さいたまメンタル労務アドバイザー とことん日記(奮闘篇)

メンタルヘルス、ハラスメント、キャリアコンサルティングを得意とするさいたま在住社会保険労務士の奮闘記です。

社会的ストレス評価

2006-07-31 23:28:09 | カウンセリング
 涼しいのはうれしいですが、ちょっと変ですね。まあ、テレビの天気予報によると今週末には、また暑くなるということですが。

 今日は、午前中は事務処理。午後は、S社業務を済ませた後、マッサージをしてもらいにいつもの整骨院へ入ろうとしたら、先生がお祭り姿で出てきました。

 アッ、そうでした。地元の夏祭りで、今日・明日と休診なんですね。残念!!(参考 http://www.ardija.co.jp/kiji/0803_sapo.htm

 さて、話は変わりますが、ストレスの評価尺度というものがあります。

 社会学者ホームスと内科医レイHolmesとRaheは20年にわたり5000人を超える人々に面接し、身体疾患の発症に先立つ生活上の重要な出来事43を抽出して調べたとのことです。

 それによると、上位3つのライフイベントは、
1 配偶者の死 100 (生活変化単位値;LCUという)
2 離婚 73 (LCU)
3 夫婦別居生活 65 (LCU)

 と、配偶者関係が上位を占めています。

 私の場合、まだ幸い?なことにこうしたライフイベントにあっていません。

 今日お会いした方は、「配偶者の死」に3ヶ月前にあい、どうも、やる気が起きないとおっしゃっていました。

 なお、他のライフイベントでは、結婚が7位 50(LCU)、上司とのトラブルが30位 23(LCU)、住居が変わるが32位 20(LCU)・・・です。 

 そして、1年以上にわたって200~300点が負荷された場合には、その翌年には、半数以上の者は心身に何らかの問題を生じ、300点以上の場合には80%の人々が翌年病気になる、とのようですが・・・。(http://homepage2.nifty.com/uoh/rinshou/33stress.htm

 ライフイベントには、予測可能なものと、そうでないものがありますね。とにかく、ためない事が肝心ですね。

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睡眠障害対処12の指針

2006-07-30 23:40:00 | カウンセリング
 今日は、気持ちいい日でした。暑いのですが風が日陰だと涼しく感じるんですね。そういえば、今日梅雨明け宣言も出たとか。いよいよ夏本番ですね。

 今日、昼間は、卓球の練習。最近は、週2回は練習できず、1回なのであまり無理しないようにしています。練習後のシャワーはなかなか気持ちいいですね。

 さて、夕方から、1件カウンセリング。ワイシャツ・ネクタイに着替えるのは、ちょっと億劫ですが、カウンセリング後に、「とても満足した」と言っていただけると、こちらもやはりうれしいです。

 さて、うつなどの場合、睡眠障害にあることがありますが、「睡眠障害対処12の指針」というのがあるんですね。

 インターネットによると、これは厚生労働省の精神・神経疾患研究委託によって発表になったもののようです。

 その第一は、睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分
 ●:睡眠の長い人、短い人、季節でも変化、8時間にこだわらない
 ●:歳をとると必要な睡眠時間は短くなる

 以下、こちらをご参考までに。http://www.suimin.net/medical/guide.htm

 では、今日もよい眠りをどうぞ!
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またワーキング・プア

2006-07-29 23:57:37 | 労働
 今日は、カウンセリング日でした。ちょっと、睡眠不足でしたが、やはり、こちらも体調を整えておかないと、いけませんね。ハンセイ!

 さて、先日、本ブログで、NHKで放送された「ワーキング・プア」についてふれました。http://www.nhk.or.jp/special/onair/060723.html

 そして、今日、雑誌を見ていたら、また「ワーキング・プア(勤労貧困)」がでていました(『エコノミスト』2006.7.25)。

 見出しは、「“ワーキング・プア”社会の到来 過労をまぬがれても待っている「貧困」」。

 その記事では、貧困世帯を、「年収が、1人世帯190万円、2人世帯300万円、3人世帯394万円、4人世帯463万円、5人以上世帯548万円の最低年収基準に満たない世帯」としています。

 私は、思わず我が家を思い浮かべ・・・カミ様に感謝?!

 また、記事によると、預貯金なし世帯も70~80年代は5%前後、それが05年は23.8%になったという。

 そして、これらの要因は、非正規雇用の増加としている。

 ワーキング・プアに預貯金なし世帯、ホントにきびしーい!!

 

 
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うつセミナー

2006-07-28 23:52:13 | カウンセリング
 今日は、昼、S社業務をしたあと、午後はキャリアカウンセリング業務、そして夕方から、「うつ病の治療法を考える」というテーマのセミナーに出ました。会場は新宿京王プラザホテル。参加費は無料。会場はほぼ一杯、結構若い方がいらっしゃいましたね。

 最初の講演は、気象キャスターの倉嶋厚さんだったのですが、時間が間に合わず、倉嶋さんの話は聞くことができませんでした。残念です!

 その後は、慶應義塾大学教授の大野裕氏、そして防衛医科大学校教授の野村総一郎氏の講演でした。

 限られた時間の中だったので仕方ありませんが、もうちょっと突っ込んだところをお聞きしたかったですね。

 ただ、講演後の質問コーナーで倉嶋さんがおっしゃった次の言葉は印象に残りました。

 ☆「うつは三寒四温である。よくなったり、悪くなったりしながら、少しずつ治っていく」

 ☆「人生70点 と思えば、いつのまにかうつが逃げて行く。」

 ☆「うつを完全に治そうとすると、いつまでもうつがついてまわる」
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チーム・マイナス6%

2006-07-27 23:36:23 | 雑感
 今日は、やっと傘を気にしなくてもいい天気でした。

 それにしても、先日の大雨にしても、最近は異常気象が、「異常」ではなく常に何か起こっている感じがしますがいかがでしょうか。

 ところで、先日、同僚と話している時、「チーム・マイナス6%」という言葉を聞きました。私は、まさに初耳だったので、どんな意味?と聞いたのですが、あなたはご存知ですか?

 インターネットで見たら、京都議定書の目標を達成するための、一人ひとりのアクションプランということで出ていました(参考 http://www.team-6.jp/index.html)。

 それをちょっと見ると、次のように出ています。

 「そして、深刻な問題となっている地球温暖化。この解決のために世界が協力して作った京都議定書が平成17年2月16日に発効しました。世界に約束した日本の目標は、温室効果ガス排出量6%の削減。これを実現するための国民的プロジェクト、それがチーム・マイナス6%です」

 内容は、温度調節、水道、自動車・・・いろいろあるようです。

 登録者は、本日現在、個人 433607人、団体 7617団体とのこと。

 私も、今日、登録してみましたヨ。
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主訴

2006-07-27 01:13:12 | カウンセリング
今日(7月26日)は、日差しが強く、暑かったです。駅では、リュックをしょった子供たちを見かけました。家族で、どこか行くのでしょうか。

 私の方は、今日はカウンセリング日。業務が終わった後は、同僚カウンセラー数人と情報交換(飲み会)でした。

 なかなか、職場では聞けないこととか、情報交換、参考になります。カウンセラー同士も毎日会うわけではないので・・・。

 ただ、お互い話していて、カウンセラー言葉が時々入ってきます。

 私も、すぐピンとこないこともあるのですが、・・・「そのシュソは」なんてのもあります。

 「シュソ」は、「主訴」と書きます。意味は、現在どういったことで困っているのか、どういったことを言いたいのか、ということです。

 結構、これって難しいんです。

 話していることが、そのまま主訴か? 本当は別のことを言いたいのか? 最初と主訴が変わってくる?
 
 まあ、これも経験が必要でしょうか。

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『ハッピーバースデー』

2006-07-25 22:38:26 | 雑感
 午前中、S社業務をした後、国分寺の労働相談情報センター(旧 労政事務所)主催のセミナーへ。

 セミナーのテーマは「高齢者雇用と賃金・処遇制度」。講師は、社労士の川端氏。ただ、夕方から、キャリアカウンセリング業務があり、残念ながら途中退席。

 今日は、そんなに雨には降られないのに、何か靴がしみると思ったら、靴に穴があいている。随分履いたものナ。

 そして、夕方、靴を買い、整骨院で肩のマッサージ。肩がこるのはストレスのせいかな?!

 さて、友人Kさんに勧められた本、『ハッピーバースデー』を昨日読みました。
よかったですね。ナイスヒットです!(参考 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31523761

 本の帯には、「泣き尽くし、癒されたあと、必ず人に読ませたくなる物語」とあります。

 確かに、貴方にも読んでもらいたい気分です、ホント。

 肩のこりもだけど、心もかなりこっていたので・・・心身のリフレッシュ!

 


 

 
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プレミアム10『女性のうつ』

2006-07-24 23:54:46 | カウンセリング
 今日は、昼間、S社業務をした後、午後から年金打ち合わせ、そして、夕方からはカウンセリングの勉強会でした。

 帰宅後は、午後10時から、NHKのテレビ。テーマは『女性のうつ』。番組時間は90分で今、見終わったところです。

 番組告知によると、今晩、深夜からもやるようです。

 “女性の”というのは、女性は、男性の2倍の割合でうつになりやすいようです。

 タレントの高木美保、萩原流行夫妻も出ていました。

 番組放映中、FAX・メール等も1000通以上寄せられていたようですが、いろいろなケースがあるでしょうね。

 ただ、うつをテレビでやっても、なかなかわかりにくいですね。大変だなとは思うけれで、放送の限界でしょうか?

 また、明快な解決策・・・どこかの番組のようにこれが効くとか、こうすればいい、というのがパッとは示せなくて・・・

 ちょっと消化不良な感じがしました。

 ただ、うつに対する誤解や偏見の払拭そして理解には役立ったのではないでしょうか。

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ワーキングプア;働く貧困層

2006-07-23 23:14:10 | 雑感
 今日、卓球の練習体育館へ行く途中のプールでは、午前中からかなり人が入っていました。

 また、隣の球場では、高校野球甲子園の予選をやっていました。本格的夏ももうすぐですね。

 昨日・今日と卓球の練習で汗を流し、気分スッキリしました。ただ、練習後は、疲れて、家で昼寝。最近、このパターンが多いです。

 さて、今日のNHKスペシャルご覧になりましたか?

 「急増“働く貧困層”」のタイトルにひかれて見たのですが・・・。

 番組では、秋田県 角館 付近の方、リストラされた中年 等 何人かの人が仮名で映っていました。

 収入が月数万円の30代男性。

 洋服の仕立て屋さん かっては毎年100着以上の仕立ての注文があったのに、去年は2着、今年はまだゼロ。

 コンビ二の前のゴミ箱をあさり古雑誌を探してカップめんを食べる若者(1冊50円になるとかで、何時間かかけて8冊探し400円ゲット。その日はそれでOKとのこと)  とか。

 単に低賃金労働というだけでなく、そこに都会と地方、介護、ニート、離婚、ホームレス、教育、福祉、再就職 等 さまざまな問題が絡んで、ワーキングプア が出現していると感じでした。

 番組にでたリストラ中年は、現在3箇所のアルバイトをしていましたが、子供のこれからの大学資金を稼ぐために、もう1箇所働くところを探すとか・・・。
 
 私は、番組を見ながら、他人事には思えませんでしたね。

 働く所=収入源。それを探すという点では、個人事業者も同じではないかな。

 そして、私が考える もっと大事なもの それは 心身の健康と家族の結束。(何故か急に反省する自分です)。

 

 
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不安の公式

2006-07-22 23:55:58 | カウンセリング
 日頃、カウンセリングしていて、多いのが、物事に対して不安が募り、精神が不調になること。

 営業の不安、プレゼンテーションの不安、顧客折衝の不安、会議の不安、スピーチの不安・・・不安はさまざま。そして、誰でもあるのではないでしょうか?

 そんな時、不安の公式を再確認することがあります。

 不安=迫り来る事態÷自己の対応能力

 そして、不安が極端に募るのは、迫り来る事態を拡大視し、自己の対応能力を縮小視する場合です。

 迫り来る事態を100とし、自己の対応能力を100とすると、不安度は100÷100=1ですよね。

 ところが、不安が極端に募る場合は、迫り来る事態を倍の200とし、自己の対応能力を半分の50としているイメージです。

 その結果、不安度は200÷50=4となり、上記の1に比べて、4倍の不安となってしまうのです。

 自分の失敗や短所を過大に考え、逆に成功や長所を過小評価する、そんな傾向ってありませんか。

 そして、不安に対して、3つの対応が見られるといわれます。フライ(逃げる)、フリーズ(じっと動かない)そしてファイト(戦う)。

 さあ、どんな対応をとりますか?
 
 やはり 不安を消したいならファイト これしかないでしょうね。フライしていたら、いつまでたっても不安は続きます。

 



 

 
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