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日本の紅いもみじは微妙な気候の贈り物だ。

2021-10-07 10:23:58 | FP
ロシアの首都・モスクワ近郊で「黄金の秋」と呼ばれるロシア独特の「紅葉」が見ごろを迎えているそうだ。今頃のモスクワ近郊は最低気温が氷点下、最高気温も10度ほどで、秋だというのに東京の真冬並みの寒さとなり、シラカバなどの葉が黄色く染まり、「黄金の秋」と呼ばれる風景を造っているという。日本でもそうだが、寒い地域の紅葉は黄金色である。北海道の全山黄金色の紅葉は美しさを超える。福島の飯坂温泉の紅葉も目の前一面がまつ黄色な世界となり、息をのむ。これらの世界は寒さの象徴である。寒いところゆえの色彩である。それに比べれば、京都や日光などの紅葉は紅く染まる。それはこの地がほどほどの気温であることを示すものだ。微妙な気候から来る贈り物なのである。もっと暖かくなれば、あるいは暑くなれば、紅葉も起こらない。あの色鮮やかな紅葉が起こらないのである。温暖化が進めば、神宮外苑のイチョウの紅葉も薄汚い茶色に変化するかもしれないのである。(くちなし亭、2021.10.07)

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