではなく、


心の応接間にいらして貰いたいです。


それは、きれいだからという意味でなく、

きれいにしてもらいたいからです。


変わりたいのです。変えてもらいたいのです・・・

あなたがおいでになれば、私の心は明るくなるでしょう。


そうすると、 あなたの思いやりや優しさは 自然に


なごやかに私の心の窓から


周囲の人たちにも流れてゆくでしょう。


主よ、お願いです。

お願い・・・。


では、また明日･･･。

サヨウナラ』

（ペトロ神父）

素敵ですね。

優しいぺトロ神父に

お会いしたいものです。


主よ、私の心の


消えた暖炉にも


マリア様と共に

お越し下さい。


燃えるほどの



温かい


穏やかな光が


私の心の窓から


放出できますように。


アーメン


合掌

セルフコントロール

「おのれこそ、おのれ

のよるべ」

（最古の仏教語）

何を頼りに生きているのか。

それは何者でもない、
自分自身だと説いた言葉です。

世の中は思い通りにならないことばかり。

他の人に依存していると、思い通りにならずイライラします。

自分を頼りにするということは、すべての原因を自分の中に求めるということです。

自分で自分の問題を解決するのですから、

相手に対してイライラすることがなくなる。

自由とは、人のせいにしないこと。

すべての原因を自分に求めることと説いています。



「答えはすべて

あなたの中にある」

（ジェームス・アレン著）

の中に、

「穏やかさは、人格のもっとも尊い要素です。

その心に触れる誰もが、安らぎと平和を感じずにはいられません。

自分の弱さを克服した強さは、他の人達を救うための強さでもあるのです。

穏やかな心は、偽りや侮辱の言葉を目の前に山積みにされても、

冷静さを失いません。

穏やかさは、セルフコントロールが咲かせる見事な花です」

とあります。

回りを平和にするには


自分を頼りに

苦悩の炎をくぐり抜けた

心の浄化なのだと思います。


すべての答えは


自分の中にある


のですから。


年の瀬に自戒の言葉に


したいと思います。

合掌

桜の木の下

福島の原発避難によるいじめ報道に、憤りを覚えました。



振り返ると私も小学生の時にいじめにあい登校拒否していた記憶がありました。


担任の先生が見て見ぬふりをしていたことが許せなかった。

その時、私を救ってくれたのが女子生徒達だった。

それから私の味方には女性がいつもいた。

これは大きな勇気になった。

本当にこの世は人間関係で天国にも地獄にもなるものだと思います。

禅の言葉に

『楽は天堂（てんどう）にあらず

苦は地獄にあらず』

人と意気投合すれば、

楽しいことは天国にあるのではなく、

まさにこの世が天国であるかのように思えてくる。

しかし、仲違いすれば、苦しいことは地獄にあるのではなく、まさにこの世が地獄であるかのように思えてくる。

人間関係にはそのように時や場合によって、楽しい時もあれば苦しい時もあるので、

人間関係に惑わされることなく、動じない心で人生の目的に向かって志を貫いていかなければならないという意味です。


あの東京オリンピックの花、女子体操の金メダリストのベラ・チャフラスカヤ（チェコ、8月死去）が大好きな日本が震災で大変なことになったと来日し、

被災地を視察したり、子供達をチェコに20人以上招待したりしていました。


それは、ドイツ語ができた遠藤幸雄選手に跳び箱の山下跳びを教えてもらったために金メダルがとれたお礼と、

トラック三台分のお土産をくれた日本人が忘れられない。

また、チェコでは車をぶつけると怒鳴りあうが、

日本は名刺を出し合ってから警察を呼んでいる姿を見て、なんと穏やかな国民だろう。

チェコのやせ細っているが、たくさんの花を咲かせる

「桜の木の下の散歩」

が大好き。

国の革命やソ連の戦車による侵攻などで涙したことがあったが、

そんな時、「上を向いて歩こう」を歌って涙をこらえた。

被爆した日本が70年も戦争もしないで平和憲法を守るなんてすごい国。

2020年のオリンピックは成功間違いない。

楽しみにしていると言って亡くなった。

と深夜ラジオで

日本の想いを語っているのを聴きました。



その言葉の重みを理解して、

いじめなどない

助け合いの国を

自慢したいものです。



忘れかけていた日本の



桜の心



チャフラスカヤさんに



捧げたいと思います。



合掌

あなたの脳は幸せですか

今日は「脳にいいこと」アメリカの女性マーシー・シャイモフ著

から【脳の幸せ度テスト】を紹介します。

次の項目それぞれで、自分に当てはまる点数をつけ、合計します。

【点数】

1点＝まったく違う

2点＝わずかに当てはまる。

3点＝ある程度当てはまる。

4点＝ほとんど当てはまる。

5点＝完全に当てはまる。


【質問項目】

1.人のいいところを探すのが得意。

2.心の奥に穏やかな満足感がある。

3.ネガティブな考えにとらわれない。

4.どんな経験からも学ぼうとしている。

5.自分には大きな力が働いていると思う。

6.自分の変えられることは変え、変えられないことは受け入れている。

7.生きがいがある。

8.なぜかいつも幸せだ。

9.一瞬一瞬を大切にしている。

10.自分には生命力がある。

11.人生は大きな冒険だ。

12.あまりくよくよしない。

13.何事にも熱中できる。

14.１日１回は楽しい気分になる。

15.世の中は自分に優しい。

16.人を大目に見るのが得意。

17.自分自身に愛を感じる。
　
18.温かい人々に囲まれている。

19.何でも人のせいにしない。

20.何事にもいつも感謝している。

【脳の幸せ度】

1.80～100点

ほとんどいつも幸せ！

2.60～79点

かなり幸せ

3.40～59点

ときどきしか幸せになれない　

4.40点以下

幸せ度はとっても低い


点数が低い人は、次にはもっと高いレベルに上がるよう努力しましょう。

今日も幸せな日で


ありますように。


アーメン


合掌