生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

言葉の旅

2016-05-31 01:06:07 | 日々の暮らし
今日も夜明け前に目覚めました。
熱い珈琲を飲みながら気持ちよく整理したデスクに座っています。

聞こえるのは時計の音だけ。
雨音がないので、天気は良くなるのだろうか。

青森旅行で買った津軽の横笛を眺めています。
楽しかったな。
明日は津軽の音を吹いてみようかな。

アメリカに「言葉の魔術師」と呼ばれている方がいます。

「目が覚めたら、その日だけを生き、昨日という日は永久に消え、明日という日は夢にすぎない。

よき人生に向かって今日を生きるのです」

という言葉があります。

一期一会、一日生涯ですね。

私も言葉で
「生きる力」を与える為の努力をし続けています。

仲間から、熱い人とか、初対面の人からは、何者ですか?と
聞かれます(変人に見られるかも)。

しかし、長い付き合いの読者の皆様からは

「言葉の伝導師」と

いう名を頂いた時は、とても嬉しく感激しています。

さて、今日は高齢者になってくると気づく言葉があるものを幾つか紹介したいと思います。

「三十にして立ち、四十にして迷わず、五十にして天命を知る」
(論語)

私も生かされている意味を知らされていますから、そう感じています。

「画家も長生きしなければよい作はできない。
わしもこのごろどうやら思うように描ける」
(画家・富岡鉄斎)

私も書風が多彩になって、絵に近い書を描けるようになりました。

「死の恐怖を味わうということは、まだしなければならない仕事をしていないということである」
(武者小路実篤)

なるほど。いさぎよくないのですね。私は恐怖はないが、もう少し苦楽を楽しみたいな。

「20歳だろうが80歳だろうが、とにかく学ぶことをやめてしまったものは老人である」
(ヘンリー・フォード)

同感です。死ぬまで修行の勉強です。特に未熟な私は。

「老いはいろいろなものを失う。体力、知力、記憶を。しかし、心の衰えがくるまでは、この世は終わらない。気力を失えばすべてを失うのだ。

人生は出会いの連続である。対話は生きることの証である。人と語り合えることの歓びをより多くの人とわかち合いたい。
人の情けや恵みに心を開いていないと永遠に幸福になれない。
それは感じるものだから」
(作家・永崎一則)




素敵な言葉ですね。

言葉に出る人柄
字に出る人柄
運転に出る人柄
酒に出る人柄
食事に出る人柄
すべては心を表現する

心の化粧(空海)が大切ですね。

私も心を養い

よい言葉をたくさん

伝えたいと思います。

最近私の法話をお子さんやお孫さんや各方面に転送していると聞いております。

恐れ多く恐縮しています。

緊張しますが、これからも気楽に書かせて頂きます。

気に入ったもの、
心にヒットしたものがあればよいのですが。


言葉は旅をするもの


今日の佳き日に


合掌
コメント
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