(前回の続き)富山市内を流していたら見覚えのあるでかい看板を見つけたので寄り道。
富山のグルメと言ったら「富山ブラック」と、後は「鱒の寿し」を押さえておきたい。以前富山に来た時にも「ますのすし本舗 源」のものを食べたことが有り美味しかったのを覚えてます。(クリックで過去記事へ)
今回は予算難のため(汗)前回頂いた”特選”よりも少しリーズナブルな”一重”をセレクトしてみました。特選より少し色味と厚みが薄くなるっぽい。でもこれでも十分美味しい。夜食に美味しく頂きました。贅沢なひと時。
後はいつもの観光コースで富山ライトレール(LRT)を見学。市街地の併用軌道を颯爽と走るこの車両は何度見てもカッコいい。
LRTには地下鉄やJRの様な長い階段や改札が無い。高齢者に優しい利便性の良さがある。少子高齢化問題待ったなしの日本にマッチした未来の交通のカタチがここには有りますね。仙台にも欲しかったな。
さてせっかく富山に来たのでもう一軒「富山ブラックラーメン」を食べておきたい。
こちら前回頂いた初代「西町大喜」からの暖簾分けで創業者の味を受け継いでいるとされる人気店。一部のファンからは今の「西町大喜」よりもより元祖の味に近いと言われているらしい。
こちらもメニューはシンプルに醤油のみですが「越中ラーメン」というノンブラックなラーメンもある模様。
「富山ブラックラーメン 並」720円
見た目のインパクト十分。かなり濃い黒色スープに仕上がっています。
醤油ダレは4種の醤油と酒をブレンドしてチャーシューを煮込んだタレを2ヶ月寝かせたものとの事。
早速スープを一口頂きますと…こちらも醤油ダレが強い強い。見た目以上に塩気の強さがありますが、ただ長期間寝かせた事で円やかさが感じられてプラスされた鶏油がコクを醸し出しています。
とはいえチャーシューからの戻しの肉味がしっかりとスープ中に活かされていて動物系ベースの強さを感じますし、豚脂の量で誤魔化さないきちんとした美味しさが有ります。
「喜八」ではデフォルトで黒胡椒が入らず。お好みで卓上の専用黒胡椒を適宜振りかけて頂くスタイル。
2振りで足らずもう2振りでまだまだ、さらに4振りしてキターこの味。富山ブラックには粗挽きの黒胡椒が必須ですね。旨い旨い。
麺はストレート中太麺で元祖とほぼ同じ。チャーシューは肩ロースとバラ肉でバラ肉はやや柔かめ。こちらも肉の量が多くて食べ応え有り。ネギの量は元祖の方が多かったかな。
メンマに秘伝の何かがまぶされているらしいのですが正体わからず。ってかメンマもチャーシューもかなりしょっぱい。またかき混ぜるの忘れて食べ始めちゃってました(汗)
とかくスープがしょっぱ美味しい。身体に悪いと思いつつも結局最後の一滴までしっかり完食。旨し。
# ご当地サイダー?も販売中。これは美味しいのか?〇×しく無さそう?(笑)
店主さんと少しお話が出来まして、これでも醤油の濃さを元祖の時の6割くらいで仕上げているんだらしい。さらに味の濃さを調整可能との事。そっか…
もっと濃くも出来るのか…
次来た時は全力の十割で頼んでみようかな。黒のDNAの洗礼を直で受けてみたい。なんか楽しみになってきた。富山ってちょっと遠いけどいつかまた来よう。
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