行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

日の入り

2021-01-31 20:00:26 | 風景
1月21日の夕刻、
稲城の小山から丹沢の山に落ちる日の入りを撮影して見ました。


西日がまぶしくてなにも見えませんでしたが、
周囲が紅くなるとともに丹沢の山々の稜線が見えはじめ、
16時40分、その稜線に今まさしく日が落ちようとしていました。


カメラの設定を絞りわ大きく絞り、
露出補正も大きくマイナスにして、
太陽をできるだけ見ないようにして、太陽にピントを。
すぐ近くの木の枝がうまい具合に写ってくれました。


塔ヶ岳でしょうか、
稜線の三角に尖った山に日が落ちました。
その右奥に富士山が薄く見えています。


日が落ちてすぐ、
赤く焼けた空、富士山に向かうように飛行機が写りました。


最後に望遠ズームを最大近くにして夕焼けの中の富士山。
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一列に並ぶトモエガモ

2021-01-30 20:00:32 | 
1月21日、大寒に入り、る寒い日でしたが
昼過ぎから晴れてきたので長池公園へ。
6羽来ているトモエガモを再び見に行きました。


昼過ぎでも池には薄氷、
トモエガモの泳いでいる姿が見られません。
どこかに抜けてしまったのかなとあきらめかけて、
先日とは逆の岸を探して見ると、
いましたトモエガモが5羽、そろって白いお腹を見せて一列に並んでいます。


一番手前、左にいるのが雄、他の4羽は雌、
ハーレム状態です。
奥にいるのはカルガモ、
トモエガモの雄がもう1羽がいるはずですが見当たりません。


場所を移動、繁る萱の隙間にカメラを入れて、正面から一枚。
実像も水に映る虚像も、ほぼ等間隔に距離をとり、並んでいます。
12月中旬に来た時、まだ雌雄1羽だけの時はカルガモの中に混ざって生活していましたが、
仲間が集まり多数になると同種で群れるようです。


池の180度反対側からもトモエガモの列が写せました。
薄氷も溶け、カルガモが泳ぎ始め、
いっしょに泳ごうと誘っているように見えます。


トモエガモを見つける前、
まだ薄氷が残る中、青空と冬の木々が映り込む冬の池景色を写して見ました。


枯れ草色の冬の池景色をもう一枚。

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ヒヨドリとセンダンの実

2021-01-29 20:00:01 | 鳥と植物
1月も中旬、
黄色くしわしわになったセンダンの実をヒヨドリが啄み出しました。


センダン科センダン。
初夏5月ごろ、淡紫色の5弁花を円錐状に多数咲かせ、
晩秋、黄色に熟したたくさんの果実ができます。


冬になり落葉が進んでも、
果実は落ちずに、鳥にも食べられず、枝に残ります。
サポニンが多く、鳥も敬遠するようです。


それでも真冬になり実がしわしわになると、
ヒヨドリがやってきて啄む姿が目につくようになります。


枝にぶら下がるたくさんの黄色の実、
それを啄むヒヨドリの姿、
冬の風物、冬景色の一つです。


ヒヨドリが民家のミカンもの実を上手に食べていました。
ミカンなどの果実だけではなく、
キャベツやブロッコリーなどの冬野菜も食べるヒヨドリ、
ヒヨドリによる農作物被害はかなりあるようです。


藪の中にも黄色の果実がまだ残っていました。
ヘクソカズラの実です。
葉や茎は独特の臭いを発しますが果実にはあの臭さはありません。
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雌雄シロハラ

2021-01-28 20:00:05 | 
シロハラ、
日本には秋から冬に渡って来る冬鳥です。


ツグミ科シロハラ。
大きさも体型もツグミによく似ています。
背景に黄葉がありますが、1月下旬の写真です。
今年は1月も下旬になってやっとシロハラを撮りました。
めずらしく、木から木へと高い場所を移動していました。


シロハラ、
羽はほぼ灰褐色ですが、腹部が白っぽいのでその名があります。
雌雄で大きな違いはないのですが、
雌の方が腹部がより白っぽく、
体色もやや淡色で目の上に薄い眉斑が見られます。
上写真2つは同個体、腹部の色などから雌と思われます。


水を飲みに来ていたのでしょう。
水辺の石の上にシロハラがとまりました。
あわててレンズを向けると、
動きに気付いたのかすぐに竹藪の中に逃げ込まれました。


上と同じ個体、同じ場面です。
頭部が青灰色で、腹部も雌に比べると白さがありません。
多分、雄です。


自宅近くの公園にもシロハラ。
この個体どちらにも見えますが、
雌と判断しました。
ツグミなどと同じく、非繁殖期は単独で行動し、
茂みの中や地上にいることが多いのですが、木にもとまります。


都市部の公園などでも姿が見られます。
食性は雑食で、木の実が少なくなると、
ツグミと同様に地面に降りて昆虫やミミズなどの小動物を捕食します。
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トラツグミ

2021-01-27 20:00:29 | 
小さな谷戸の林縁にトラツグミを見つけました。


遠くにツグミらしき鳥を発見、
近づいて見ると、ツグミより少し大きめ、
トラツグミです。


撮影しやすい場所にさらに近づいて見ました。
昨シーズンは出会えなかったので、2年ぶりのトラツグミです。
ツグミ科の鳥、
鵺(ぬえ)または鵺鳥(ぬえどり)とも呼ばれます。
夜中に森の中からヒョー、ヒョーと細い声で鳴くのが不気味であり、
「鵺の鳴く夜は恐ろしい」と映画「悪霊島」の
キャツチコピーに使われたことで鵺の名が知られています。


夏は本州、四国、九州の低山から亜高山の広葉樹林の中で生活し、
鳴き声はしても姿はなかなか見つけづらい鳥です。
冬は根雪のない丘陵地や低山に下りてきて越冬、
林の多い公園などでも観察されることがあります。
夏に見ることが少なく、冬に見ることが多いので冬鳥と思われがちですが
日本では留鳥または漂鳥です。


4枚とも写した場所は多少違うのですが、
どれも同じ方向を向いて、よく似た写真になってしまいました。
頭部から腰までと翼などの体表が黄褐色、
黒い鱗状の斑が密に存在します。
体型がツグミによく似て、この体色そして模様、
トラツグミの名の由来と思われます。


写真が少ないので、
同日、同じ場所で写した樹上のツグミ。


やはりこれも同日、自宅近くの公園にてツグミ。
こちらは北の国から渡ってくる冬鳥です。
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ルリビタキ雄

2021-01-25 20:00:26 | 
今年も幸せの青い鳥、ルリビタキが来ているだろうと、
マスク着用、密を避けることを心に留めて、
何回か通った薬師池公園。
今年はなかなか出会えませんでしたが、やっと会えました(1/18)。


側道を探しながら歩いていると、
いました美しい青色の鳥が、ルリビタキ♂の成鳥です。
背景もいい場所にとまっています。
ルリビタキ、
日本では夏季に本州中部以北や四国で繁殖し、
冬季になると本州中部以南で越冬する漂鳥 です。


すぐ近くに来たので大写し、
それでも鳥の前方の枝がうるさいのでトリミング。
トリミングなしでの小鳥の写真は私の機材ではなかなか難しいのです。


ヒタキ科の小鳥、
雄の成鳥は頭部から上面にかけての青色と
胸側面の黄色の毛が美しく、
冬になると一度は写したくなる人気の小鳥です。


小刻みに飛び移るルリビタキを追いかけて写していると、
望遠レンズを抱えた何人かのカメラマンが集まってきました。


昨年に比べて、今年は青いルリビタキが現れることが少なく、
それも、昨年とは異なる場所にときどき出現しているようです。


地上に下りたと思ったら小さな黒い果実をくわえて樹の上に、
あっという間に飲み込んでいました。
食性は雑食で、昆虫類、節足動物、果実などを
地表や低木を移動しながら探し、食べます。
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ダイサギとアオサギ

2021-01-24 20:00:26 | 
ダイサギとアオサギ、ともに体長は 90cm ほどで、
日本では最大のサギです。
また、よく見られるサギでもあります。


1月の蓮田に白鷺の一つ、ダイサギが餌を探していました。
毎年たくさんのダイサギを観察できる多摩川は
今年は護岸工事などのせいか、数が少ないようです。


別に珍しいサギではなく、
積極的に撮る気はありませんでしたが、
この冬は写していないこと、すぐ近くに写せることもあり、
レンズを向けて見ました。


詳しくは、日本には、亜種チュウダイサギと亜種オオダイサギがいるとのこと。
一般にチユウダイサギは夏鳥(日本で繁殖して冬は南方へ渡る)であり、
オオダイサギは冬鳥(中国東北部で繁殖して冬に日本へ渡り越冬する)だそうです。


チュウダイサギとダイダイサギ、
名のようにダイダイサギの方が少し大きいとのことですが、
大きさには個体差もあり、はっきりとは分かりません。
よく似ているこの両者、見た目で区別するのは難しいようです。
したがって、季節で判断、
冬に見るダイサギはダイダイサギと考えてよさそうです。


さらにややこしいことにチュウサギと呼ばれる白鷺がいます。
チュウサギは基本的には夏鳥、大きさはコサギとダイサギのちょうど中間にあたります。
しかし、チュウサギは日本で越冬する個体もいるそうです。
この両者の区別は嘴、
チュウサギは嘴が短く、眼下に入る口角の切れ込みが眼の真下で止まり、
タイサギは眼の後ろまで伸びるとのことです。


アオサギ。
世界中に分布しています、
日本でもよく目にします。
非繁殖期の冬は単独でいることが多いようです。
アオサギの名がありますが羽色は灰色。


アオサギ、
日本では北海道では繁殖のため飛来する夏鳥、
九州以南では越冬のため飛来する冬鳥とのこと。
本州・四国では周年生息する留鳥、全国で見られる鳥ですが立場が異なるようです。
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長池のトモエガモ、仲間が加わりました。

2021-01-23 20:00:11 | 
1月14日、
薬師池公園から長池公園へ。
両池でトモエガモを写しました。
昨年末に行ったときは雌雄1羽ずつだった長池公園筑池のトモエガモ、
仲間が加わり、6羽になっていました。


長池公園筑池、
雄2羽に雌3羽がかたまって泳いでくれました。
ねばってやっと撮れた一枚です。
実際は雌がもう1羽いたので計6羽が筑池に飛来してきたことになります。


樹の枝に2羽、水の中に1羽、いずれも雌のトモエガモ。
トモエガモは絶滅危惧種のカモ科の渡り鳥、
今年は松本城(松本市)のお堀にも雄が1羽飛来して、
毎日新聞のニュースにもなったくらい珍しいカモなのです。
それが6羽、いつもはいない鳥撮りの人が何人か望遠レンズを構えていました。


雄1羽に雌2羽。
この日は快晴、日の光が入ると池の水が揺らぎ煌いていました。
トモエガモ、今年は関東にも例年になく飛来しているようです。
薬師池にも雄1羽が来ていました。
長池にトモエガモが来るのは何年かぶり、
薬師池には初めてのことのようです。


雄1羽に雌2羽。
雄の頭部の緑色が鮮やかです。
しかし、光の角度によって微妙に色が変わり、
鮮やかな緑色に映ることの方が少ないのです。


「カルガモ君失礼ですよ、遠来の貴婦人にお尻を向けるのは」。
筆者の一人こどです。
ここ長池公園の筑池はカルガモはいますが、
渡りのカモはあまり見ません。


池に突き出した樹の上のトモエガモ雌。
嘴基部に白い斑紋があるのが特徴です。


雄の全身も一枚。
同日、薬師池公園でのショットです。
薬師池公園は相変わらず雄1羽だけでした。
この写真では少しわかりづらいのですが、
雄の頭部が巴形の色模様に見えるのが名の由来です。
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日の光とカワセミ

2021-01-21 20:00:02 | 
冬の日の光を浴びて、
カワセミ♀があちらこちらにとまりました。
(1月9日、薬師池公園)


桜の木の枝に雌カワセミ。
順光の冬の午後の日を浴びて、羽が青緑色に見えます。


180度動いて、
同じ雌カワセミを逆光でねらって見ました。
羽色は濃い青色に見えます。
鳥の青色は構造色といわれ、
光の状態で色が変わることがよく分かります。
逆光で下嘴の赤色がより鮮やかに映りました。


枯れ葉が少し残るカエデの木にとまりました。
これは半逆光、
カワセミの背中に強い午後の日が当たり、
背中が光ってしまい羽の青色がよく出ていません。


岸を変えて、すっかり葉を落としたカエデにもとまりました。
しかし、これも半逆光のようです。
背中の上部が光って、灰色がかって見えます。


蓮田の造形物にとまったカワセミの雌、
見返りのポーズをしてくれました。
光はほぼ逆光、背中のコバルトブルーが鮮やかに映りました。


真後ろから、横を向いた瞬間を。
これは順光です。
上と同じ個体、ほぼ同じ時ですが
羽に緑味があり、また汚れているようにも見えます。
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多摩川の堤そして橋の上から

2021-01-20 20:00:30 | 風景
昨日に続き、1月17日の土曜日午後、
自宅近くの多摩川の堤、橋の上からのスナップショットです。


武蔵野南線と南武線の鉄橋の間の河川敷道。
多分、母親と小さな兄弟の親子3人が散歩をしていました。
「ママ待ってよ」後ろからついてくる3歳ぐらいの男の子の声が聞こえてきそうです。
この年頃の子供を見ると孫を思い出し、
ファインダーの片隅に加えたくなります。


是政橋を背景にして、枯草色の河川敷と多摩川を。
河川敷にはさっきの親子があちらこちらで寄り道をしながら楽しそうに歩いていました。
この年頃の子は親がいっしょに遊んでくれればどこでも楽しいようです。


是政橋の上から、
南武線の鉄橋を、ちょうど府中本町から南多摩へ向かう電車が通り過ぎて行きました。
奥には聖跡桜が丘のビルと奥多摩の山が薄っすらと写っています。
河川敷にはあの親子が小さく写っています。
お兄ちゃんは先に行ってしまいましたが
弟さんの方が駄々をこねているようです。


再び、河川敷の親子、
橋の下近くに風船で遊ぶお兄ちゃんの姿がありました。
弟さんもママに促されて渋々歩き出したようです。
前と後に眼を配るママはたいへんです。


府中方面に少し動いてこれも是政橋の上からのショット。
今は水が流れていませんが少し前までは流れの中だったようです。
太い流木の根が橋の下にあります。
その流木を小さな男の子が不思議そうに見ていました。
1人でこんな危ないところにきたのかと心配しましたが、
祖父らしき人が近くにいます。


自転車で是政橋を渡り、
府中側の河川敷から是政橋を写して見ました。
河川敷では凧あげをしている親子などの家族連れ。
コロナの感染拡大で緊急事態宣言の中、
多摩川河原、河川敷は感染のリスクの少ない絶好の遊び場所です。
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