定期購読している雑誌の一つ「化学」(化学同人)が、2018年1月号で創刊800号を迎えたそうである。 初めて読んだのは、研究室に配属になった1979年頃である。 当時は、ネットもメールも電子ジャーナルもケミドロもワープロさえなかった。 そんな時代、よくパラパラとめくって眺めていた記憶がある。
我々の世代には、このパラパラめくる感触が馴染んでいて、どうも最近の電子ファイルを読む時は、構えてしまい疲れる。 弁当を食べながら、酒を飲みながら、そして寝転がって、このパラパラ読む時のほうが、不思議と研究のアイディアが湧く気がする。 思い起すと、この「化学」を眺めながら、修士2年生の総合試験、博士1年の資格試験のテーマを探したものである。
From Face Book: The 800 issues of “Kagaku” have been published so far.