さいたまメンタル労務アドバイザー とことん日記(奮闘篇)

メンタルヘルス、ハラスメント、キャリアコンサルティングを得意とするさいたま在住社会保険労務士の奮闘記です。

去る月 3月

2006-03-31 21:51:35 | 雑感
 今日は、ちょっと肌寒い日でした。なかなか簡単には暖かくなりませんね。でも、花粉がそれほどでもないので助かっていますが・・・。

 今日で3月も終わり。1月は行く 2月は逃げる 3月は去る ・・・
早いですね。

 そして、3月の仲間との別れは、ちょっとセンチにもなりますね。まあ、わかれた、去った後こそ、お互いの付き合いを大切にと思いますが。

 本ブログでも、徐々にふれたいと思いますが、私の業務周りもいろいろ変化します。

 まあ、そうした中での新しい出会い、そしてやりがいに向け頑張りたいと思います。

 ところで、『虚妄の成果主義』って本ご存知ですか? 

 私が出た労働関係のセミナーで複数の講師が、この書名を出されていたので、気になっていた本です。初版は2004年、著者は東京大学の高橋伸夫教授。
 昨日読み終わったのですが、「日本型年功制」の良さの再確認といった感じでいろいろうなずけるところがあり面白かったです、とくに前半が。

 ちょっとご紹介です。
 ○単純な「賃金による動機づけ」は科学的根拠のない迷信である(P.17)
 ○わざわざ成果だ、業績だ、と騒がなくても、実は、昇進に関しては、差なんかとっくについていた(P.24)
 ○年功ベースで同期の間でつく差というのは実に見えやすいので、より年功序列的であればあるほど、給料の差が競争心をあおることになる(すなわち数百円の少ない金額の差でも十分に機能する)(P.36) 

 さて、3月末ということで、年の目標のチェックです。今月から年の目標「10 20 300」に「15」を追加し4目標にします。

 では4目標「10 15 20 300」の3月末の進捗状況ですが、「0 3 2 236」です。 4月は、第1番目の目標に全力です!!



 
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ブログ型

2006-03-30 23:34:07 | 労働
 今日は、夜になって冷えました。自転車で風切ると寒い!寒い!まあ、こういった寒い日があったほうが桜の花も長持ちするかもしれませんが・・・。

 桜といえば、今、夜桜のライトアップがいろいろなところで楽しめるようですね。ちょっと幻想的な雰囲気、昼間とは違った雰囲気が楽しめるのでしょうね。

 さて、財団法人社会経済生産性本部は28日(火)、2006年度の新入社員のタイプを「ブログ型」と命名したそうです(http://www.jpc-sed.or.jp/contents/whatsnew-20060328-1.html)。

 その理由について「表面は従順だが、様々な思いを内に秘め、時にインターネット上の日記を通じ大胆に自己主張する。繊細な感受性とブログ的なネットワーク力に優れるが、パソコンに語るだけに止まる傾向もある」ためと説明しています。

 まあ、この型が当たっているかどうかは分かりませんが、政治の世界でもメールの真偽が問題になる時代、ブログ型もいい点をついている感じですね。

 では、去年の新入社員のタイプは、何だったか覚えていますか?

それは、「発光ダイオード型」でした。

 その特徴は、電流を通す(=ちゃんと指導する)ときれいに光る(=いい仕事をする)が、決して熱くはならない(=冷めている)、とのことです。

 では、私が新入社員だったときは何だったんでしょう??・・・「お子様ランチ型」とのことでした。特徴は、何でも揃って綺麗だが、幼さ抜けず歯ごたえなし、ということのようです。

 もうさすがに幼さは抜けたと思いますが、歯ごたえはどうだったのでしょうか?

 

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さゆりの泪と面接結果

2006-03-29 23:13:03 | 雑感
 今日はある仕事で日本橋へ。それが終わったあと、銀座方面へ歩きました。昔は、“銀ブラ”と言ったと思いますが、今はどうなんでしょうか?

 途中、八重洲の桜並木はしっかり咲いていました。そして、強い風に花びらも舞っていました。

 さらに、歩いていくと、ショウウィンドウ越しに見えたのが、“さゆりの泪”。

これって、なんだと思いますか。さゆりって誰?  イシカワ?? それとも・・・

 正解は、こちら → http://www.sayurinonamida.com/

 数限定、地域限定 そして 今月からだったんですね。

 以前、私が保険会社の営業の現場にいた時は、「石原裕次郎メモリアルセット(清酒とワイン)」を使ったことがあったな・・・(http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m26476831)。こういう手頃な値段の限定品って好きですね。

 さて、泪にかかわるかどうか分かりませんが、先日3月22日(水)の朝日新聞にリクルートエイブリックが転職者3000人に実施したアンケートが紹介されていました。

 それによると、転職者の7割が、面接した企業からの採否連絡が遅く、不安が高じたりや企業対応に疑問を感じた経験があるとのことです。

 そして、このうち、46%は「不採用かもしれないと思った」とのことであり、24%は「物事にルーズな企業かもしれない」と感じたといいます。

 また、転職活動をした会社数は平均で1人10社。転職を決めた会社は、50%が「最初に内定連絡があった会社」だったとのことです。

 まずは「面接結果、早く知らせてよ」ということですね。 

 
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マイスター60

2006-03-28 23:54:35 | 労働
 今日は、以前の会社の同期3人との飲みでした。そのうちの一人が久しぶりに単身赴任から戻り、急遽集まったものです。

 会社の話題にも、何の違和感もない自分にちょっと複雑な?思いもありましたが、お互いオジサンになっても元気に会えるのは幸せなことです。

 さて、オジサンといえば、オジサンだけの会社をご存知でしょうか?

 先日の労働政策フォーラムのパネリストの一人としてそこの社長が出ていたのですが、㈱マイスター60 という会社です(http://www.mystar60.co.jp/)。

 この会社は「年齢は背番号、人生に定年なし。60歳新入社、70歳選択定年」を掲げています。

 ☆原則全員正社員
 ☆月給制
 ☆週休2日制
 ☆仕事別賃金、昇給なし、学歴等関係なし、人事考課なし、賞与なし
 ☆ゼネラリストはダメ
 ☆人間性・コミュニケーション力重視
 ☆従業員 設立時16人、現在600人
 ☆平均年齢63歳、最高75歳
 ☆社長がラジオで流れた川柳「サラリーマン 会社やめれば ただの人」に発奮して設立
 ☆休暇取得は自由
 ☆肩書きは「称号」であり、本社はみんな「部長」、現場は「シニアマネージャー」と呼ぶ

 ただし、この会社の方は、社名のマイスター(熟練技術者)のとおり、プロフェッショナルなんですね。まさに「プロは強し」です。
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フレックスタイム

2006-03-27 23:57:42 | 労働
 桜が今日の暖かさもあってか咲き始めました。桜をライトアップしているところも最近多そうですが、何とか行きたいなと思っていますが。

 そして、3月も今週で終わり。帰宅の駅では、花束を持ったOLそしてサラリーマンも何人か見かけました。

 この時期、新しい出発の時でもありますね。

 さて、今日は、午前中、顧問先と就業規則の打合わせでした。先方の要望もあり、今回、フレックスタイム制の導入を予定しています。

 ちょっと、フレックスタイム制について確認したいと思います。

 今、私の手元に東京労働局の作ったフレックスタイム制のパンフがあるのですが、そこには、このように書いてあります。

 「フレックスタイム制は、1日の労働時間の長さを固定的に定めず、1箇月以内の一定の期間の総労働時間を定めておき、労働者はその総労働時間の範囲で各労働日の労働時間を自分で決め、その生活と業務との調和を図りながら、効率的に働くことができる制度です」

 何か、ワークライフバランスの点からもいいですね。

 一般的なフレックスタイム制は、1日の労働時間帯を、必ず勤務すべき時間帯(コアタイム)と、その時間帯の中であればいつ出社または退社してもよい時間帯(フレキシブルタイム)とに分けています。

 また、清算期間というのがあり、それは、フレックスタイム制の下で労働者が労働すべき時間を定める期間のことで、清算期間の長さは、1箇月以内に限ります。

 そして、実際に労働した時間が清算期間における総労働時間として定められた時間に比べ過不足が生じた場合は、賃金支払時に清算または翌月の総労働時間で清算(加算)するんですね。

 会議等はコアタイムにすればいいし、ラッシュアワーは避けられるし、早朝出勤での時間も算定されるし、これは、もっと多くの企業が導入してもいいのではないかと思います。

 ただ、気になることが・・・サラリーマンとして、例えば、フレキシブルタイムの午後3:30になったからといって、サッと帰れますか?

 仕事に自信がある人は大丈夫かもしれませんが、そうでない人は、フレキシブルにいけるのでしょうか? ちょっと気になります。

 
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プロとアマ

2006-03-26 19:14:57 | 雑感
 今日は、暖かでした。卓球の練習に行く途中にある公園の桜も、蕾を大きく膨らませていました。もうちょっとですね。

 もっとも、何組かは、その桜の下で、酒宴をやっていましたが・・・。

 さて、「プロとアマ」はどんな職業でもあると思いますが、そこにはどんな違いがあるのでしょうか。

 過日のセミナーで聞いたことですが

 「プロはノウハウをもっている人。アマは情報・知識の人」

 ということだそうです。

 昨日行った就職面接でも、入室から着席、面接での自己PR・志望動機・質問等、そして退室まで、いろいろとポイントがあります。

 就職本・雑誌・マニュアル等にも書いてあるでしょうが、それはまだ「情報・知識」つまりアマのレベルでしょうね。

 それが、プロレベルまでいくと、「ノウハウ」をもっている。

 また、料理、例えば、ハンバーグ料理で、まずい店はまだ情報レベル、マアマアの店は正しい焼き方等知識は備わっているのでしょうね。

 それがウマイ店というのは、クッキングのノウハウ(隠し味・・・)が加わっているのでしょうね。

 私もプロとして、ノウハウをしっかり身につけたいと思っています。

 では、どうしたら、ノウハウを身につけることができるのでしょうか?

 それは、2つの方法があるとのことです。

 :
 :

 一つは、「現場」です、「現場の情報を練って練ってノウハウを身につける」ということです。・・・でも、これには時間と手間がかかりますね。

 もう一つは、「プロから直接習う」ということです。・・・でもこれは、お金がかかりますね。

 ノウハウを身につけるには「時間と手間とお金」をかける必要があるということのようですね。

 では、私がかけられる「時間と手間とお金」は、今現在、どれだけあるのでしょうか? これを、まずは、確認するとしましょう!

 


 
 
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短大模擬面接講座

2006-03-25 21:32:40 | キャリアコンサルティング
 今日は、昨年に続き、ある短大の女子学生の模擬面接講座のお手伝いをしました。

 去年短大に入学した学生たちですが、もう就職活動の準備なんですね。

 皆さん、服装はスーツ姿、ちょっと靴(ヒール靴?)を引き摺り気味の方もいらっしゃいましたが、約3時間の講座、熱心に受けられていました。

 私は、講座の後半、模擬面接を担当しました。面接後、5段階評価での評価表を参考までに渡したのですが、そこで質問が・・・。

 私「最後に、何か質問ありますか? なんでもいいですよ。」 

 ある学生「すみません、服装で『5』にするにはどうしたらいいんですか?」
(実は、私は、評価の中の「服装」項目は、面接した方全員に「4」評価をつけたのです)

 私「エッ・・・そのー・・・あのー・・・」(冷や汗!)

 私は、服装とか、全くわからないのです、まして、女子学生のは・・・。

 どうお答えしたかは、ナイショですが、なかなか皆さん素直でした。

 私にとっても、短大生の学生生活・アルバイト事情等を知ることができ、今日のお手伝いいい勉強になりました。

 それと結構皆さん、留学されている方がいましたね。オーストラリア・ニュージーランド・・・。

 若いうちの海外生活(ホームステイ)いいですね。

 私の時は、ホームステイなどまだ思いもよらず、卒業旅行で海外に行くのがやっとでしたが・・・。

 まあ、その卒業旅行でさえ、私にとっていい思い出にはなっていますが・・・。

これから、老後のロングステイにチャレンジしましょうか??

 
 
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旧岩崎邸とセミナー2本

2006-03-24 23:13:08 | 勉強
今日は、上野でM氏と待合わせし、人材関係のT社長の事務所を訪問しました。これは、私の方でM氏にお願いし、人材関係のお話をお伺いしに訪問したものです。

 来月4月からの動きの一つとして、有益な提携のようなものができればいいなと思っています。今日は、ご多忙の中、M氏・T氏ありがとうございます!

 さて、その後、労働基準監督署に就業規則の件で行きました。ところが、その担当官は、塩野七生の「ローマ人の物語」を全巻読んでいるということで、「ローマ人は、マニュアル作りが得意で、何ごとにつけてもシステム化する。それであのローマ帝国も隆盛になった。同じように、就業規則でもきちんと定めている会社はやはり伸びる」と、ローマ人から就業規則の大切さを説く?のでした。

 私も、たまたま先月、「ローマ人の物語 Ⅱ」を読んでいたので、納得!納得!と、つい話に合わせてしまいました。

 その後、すぐ近くに「旧岩崎邸庭園」があり、行ってみました(入園料 400円)(参考http://www.uraken.net/rail/travel-urabe75.html)。

 中に入ったら、ご老人たちの多いこと。まあ、平日の昼間ですからね。

 立派な洋館ではありますが、三菱財閥岩崎家本邸としては、今ひとつだな、という感じ。そこで、パンフレットを見たら、今は、洋館、和館、撞球室(ビリヤード場)しかないのですが、かっては、1万5千坪の敷地に20棟以上の建物があったとのことです。規模も今とは全然違うんですね。納得です!

 さて、午後は「65歳雇用延長をいかに実践するか」フォーラムに行きました。主催は労働政策研究・研修機構、参加費無料、参加者約500人。

 続いて、夕方から、再び上野で、「創業の戦略」セミナーです。講師は、経営コンサルタントの井上昭正氏、参加費2000円、参加者25名。著作も多数あり、通商産業省産業政策局長賞等も受賞されている方です。話の内容もとても参考になりました。

 いい1日でした。やはり、いろいろ活動し新たな出会いがあると楽しいですね。
 
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さくら水産で

2006-03-23 23:13:08 | 雑感
今日は、夕方、以前の会社の同僚のT氏と西日暮里で「情報交換」という名で飲み、イヤ 「飲み」という名の情報交換? でした。

 「安いところで」といういつもの私のリクエストで、店を探しながら歩き出すと、目の前に「さくら水産」の看板、決定です!

 ここは、私のお気に入りの店です。

 昼は、日替わり定食は1コイン500円です。それで、のり、生玉子(そして、お新香、ふりかけ)は食べ放題。ごはん、みそ汁はお替り自由です。

 朝食を抜いた時や年甲斐もなく思いっきり食べたい時などは最適です。

 そして、夜。居酒屋として、とにかく安い。私の好きなこはだ酢は100円。さかなだから健康にもよさそう。

 今、HPを見たら、ここの会社名は、株式会社テラケン というのですね。(因みに、社長は、寺田謙ニという方)(http://www.teraken.co.jp/)。

 設立は、昭和55年11月で、店は、東京都76店舗 神奈川県9店舗 埼玉県9店舗 千葉県7店舗(合計101店舗)と、まだ関東だけだったんですね。

 また、ここの仲居さんは、外国の方(アジアの方)が多いのですが、今日の店には、ロシアの方もいました(ちょっとシャラポワさん似で、一生懸命働いていました)。

 今日はなぜか、T氏と私、つい食べ、飲みで・・・2人で8000円近く。さくら水産で、この金額までというのに、お互いビックリ!

 満足な情報交換でした!!

 
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請負契約・業務委託契約

2006-03-22 23:06:05 | 労働
 今日は、夕方から、小雨が降り始めました。でも、ここのところ、雨も降らず埃っぽかったのでちょうどいい感じです。

 世の中、WBCの余韻が残っていますね。私の勤務先の清掃のおじさん・おばさんたちも今日WBCの選手たちの話をしていました。「○○選手、よくやったけど、オレはあの長髪が・・・」とか・・・。

 さて、今日、利用者の方から、「求人票に業務委託ってあったんですが、どんなものですか?」と聞かれました。

 最近、いろいろな勤務形態を聞きますね。ちょっと整理をしましょう(参考http://sr-office.com/syokuba09.html)。

労働契約(雇用契約)は民法623条により「雇われるものが雇い主に対して労務に従うことを約束し、雇い主がその対価として報酬を支払うことを約束するこ とによって成立する契約」とされています。

業務委託契約は民法643条、656条により一事業主として特定の仕事を処理 することを目的として行われる契約です。ですから、労務の提供による対価とし て報酬が支払われるのではありません。私のような社会保険労務士との顧問契約 などもこの範疇に入ります。

請負契約とは一つの仕事を完成させることを目的とし、その結果に対して報酬が 支払われる契約です。民法では632条に記載されています。家屋の建築や脚本の作成などです。

☆また、最近、インディペンデント・コントラクター(IC=独立業務請負人)と いうのも聞きます。期限付きで専門性の高い仕事を請け負い、雇用契約ではなく 業務単位の請負契約を複数の企業と結んで活動する 独立・自立した個人のこと をいいます(参考http://www.npo-ic.org/aboutus/index.html)。

 それぞれ、一長一短があるのでしょうが、実態は、なかなか文言のようにはいかないかもしれませんね。

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