3月の最終週の好天に恵まれた日、休みを取って、90歳になる母を連れて「高塚地蔵尊」を参拝した。
正式には「高塚愛宕地蔵尊」と呼ばれており、大分県日田市天瀬の山間にあるのだが、地元を初め福岡ではご利益があると非常に有名で、年間200万人の参拝客があるそうである。 また、神仏混淆の信仰形態のようである。
母も若い頃からずっと参拝していたが、ここ数年は高齢のため訪れていなかった。 そんなわけで久しぶりの参拝となった。
今では高速道路のインターチェンジができ、非常に便利になったが、私が若い頃は、車でカーブが続く狭い道を登っていく必要があった。
今でも、いろいろな願い事が貼ってあった。 21世紀になっても変わっていない。
願い事を自分の歳の数だけ書いて貼っておくと、叶うということで、私も受験の時に書いた記憶がある。
当時から、いつも昼食を食べていた食堂もそのまま残っており、これまた当時のメニューもあり、時間が遡ったような感覚であった。 平日で人も少なく、また桜満開とも重なり、山間で静かな時間を楽しむことができた。
From Face Book: We visited Takatsuka Jizo (guardian deity of children) on a beautiful day.