今日は午後「戦略的人事制度と企業責任~今後の成果主義の課題とCSRへの対応~」という題のセミナーに出ました。
講師は、労働政策研究・研修機構の研究員の藤本氏です。会場はほぼ一杯で約150名です。受講料 無料。
私は、成果主義の構築の仕方を期待したのですが、研究員ということで、各種の調査研究から、成果主義の課題等を上げられていました。
ちょっと面白かったのが、企業の人事担当者が成果主義を導入していないと答えている企業でも、そこの企業の従業員の45.4%が「成果主義が導入されていると思う」と答えている、とのことです。
企業と労働者との認識にミスマッチがあるんですね。また、それほど、成果主義って、漠然としたものなのかもしれませんね。
そして、成果主義の問題点として、労働者が上げる上位3つは、
1.成果の判定が困難な部署がある
2.評価者によって評価がばらつく
3.部門によって評価に差が出る
とのことです。
どれも、うなづける点ではありますね。
先日のオリンピックの競技にも評点競技がいろいろありました。でも、あまり評価の厳密を求めすぎると、「失敗をしないように」とか「チャレンジが削がれる」というマイナス思考になりがちですよね。
今日の日経新聞では「住友商事 10年目まで完全年功制」という見出しで「住友商事は4月から、入社後10年までは同期社員の昇格や賃金に差を付けない完全年功制を導入する」とありました。
でも、サラリーマンって、サラリーマン同士で、「差がつく」のも不満だけれど、「差がつかない」というのも不満になるのではないかナ。
結局、「差」の認識が共有できるかどうかだと思うのですが、いかがでしょうか?
講師は、労働政策研究・研修機構の研究員の藤本氏です。会場はほぼ一杯で約150名です。受講料 無料。
私は、成果主義の構築の仕方を期待したのですが、研究員ということで、各種の調査研究から、成果主義の課題等を上げられていました。
ちょっと面白かったのが、企業の人事担当者が成果主義を導入していないと答えている企業でも、そこの企業の従業員の45.4%が「成果主義が導入されていると思う」と答えている、とのことです。
企業と労働者との認識にミスマッチがあるんですね。また、それほど、成果主義って、漠然としたものなのかもしれませんね。
そして、成果主義の問題点として、労働者が上げる上位3つは、
1.成果の判定が困難な部署がある
2.評価者によって評価がばらつく
3.部門によって評価に差が出る
とのことです。
どれも、うなづける点ではありますね。
先日のオリンピックの競技にも評点競技がいろいろありました。でも、あまり評価の厳密を求めすぎると、「失敗をしないように」とか「チャレンジが削がれる」というマイナス思考になりがちですよね。
今日の日経新聞では「住友商事 10年目まで完全年功制」という見出しで「住友商事は4月から、入社後10年までは同期社員の昇格や賃金に差を付けない完全年功制を導入する」とありました。
でも、サラリーマンって、サラリーマン同士で、「差がつく」のも不満だけれど、「差がつかない」というのも不満になるのではないかナ。
結局、「差」の認識が共有できるかどうかだと思うのですが、いかがでしょうか?