仙台ラーメン最強伝説

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THE 匠 サスケ

2012年07月27日 | 仙台市宮城野区

120716142712 前回、新崎人生「徳島ラーメン人生」からのプロレスシリーズ、最後を飾るのはこちら「麺道 THE 匠(グレート)サスケ」です。名前の通り「ザ・グレート・サスケ」プロデュースのラーメン店。みちのくプロレスの初代そして現社長ですね。


サスケといえば、議員に当選したり落選したりこっそり国際結婚してたり、ヒールに転向したり暴行事件で逮○されたりこっそりAVに出てみたりと枚挙にいとまがないマルチ活動が目立つ訳ですが、そのせいか今では微妙な人的な扱いを受けてたりするらしいのですけれども(気のせいか?)


…でもですね、そこは語りたい。若ぇヤツは知らないかもしれないけれどもっ(←オヤジかっ)1990年代にメジャーの新日でライガーやペガサスと空中戦を繰り広げていた頃のサスケは文句無しにカッコ良かったんですよ。エプロンからムーンサルトして捨て身気味に入るダイブ技とかは孤高の芸術技でしたよね。わざわざ遠い方のトップロープに上っちゃうお茶目な無謀さにはカタルシスすら感じさせてくれました。実際、頭蓋骨亀裂骨折とかして死にかけたりもしましたっけ。ジュニアもヘビーもプロレスが一番輝いていた時期だったかもしれないですね。


テーマ曲「インテグラル・ハード」もカッコ良かった。今調べたら元ANTHEMの柴サタンの作なんですね。どうりでコテコテのジャパメタな訳で。個人的にはプロレス曲で一番好きかもしんない(^^ ぜひ聞いてみて下さい!



さて、BGMは「インテグラル・ハード」のままで!今春に中野栄にOPENしたサスケプロデュース「麺道 THE 匠(グレート)サスケ」の看板メニュー「特選日高見牛つけそば(牛スープ)」880円(写真上)です。クーポン券で肉マシをチョイス!120716142225


特選日高見牛って宮城のブランド牛だらしいんですが、高級食材に疎い生活をしているので恥ずかしながら初耳でした。登米市の新進のブランド牛で、日高見とは北上川の古い呼び名なのだそうです。北上川といえばサスケの出身地・岩手から宮城まで流れる川ですから、二県を結ぶという意味も掛けていそうですね。ちなみに私はメガ牛丼が美味しいと思っちゃうような人なので牛肉の違いなんて判らない自信があります(エッヘン)


特選日高見牛じゃなくて、輸入牛を使った「牛つけそば(輸入)」780円もありました。こちらはサスケが海外修業したメキシコからやってきた牛を使用しているらしい?(←多分違う)120716142209_2 120716142745 さて「特選日高見牛つけそば(牛スープ)」ですが、つけ汁は珍しい牛骨ベース。これはサスケの故郷岩手の冷麺をモチーフにしているとの事。気持ちピリ辛仕立てで、あっさりとした味付けで塩味も程々、和風の旨みと中華系のスパイスが牛脂の甘さと相まって中々に奥の深い味わいです。全然しょっぱくないのでこのままでも牛系中華スープとして飲めてしまいそう。※自分は割スープ頼まないで最後、完飲してしまいました。


麺は茶色い中太麺。コシも程よく食感が更科の蕎麦っぽい、…たとえば泉中央の藤○(←よく”モリ中”食べてます)の麺にちょい似の印象。あの蕎麦に下味付けた牛脂をまぶしたような感じです。ただし麺の香りは小麦ですしスープは日本蕎麦のそれとは全く異なるのが新しい。この麺が前述のスープとやたら相性が良いのが上手いですね。流石に計算されてます。


最初トッピング肉の選択に惑わされましたが、麺とスープが普通に美味しいですね。しかも既存のつけ麺とは全く異次元の風味で。新しいジャンルの麺類と捉えたほうが判りやすいかもしれません。ラーメンのプロデュースに網地島屋が絡んでいるみたいですけど、そういえばあの店もアイナメとか普通使わない素材をラーメンに使うの得意でしたよね。出会うべくして出会ったタッグだったのか?


この新食感で仙台のラーメン界にラ・ケブラーダを炸裂させられるか!? 次回は麺を増量+50円でスープ追加してみようかな。ごちそうさまでした。


120716141734 (12/07/16)
麺道 THE 匠(グレート)サスケ/仙台市宮城野区出花1-3-4

コメント
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