行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

エナガとメジロ

2023-01-31 20:00:44 | 
12月中下旬の散歩道に写したエナガとメジロを掲載。
いずれも小鳥の中でも小型の鳥です。


夕刻の曇り空、
エナガが数羽、木の枝から枝へと忙しくと動きまわっていました。
空が白くて逆光、条件が悪くレンズを向けるのをあきらめていると、


その一羽が木の下の草の種を食べに下りて来ました。
ここなら背景に空が入らずにはっきりと写ります。
しかも、近距離に来てくれました。


600mmの望遠ズーム、
ほぼノートリで小さなエナガを大きく写せました。


やはり夕刻の散歩道、
木にたくさんついた黒い実をエナガが数羽で啄んでいました。


この黒い実から木はムクノキのようです。
ムクノキの実は小鳥たちに人気の実、
エナガも好物のようです。


一年中見られ、数も多いメジロ、
目の周りが白色なので目白(メジロ)の名です。


小さくてすばやい動きのメジロ、
梅や桜の花蜜に採餌に来たときにレンズを向けることの多い小鳥です。


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モズ♀とスギの花

2023-01-30 20:00:16 | 鳥と植物
年末の散歩道、
栗の木にとまったモズがいろいろポーズをつくってくれました。


望遠ズームを抱えての散歩道、
モズが地面から飛び上がり、栗の木の枝にとまりました。


過眼帯が短く、黒ではなく褐色、
雌モズです。
肉食のモズ、小鳥ですが、嘴が猛禽類のように鉤状です。


前を向いた顔はどこかフクロウのように見えます。
腹部にははっきりした鱗模様、
モズ雌の特徴です。


しばらく栗の木の枝にとまり、
キョロキョロ、いろいろな角度から撮れました。


モズを写して少し歩くと、
スギの木に黄色の花がついていました(12/21)。
まだ花粉は出していないようですが、
2月中旬頃から大量に花粉を出します。


雌雄同株のスギの花、
枝先につくという雌花を探して見ましたが
まだ咲いていないのか、よくわかりません。


大麦、小麦どちらでしょうか、
公園の畑にムギの芽がきれいに並んで出ていました。
「麦踏み」、最近はあまり行わないとのことですが
霜柱から守り、芽を強くするため行う冬の農作業、懐かしい響きです。

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コゲラとユズリハの実

2023-01-29 20:00:53 | 鳥と植物
12月21日、
望遠ズームを抱えて、
自宅近くの稲城中央公園に。


2022年も残り10日、
そして、朝晩の寒さが厳しくなってきました。
公園の黒土に霜柱ができていました。


霜柱のすぐ横にユズリハの木が実をぶら下げていました。
ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木、
暖地の山地や広葉樹林内に自生しますが、
庭木としてもよく利用されます。


新しい葉が出てくると古い前年の葉が
譲るように落葉していくことがユズリハの名の由来だそうです。
これが親が子に引き継ぎ、家が代々続いていくことを連想させることから、
縁起木とされ、正月の鏡餅飾りや庭木に使われます。
果実は長さ8〜9mmの卵状楕円形の核果で、11〜12月に藍黒色に熟します。


稲城中央公園、数年前までは小鳥、冬鳥がもっと多く見られたのですが、
年々少なくなっているように感じます。
そして、今年は特に少ない。


それでも、林の中からコツコツと音が聞こえてきました。
そのあたりを探すとコナラの幹を突くコゲラがいました。


コゲラ(小啄木鳥)、
全長15 cmほど、スズメと同じくらいの大きさのキツツキです。
羽色は灰褐色と白のまだら模様、
日本に生息するキツツキとしては最も小型です。


頭を勢いよく振って木を突くコゲラ、
頭部がぶれて写ることが多くなります。
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12月のカワセミ

2023-01-28 20:00:01 | 
12月18日の薬師池公園にて。


この日は冬晴れ、青空がきれいでした。
そして間もなく冬至、
まだ昼前でしたが太陽がずいぶん低い位置にありました。


青空にカツラの黄葉がきれいに映えていました。
ふとウクライナの人たちのことを思いました。
なにも悪い事はしていないのに、悲惨なことになっています。
早く、ロシアが撤退、戦争が終わって欲しいものです。


この日は鳥撮りが目的、
重たい望遠ズームを抱えてきました。


しかし、小鳥にはなかなか出会えず、
残念に思っていると、
いつものカワセミ嬢が現れました。


低い日の逆光、コントラストが強く、
写りがいま一つです。
花もそうですが、鳥も陰影が強すぎない方がきれいに映ります。


背後から順光で。
陰影が多く、うるさく見えることは変わりませんが、
カワセミはしっかり写っています。

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柵の上のジョウビタキ

2023-01-27 20:00:47 | 
今年は渡りが少ないのか、
例年に比べてジョウビタキも見かける機会が少ないようです。


12月中旬、
薄暗い林縁の池柵に小鳥の姿、
ルリビタキに一瞬見えましたが、
羽に白色の斑がチラリ、ジョウビタキのメスです。


それでも、今シーズン初写しのジョウビタキのメスです。


逆光で薄暗く、条件はよくありませんが、
いそいで望遠ズームのピントを合わせました。
しかし、柵の上を少し移動して、すぐに林の中に消えてしまいました。


夕刻の上谷戸親水公園、
公園と畑地の境界柵にジョウビタキ♂の姿、
背景の緑色がうまい具合に入りました。


ジョウビタキのオス、
公園横のアパートの柵に移動しました。


別の日、再び柵の上にジョウビタキのオス。
日本では冬鳥のジョウビタキ、
警戒心はそれほど強くはなく、柵など人工物にもよくとまります。
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早くも春の花

2023-01-26 20:00:53 | 花,植物
12月17日、自宅近くの散歩道、
早くも梅が開いていました。


庭木の梅、早くも一輪、二輪と花をつけていました。
ピンク色に近い紅梅です。


道ばたの花壇にアネモネが鮮やかに花開いていました。
普通は3~4月に開くキンポウゲ科の園芸植物です。
12月に咲くように調整されているようです。


アネモネ、
花茎をすらっと伸ばし、美しい花をつけます。
その花びらのように見えるのは萼片、
花茎の途中、花(萼片)の数センチ下方にある葉は苞葉、
この苞葉、蕾の時は蕾のすぐ下に位置していましたが、
花開くと花(萼片)とかなり離れます。
花が開くとき、花茎がぐんと伸びることが分かります。


これはラナンキュラスでしょうか、
アネモネと同じキンポウゲ科、花の様子もよく似ます。
ただし、ラナンキュラスは花弁があり、その下に萼片が見られます。
アネモネと同じく、普通は3~4月に咲きます。


白花のツバキ(椿)。
木編に春と書きますが、
12月ごろから5月ごろまで花があるようです。


紅いツバキ。
ツバキとサザンカ、よく似ていますが、
一つの見分け方として、蕊が広からず、
先の方まで合着しているのが、ツバキです。


コブシと思ったらタムシバ、
いずれもモクレン科の小高木、よく似た花をつける2つです。
3月の開花に向け、たくさんの蕾がつき、逆光に輝いていました。
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多摩川の河川敷、河原にて

2023-01-25 20:00:48 | 風景
12月17日、多摩川へ。
河原から初冬の多摩川の流れそして景色を撮って見ました。


多摩川是政橋下流、
河川敷の枯藪原を横切り、河原まで。
そして川石をつたわり、川の中へ。
川の中に入った感覚で多摩川の水の流れと是政橋にレンズを向けて見ました。


ほぼ同じ場所から同じ方向、
標準ズームの焦点距離を少し大きくして一枚。
初冬の晴れ日、遠くの奥多摩や秩父方面の山影が
すぐ近くのようにくっきりと見えました。


少し右に振った一枚をフリートリミング、
空を切って、ワイド感を演出して見ました。


同じ場所から、下流の稲城大橋と多摩川の流れ。
川幅が狭まり、流れが少し速くなって見えます。


河川敷の枯藪原、
枯れ草の中にまだノイバラの赤い実、よく目立っていました。


実は多摩川に来た主目的は冬鳥など小鳥撮り、
しかし、今年は鳥が少なく、見るのはカラスとスズメだけです。
せっかく持ってきた望遠ズームを使って「カラスの木」を写して見ました。


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初冬の公園道

2023-01-24 20:00:05 | 風景
12月17日、近くの公園を散歩、
落葉と残紅葉の初冬景色を写して見ました。


この日は最近出番のないD-7000に70-300mm、
ずいぶん前に使っていた組み合わせで出かけてみました。
AF(オートフォーカス)が遅く、
鳥の撮影には残念なことの多くなるD-7000ですが、
ピント合わせをいそがない景色や植物撮りではけっこう好みの絵になります。


レンズはもし鳥がいた場合を想定して70-300mmの望遠ズーム。
中途半端の感がありますが、
焦点距離の小さい方を使えば景色もけっこういけます。


公園の林は落葉で埋もれ、紅葉も残っていました。


落葉の四阿と遅いカエデ紅葉。


しわしわになってセンダンの実がまだたくさんついていました。


公園の片隅、日本水仙が花をつけていました。


落葉が積もる幹の下部から枝を伸ばしてサザンカの花が。
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綿毛の種

2023-01-23 20:00:08 | 花,植物
花の少ない12月の散歩道、
カシワバハグマ、ススキなどの綿毛を写して見ました(12/14、19)。


丘陵の散歩道にカシワバハグマの綿毛を見つけました。
枯れた葉と合いまって、美しい造形に眼をひかれます。


カシワバハグマ(柏葉白熊)はキク科コウヤボウキ属の多年草。
淡褐色の冠毛(綿毛)に囲まれて、長さ10mmほどの痩果(種子)が見られます。


道の草に絡んでキンポウゲ科センニンソウ、
綿毛と種実が出来ていました。
この綿毛を仙人の髭に喩えたのがセンニンソウの名の由来です。


河川敷のセイタカアワダチソウ、
黄色の花が全部、淡褐色の綿毛になっていました。


キク科ノゲシ、
春から秋に黄色のタンポポのような花をつけます。
綿毛はタンポポより密で柔らかそうです。


河川敷で12月中旬のススキの穂・綿毛を。
枯れ尾花です。
ススキはイネ科ススキ属の植物、
秋の七草の一つで尾花とも呼ばれます。


そのススキの穂をさらに大写し。
白い綿毛の中に種ができています。
その種の先からピローンと1本、たよりなく伸びている植物体があります。
ノギ(芒)と呼ばれるものです。


これも河川敷にて。
こちらはオギ(荻)の綿毛と種子です。
ススキとオギ、よく似ていて見分けが難しいのですが、
ススキには種にノギ(芒)があり、オギにはありません。
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12月の青い実、紅い実

2023-01-22 20:00:23 | 花と虫
今年は暖冬なのか、
12月中旬にムラサキシキブ、ヤブムラサキの青い実がまだきれいでした。


シソ科ムラサキシキブ。
秋に美しい紫色の実がつくのでこの名が付けられています。
12月12日、すっかり葉は落ちていましたが、
冬芽を挟んできれいな紫色の実がまだついていました。


12月14日、
シソ科ヤブムラサキの実もありました。
こちらも秋に美しい紫色の実をつけます。
ガクにたくさんの毛があるので、ムラサキシキブと区別がつきます。


ヤブムラサキの冬芽も裸芽でムラサキシキブによく似ます。


同じくシソ科のクサギ。
葉がすっかり落ち、裸になった枝に
真っ赤なヒトデのようなガクに青い実がまだいくつかついていました(12/12)。


ミツバウツギ科ゴンズイ。
9月から見られた赤い袋果が裂け、黒い種子がぶら下がっていました。
冬芽も写りました(12/12)。


ニシキギ科マユミ。
落葉した低木の枝いっぱいにピンク色の果実がぶら下がっていました(12/14)。


このピンク色の果実、
晩秋~初冬に熟すと、4裂し、中から赤い種実が4つ現れます。





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