旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

鉄道殉職者慰霊碑

2024-03-31 12:23:42 | 鉄道と航空機

     

現在、こうやって気楽に鉄道旅行を楽しんではいるが、鉄路を築いていく中で、多くの犠牲者があったことも決して忘れてはならない。 鉄道は、明治以降、国の西洋化、戦争準備、そして戦後は、経済発展の礎を築いてきたものであることは間違いない。 その過程で、過酷な条件での工事も少なくなかった。 このように鉄道関連で犠牲になった方々の慰霊碑は全国各地にあるが、あの有名な松島瑞巌寺境内にも立派な慰霊碑があったのでお参りにしてきた。 

     

     

ここは、現JR東日本仙台支局関係の約1600名の方々が祀られているとのことであった。 

     

また、寺の方に伺ったところ、津波は参道の途中まで押し寄せたようだが、本堂等は無事だったとのことである。

From Face Book: The memorial monument for those who have been sacrificed in the railway related accidents.

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はやぶさ、こまち連結

2024-03-30 11:32:59 | 鉄道と航空機

     

盛岡駅の新幹線ホームでの最大のイベントは、間違いなく、新函館北斗からやってきた「はやぶさ」と秋田からやってきた「こまち」との連結作業である。 鉄道好きに限らず、毎回、多くの観光客に人気である。 

     

     

     

     

     

     

     

基本的には、「はやぶさ」の到着した後に「こまち」が到着し、2回停車してゆっくりと連結、その2分後に盛岡を発車する。 「はやぶさ」が到着して6分で、連結された列車が出ていくことになる。 まさに、日本の鉄道技術ここにあり、という感じである。 今では、「はやぶさ」と言えば東北新幹線だが、我々の世代には、やはり何と言っても、「はやぶさ」と言えば、東京と西鹿児島を結んでいた寝台特急である。

From Face Book: Connection of two Shinkansen bullet trains, Hayabusa and Komachi.

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四季島

2024-03-29 10:59:53 | 鉄道と航空機

     

平泉駅で上り電車を待っていると、遠くから眩しい光を放ちながらこちらに猛進してくる下り列車が目に入った。 東北本線から特急列車が消えて久しいこともあり、遠くにその姿を見た時に、鉄道好きには、もうあの「四季島」以外の選択肢はなかった。 

     

     

初めて実際に見るその姿は、青春18きっぷ使用者にとっては異次元の超高級クルーズトレインである。 10両編成で、定員は約30名なので、何と、約3人で1両のスペースを占有していることになる。 この数字からも、四季島の豪華さがわかる。 

     

料金は、コースにもよるが、100万前後が多いようだが、それ以上に驚くのは、乗車券の抽選倍率が7~80倍が普通であるということである。 富裕層って、予想以上に多いなあと思う時でもある。

From Face Book: The cruise train “Shikishima”.

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盛岡から仙台(平泉)

2024-03-28 12:57:24 | 旅関連

     

旧東北本線の青森-盛岡間(121キロ)は第三セクター化されてしまい、青春18きっぷが使えないこともあり、ようやく盛岡から南で使用することができた。 

     

     

約1時間半で平泉である。 

     

この駅も、随分と久しぶりのような気がするが、駅前は以前とは大きく変わっていた。 

     

あまり時間もなかったので、まず歩いて「毛越寺」に向かった。 ここでは、やはり「浄土庭園」が素晴らしい。 

     

     

     

800年の時を越えて、静かな時間が流れる中、何か現代の我々に語り掛けているような気になる。 次にバスで「中尊寺」に向かった。 

     

     

     

バス停から樹齢300年を越える杉に囲まれた月見坂を、弁慶堂、薬師堂、本堂などを傍らに見ながら登るとあの金色堂にたどり着く。 

     

     

     

こちらが歳をとったせいか、20代で見たものと随分と印象が異なっていた。 

     

     

     

     

     

平泉駅に戻り、一ノ関、小牛田で電車を乗り継いで仙台に向かった。 

     

From Face Book: From Morioka to Sendai via Hiraizumi.

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わんこそば 盛岡

2024-03-27 12:49:06 | 旅関連

     

盛岡にもいろいろ美味しいものがあるが、今回は有名な「わんこそば」を食べることにした。 せっかくなので、明治40年創業の東屋本店を利用した。 

     

ちょうど歩いて10分ほどのところにある「啄木・賢治青春館」を見学し、その後店を利用することにしていた。 

     

ただ、夜の営業時間は17時から19時ということと、当日は来店順番ということで、早めに店に向かった。 

     

     

     

幸い、20分ほどで2階に通され、「わんこそば」食べ放題が始まった。 そばは好物なので、非常に美味しく戴くことができた。 

     

給仕の方が、1回に15杯のそばを用意して、次々に移してくれるので、なかなか中断するタイミングを見つけるのが難しい。 

     

     

     

     

当日は遅い昼食だったこともあり、まあ、きりの良い77杯で止めておいた。 空腹で伺えば、100杯はなんとかなるような気がした。 証明書も戴き、ほんとうに楽しいひと時であった。

     

From Face Book: All-you-can-eat Wanko-soba noodles.

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多様なローカルフード

2024-03-26 13:47:26 | 旅関連

     

学生の頃、青森や秋田は数回訪れたことはあるが、宿泊はユースや駅、その他で、ご当地の名物料理等を食べるような余裕もなかったし、またあまり関心もなかった。 

     

     

     

そんなこともあり、今回の滞在では、まあ、それらしい店に立ち寄った。 

     

     

青森では、ホテルから歩いて5分ほどのところにある何となく雰囲気の良い居酒屋を利用した。 津軽地方の一品料理を食べながら、津軽三味線の生演奏も楽しむことができた。 

     

     

     

     

特に、三味線の由来や構造、材質について興味ある話を聞くこともできた。 

     

秋田では、あまり時間がなかったので、駅前のきりたんぽ屋を利用した。 

     

     

     

     

きりたんぽ鍋はもちろん、秋田の県魚「ハタハタ」も食べることができた。 それにしても、改めて日本の食文化の多様性には驚かされる。

     

From Face Book: Diverse local foods.

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雪の田沢湖

2024-03-25 12:56:30 | 旅関連

     

久しぶりの田沢湖で楽しみにしていた。 以前、夏の時期に訪れたことはあるが、それ以外の季節では初めてであった。 なんと言っても田沢湖は最大深度423mという日本で一番深い湖であり、世界でも17番目ということである。 そのためか、真冬でも凍り付くことはないようである。 

     

     

     

     

     

     

雪の田沢湖ということで、良いなあと思っていたのだが、強い風と雪のせいで視界も悪く、ちょっと湖畔を楽しむというわけにはいかなかった。 循環バスもこの時期は、数時間に1本程度で、いろいろ考えた末、最も湖に近いレストランに向かい、ランチでも食べながら、田沢湖の眺めをできるだけ楽しむことにした。 

     

     

幸い、レストランから歩いてすぐで、湖のそばまで下りて行けたので、少しだけだが、雪の田沢湖を楽しむことができた。

     

From Face Book: The lake Tazawa covered with snow.

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新幹線、在来線並走

2024-03-24 09:28:20 | 鉄道と航空機

     

今回の旅の第三の目的の場所は秋田駅である。 実は、3月16日のダイヤ改正後の秋田新幹線(奥羽本線)を眺めていたら、とんでもないものを見つけた。

      

     

     

     
     ホームで見つけた懐かしい列車群の写真

こまち16号東京行が秋田を9:12に発車するのだが、驚いたことに奥羽本線の普通湯沢行も秋田を9:12に発車する。 

     
     非常に珍しい標準軌用の在来線車両

これだけ聞いても鉄道ファン以外の方は何とも思わないと思うのだが、秋田新幹線区間の秋田-大曲間では、在来線用の狭軌(1067ミリ)と新幹線用の標準軌(1435ミリ)がそれぞれ単線で並ぶ「単線並列」という方式が取られている(一部区間は線路が3本引かれた三線軌条)。 

     
     私と同じ考えの鉄道ファン

すなわち、何は起こるのかというと、標準軌を走る「こまち」と狭軌を走る普通列車が並んで走ることになる。 普段利用している山陽新幹線や東海道新幹線では、絶対に見ることができない光景である。 

     
     並走(1)

     
     並走(2)

     
     並走(3)

     
     並走(4)

     
     並走(5)

秋田駅で待機していると、幸い、両列車とも定刻に出発し、並走して去っていく姿を確かめることができた。 その後、秋田新幹線を利用して田沢湖まで向かった。 

     

この秋田新幹線の運用も興味深い。 まず、大曲までは座席が後ろ向きのまま走行する。 これまた山陽新幹線等では、経験できないものである。 

     

     

     

     

大曲で進行方向が変わり、通常に戻るのだが、大曲からは単線区間が続く。 すなわち、またまた山陽新幹線等ではあり得ない駅での待ち合わせがある。 

     

逆方向の列車の乗客の姿も確認できる。 

     

     

From Face Book: Unusual sights of Akita Shinkansen.

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男鹿なまはげライン

2024-03-23 16:48:33 | 鉄道と航空機

     

これまた、数十年ぶりの男鹿線である。 当時は、確か古びた気動車だったと記憶しているが、現在は最新の蓄電池駆動車が走行している。 

     

     

     

JR東日本のEV-E801系であるが、見るとわかるのだが、JR九州の所謂デンチャがベースになっている。 

     

秋田を出ると追分までは、電化区間の奥羽本線を走り、その後、分岐して男鹿半島の南側を通り男鹿まで結んでいる。 

     

     

基本的には追分-男鹿間は非電化なのだが、非常に面白いのは、男鹿駅の構内には、充電用の短い架線が設置されており、一応電化されていることになっている。 

     
     ほんの数メートル(電柱4本分)の電化区間

多分、日本で一番短い電化区間と思われる。 終点の男鹿駅周辺は、学生時代の面影は全くなく予想以上に整備されていた。 

     

せっかく男鹿まで来たので、あまり時間はなかったが、有名な「なまはげ館」を訪ねた。 

     

     

     

男鹿周辺での伝統的な行事である「なまはげ」の詳しく説明している施設で、その中でも、観光客向けだが、地元真山のなまはげ体験ができる男鹿真山伝承館は一見の価値がある。 

     

     

     

     

     

ところで、なまはげが落とした藁は縁起物ということなので、いくつか持ち帰った。 

     

     
     多種多様ななまはげ

     

ただ、聞いたところ、やはり人口減、若者の減少により、行事自体の運営も大変なそうである。 

     

     

     

閉館後、男鹿駅に戻り、秋田に戻ったのだが、我々が乗った車両と隣りの車両は、誰も乗車しておらず、改めて地方ローカル線の厳しさが実感させられた。

From Face Book: Oga line, so called Oga-Namahage line.

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五能線 しらかみ(2)

2024-03-22 09:46:45 | 鉄道と航空機

     

このような豪華な車両だが「リゾートしらかみ」は快速列車なので、青春18きっぷが使用できる。この列車の醍醐味は何と言っても美しい日本海を望む海岸線を走り続けることである。 どれだけ眺めても飽きない風景が続く。 

     

     

     

     

     

さらに嬉しいのは、途中の「千畳敷」では、10分程度の停車があり、駅からすぐそばの海岸の絶景を味わうこともでき、ほんとうに有難い。 

     

     
     深浦で離合した下りのしらかみ1号

ちょうどランチタイムを挟むが、事前に予約しておくと、途中の「深浦」で受け取ることができる。 

     

     

美味しい弁当やコーヒーを飲みながらの日本海、まさに至福の列車旅である。 

     

     

     
     雄大な白神山地

東能代で、奥羽本線と合流し、しばらく走ると、これまでとの光景と一変し、視界が広がってくる。 

     
     奥羽本線と合流

     

あの八郎潟である。 ずっと昔、学校で習った干拓大事業の地である。 

     

     

     

だんだんと車の往来が増え、マンション等も見えてくると秋田である。 青森-秋田間、特急を使うと2時間弱だが、そこを5時間以上かけて移動したことになるのだが、有意義な時間だった。 秋田駅到着後、次の目的である男鹿線乗車のためにホームを移動した。

     

From Face Book: The train called “Shirakami”(No2).

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五能線 しらかみ(1)

2024-03-21 12:45:23 | 鉄道と航空機

     

今回の旅の第一の目的である「リゾートしらかみ」に乗車した。 この「しらかみ」はもちろんユネスコ世界遺産に登録されている白神山地に由来するものあるが、現在は3編成(橅編成、青池編成、くまげら編成)で運行されている。 今回は、青森から秋田に向かう「リゾートしらかみ2号」(青池編成)を利用した、青森を8:09分に出発し、秋田には13:29分に到着した。 

     

     

     

ここで使用されている車両は、ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を組み合わせたハイブリッド車両で、実際に乗車してみると、電車と気動車の二つの特性を有していることがよくわかる。 

     

     

ちなみに、青森駅の改修工事も進んでおり、4月26日に新ビルが開業するようである。 

     
     青い森701系電車

また、旧東北本線の第三セクター化で引き継いだ青い森鉄道(青森-目時)の車両も目に入った。 

     

     

     

     

     

     

さて、青森を出発し、弘前に立ち寄り、川部で奥羽本線から分岐して五能線に入る。 

     

     
     オハフ33形 津軽鉄道 五所川原駅

しばらく走るとストーブ列車で有名な津軽鉄道の分岐駅五所川原に着く、この五所川原と能代から五能線と呼ばれている。 

     
     圧倒的な存在感の岩木山

この辺りから左手に、1625mの岩木山を望めるようになる。 圧倒的な存在感とその美しい形状は、他の追随を許さないような気がする。 

     

     

ちなみに、この列車は観光列車なので、途中から津軽弁の語り部や津軽三味線の奏者が乗車したりと、なかなか楽しい。

From Face Book: The train called “Shirakami”(No1).

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青森の博物館

2024-03-19 22:08:41 | 旅関連

     

ほんとうに久しぶりの青森なので、以前から関心のあった二つの博物館を訪れることができた。 一つは「八甲田山雪中行軍遭難資料館」である。 

     

     

     

     

ここは、もちろん映画にもなった八甲田山で起きた日本陸軍史上最悪の遭難事件である。

     

     

 1902年(明治35年)1月、日本陸軍第8師団の歩兵第5連隊が青森から八甲田山に向かう雪中行軍の過程で遭難した事件で、210名中、199名が死亡した。 

     

     

     

ほぼ同時期に八甲田山に入った弘前第31連隊は無傷で任務を達成したことから、第5連隊の命令系統や準備の不備がこの大惨事を招いたとされており、この資料館では、その詳細な経緯を知ることができた。 

     

     

     

また、屋外には、犠牲者を祭った陸軍墓地もある。 

     

     

     

     

もう一つは、青函連絡船として使用されていた「八甲田丸」を保存、展示している博物館である。 とにかく学生時代に何度も利用した青函連絡船は、私にとっては青春時代の旅の大きな一コマである。 

     

     

ただ、青函連絡船の運行が終わってから、約36年も経過しているので、もう遠い歴史の遺物になっているのかもしれないが、展示してある「八甲田丸」に一歩足を踏み入れると、何となく当時のいろいろな情景が蘇ってきた。 

     

     

あの当時は、北海道も四国も連絡船でのみ繋がっていた、そのため、今とは異なり、函館や高松に到着すると、海を渡って来たという感覚を持つことができた。 

     

     
     昔、よく利用した座席

     

     

     

また、船内には、函館の昭和20年代、30年代の人々の暮らしも再現されており当時の人々の逞しさが伝わってきた。 

     

     

     

最近の風潮を見ていると、すぐに政治が悪い、行政が悪い、組織が悪いと、まず文句を言う人も少なくない。 まだ日本が貧しかった時代、がむしゃらに働いて生きていた人々の笑顔に触れると、我々、今を生きる人々が何か大切なものを失くしつつあるような気がした。 津軽海峡を渡ってくる風は、昔と同じである。

     

     

From Face Book: Two museums in aomori.

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のっけ丼

2024-03-18 06:44:05 | 旅関連

     

何故か、五能線に乗ってみたくなった。 現在、ここには快速の「リゾートしらかみ」が運行されており、青春18きっぷを利用すれば、青森-秋田間、840円の指定席券を購入すれば、乗ることができる。 

     

そんなわけで、羽田経由で青森に向かった。 

     

     

     

東北地方に入ると、3月中旬とは言え、眼下には冠雪した山々を見ることができ、青森空港は、まだ雪に覆われていた。 

     
     東北新幹線

市内にバスで向かうと昼食時になったので、もちろん、あの「のっけ丼」である。 

     

     

青森駅から歩いてすぐの魚菜センターが特に有名で早速足を運んだ。 

     

     

     

     

     

     

     

ここのシステムは、チケットを買い、白ご飯のどんぶりをもらうと、センター内の店舗を自由に回り、好きなものだけをチケットを使って選び、自分だけの海鮮丼を作るという、非常に楽しいものである。 

     

     

また、ここの雰囲気も良い。 

     

From Face Book: Your own bowl of rice topped with fresh fish (Nokke Don) in Aomori.

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恩根内

2024-03-16 17:29:42 | 鉄道と航空機

     

この3月16日に、人知れず消え去るものがある。 宗谷本線の「恩根内(オンネナイ)」駅である。 このオンネナイの呼称は、あの「オンネトー」の「オンネ」と同じ語源で、年老いたとか父なるという意味である。 もう45年以上昔の学生時代、秋深まった頃、寒い思いでこの駅で長い時間過ごした思い出の場所である。 隣りの天塩川温泉を利用した帰りだったと記憶している。 一時は、地元の反対もあり廃止が先送りされたが、1日の利用客が1人以下では、仕方がない。 実は、隣りの「初野」駅も廃止される。 時の流れとは言え、鉄路や駅舎が加速度的に北の大地から消えつつある。 使わなくなった駅は、すぐに木々に覆われ、自然に戻っていく。 半世紀前、若い学生で溢れていた大地、おそらく、あの賑わいが戻ることはないような気がする。

From Face Book: The “Onnenai” railway station is no lomger in use.

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ちょっと異様な光景

2024-03-15 12:37:03 | 日々思うこと

     

日々使っている博多駅であるが、最近、ちょっと異様な光景に出会うことがある。何かと言うと、場所と時間帯によっては外国人観光客(主に、韓国、台湾、中国)に囲まれてしまう。 特に、コロナ規制が撤廃された後が著しい。 とにかく、コンコースに行列があるとだいたい外国人観光客である。 

     

その際たるものが博多9時17分発の「ゆふいんの森1号」である。 いつ見ても、ほぼ100%、外国の方である。 

     

さらに、駅周辺のちょっとした場所にも長い行列を見かけるが、それも多くは外国の方である。 とにかく、日本が安い国になってしまった、さらに、清潔、安全、丁寧、親切とくれば、まあ集まるのも必然ではあるが、逆に、海外旅行の余裕がなくなっている多くの日本人がいることも事実である。 ちょっと複雑である。

From Face Book: Something unusual.

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