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そろそろトランプ批判はやめたほうが良い。

2016-03-17 10:28:04 | FP

アメリカの共和党の大統領予備選で、トランプ氏はフロリダを制した。オハイオを落としたことで、過半数を取れない場合もあるかもしれないが、トランプ氏の優位は動かない。これほどに、大手のマスコミに批判されながらも、トランプ氏が選挙戦を戦い続けられるのも、アメリカ社会に蔓延する東部エスタブリッシュメントへの不満が高いからだ。失業率は改善されているのだが、所得格差は広がっている。上位10%の人たちの所得は確実に増えているのに、下位20%の人たちの所得は8%も減少している。人種の平等など掲げる正義は美しいが、自分たちの生活が脅かされては、そんな言葉にもうんざりしてきている。考えてみれば、これまでの大統領はほとんどが東部エスタブリッシュメントからみれば、アウトサイダーだった。レーガンからブッシュ、クリントン、オバマもこれまでの政治家とは相反する人たちだった。すべての人が改革を訴えて、当選してきた。もし、共和党の大統領候補にトランプ氏が選ばれれば、トランプ氏対、東部エスタブリッシュメントの代表、ヒラリー氏である。ヒラリー氏が優位とするのは、東部エスタブリッシュメントの代表のメデイアである。実際の選挙で、選挙民がどう動くかは分からない。そもそも、トランプ氏を泡沫候補だと書いてきた新聞諸紙の予想が当たるわけがない。トランプ氏が大統領になれば、保護主義的で、内向きな政策をとることだけは間違いない。中国との関係で難しい立場にいる日本はこれまで以上に困難な状況になる。だから、少なくとも、もう、トランプ氏の批判だけはやめておこう。お隣の韓国の苦境に、今更言っても遅いよと言う同じ言葉を私たちがアメリカ人から言われないようにである。(2016.3.17)

Y-FP Office Japan

 

 

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