生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

衣通姫(そとおりひめ)

2016-12-01 04:42:16 | 日々の暮らし
昨日はシニア会で都内を散策して来ました。

六義園(りくぎえん)
(五代将軍徳川綱吉の大名庭園)
紅葉見学。


根津神社
(1900年前、日本武尊が建てたといわれる。江戸三大祭りで有名。各種の小説の舞台になっています)

湯島天神
(学問の神、菅原道真公を祭っている。湯島の白梅で有名)

神田明神
(1300年の歴史をもつ江戸三大祭りの神田神社。都内108ヶ町の総氏神。すごい立派な神社です)

以上を巡ってパワーを頂いて来ました。

古代の古事記、日本書紀の時代の薫りに触れて特に感じたことがありました。

その時代の伝説の美女。
衣通姫(そとおりひめ)の歌が六義園の庭園にあったからです。

『わが背子(せこ)が

来べき宵なり

蜘蛛(ささがに)の

ささがにの

ふるまひかねて

しるしも』

(古今和歌集)

私の愛する人が訪ねて来るに違いない夜だ。

くもが巣をかけるのは、想い人が訪れる前触れという言い伝えがあるのできっとあの人が来るに違いない。

というわたしの意訳です。

衣通姫は体が光輝き、

衣を通して外にまで

その光が出ている

美しい姫。

と言われています。

日本書紀では允恭(いんぎょう)天皇の皇后の妹ですが、

天皇が妹を愛してしまい、姉のやきもちから逃れるために

遠い所に越してしまった。

天皇はかえって愛が深まって苦しんだという。

その衣通姫は和歌の神として

玉津神社に祭られています。

天気もよく、私たちシニア会はいつも不思議と天候に恵まれています。


また、昼飯に飛び込んだ食堂が、優しそうなお年寄りの御夫婦で中国人で日本に来て20年。
日本料理が美味しくて、頼まないものまで

出てきたり、コーヒーや高価な朝鮮人参酒まで全員に振る舞ってくれました。

それが、今日で店じまいする、その日にいい客が来てくれたお礼です。

いったん中国に帰るがまた何年かしたらここで始めるから、来てほしいと言われました。

根津神社そばの

『妹妹(めいめい)』

日本料理、中国料理、喫茶もあります。

楽しかった

妹妹さんありがとう!



さあ、今日からも

パワー

一杯貰ったから

元気に行きます。

私は全ての神社で

皆様の力になれますようにと祈願して

来ましたことを

ご報告致します。


合掌
コメント
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