行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

日暮れの散歩道

2021-08-31 20:00:22 | 風景
昼は暑いので、
日が暮れてからの近くの公園を一周散歩。
夕焼けが出そうなのでカメラを持参しました(8/6)。


19時前、公園の競技場の外周の展望台から西北方面。
淡い夕焼け空に積乱雲がシルエットとなり、おもしろい形を見せていました。


そして、上空には夕焼けの中を龍(の形をした雲)が泳いでいました。


帰り道、時刻は19時を少し過ぎました。
クジラ橋の上から西の空を。
残念ながら雲には沈む日が当たらず、
真っ赤な夕焼けにはなりませんでした。


同時刻、クジラ橋の上からこんどは東方の調布方面を。
東の空はもうすっかり日が落ち、夜となっていました。


自宅へ向かうホームラン橋。
前を同じく暑さを避けて夕刻の散歩していた人が帰路をいそいでいました。


ホームラン橋を渡ると幼稚園、
街灯のあかりに遊具の黄色と赤が浮かびあがっていました。

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キツリフネの花と虫

2021-08-30 20:00:01 | 花と虫
長池公園の湿地にキツリフネが花をつけていました(8/4)。


キツリフネ(黄釣船)。
ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草、
低山から山地にかけて分布し、水辺などのやや湿った薄暗い場所に自生しています。


花期は夏から秋、
同属のツリフネソウより早く咲き出し、
葉の下から細長い花序が伸び、
その先に3-4 cmほどの筒状横長の黄色い花が釣り下がるように咲きます。


そのキツリフネの花に頭全体に花粉をつけた蜂がいました。
調べて見ると、
腹端が尖り、腹部に細い黄色の縞模様、
ハキリバチ科ヤノトガリハナバチの雌です。


キツリフネの葉にアシグロツユムシの幼虫を見つけました。
緑と褐色が入り混じり、きれいな虫です。
眼が悪くなったせいか見逃してしまい、
最近はなかなか見ることが少なくなりました。


これも秋の虫、アオマツムシの若齢幼虫。
同じ黄色の花、こちらはキンミズヒキの葉にいました。


ついでにそのキンミズヒキの花を。
花穂が長くそして小さな花、
葉と花の両方にはピントが合わせられません。

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8月初旬の里山の草花

2021-08-29 20:00:32 | 花,植物
8月4日の長池公園の里山地区に写した
夏から初秋の草の花たちを並べました。


ヤマホトギス(山杜鵑草)、
ユリ科ホトトギス属の多年草。
花は茎頂や上部の葉腋に上向きにつきます。 


よく似たものにヤマジノホトトギスがあり、
花被片が反り返るのがヤマホトトギスで
平開するのがヤマジノホトトギスと言われますが、
ヤマトホトトギスでも平開状態のものがあり、
花の付き方から、上のものとともにヤマホトトギスです。


ゲンノショウコの白花。
フウロソウ科フウロソウ属の多年草、
日本全土の山野や道端に普通に見られ、
東日本には白花、西日本に赤花が多く分布すると書かれています。


ミソハギ(禊萩)。
湿地や畔によく見られるミソハギ科の多年草です。
お盆の頃に咲くので、盆花や精霊花という別名を持ちます。


メハジキ(目弾き)。
シソ科メハジキ属の一年草または越年草。
野原や道端などに生えて、高さは1メートルほどになり、
夏、上部の葉腋にかたまって紫色の花を咲かせます。


ヤブラン(藪蘭)。
藪に生え、葉の形がランに似ていることからランの名がありますが
キジカクシ科ヤブラン属に属する多年草です。
山野の林内の樹木の下などに自生しています。


ヒオウギ(檜扇)、アヤメ科アヤメ属の多年草。
山野の草地や海岸に自生しますが、この個体は植栽物と思われます。
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キツネノカミソリ、ミズタマソウ

2021-08-28 20:00:09 | 花,植物
8月4日、長池公園にて。


春はじめにカタクリの花が見られた山斜面に、
はやくもキツネノカミソリが花をつけていました。
例年は8月半ばに花咲くキツネノカミソリですが、
8月初旬の開花、今年はいろんな花の開花が早いようです。


キツネノカミソリ(狐の剃刀)、
ヒガンバナ科の球根植物、多年生草本です。
明るい林床や林縁などに自生し、
お盆の頃、花茎を30〜50cmほどに伸ばし、花をつけます。
花色がキツネの体色に似ていて、
葉の形がカミソリに似ているのが名の由来とのことです。


早春のまだ他の草が生えていないうちに、
カミソリに似た狭長の葉を出して球根を太らせ、
多くの草が生い茂る夏になると、いったん葉を落とします。
そして、8月半ばごろになると地面から花茎を伸ばし、
先端にいくつかの花をつけます。
花期こそ違いますが、ヒガンバナと同じような花の咲かせ方です。


すぐそばにキツネノマゴの花、
名にキツネがつくので写して見ました。
花は8-10月ころ、道端などによく見られる一年草、小型雑草です。
名の由来は、花穂の形を孫狐(小さな狐)のしっぽに見立てたといわれています。


近くにミズタマソウ(水玉草)もありました。
山野の木陰などに多く見られるアカバナ科ミズタマソウ属の多年草です。
8月~9月、茎の先や上部の葉腋から花序をだし、白い小さな花をつけます。
花弁は2枚ですが、2裂し、4枚に見えます。


白い毛の密生した球形の子房を水玉に見立ててミズタマソウ、
花弁が落ちた果時になると、この部分がより白く目立ち、きれいに映ります。


草丈は20〜60cmで、節が赤褐色を帯びます。
葉は対生し、長卵形〜卵状長楕円形で先端が尖り、
縁には浅い鋸歯が見られます。
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8月初日の里山散歩にて、草本

2021-08-27 20:00:04 | 花,植物
8月初日の里山散歩にて、
歩きながら写した草の花を並べて見ました。


民家脇の道端、
早くもハナトラノオ(花虎の尾)がピンク色の花をたくさんつけていました。
北米東部原産のシソ科の宿根草、
花期は8~9月、園芸植物ですが、半野生化もしています。


久しぶりにモミジアオイの真っ赤な花を写しました。
北米原産のアオイ科の宿根草、
径は15cm~20cmの大輪花、
花弁間が離れたているのが特徴の真っ赤な花を7月~9月に咲かせます。
葉がモミジのようであるところからモミジアオイの名です。


谷戸の草原にダイコンソウ(大根草)の黄色の花を見つけました。
バラ科ダイコンソウ属 の多年草、花期は7~8月、
丘陵地、山地の林下、谷川のへりなどに見られる野の花ですが、
最近は見ることが少なくなりました。


一輪だけの花なのでカントウヨメナでしょうか、
早くも野菊の花。


ノカンゾウ。
藪地に数輪が咲いていました。
里山ではヤブカンゾウに一月近く遅れて、ノカンゾウが咲きます。


林縁の草原にアメリカオニアザミの花と綿毛。
アメリカの名がありますがヨーロッパ原産とのことです。
1mほど、大きいものは2mにもなり、
7-10月頃に紅紫色の頭状花、アザミの花をつけます。
葉や茎、総苞片には鋭い棘があり、
タンポポのように綿毛ができ、種が風に乗って拡散します。


ヘクソカズラ(屁糞葛)の花がところどころに咲いていました。
アカネ科ヘクソカズラ属の蔓性多年草です。
やぶや道端など至る所に生えるいわゆる雑草ですが、
中心部が小豆色の白い小花はけっこう美しい。
葉や茎など傷つけると、悪臭を放つので屁屎葛(ヘクソカズラ)の名がありますが、
少し可哀そうな名です。
ヤイトバナ、サオトメバナなどの別名があります。
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8月初日、樹木の花と若い実

2021-08-26 20:00:25 | 花,植物
8月初日、里山の道を散歩、
樹木の花と若い果実を写しました。


谷戸道にノリウツギが花をつけていました。
アジサイの仲間ですか、
独特の円錐形の花姿(花序)に花の少ない真夏に咲くノリウツギ、
山野でも公園木や庭木としても重宝される樹木です。
円錐形の花序には、装飾花と花弁のない本物の花が混じって咲きます。


クサギ。
山野の日当たりのよい場所に自生するシソ科クサギ属の低木です。
カメムシのようといわれる臭いがあるのでクサギ(臭木)、
花は筒形で先端が大きく平開し、
雄しべ、雌しべが花弁から大きく突き出ます。


ボタンクサギ(牡丹臭木)。
クサギと同じくシソ科クサギ属の低木です。
淡赤紫色の小さな花が直径10cm ほどの半球状の花序に集まって咲きます。
中国南部原産、主に観賞用に栽培されています。


つい先日まで紅色の糸状花をたくさんつけていたネムノキ、
いつのまにか、豆鞘の果実がたくさんぶら下がっていました。
マメ科の落葉高木です。


シラカシの木にはたくさんのドングリの元が。


ナンキンハゼ。
尾状雄花の花殻がまだ残る中、たくさんの若い青い果実が。


栗畑に栗。
6月、尾状雄花だけが目立ち、
小さくて見えなかった雌花ですが、大きな青いイガ果に成長していました。
9月~10月、熟すると茶色となったイガが裂け、中から栗の実(種実)が現れます。
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芙蓉、槿、立葵

2021-08-25 20:00:28 | 花,植物
8月の声を聞く頃になるとフヨウ(芙蓉)、
7月になるとムクゲ(槿)、
そして、6月にはタチアオイ(立葵)、
いずれもアオイ科の植物、それぞれ時を少しずらして、豪華な花で夏を彩ります。


7月25日、
道沿いの植え込みにフヨウの花が咲き始めていました。


フヨウはアオイ科フヨウ属の落葉低木、
8月の声を聞くころ、
庭や道の植え込みなどに、直径10-15cmほど、鮮やかなピンク色の花が咲き出します。
芙蓉はもともとは蓮の花の美称だそうで、
区別するため、木芙蓉(モクフヨウ)とも呼ばれます。


朝咲いて夕方にはしぼむ1日花、
ほぼ8月中、毎日次々と大輪花を咲かせます。


花弁は5枚、先端で円筒状に開きます。
雄しべは根元では筒状に癒合、
その中心部から雌しべが伸び、雄しべより上に突き出て、花柱が5裂します。


6月下旬から7月初旬、ムクゲ(槿)の花が咲き始めます。
ムクゲはアオイ科フヨウ属の落葉低木、
品種が多く、花色も多くあります。
この中心部が紅色の白花が基本種、底紅とも呼ばれ、一番よく目にします。


ピンク色八重花のムクゲ。
ムクゲも一日花、
フヨウ同様に一日で散ってしまい、もったいないと感じさせます。


タチアオイ(立葵)。
アオイ科ビロードアオイ属の多年草、
フヨウとムクゲは木本ですが、タチアオイは草本です。


タチアオイは6月、ちょうど梅雨入りの頃に、
垂直に花茎を伸ばし、花茎の下から上に咲き上がって行きます。
そして、梅雨が明ける頃、ムクゲにバトンを渡すように花期を終えます。


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雨あがりの花壇にて

2021-08-24 20:00:46 | 花と虫
7月中旬の雨あがり、
望遠マクロを抱えて公園の花壇へ。
雨あがりは花がよりきれいに写ります。


長い蕊が雨に濡れ、クレオメが咲いていました。
熱帯アメリカ原産のフウチョウソウ科の一年草、
7月から花をつけ、10月ごろまで咲いています。


花は扇形の4枚の花弁を持ち、雌しべと雄しべが長く突出ます。
この特徴的な花姿を、蝶が風に舞う姿に見立てて、
フウチョウソウの別名があります。


ヒャクニチソウ。
この花も7月から秋まで楽しめます。
そのヒャクニチソウにイチモンジセセリが吸蜜していました。
8月になるとたくさん見られるイチモンジセセリですが、
7月にはまだ少なく、レンズを向けて見ました。


ツルを伸ばして、美しいピンク色の花がたくさん咲いていました。
花壇の世話をしている人に名を尋ねると、
「アサリナ」と教えてくれました。


セイヨウノコギリソウの白い花を真上から。
きれいな花模様ができました。
ヨーロッパ原産のキク科ノコギリソウ属の多年草です。


ピンク色のオイランソウの花にキタテハ夏型がとまっていました。
オイランソウの名の由来は華やかな花の様子を花魁の姿に見たてたとのことです。


ヒメヒオギスイセン。
南アフリカ原産ですが、耐寒性に優れ、繁殖力が旺盛、
日本だけではなく、全世界で野生化しているオレンジ色の美しい花です。
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雨あがりの花壇にて

2021-08-24 20:00:46 | 花,植物
7月中旬の雨あがり、
望遠マクロを抱えて公園の花壇へ。
雨あがりは花がよりきれいに写ります。


長い蕊が雨に濡れ、クレオメが咲いていました。
熱帯アメリカ原産のフウチョウソウ科の一年草、
7月から花をつけ、10月ごろまで咲いています。


花は扇形の4枚の花弁を持ち、雌しべと雄しべが長く突出ます。
この特徴的な花姿を、蝶が風に舞う姿に見立てて、
フウチョウソウの別名があります。


ヒャクニチソウ。
この花も7月から秋まで楽しめます。
そのヒャクニチソウにイチモンジセセリが吸蜜していました。
8月になるとたくさん見られるイチモンジセセリですが、
7月にはまだ少ないのでレンズを向けて見ました。


ツルを伸ばして、美しいピンク色の花をたくさんつけていました。
花壇の世話をしている人に名を尋ねると、
「アサリナ」と教えてくれました。


セイヨウノコギリソウの白い花を真上から。
きれいな模様に写りました。
セイヨウノコギリソウ、
ヨーロッパ原産のキク科ノコギリソウ属の多年草です。


ピンク色のオイランソウの花にキタテハ夏型。
オイランソウの名の由来は華やかな花の様子を花魁の姿に見たてたとのこと。
クサキョウチクトウの別名があります。


ヒメヒオギスイセン。
南アフリカ原産ですが、耐寒性に優れ、繁殖力も旺盛、
日本だけではなく、全世界で野生化している多年草です。
野に見られるオレンジ色の美しい花です。
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夕焼け雲

2021-08-23 20:00:42 | 風景
7月下旬の夕刻、自宅付近にて。


7月26日の19時前、
雨戸を閉めようと外を見ると、
西の空が夕焼けに染まっていました。
自宅前の道に出てその夕焼けを。


空がより見える場所に道一つ移動、
19時を少し過ぎましたが空にはまだ青色が残っています。


夕焼けの時間は短く、
見る間に空から赤色が消えて行きました。


7月28日、
18時半、夕方の散歩に出て見ると、
おもしろい形の積乱雲に夕日があたっていました。
鼻が伸び、天狗の顔のように見えます。


雲は生き物、刻々と形を変えます。
これはコジラの顔のようです。


19時、帰路のクジラ橋の上から、
壮大な積乱雲です。
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