さいたまメンタル労務アドバイザー とことん日記(奮闘篇)

メンタルヘルス、ハラスメント、キャリアコンサルティングを得意とするさいたま在住社会保険労務士の奮闘記です。

アトラクション アンド リテンション

2006-03-08 23:53:05 | 労働
 今日は、暖かでした。コートを着て出かけ、顧問先のある渋谷に行ったら、コートを着ているのはオジサンだけ。

 若いギャル・女性は、すっかり春。夜になれば冷えるんだと自分に言い聞かせ、無理に着ていましたが・・・。

 顧問先では、就業規則の打合わせをしました。後日意見を聞くことに。

 そして、午後は、池袋の労働相談情報センター主催の「2007年問題と対応策を考える」セミナーに行きました。
 
 講師は、専修大学の廣石教授です。参加者約60名。受講料 無料。

 教授自身が3回の転職を経験し、コンサルタント会社にもいたということで、単なる法律論というよりも、経営実例を交え、メリハリの効いたいいセミナーでした。

 ちょっとご紹介です。

☆賃金の国際比較(2003年度 年収ベース) 日本を100としたとき、

アメリカ 82.1  イギリス 86.3  フランス 63.9
韓国   55.0  台湾   40.9  シンガポール 65.1
とのことです。

では、タイ  中国  インド は、どうでしょうか???

・・・・

それぞれ 4.9  4.1  1.1 とのことです。

 こうした中で、競争力を維持するのは大変ですね。

☆では、もう一つ。「アトラクション アンド リテンション」(attraction & retention)についてですが、意味はおわかりですか?

 「魅力ある企業作りと引き止め策」ということのようです。

 少子高齢化の中で、必然的な「少数精鋭」になるだろうといいます。その中で、不要な人材を排出し、必要な人材に対しては、企業に残ってもらう、ことが企業としての課題になるとのことです。

 もし・・・優秀な人材が去っていくような会社に未来はない・・・ともいえますね。

 でも、「魅力ある企業」って、難しいですね。賃金、ブランド、仕事、労働時間、キャリア形成・・・

 まずは、「魅力ある人材」に自分がなることが先かな??

コメント
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