帰りは宇都宮に立ち寄って「シェーキーズ福田屋SP宇都宮店」でピザランチを。
宇都宮はシェーキーズが2店舗も有って羨ましいっす。
マルゲリータ系やエビマヨなど定番テイストとは勿論のこと、「イチゴのピザ」や「シナモンアップルピザ」などのデザートピザが食べられるのが「シェーキーズ」のハマリポイント(^^
甘くて美味しくてなんかいくらでも食べられますね~。
なんだか今日は混んでいるなと思ったら、まわりのお客さんが「ランチパスポート」を持ってる事に気がつきました。
こんな素敵なランチをワンコインで食べられるとかマジですか!? 宇都宮キテますね。羨ましい。
帰り道に福田屋ビル近くで自動ドアを発見。デカくね?(笑)宇都宮やっぱキテるな。
宇都宮を出た後は国道4号線をひたすら北上。
15時頃に福島県に入ると「白河」の名前がチラチラ目に飛び込んできます。
あんなにお腹一杯だった筈なのに白河の名前を見ると「ちょいと一杯」と寄り道してしまいたくなります。ラーメンは別腹っすね。
今回はあまりにも有名な白河ラーメンの代表格「とら食堂」に寄り道。
今や「とら食堂」出身の弟子の店が全国に多数あり「とら系」と言う言葉を生み出してしまった程の人気店ですね。
vol.38 とら食堂 竹井 和之さん|ラーメン東へ西へ|力の源通信
丁度夜の部(16時~)が始まったばかりで平日という事も有って並ばずにするりと入店。ラッキーでした。
「手打ち中華そば」680円
まるでラーメンの宣材写真のようなビューが素敵です。何時までも眺めていたくなりますね。
さてスープですが、豚骨、鶏ガラベースに鶏油が浮かび油量がやや強め。しっかりした動物系ながらクセは皆無でただひたすら旨味だけを湛えています。
醤油ダレは生醤油っぽい風味の物。配合が気持ち強めで軽い酸味が食欲をそそります。魚介はあまり目立たず軽く昆布を感じる程度。
その分肉味がふんだんに入り主に動物系と香味野菜がスープボディを形作っている印象です。
チャーシューはモモ肉部位。縁の赤色が何とも郷愁を誘いますね。食感も固くならず柔らかすぎず程々。チップで軽く薫製味を付けてあって味わいは悪くないです。
そして白河ラーメンの真骨頂は手打ちの麺でしょう。白河の清らかな水を用いて木の棒で毎朝手打ちされている麺は平打ち中太麺で、しっかりと手揉みされたもの。
特筆すべきは加水率の高さ。製麺機では再現できないレベルの加水率極高めに仕上がってます。この辺は手打ち麺の独壇場ですね。
かん水を減らしているようで固さこそ程々ですが、そのツルツルな喉越しは格別。手揉みの程度も良く、スープにしっかりと絡みます。
白河と喜多方とどう違うんだってよく言われますが、この辺が喜多方ラーメンとの差異になりそうですね。
カテゴリーとしては見た目通り醤油色の淡麗系スープではありますが、鶏油を多めに配して芳醇なコクを作り出してあったり工夫が見られて昔ながら一辺倒ではない、ネオクラシカルな雰囲気が漂います。美味しい。
素材を無駄に増やさず品数を絞って、一つ一つの素材が持つ旨味を丁寧にクリアに引き出してブレンドしているような頑固さも感じますね。頑固ついでに、この仕上がりで無化調だってんだから凄い。醤油端麗系好きには堪らないクオリティのスープ仕上がりと思います。
イマドキのインパクト狙いのラーメンに疲れた時にふっとこういうの食べたくなりそうな、原点回帰の一杯。
入り口付近に著名人のサイン色紙が多数飾られていました。名前が読みにくいのが多い中あばれる君のだけすぐわかった(笑)
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