行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ルリビタキとジョウビタキ

2020-12-30 20:00:44 | 
ルリビタキが目的で薬師池公園に数度通いましたが、
今年はなかなか近くまで来てくれません。
長くは付き合ってくれませんでしたが、
若い雄がやっと撮影可能な距離に姿を見せてくれました(12/27)。


ルリビタキが現れないので、
あきらめて、帰ろうとしていると、
何人かのカメラマンが盛んにシャッターを切り始めました。


ルリビタキが姿を見せたようです。
近よってみると、まだ青色の淡い、若い雄です。


とまっているのは、すっかり落葉したカエデの枝ですが、
ちょうど真後ろに大木の幹。
トリミングをして、背景を黒く抜いて、ルリビタキを引き立てて見ました。


枝を少し移動、
背景が青空となり、
ルリビタキの青色が同化してしまうかと思いましたが
青の質が違うようできれいに映っています。


この日、梅の木から梅の木に
小刻みに移動するジョウビタキ雄も写していました。


ジョウビタキ雄の特徴である銀髪とも表される白色、
頭部だけではなく肩から背中まで続くようです。


ジヨウビタキとルリビタキ、
雄の色合いは全然異なりますが
同じツグミ科(ヒタキ科)の小鳥です。
ジョウビタキは日本では北からやって来る冬鳥ですが、
ルリビタキは夏は本州中部以北の山地で繁殖し、
冬季になると本州中部以南の低山から平地に現れます。
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夕焼雲

2020-12-29 20:00:47 | 風景
12月25日、
16時40分から17時過ぎまでの30分間、
夕焼け空を写しました。


自宅の窓から空を見ると、
雲が紅色に染まっていました。
ちょうど速歩きと軽いジョギングの
有酸素運動散歩に出ようと思っていた時、
カメラを片手に外に出ました。


写真映えする場所を探して足を速めますが、
見る間に雲から紅色が消えていきます。
この日の日の入りは16時半ごろ、
上空の雲が染まるのは日没直後のほんのわずかの間のようです。


雲の紅色が消えると
今度は西の空が夕焼けに染まり始めました。
公園のジョギングコースから体育館の上の夕焼けの空を。


高層住宅と夕焼け。


今年はコロナの影響で多くの学校で
12月25日が2学期の終業日だったようです。
ちょうど17時、
夕焼けを背景にランドセルの女子を。


30分の間に周囲はすっかり暮れました。
歩道橋に上がって見ると、
西方の空、夕焼けに染まる丹沢の山々だけが明るく見えました。
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ホバリングで獲物ゲット

2020-12-28 20:00:04 | 
昨日に続いて蓮田の溝で餌獲りをしていたカワセミ、
ホバリングを見せてくれました。


小さな溝で餌獲りをしていたカワセミの雌、
まさかと思っていたホバリングを見せてくれました。
1回目はふいをつかれて、シャッターを押せませんでした。


ホバリングは獲物が見ずらい時など、
角度を変え、羽ばたきして空中に止まって獲物を探すためにするとのこと、
もう一度、してくれるかも知れないと思い、
待っていると、期待に応えてくれました。


背景など、美しく撮れるともっとよかったのですが、
獲物を探す厳しい眼にピントも合い、
一応、カワセミのホバリングの絵が撮れました。


ホバリングから着地する時の後ろ姿。


小さな獲物ですが捕らえました。


獲物を弱らせたり、飲み込みやすくするため、
何回かくわえなおして、頭から飲み込みます。


獲物を飲み込んだ直後のカワセミの雌。
嘴の下側が紅色、嘴の中はさらに濃い紅色のようです。
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ペアーで並んで餌獲り、カワセミ

2020-12-27 20:00:37 | 
蓮田に巡らされた小さな溝にカワセミがいました。
しかも雌雄で、多分カップル、
常連さんによれば、近くに巣穴があるとのことです。
ときどき鳴き声をあげては、互いの存在を確認しているようです。


蓮田に巡らされた杭にカワセミ雌の姿が、
下を流れる溝の小魚などをねらっています。


ときどき溝に飛び込み、餌獲りに成功しているようで、
喉を動かして飲み込む姿が見られます。
また、鳴き声をあげ、飛び立ち、場所替えをします。


すると、蓮田と道を挟んだ小さな流れからもカワセミの鳴き声、
そのあたりを探して見ると石壁に突き出た配管に雄カワセミの姿がありました。
配管上の石壁には白い糞の痕跡が目立ちます。
ここはとまる定番の場所のようです。


鳴き声で知らせ合ったのか雌雄がすぐ近くにとまりました。


そして、2匹が並び餌探し、お食事タイムです。
横に並び、ソーシャルディスタンスも確保できています。


2匹がこんなに近くに並んだ姿は
なかなか撮れないので、
上とほぼ同じ場面ですが縦にトリミングして拡大。
2羽とも真剣な表情で溝の中を見つめています。


獲物がいないのか、飽きたのか、
やがて、雄が場所を移動、違うポイントに飛んでいきました。

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落葉したカエデに雌雄のカワセミ

2020-12-26 20:00:41 | 
3、4年前までは自宅近く、稲城の公園などでも、
小鳥の姿がけっこう見られ、撮影が楽しめたのですが、
公園は手が入りすぎ、山や谷戸も開発が進み、自然が少なくなったせいか、
2年ほど前から、小鳥の姿がめっきり少なくなったように感じられます。
コロナ禍の今年、車で隣接する薬師池公園や長池公園に行くことが多くなりました。
12月19日の薬師池公園にて。


すっかり葉の落ちた池岸のカエデにカワセミが
鳴き声をあげてとまりました。
嘴が上下ともに黒色、雄の個体です。


ここのカワセミ、
カメラを構えた人が害を与えないことを知っているようで、
何人ものカメラマンが集まり、
シャッター音をたてますがが一向に逃げる様子がありません。
この日は晴れ日、背景によけいな物がなく、
また、すぐ近くによっても逃げないので、
誰でも無理なく、きれいなカワセミの姿が撮れてしまいます。


きれいに紅葉していたカエデもすっかり落葉、
寒さも厳しくなり、この1,2週間ですっかり冬の様子となりました。


雄がいなくなると、
今度は雌がやってきて、やはり池端のカエデにとまりました。
雌は嘴の下側がオレンジ色です。


上の雄の写真と比べて見ると気が付きますが
雌の羽色は雄に比べ、若干緑色が強く出るようです。


そうはいってもカワセミの羽は
光の当たり方で色が微妙に変わる構造色。
写真上は場所を移動して、順光ではなく、半逆光で写していますが
雄と同じような青色に見えます。
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トモエガモ

2020-12-24 20:00:55 | 
林に囲まれた多摩丘陵の溜池に渡来したトモエガモ、
めったにお目にかかれないということで、
たくさん写したので、昨日に続いて掲載します。


トモエガモ♂。
近くまで泳いで来てくれました。
食性は植物食傾向の強い雑食とのこと、
嘴が水の中、池の水生植物を探しているようです。


泳ぎながら型の毛繕い。
頭部は黒、緑、黄、白色の斑紋が巴状に広がります。
これが名の由来、そして人気の理由です。


丸くなって背中も毛繕い。
顔の色彩がより目立ちます。。
顔だけではなく、伸長した型羽も美しいトモエガモの雄です。


トモエガモの雌も一枚。
目が大きく、可愛らしい顔をしています。
全身の羽衣は褐色で黒褐色の斑紋が入ります。


雄が羽ばたきをしてくれました。
中には白い羽が多く見られます。


羽ばたきから羽を閉じる途中。
白、黒、緑、小豆色と何種類か羽色が確認できます。
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トモエガモ、カップル

2020-12-23 20:00:32 | 
公園の溜池に望遠レンズを構えた数人のカメラマンが集まっていました。
なにがいるのか聞いてみると、トモエガモのペアーが入っているとのこと。
仲間に入り、出てくるのをしばらく待ちました。
当然、全員マスク着用、互いに距離をとり、マナーを守っての撮影です。


しばらく待つと、仲睦まじくカップルで出てきました。
初見、初撮りのトモエガモ、シャッターをたくさん切りました。
その中から、今日はペアーで写っているものをまとめて見ました。


カモの仲間はだいたいはそうなのですが、
雄の方が色彩が美しくできています。
やはりピントは雄の方に、手前が雄、奥が雌です。


トモエガモ、
全長40㎝ほど。
コガモより少し大きめですがカモの仲間としては小型の種、
日本では冬鳥、湖沼、河川などに生息します。
全国に渡来しますが、個体数は少ない、多摩丘陵では珍品の鴨です。


雄の顔を見ると、
黒色と緑色それに淡黄色と白色が巴模様になっています。
これが名の由来だそうです。
肩のあたりから垂れ下がる薄黄色の飾り羽も雄の特徴です


雌雄がシンクロして、カメラの方を向いてくれました。
正面から顔を見ると、雌雄よく似ています。
特に嘴の形は同じです。
毛色がよく似ている鴨の雌ですが、
嘴は雄とほぼ同じ、嘴を見ると種がわかります。


少し角度がつきましたが
日が陰ったせい、構造色のゆえでしょうか、雄の顔の緑色が出ません。
雄の巴模様、美しい緑色が映らないと魅力半減です。
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里の小川のキセキレイ

2020-12-22 20:00:51 | 
晩秋から春にかけて、
平地の小さな流れに、キセキレイの姿がときどき見られます。


12月中旬の里の小川の落葉溜り、
キセキレイが小虫を探して動きまわっていました。


12月のキセキレイ、当然のこと冬毛です。
夏毛では、雄は喉元が黒くなり、
胸部、腹部の黄色も雌に比べてより濃色なので、
雌雄の見分けは簡単です。


冬毛では雄の喉元の黒色がなくなるので、
雌雄の区別が難しくなりますが、
この個体、胸部の黄色がかなり濃いので多分雄です。


上とは別の日、別の場所のキセキレイ、
天候も撮影条件も違うので、色合いが異なって写っていますが、
この個体も多分雄と思われます。


キセキレイ、胸部、腹部の黄色が魅力的な水辺の小鳥です。
秋から春は平地に下りてきますが、
夏の間は山地の渓流などに棲息しています。


ハクセキレイも写したので一枚。
キセキレイより広範囲に棲息しています。
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メジロとエナガ

2020-12-21 20:00:17 | 
今年の12月は鳥撮りの散歩に出る機会が少なく、
また動きが速い小鳥たち、
なかなかシャッターが切れずに点数が少ないのですが、
12月初中旬の薬師池公園に写したカエデ紅葉とマユミの実に来たメジロ、
そしてカエデ紅葉とエナガを合わせて載せます。


カエデ紅葉とメジロ。
紅葉が嘴に重なり、なにか間抜け顔のメジロとなりました。


下に移動する直前のメジロ、
流線形です。
カエデ紅葉の中、葉や枝に被りのない姿を写すのはけっこう難しい。


マユミの実殻にメジロ。
頭部が実に被っていますが、眼が写っているので採用としました。


実の密度が少ないところにとまったメジロ、
全身が写りましたが逆に実が少なくて興がありません。 


やはりモミジに数羽できたエナガ。
メジロ以上に動きが素早く、
葉に被りがない瞬間にピントを合わせるのは難しい。
これもモミジの葉の間に眼が写っているので採用しました。


葉の少ない枝にとまった瞬間、
ピントも合い、全身が写りました。
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冬の夕刻道にて

2020-12-20 20:00:30 | 風景
今年も12月中旬が過ぎました。
全国的、特に東京の新型コロナ第3波の感染拡大がとまりません。
そして、日本全国に大寒波が襲来、
雪国では12月にしては異例の大雪を記録、
関越道では3千台もの車が一昼夜以上の間、
大雪に閉じ込められ動けなくなりました。


19日の16時半、
この時期は16時半前に太陽が沈み、
その後わずかの間、西の空が薄紅色に染まります。
いそいで、クジラ橋の橋げたに上がり望遠レンズで西方を写して見ました。
薄紅色の中に丹沢の山と富士山らしき山影も見えます。
ここから富士山が見えるとは今まで気が付きませんでした。


公園の競技場外周を運動不足解消を兼ねての早歩きをしながら、
高層住宅の上の夕焼けと黒雲にレンズを向けて見ました。
ちょうど17時、空にはまだ少し青みが残っています。


再びクジラ橋へ戻り、
今度は夕焼けと尾根幹線道の車の流れを。
最初の写真からちょうど30分が経っていました。


そのまま自宅まで早歩き、
途中、イルミネーションで飾り付けがされ、
暗闇に浮かぶ城山タワーに目が行きました。
ここからだと、こんなに低い位置に見えるとは気が付きませんでした。


自宅へ向かう道、
横断歩道を渡りながら、シャッターを切りました。
城山公園の山の頂上にある城山タワー、
今年も例年の年末通り、イルミネーションが飾り付けがされました。


ついでに少し、遠回りして、
城山タワーを大写しにして見ました。
毎年イルミネーションが変わり、今年は金色と紫色が目立ちます。
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