Evening Twist

2024-03-20 00:24:40 | エレキ(guitar/violin )
The Quiets 


とぎれとぎれの話はやめてよ
あんたの心にしがみついた
ままの終わりじゃしょうがない
あたいは恋花 散れば いいのよ
あたいはあんたに夢中だっ た
心からあんたに惚れていた
燃えつきてしまった恋花は静かに
別れ唄歌うの疲れたまんまで
二人で心合わせたけれど
大きな夢を咲かせすぎた
燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋
燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋
ひとり咲き


 


チャゲ&飛鳥の「ひとり咲き」・・・です。

思い出となってしまった話は、もはや会話も弾みようもなく、あとは、どちらがさきに、いつ腰をあげるかどうかのタイミングを図っているだけのことになります。

ところで、「好き」と「惚れる」という言葉は、同義語のような使い方をし、またそのような感じがしますが、また、微妙に違うように思います。

「好き」という言葉には、「嫌い」という反対語があり、また、「惚れる」という言葉には、「惚れて振られる」という用法はありますが、

「惚れる」という言葉には、明らかな反対語はありません。

「好き」ということは、感情というよりは、知識・意識から派生していくものであり、一方、「惚れる」ということは、情そのものだからでしょうか。

この情というものは、なかなか厄介なしろものであり、かの文豪夏目漱石にして、「草枕」の有名な冒頭に、

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」

として、情に流される人間を描いています。

さて、恋の花、・・・他の誰がなんといおうと、恋人たちの心の中では、大輪の華麗な花を咲かせています。

しかし、大きければ大きいほど、鮮やかであれば鮮やかであるほどに、その姿形を維持していくには、膨大なエネルギーを必要とします。

エネルギーは不滅ながらも、時間という、また厄介な存在の影響を受けると、それこそ、他方にエネルギーは分散流失してしまい、花はもろくも色あせ、

枯れてしまうものです。

夢の中でこそ咲かせ続けることができます。

もっとも、夢の中でもドライフラワーになっている場合もありますが。(笑)





































































































































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