行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

アオジとホオジロ

2020-02-29 20:00:12 | 
2月の里山の田んぼ、藪の中で
アオジそしてホオジロを写しました。
両者ともホオジロ科、ほぼスズメと同じ大きさの小鳥です。


田んぼの畔で草の種を探していたアオジの雄。
人の足音に気が付いたか、
近くの藪の灌木に逃げとまりました。


窓枠のような灌木の枝の間にアオジの雄。
雄は頭部は緑がかった暗灰色で覆われ、
眼と嘴の周りが黒色になります。


木漏れ日の枝にちょっとの間とまったアオジ雄、
けっこう警戒心が強く、すぐに藪のなかに逃げ込みます。


冬の田んぼに餌を探すアオジの雌。
雌は黄色の眉斑が見られます。
眉斑が雌雄を見分けるポイントになります。


正面からアオジの雌。
雄に比べて、体色が地味です。


里山の藪地にホオジロの雄。
頬、眉斑の白色と過眼帯が黒色、
黒と白のコントラストがはっきりしているのが雄の特徴です。


ホオジロの雌。
過眼線が褐色で頬、眉斑の白色も鮮明ではありません。
全体的に雄に比べ雌の方が淡色です。[
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ハリエンジュの林にて、カシラダカなど

2020-02-28 20:00:28 | 
河川敷での自転車のオフロードレースを撮った後、
すぐ近くのやはり河川敷のハリエンジュの林で鳥撮り(2/11)。


カシラダカが藪の中から出てきて、
ハリエンジュの枝にとまりました。


ホオジロ科カシラダカ。
日本では冬鳥として、九州以北に渡来、
平地から山地の明るい林や林縁、アシ原などに生活します。


逆光で被写体が暗かったので、D-ライティング処理、
カシラダカの特徴の羽色、背部の紅い鱗模様がきれいに写りました。


オナガが数羽で現れて藪のハリエンジュに。
けっこう警戒心が強く、
藪に隠れながらすぐに逃げていきます。


オナガ、尾が長く、水色の翼、外観は上品な鳥です。
でも鳴き声はギー、ゲェーと大きな濁声、上品とは言えません。
カラスの仲間です。


木漏れ日を受けて、モズの雄。

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2020稲城クロス

2020-02-27 20:00:39 | 風景
建国記念日の2月11日、
多摩川の土手を歩いていると、
河川敷にたくさんの人だかりそしてたくさんのスポーツ自転車が。


自転車のオフロードレースが行われているようです。
ゴールゲートもつくられ、
実況アナウンスの声が響き渡り、ずいぶんと盛り上がっています。


「稲城クロス」
多摩川の河川敷コースでのシクロクロスバイクのレース、
ロードバイクより太いタイヤを履いたシクロクロスバイクが
河川敷に特設された凸凹道、砂利道コースを周回して順位を競います。
今年で4回目となるイベントとのことです。


コースの外れに下りて、
選手の走る姿を背後から写して見ることにしました。
ちょうど鳥撮りにと望遠ズームを持ってきていました。


ここは昨年の台風19号による洪水に埋まった場所、
コースは多くの流木、枯草、土砂が流れてきていましたが
除くものは除き、利用するものは利用して、コースが造られたようです。
常設ではなく、この日のためだけに造られた特設コースです。


この選手、ユニホームに新潟の文字、
全国から参加者が集まって来ているようです。


すぐ近くから望遠、
けっこう迫力のある写真が撮れます
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カルガモで鴨の脚

2020-02-26 20:00:51 | スナップ
岸辺に上がっていたカルガモ、
雌雄ともに地味色ですが、
脚は他の鴨と同じく、鮮やかなオレンジ色です。


望遠レンズを抱えての散歩道、
なにも現れてくれないので、
岸に上がっていたカルガモの脚に焦点をを合わせて一枚。
今日は鴨脚が話題です。


カルガモ、地味な体色ですが、
脚は鮮やかなオレンジ色とよく目立ちます。


最近のあるクイズ番組で、
鴨脚樹の読み方の出題がありました。
鴨の脚が銀杏(イチョウ)の葉に似ているところから、
中国では鴨脚樹はイチョウのこと、
それが日本に伝わり、鴨脚樹はイチョウと読ませるようです。


鴨脚という名、
珍名さんでも紹介されていました。
イチョウさんと読みます。
もともとは下鴨神社の関係者が使った名字、京都に多いそうです。


カルガモの中に一羽マガモの雄と思いましたが
どこか違和感があります。
カルガモとマガモのハイブリットです。
体色はほぼマガモの雄ですが、嘴はカルガモです。


念のためにマガモのカップルを写して見ました。
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青い鳥

2020-02-25 20:00:29 | 
「新型コロナ」ひと昔前だったら車の話、
いまは中国発の病原ウィルスによる感染症。
このウィルス、感染力が強く、完全に防御するのはとても難しいとのこと。
日本でも全国に感染が広がりはじめ、たいへんな事態になりつつあります。
いまは、国民一人一人が手洗いの励行、可能な限り人込みを避けるなどして、
自らが感染しないように取り組むことが肝要なようです。
しいては、それが全体の感染拡大を抑制することにつながります。

コロナよりブルーバードが好き、
人込みのない近くの自然公園で青い鳥を写してきました。


薬師池公園のルリビタキ♂、
定番のお立ち岩でポーズ。


木の葉を前ボケにして。


見返り風、後ろ姿。


日陰のルリビタキ、
青色が濃く見えます。


午後の日を受けて、
池のカエデにカワセミ♂がとまりました。
斜め前から狙えますが枝が胴体に被ります。


カワセミ君、場所を変えてくれました。
今度は枝被りなしで写せますが逆光、
D-ライティングで画像処理、陰の部分を起こしています。
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帰り道

2020-02-24 20:00:41 | 風景
2月6日、
昭和記念公園立川口から立川駅まで、
夕刻の街景色に、カメラを向けながらゆっくりと歩きました。


公園を出ると時刻は16時近く、
灯かりが灯るビルの上に白い月が出ていました。
この日は北風の強い日、
空気が澄み、夕刻まで青空がきれいです。


思い切り、露出をアンダーにして、
ビルとクレーンの縦横斜めの直線をねらって見ました。
空が深い青色、
建物とクレーンの質感を際立たせています。


やはり露出を-2.0アンダーに補正して、
深い青色の中に赤白のクレーンそして赤白の看板を。


モノレールとビルの間の陰影道、
冬の夕日がビルにあたり、
明暗差が大きく、普段はレンズを向けるのを避ける場所です。
実験的に、露出アンダー(補正-1.0)で写して見ました。
コントラストがしっかり出て、いい感じになりました。


2階の通路から、お遊び写真。
ガラス扉に写り込む横断歩道の風景を。
オレンジ色のジャンバーの男性、
太い人と細い人の両方に写っています。


駅近く。
2階通路から夕刻の街景色を。
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紅梅にジョウビタキ

2020-02-23 20:00:06 | 花と小鳥
昭和記念公園のこもれびの里、
咲きはじめた紅梅にジョウビタキが
うまい具合にとまってくれました(2/6)。


ジョウビタキの雄。
今シーズンになって、
本ブログにも数回登場しているお馴染みの冬鳥。


2月6日の昭和記念公園にて。
目で追いかけていると、
期待どおり咲きはじめの紅梅にとまってくれました。


花に小鳥の絵、
メジロ以外ではなかなか撮る機会がありません。
花との組み合わせで再再度の登場、ジョウビタキ雄です。


地上に下りて餌を探しては
樹の低枝にとまることを繰り返していました。
警戒心はあまり強くないジョウビタキ、
餌を探しているときはすぐ近くまで近づくことを許してくれます。
トリミングなしの一枚です。


この日はときどき強い北風、
自慢の「白髪」が風で乱れます。


上とは別のジョウビタキの雄。
こちらの個体はより白くきれいな「白髪」の持ち主です。


明るい場所も隠れるところがなくても平気、
堂々として、臆すところがありません。
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昭和記念公園冬景色

2020-02-22 20:00:02 | 風景
暖冬の今年ですが、
2月6日は、北風の強いとても寒い日となりました。
そんな日、なぜか昭和記念公園に行き、
公園の冬景色を写していました。


昼近く、西立川口から入場、
北風が強い寒い日でしたが、空は雲一つない青空です。
落葉針葉高木のメタセコイア、
葉が落ちた後、褐色の雄花がたくさんぶら下がっていました。


いつも通らない残堀川沿いの道を歩いて見ました。
残堀川をはさんだ向かい側に蔦がびっしりと絡んだ煙突を見つけました。
立川基地跡地(留保地)に残る煙突です。
青空だとこんな物でも絵になります。


こもれびの里、
紅白の梅が咲きはじめ、見た目はもう春の様子です。
しかし、この日は風が冷たく寒い日、
昭和記念公園にはめずらしく、人がほとんどいません。
周遊のパークトレインもガラガラです。


午後の逆光で日本庭園の池。
風で水面が揺れ、日の光に輝きます。
立春を過ぎ、日の光は確実に強くなってきています。


日本庭園にはやはり松。
二本の松が植えられている手前の小さな島、
石で亀を形どっているそうです。
なるほど、頭が向こう側です。


気がつけばもう間もなく16時、
帰路を急ぎ立川口へ。
出口付近の噴水、低くなった夕刻の日があたり、輝いていました。
露出を思い切りアンダー、絞りも絞って、
沈み始めた太陽と噴水を撮って見ました。


ときどき突風が吹き、
噴水の水が大きく揺れます。
面白いので、揺れた瞬間を高速シャッターで。
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セツブンソウ

2020-02-21 20:00:44 | 花,植物
2月6日、北風が強く寒い日でしたが、
早春の可憐な花、
セツブンソウが咲きだしているというので、
昭和記念公園に出かけました。


セツブンソウ(節分草)、
雑木林などの半日陰地に生息するキンポウゲ科の多年草、
早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせるのでこの名があります。


しかし、実際の野外ものの開花は節分より遅く、
一般には花期は2月~4月と記されています。


ここ昭和記念公園のセツブンソウ、
こもれびの里休憩棟付近の野外に群生していましたが、
今年は暖冬のせいなのか、1月中旬過ぎに咲き出していたようです。
2月6日、寒い日でしたが、たくさんの花が見られました。


花は茎先に一つ、直径2~2.5cmの白色、
花柄は1cm弱、茎葉から伸びます。


花弁に見えるのは花弁状の萼片、
広楕円形で先端が尖ります。
萼片は普通5枚ですが、この花のように6枚以上になるものもよく見られるそうです。
ほんとうの花弁は萼片の内側にある先端が2裂した橙黄色の部分、
5~10個つきます。
雄蕊は多数あり、葯は淡紫色。雌蕊は2~5個。


日あたりに咲いていたセツブンソウを
近くによってマクロレンズで。
レンズのせいか、日の具合のせいか、
他の写真と色が少し変わって映りました。


こちらは望遠ズームで。
手振れ補正のついている望遠ズームの方が撮影が楽、
小さな花の撮影ですが、こちらを使うことが多くなってしまいます。
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マンサクの花

2020-02-20 20:00:15 | 花,植物
2月8日の散歩道、
初春の花、マンサク(万作)が咲き始めていました。


竹の緑の葉を背景にマンサク(万作)の花。
昨年の葉がたくさん残っているので
正確には、シナマンサクでしょうか、
寒い日にもかかわらず花を開き始めていました(2/8)。


マンサク科マンサク属の落葉小高木、
花弁は4枚、黄色で長さ1.5cmほどの細長いひも状、
雄蕊は4個、雌蕊は1個、萼片4枚で赤褐色です。


マンサクの名は、
早春、他の花に先駆けて「まず咲く」ことからが有力ですが、
枝いっぱいにたくさんの花をつけることから、万作という説もあります。


里の道に咲いたマンサク。
上の花より濃色、花弁も少し小さいように思えます。
マンサクにはマンサクとシナマンサクがありますが
よく似ていて、筆者には区別がつきません。
昨年の葉が多く残るとシナマンサクということなので、
これもシナマンサクのようです。


自宅近くの公園を除いて見ると
花弁が紅いマンサク、
アカバナマンサクも同じように花を開き始めていました。
暖冬のせいか、昨年より早い開花です。


アカバナマンサク、
マンサクとシナマンサクとの交雑種とも、
マルバマンサク(丸葉満作)の変種とも言われているようです。
植物の品種は難しい。
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