行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

早咲きの梅とメジロ

2020-02-19 20:00:05 | 花と小鳥
2月初旬、
稲城中央公園に紅梅が満開に咲いていました。
毎年、1月から2月にたくさんの花をつける梅です。


公園の斜面、
枝を四方八方に伸ばして、その枝いっぱいの花、
その一画が紅色に染まっていました。


濃いピンク色の梅、
花びらから飛び出すばかりの勢いで蕊が出ています。


その梅の花にさっそくミツバチも吸蜜に来ていました。


花蜜が大好物、
メジロも一家でやってきました。


体を捩り、嘴を蕊の中に入れて、
梅の花の蜜を吸います。


この梅、毎年たくさんの花をつけます。
空の青い晴れ日は鳥撮りには絶好なのですが、
花数が多いせいか、花の陰影が鳥に被ってしまいます。


咲きはじめたばかりの白梅、
翼を広げた天使のようなメジロが撮れました。
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梅にシジュウカラ

2020-02-18 20:00:49 | 
まだ蕾の遅咲きの梅の木に
シジュウカラが数羽、
枝から枝へ、地から枝へと動きまわっていました(2/12)。


シジュウカラ、
スズメを除くと市街地で最もよく見られるお馴染みの野鳥です。


都市公園の小さな梅園、
蕾が膨らみ出した遅咲きの梅にシジュウカラの姿、
カメラを向けても遠くに逃げずに、
枝から枝へと忙しく移動しながらも梅林に留まってくれていました。


個体数が多いので、あまり尊重されませんが
上面(背部)は青味がかった灰色に少しの黄色も見られ、
けっこう羽色も美しい小鳥です。


喉から胸部にかけてのネクタイとも称される黒い縦帯が特徴です。
このネクタイ雌より雄の方が太くなります。
上写真は雄の個体です。


淡色がきれいな背部を後ろから一枚。
風切羽の模様もきれいです。
頭頂から眼のあたりまでは黒色の羽毛、
頬および後頸は白い羽毛と白黒で分けられています。


けっこう素早く動きまわるシジュウカラ、
尻尾を上げ、体を前に突き出すこんなポーズがお得意です。
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モズの雄

2020-02-17 20:00:04 | 
1月下旬から2月上旬、
いろいろな場所に雄モズを撮りました。
精悍な顔つきに猛禽類のような嘴、
写真映えがして、好きな野鳥です。


採餌に失敗して再トライ中の雄モズ、
男前の厳しい顔つきです。


毛並みを大きく乱して、
俺って「ワイルド」。


藪の中の雄モズ、
ハリエンジュの棘のある枝にとまって澄まし顔。


河原の雄モズ、
水辺のコンクリートで一休み。


上と同じ個体。
黒い過眼線が太くて立派、
眼もパッチリとしたイケメンです。


昭和記念公園の日本庭園、
椿の紅い花の近くにとまっていた雄モズの正面顔を。


日本庭園のきれいな場所が縄張り(住居)、
どことなく上品に見えます。

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ツグミ、シロハラ

2020-02-16 20:00:27 | 
散歩道である多摩丘陵、
昨年も冬鳥の数が少ないと感じましたが、
今年はさらに少ない。
数年前は、またかというほど多く見たツグミやシロハラも、
見る機会が少なくなり、貴重に思えます。


畑にいたツグミ、
人の気配を感じるとすぐに後ろ向き、
遠ざかろうとします。


真冬は地上で餌を探すツグミ、
木の枝にいる姿はあまり見ません。


水辺の砂地のツグミ。
河川敷にも見られる冬鳥です。


ピントが少し外れてしまいましたが、
飛びたつ瞬間、羽を広げたツグミ。


北風が強く、寒い日のツグミ。
太っているわけわけてでなく、
体を膨らませて、寒さをしのいでいるようです。


シロハラ。
ツグミと同じく、ヒタキ科ツグミ属の冬鳥、
体型も大きさもツグミによく似ています。
地上で餌を探すのも同じです。 


腹部が白いのでシロハラ。
羽色は褐色と灰褐色、
よく見るとシックな色合いです。
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2月のルリビタキ

2020-02-15 20:00:49 | 
2月初旬の薬師池公園にて、
ルリビタキ♂、春を意識して、明るいトーンにして見ました。


この日は好天で明るい日、
ポートレート風に露出をプラス補正で。


光の当たる葉を前ボケに輝かせて、
ルリビタキのいる風景。


木の幹枝を額縁にして。


緑を背景にして。
日射しもずいぶん強くなり、
すっかり春のようです。


青い空とルリビタキ。
やや暗いところの低木を好むルリビタキ、
青空が背景に入ることはあまりありません。


12月~1月に比べると
背景の山斜面にも緑色が目立つようになりました。
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春の気配とジョウビタキ

2020-02-14 20:00:52 | 
今年は冬鳥が少ない中、
ジョウビタキにはよく遭遇します。
警戒心が弱く、明るい場所にも出てきてくれる上、
色彩があり、必然的にレンズを向ける機会が多くなります。


春が近づいている感のある明るい背景に
見返りポーズのジョウビタキ♂(2/3)。


日々、日射しが強くなり、
道ばたに緑色が目立つようになっています。


木の小枝で可愛いポーズ。
背景にはカワヅサクラの蕾、
すっかり膨らみ、ピンク色が目立ってきました。


明るい場所を好むジョウビタキ、
人工物にもよくとまります。


ネギ畑を背景に逆光でジョウビタキ♂。


ワンカットだけで、
少し枝も被りましたがジョウビタキ♀。
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コゲラとマユミの種実

2020-02-13 20:00:42 | 
1月の末日、
マユミの樹でコゲラが実殻、種実を突いていました。


コゲラ、
英名はJapanese Pygmy Woodpecker。
日本列島など、東アジアの限られた地域に生息する小さなキツツキ、
市街地に近いところでも、
傷んだ木の幹や枝を突いている姿が見られます。


真冬になってもまだ残っていたマユミの実殻に
コゲラの姿がありました(1/31)。


マユミの実を手でつかんで、嘴で種を突いています。
けっこう器用なようです。


上手にマユミの紅い種実をとりだし、
くわえることができました。


主食は昆虫などの節足動物、
傷んだ木の幹や枝を突いて虫を捕食します。


嘴で木を強く連続して叩いて音を出すドラミングをします。


羽色は灰褐色と白のまだら模様、
キツツキの仲間にしては地味な配色です。
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河原のカワセミ

2020-02-12 20:00:24 | 
多摩川の河原、
枯萱の中にできた小さな水たまりに
雌雄のカワセミがかわるがわるにやってきました。


多摩川川辺のコンクリート石に背中の水色を輝かせて、
雄カワセミがとまっていました。
穏やかな冬の日、川の水も水色、ゆったりと流れていました。


カワセミ君、
河原にできた小さな水たまりの枯萱にとまりました。
法面のコンクリートを下りて、そっと近づいて見ました。


石の上にとまったカワセミ君、
日の光を受け、羽を輝やかせていました。
特に、両翼の間の水色の羽は金属光沢に輝き、鮮やかです。


雄のカワセミがいなくなった後、
水たまりの枯萱には、雌のカワセミがやってきました。
雌は嘴の下側が濃いオレンジ色なので雄と区別ができます。


水たまりに飛び込んだ雌カワセミ、
小魚をゲットした様子です。
小さな魚、頭を下に縦にして、簡単に飲み込んでしまいました。
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冬のセキレイ4種

2020-02-11 20:00:02 | 
1月~2月の水辺に写した身近なセキレイの仲間を4種、
キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイそしてタヒバリです。


キセキレイ。
平地から高山までの水辺、
冬は都市部の小さな流れでも見られます。
セキレイの仲間、胸から腹にかけて黄色いのでキセキレイ。


水辺に散歩道のある小さな流れに見つけた冬のキセキレイ、
夏は喉下が黒くなり、胸から腹も黄色がもっと強く出ます。


多摩川のハクセキレイ。
個体数も多く、水辺から離れたところにも見られますが、
多摩川の水辺にも多くいます。


多摩川の砂地を餌を探しながら近づいてきた水辺のハクセキレイ、
水に歩く姿が写りました。


これも多摩川にて、
セグロセキレイ。
ハクセキレイに似ますが、頬が黒いのがセグロセキレイ、
ハクセキレイは頬が白色です。


多摩川にて、タヒバリ。
ヒバリの名がありますがセキレイの仲間、
キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイは留鳥または漂鳥ですが、
タヒバリは渡りの鳥、日本では冬鳥になります。
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オオバンとカワウ

2020-02-10 20:00:44 | 
オオバンとカワウ、
両者とも黒い、正確には黒っぽい水鳥です。


クイナ科オオバン。
多摩川の河原、陸地に上がって餌を探していました。
主に水の中で水生植物や魚類、昆虫などを食するオオバン、
陸地にも好物があるようです。


同じクイナ科のバンより大きいのでオオバン。
全体に丸みのある体型です。
上は逆光での写真、全体が真っ黒に写っています。


水の中のオオバン、
をこちらは順光です。
オオバンの羽色、
頭部や頸部は黒色、胴体は灰黒色に見えます。


全体が黒っぽいオオバンですが、
くちばしと額が白色で、虹彩が紅色です。


カワウ。
全体が黒褐色、頸部の白色は婚姻色が少し現れているようです。
虹彩はエメラルドのようなあざやかな緑色です。


水が緑色の冬の池、
池の倒木にカワウが羽を乾かしていました。
後頭部に婚姻色の白色が出ています。


群れていることの多いカワウですが
里の溜池に休暇にでもやってきたように
ゆったりと過ごしていました。
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