野沢凡兆
門前の小家も遊ぶ冬至かな
35×17cm
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【口語訳】
冬至の日を祝ってお寺も休み。お坊さんたちも休んでいる。
その寺の門前の小さな店もお休みで、家の者たちものんびり遊んでいる。
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江戸時代には、冬至の日はどの家も働かずに休んだそうです。
僧侶も一日の暇が与えられたとか。
この日から、日照時間が伸びるので、
生命の復活する節目として祝う習慣があったといいます。
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しばらく、コラ書が続いて疲れましたので
力を抜いて、俳句など。