さいたまメンタル労務アドバイザー とことん日記(奮闘篇)

メンタルヘルス、ハラスメント、キャリアコンサルティングを得意とするさいたま在住社会保険労務士の奮闘記です。

ポジティブ・アクション

2006-03-10 22:59:10 | 労働
 今日、「究極の下克上」ということで、トリノ五輪代表チ-ムが初出場の中学生チームに敗れるということがありました・・・、そう、女子カーリングです。

 私のやっている卓球などではちょっと考えられないのですが、「カーリング」って、そういう意外性の面でもおもしろそうですね。

 さて、それにしても、このカーリングにしても、今、「女性」の各分野での活躍が目立ってきていますね。

 「女性」といえば、先日の労働セミナーで、講師の方が「ポジティブ・アクション」と何度かおっしゃっていました。

 この「ポジティブ・アクション」ってご存知ですか?

 今、私の手元に「ポジティブ・アクションを進めましょう!」という東京都産業労働局のリーフレットがあるのですが、それによれば、

 ポジティブ・アクションとは、「固定的な性別による役割分担意識や過去の経緯から、男女労働者の間に事実上生じている差があるとき、それを解消しようと、企業が行う自主的かつ積極的な取組」をいうとのことです。

 そして、事実上の差とは、例えば、次のようなことがあげられています。
★女性のほとんどを補助的業務に配置している
★総合職、営業職に女性がほとんどいない
★管理職は男性が大半を占めている
★結婚したら女性は辞めるのが慣行になっている


 ただ、講師が強調されていたのは、ポジティブ・アクションには、制度作りも必要だが、もっと必要なのは、その制度に魂を入れた運用ということでした。

 これって、かなり難しいですよね。

 でも、いまや、女性を戦力化できない企業に明日はない、といっても過言ではないのでしょう。

 
 
コメント
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