レンレンのひとりごと…

毎日のお弁当・手作り料理・手しごと・おでかけ。そして、ひとりよがりな日常のプチエコと黒猫万君との日々…。

世界最大最古のピラミッド~パワー絶大!神秘の皆神山

2019-10-09 |   ├ 長野

世界最大最古のピラミッド所以のその全景をどうしても眺めたくて「尼巖山・奇妙山 岩沢登山口」まで行って来ました。
本当は尼巖山に登ってその頂上から拝みたかったが、ここ数年、オッサンの股関節が悲鳴をあげて山登りどころではないので車が行けるこちらから眺めてきました。
地元の方からしたら、訝しげな行動に見えるかもしれませんね^^;

いつもグーグルマップの航空写真を眺めてうっとりしている私にとって憧れのお姿。
でももう少し裾野から全景が見えたらもっと感動するかも…と思い、今度行ったら何処から眺めようかと、また地図とにらめっこしています。
どんだけ皆神山loverなんだと自分でも呆れています。

皆神山(みなかみやま)は、長野県長野市松代、標高659メートルの火山です。
名前の如く皆が神の山、神が宿る霊山として信仰され、修験道も盛んでした。
また、松代群発地震の震源地であります。
山が光るとか、UFOが発着するとか、色々摩訶不思議な言い伝えがあります。

私が初めて皆神山を知ったのはグーグルマップをお散歩していて。
テレビで観て何処の事か記憶が曖昧だった、世界最大最古のピラミッドで深夜に発光するパワースポットの山を思い出し、それと皆神山がリンクした途端、行きたくて居ても立っていられなくなりました。
実は春に松代に訪れて直ぐ近くをうろうろしていたんですけど、その頃はまだ存在を知らなかったのです。

春に訪れた時のブログ記事はこちらから
✔ 信濃の国 城跡と温泉の旅*上田~善光寺

 

 

「尼巖山・奇妙山 岩沢登山口」から車で約10分。
皆神神社 ピラミッド参道入口の看板を過ぎました。

 

 

ギリギリ車が行き交える山道を登っていきます。

 

 

2~3分走って右手に現れたのは岩戸神社。
足が痛いというオッサンを車に残し、ひとりで参拝しに行きました。

 

 

登っていくと横穴古墳のような石室があります。

 

 

中には鏡が祀られていました。
御祭神は天照皇大神。
そうあの天の岩戸伝説のアレです。
この洞窟はピラミッドの入口とも言われているものです。

もう不気味なの何のって…。
何の生き物か分からないけど、すぐ傍でガサガサ音がしたと思ったらホーっと叫び声。
ひとりで登ったのを後悔。
手を合わせたらすっ飛んで車まで戻りました^^;

 

 

岩戸神社から車で5分くらい登ると扁額に「皆神山」と書かれた随神門があります。

 

 

駐車場にある『世界最大最古の皆神山ピラミッド』の看板。
ところどころハゲて読みづらくなってます。
真に受け、得意になって吹聴して歩いたら、お頭を疑われそうな内容がびっしり書かれてます^^;

 

 

神が宿る山、霊山として信仰されていた皆神山にはいくつかの不思議な話が伝わります。
天の岩戸然り、鷹狩りをしていた田丸のお殿様を大天狗が「皆神山で殺生はするな」と叱った話、侍従坊の着物を無理に借用したので城下が大火を起こした話、修行僧たちの野荒しをキツネの仕業にしてしまい、キツネの詫証文をとった話などがあります。

 

 

駐車場に車を止めてから気がついたのですが、随神門の手前には皆神神社の扁額が掲げられた鳥居がありました。
平成18年建立されたそうです。

 

 

鳥居、随神門をくぐった先には、境内社の侍従神社が鎮座しています。
御祭神は、皆神山の修験道を完成させた侍従大神。
子育て・寿命・火防の神さまとして篤く信仰されています。
参道の先が熊野出速雄神社ではなく侍従神社というが不思議!
何故なんだろう?

 

 

拝殿にはお守りやおみくじ、御朱印をセルフで拝受する事ができます。

 

 

初穂料300円を納めて御朱印を頂きました。

 

 

侍従神社の左には侍従大神が入定した百躰入定所があります。

 

 

百躰入定所の周りの草が刈られ不思議な空間が広がります。
古墳?まさかゴルフ場?と冗談を言っていたら、あちこちにゴルフボールが転がってました。
この山の持ち主のプライベートゴルフ場と思って調べたら、「皆神山ゴルフクラブ ショートコースゴルフ場」といゴルフ場だった。
フェンスもネットも何もない。
おおらかな造りにびっくり(@_@;)

 

 

こちらが熊野出速雄神社。
侍従神社の右手の参道の先に鎮座しています。
順路的に侍従神社から参拝しましたが、こちらが皆神神社の本社です。
創建は養老2年(718)、1300年余りの歴史がある神社です。
ご祭神は、主祭神に出速雄命、、伊邪那岐尊、伊邪那美尊、速玉男命、予母都事解之男命、脇座に舒明天皇、古人大兄皇子の7柱がお祀りされています。
まさしく皆神様です。

 

 

右手には古い祠の境内社が並んでいます。

 

 

左手には新しいお社が。

 

 

天地カゴメ之宮。
読めば読む程意味が分からない何やら怪しげな石碑が建ってます。
ダビデの星が入った菊紋が更に怪しさを醸し出してます。
もしやこの山は新興宗教に乗っ取られているのか?
思わず小渕沢の身曾岐神社が頭に浮かんでしまいました^^;

 

 

熊野出速雄神社の後ろにあるのは、樹齢約1200年とされるご神木・ヒムロビャクシン。

 

 

御神木の更に奥、この山の頂上に鎮座するのが富士浅間神社です。

 

 

富士浅間神社の裏には、穴があって結界が張られていました。

 

 

覗いてみると想像していたより浅い穴。
コインが投げ込まれていました。

 

 

その他にも境内社多数。
神木・ヒムロビャクシンの傍に鎮座する嘉佐八郎社。

 

 

参道脇には天満宮。

 

 

池の中央に鎮座する弁財天。
川はなかったので雨水がたまった池なのかな?水が黒く淀んでいました。

 

 

なんとこの池が「皆神山のクロサンショウウオの産卵池」だそうで市指定天然記念物です。
標高の高いところできれいな自然水でないと生息できないそうだが、この黒い水が産卵池とはおったまげです!

とまあ憧れてやまない皆神山を眺めて登って参拝して。
大満足のひとときでした。

 

 

皆神神社(熊野出速雄神社)
長野県長野市松代町豊栄 5464-2
http://www.minakami-jinja.jp/
TEL : 026-278-3703
備考 : 駐車場有(無料)
アクセス : 長野ICから車で約30分

御祭神 : 出速雄命 伊邪那岐尊 伊邪那美尊 速玉男命 予母都事解之男命、舒明天皇 古人大兄皇子
社格 : 村社
創建 : 養老2年(718)

 

 

 

小布施堂「朱雀」と松代散策(2019年9月29日)~関連記事

 

 

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1 コメント

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自然数の本性(もろはのつるぎ) (「アマテラスの暗号」)
2023-11-21 14:23:32
 ≪…『世界最大最古の皆神山ピラミッド』…≫を、数の言葉ヒフミヨ(1234)から[π体]と・・・
 
 数の言葉ヒフミヨが、わらべうたの起源と関連するとか・・・

 ヒフミヨは天岩戸の祝詞かな
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