さいたまメンタル労務アドバイザー とことん日記(奮闘篇)

メンタルヘルス、ハラスメント、キャリアコンサルティングを得意とするさいたま在住社会保険労務士の奮闘記です。

孫氏の記事

2006-05-31 23:56:26 | 雑感
 今日は暑かった。昼時、昼食で外へ出たら、日差しは、強かった。夏が近づいているんですね。

 それにしても、最近は、いやな事件が目立ちますね。この間までの、幼児事件、そして、最近の親子関連事件。

 季節の変わり目というのは、普通でも、心身の体調を崩しやすい時ですが、犯罪にも影響があるのではないでしょうか。

 そんな中、新聞で何か心がやすらぐ記事はないかな、と見てみましたが、・・・
見当たらず。

 代わりに目に付いたのが、日経新聞(5月31日付)の「日本を磨く」シリーズに登場したソフトバンク社長の孫氏。記事の中で次のように言っていました。

 「戦場で敵陣に向かって最初にやりを突き入れる『一番やり』はサムライ精神の象徴だが、現代風に言えば、『リスクを取る』ことだ。・・・リスクに対して大きな報酬(リターン)を与えるのがサムライ精神の神髄で、起業家精神に通じる。・・・我々には買った事業を何倍にも拡大しようという意志と夢がある。僕もリングに上がるファイターだからやる以上は勝ちたい」

 毀誉褒貶の激しい人ですが、その思いは、ちっとも“ソフト”ではなく、ファイター、サムライなんですね。そして、年齢は48歳。まだまだです。
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自分の気持ちを伝える・・・アサーション

2006-05-30 23:01:30 | カウンセリング
 今日も、昨日に引き続き社会保険労務士特別研修です。前回から8・9人単位のグループ単位の学習です。

 賑やかに議論しているところ、シラケ鳥が飛んでいるところ、さまざまなグループがあります。

 ただ、こういったグループの中で、自分の意見を言うって、結構難しいですね。自分の意見に拘り過ぎるのもどうかと思うし、ただ評論家的に発言するのもちょっと物足りないし、・・・。

 こういった中での、グループリーダーも大変そうでした。オット、評論家的になってしまいました。

 さて、今日、『こころが晴れる日』(慶應義塾大学医学部教授 大野 裕 著)を読みました。この本は、認知療法の入門書といわれる本です。

 この中に、自分の気持ちをバランスよく伝えるという項がありました。これは、最近、アサーションと言われますね。

 ちょっとご紹介です。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 気持ちの伝え方には次の3つのタイプがあります。攻撃的、受身的、自己表現的(アサーティブ)。

 Aさんの事例;Aさんは会社から疲れて帰ってきて、ちょっとうたた寝をしてしまいました。そのため夕食の準備が遅れ、帰ってきた夫に「晩飯、まだできてないのか」と言われ腹が立ちました。

 攻撃的;「何を言ってるの。私だって疲れて帰ってきてるんだから遅れることだってあるわよ。そんなに言うなら、自分で食事を作ればいいじゃないの」

 受身的;「ごめんなさい。疲れていてつい・・・」

 自己表現的(アサーティブ);「つい疲れてうたた寝しちゃった、ごめんね。でも、そういう言い方はないと思うわ。こんなときには、あなたにも手伝ってもらえると嬉しいんだけど」

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

 なかなか、自己表現的(アサーティブ)というのもシビアですね。

 でも、料理のできない私はどうしたら・・・本の例にはないけれど、「献身的」な気持ちの言葉がいいな?!。

 では、それを、じっと耐えて待つとしましょうか??



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青畳と国民年金の保険料免除制度

2006-05-29 23:00:49 | 社会保険
 今日、午前中に、畳屋さんが来ました。茶の間の畳が限界なので、替えるとか・・・。その茶の間は、テレビがあって、ソファがあって、ドレッサーがあって、タンスがあってという何でも部屋です。

 帰宅してみると、青畳で、いい香りがします。○○と畳は新しい方がいいといいますが、畳って、すばらしい発明ですね。

 素足で気持ちが良いですし、畳を替えるだけでリフレッシュ気分になれますね。

オマケに、食後の菓子、美味かったです(http://zundasaryo.com/html/home.html)。

 さて、社会保険庁の年金不正が拡がっていますね。私の地元の社会保険事務局でもかなりの不正の数が今日公になったようです。

 今、私の手元に、「国民年金保険料の納付についてのご案内」というチラシがあります。

 その表面は、「口座振替がおすすめです」「保険料の前納がおすすめです」とあり、裏面が「保険料の納付が困難な場合は『保険料の免除制度』があります」となっています。

 因みに、免除には、全額免除と一部免除(1/4納付、半額納付、3/4納付)があります。

 今日、テレビを見ていたら、地域別の納付率一覧表とか納付率促進用チラシなどが紹介されていました。

 従来がどういった手法か詳しくは知りませんが、これらは、確かに民間手法的かもしれません。これに、奨励金でもかかったら、保険会社的といえるかもしれません。

 ただ、やはり気になるのは、以前のマスコミインタビューで、「そういったことはありません」と責任者が明確に答えていることですね。

 うそと隠蔽では、ストレスも溜まりますよ。
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ある日曜日

2006-05-28 21:44:54 | 雑感
 今日は、朝起きたらやはり曇天。途中で雨に降られると困るので、卓球の練習は、車で行きました。

 こう湿気が多いと、卓球をやっていても、卓球台・ラケットのラバーとも何か弾みが悪かったり・・・。まあ、微妙な違いよりは、気分の問題なのですが・・・。

 そして、卓球自体は安全なスポーツなのですが、ちょっと危ないのが汗です。汗をかいで床をぬらし、それで足を滑らせることがあるのです。

 そして、今日は夕方から、平日会えない方のカウンセリングが入っています。シャワーで汗を流し、帰宅して着替え、それから出かけました。

 まあ、休んでいるような、働いているような、1日でしたが、カウンセリングが終わって、やっとホッとしました。

 まあ、身体だけは、今のところ動けますので、それには感謝です。

 ところで、今日(5月28日)の日経新聞のインタビュー記事に江守徹さんが載っていました。

 「今もぜいたくしているから運用に回すほど金は残りませんよ。・・・仕事の後は、ごちそうを食べ、酒を楽しまないとつまらないよね。・・・金についてはなるようになれっていう心境です。安定した職業ではないから依頼された仕事は拒まないけれど、本来は怠け者。オフの日には、昼から酒を飲むこともしばしばですよ」

 私は、今日の夕飯、缶ビール1個で乾杯。ぜいたくとは言えないでしょうが、たまには、テレビのCMのように、「昼からビール」やってみたいですね。

 

 
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定年制

2006-05-27 23:57:29 | 労働
 今日も雨模様でした。天気というのは気分にも影響します。カウンセリングをしていると、「雨の日や季節の変わり目は気分がすぐれない」という利用者が多いですね。

 週末で、私もちょっと疲れ気味。卓球の夜間練習で汗かきはしてきました。

 さて、先日、マクドナルドが定年制廃止を発表しましたね。新聞によると、今後5年間で60歳に達する社員は5人程度とわずかなようです。

 私はすでにもう定年制とは関係ないのですが、会社員としてはどうでしょうか。働く意欲があり会社が能力を認めれば、60歳を超えても年齢に関係なく働けるというのは?

 プロ野球選手などは、数字がはっきり出ますので、定年制はなくても「引退」というのはあります。サラリーマンの場合は、なかなか、自分で引き時を決めるのは難しいのではないでしょうか。

 サラリーマンには人事異動はあってもそれはあくまで受け身ですよね。自分のことを自分で決めるって、サラリーマン自身が慣れていないのではないでしょうか。私は、会社を辞めてから、自分のことを自分で決断するということに結構戸惑いましたね。

 この定年制に関し、NTTドコモの初代社長だった大星公二氏が、以前日経新聞 (H18年3月13日付)のインタビュー記事で「定年退職は時代遅れ」とおっしゃっていました。

 ちょっとご紹介。
「日本の人口のうち高齢の上位10%を高齢者と定義すれば、1970年代は60歳でしたが、2000年は70歳、2015年には75歳になるそうです。

 そうであれば、定年を大幅に延長して、働きたい人には仕事をしてもらうのが一番です。

 (ーーー高齢者にはどんな仕事が適していますかーーー)

 社長時代に手がけた実例でいうと・・・相手を説得する仕事をOBに任せると、成果が上がりました。・・・若い人のコーチ役としても、ベテランが力を発揮するでしょう」

 先日は、ブックオフでパート出身の社長が誕生したし、雇用をめぐっても法律に規制されるだけではなくて、いままでの慣例に囚われないモデルがいろいろ出てきそうですね。
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プリフィックスと質問

2006-05-26 22:55:33 | カウンセリング
 今日は、昼間、S社業務で2箇所訪問。その後、キャリアカウンセリングへ。そして、夕方からは、カウンセリング会社の勉強会です。

 勉強会のテーマは、リレーションシップ構築です。ビジネス場面で、マネジメントとリレーションシップって、永遠のテーマかもしれませんが、今日の講師である先輩カウンセラーはサスガでした。

 私も、身につけたいと思います、また、今、現場で一番求めているものかもしれませんね。

 さて、話はガラッとかわりますが、先日、友人と話していたら、「プリフィックス」という言葉がありました。

 ちょっと気になっていて、インターネットで見たら、このように出ていました。

「プリ・フィックス - Prix Fixe -;フレンチやイタリアンなどのレストランで、手頃な値段で楽しめる選択型コース料理のこと。フレンチなら、前菜、メイン、デザートのそれぞが、数種類の中から選択でき、おトクに本格派のコース料理が味わえる。」(http://www.gnavi.co.jp/kanto/trend/index001.htm

 そう言えば、そんなお店ありますね、なーるほど。

 カタログギフトも同じで、自分の好きなものを一定の範囲から選べる、この自分で選べるって、うれしいんですよね。

 そういえば、今日の勉強会でも、リレーションで、上司が「こうしなさい」とすぐ言わない、ってありました。

 そして、効果的なのは「質問」。

 では、どんな質問をすればいいか・・・

 「良いねそれ、他には?」

 ただし、料理同様、食べすぎ、使いすぎにはご用心とのことです。
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「職場のメンタルヘルス対策」セミナー

2006-05-25 22:37:26 | カウンセリング
今日は、久し振りの五月晴れで、ちょっと暑いくらいでした。でも、天気予報によると、この天気も今日限りとか・・・。

 さて、今日は午後から、「職場のメンタルヘルス対策」セミナーに行ってきました。出席者は約30名。参加費無料。

 午後2時スタートで、ぎりぎりに教室に入ったら、主催者より、「講師の先生(医師)が診療が長引き30分くらい遅れるとの連絡が今ありました。到着されるまで、ビデオを見てもらいます」とのこと。

 アレッ、と思いましたが、メンタルヘルスのビデオは、ドラマ仕立てで意外となかなか面白い。ところがそのビデオが終わってもまだ先生到着せず。

 それで、2本目のビデオへ。そのビデオも佳境に入ったところで、先生到着でした。

 「では、遅れた分、なるべく早くお話しましょう」ということで話し始められましたが、さっそく横道へ。さすが、メンタルヘルスの先生は違います。

 しばらくしたら、携帯電話のなる音がします。誰のかと思ったら、ナント・・・先生の携帯です。そして、音を一旦切って、話を始めてから・・・

 :
 :

 「皆さん、ちょっと電話かけさせてください」と言って、携帯電話を取り「今、会議中なのであとで・・・」と電話です。

 いろいろ私もこれまでセミナーに出ましたが、セミナーの講師が、セミナー中、携帯電話が鳴り、また、セミナー中に電話をしたのは、初めてです。

 今日配られたレジュメに、「うつ病になりやすい病前性格」として、「几帳面、完璧主義、真正直、減点主義」とありました。

 そう、今日の先生のように、メンタルヘルスでは、遅れようが、携帯をかけようが、・・・些細なことは気にしない、ってことが大事というを、実例で受講生に教えてくれたのかもしれません?!

 

 
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研修の思い出

2006-05-24 23:33:37 | 雑感
今日は、社会保険労務士特別研修の6日目、グループ研修でした。

 油断したつもりはないのですが、朝、会場を間違えてあわて、やっと行ったら、事例案件を読んでいなくてグループ討議もチンプンカンプン。

 焦りましたが、少しずつ、あっせん申請書、答弁書の書き方といった内容で、具体的になってきました。

 夕方5:00に研修が終わってから、上野で、かつての同僚T氏、Y氏との飲みです。外は雷も鳴ったりして、風雲急を告げる感じでしたが、Y氏とは特に6年ぶりの再会でもあり、懐かしかったですね。

 当時は、お互い全国に研修で行きました。T氏は、北海道の研修から土曜日に自宅にから帰ったと思ったら、翌日の日曜日には九州の研修で前泊とか、・・・楽しかったですね。

 私が印象的なのは、松江です。出雲大社、小泉八雲宅、松江城そして宍道湖の夕日はきれいだったな(参考http://www.matsukoku-mlit.go.jp/sinjiko/photo.html)。

 研修よりも、それ以外のことが印象に残っていますね。おまけに、松江城のお堀端を歩いていたら、偶然、定年退職された元の上司とバッタリ。なんでも、観光で奥様と来られたとか・・・。

 会社にいると、研修出張でちょっとした旅めぐりもできました。

 まあ、お互い、何とか元気にやっていることで、乾杯!でした。
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年金納付 不正免除

2006-05-23 23:47:11 | 社会保険
 どうもスッキリしない天気が続きます。もう梅雨なのでしょうか?

 そんな中、不正に関するニュースが今日の朝刊にもありました(5月23日付朝日新聞)。

 一つは、社会保険事務所での偽装。本人の申請がないのにあったかのようにし、違法に保険料を免除したり、納付を猶予していたとのこと。

 特に大阪では、3万7406人分の免除などを不正に決定し通知していたとのこと。これは、主要目標である「納付率」のアップが狙いとのこと。

 この「率」というのは、要注意です。指示するサイドは、「率」というのは簡単なのですが、現場では、どうしても、意図が働きやすいのです。本来は、分子の数を上げる努力をすべきところを、今回の例のように、分母を小さくしてみたり・・・。

 ここで、私がサスガだなと感心するのが、あのイチロー選手。聞くところによると、イチロー選手は2000本安打にはこだわっても、打率にはあまりこだわらないとのこと。そうですね、率はあくまで結果であって、現場は実数にこそこだわるべきだと思います。

 さて、もう1つの記事が、金融等による損保ジャパンへの業務停止命令方針という記事。これは、生保契約の水増しとのこと。

 社会保険庁長官は損保ジャパン出身であり、偶然かどうか、不正記事が並んでしまいました。

 私は、保険会社におり、今は社会保険労務士として、正直ちょっと複雑な気持ちで記事を読みました。記事には、「プレッシャー」という言葉が何回か出ていましたが、目標達成とプレッシャー、公務員の世界にも入ってきていますね。
 

 

 
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法テラス

2006-05-22 23:34:45 | 労働
 今日は、社労士特別研修の5日目。280ページの厚い教材が終わりました。もっとも、ビデオ視聴なので、1回は自分で読み直さないとでしょうが、まだエンジンはかかりません。このあとは、ゼミナール形式の研修になるということですが、どうなることやら・・・。

 ただ、今日の講義は、個別労働紛争解決制度についてでしたが、弁護士の視点も入り具体的でおもしろかったですね。

 講師が、「今の社会は派遣関係に象徴されるように“人を使うけれども雇わない”」と言っていましたが、なかなか面白い指摘だな、と思いました。

 「雇用・就業の多様化」とかいいますが、正社員雇用はなかなかハードルが高いし、非正規雇用が確かに増えています。

 そして、紛争解決には、民事調停、少額訴訟、通常訴訟、労働審判 等、重装備のものからそうでないものまでいろいろあるようです。

 では、もし、実際に紛争になったら、なりそうだったらどうしたらいいのでしょう。

 今日の講義では、そんなときのナビゲーションとして、“法テラス”というのが紹介されていました。(参考http://www.moj.go.jp/SHIHOUSHIEN/about.html

 まあ、いろいろな紛争解決制度のメニューが出てきましたが、少なくともこれからは泣き寝入りといったことは少なくしていかなければなんでしょうね。
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