旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

JAL特別塗装機

2021-07-31 12:06:25 | 鉄道と航空機

     

ようやく自宅から東京オリンピックに向けた特別塗装機の3号機を見る機会を得た。 

     

     

エアバスA350-900(機番:JA06XJ)を使っているのだが、何と言っても今回の特徴は垂直尾翼に描かれた金色の鶴丸ロゴである。 

     

     

初便は7月20日の羽田発札幌(新千歳)行きJL515便だったが、今後、福岡等の幹線に使われる予定である。 機体には、橋本大輝、内村航平、錦織圭、阿部詩、阿部一二三らが描かれている。

     

From Face Book: The JAL special painting aircraft.

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久しぶりの津山線

2021-07-30 11:30:59 | 鉄道と航空機

     

数十年ぶりに津山線に乗る機会を得た。 

     

     

津山線は岡山から津山まで、一級河川の旭川に沿って山間を走る路線で国鉄時代から変わることなく単線未電化のローカル線である。 

     
     我々の世代には懐かしい雰囲気である。

     
日本の正しい夏が続く

     

     

確か大学の2,3年生の時に乗ったと記憶しているが、当時とほとんど変わらないあのディーゼルカーの雰囲気を楽しむことができた。 

     

     

津山駅はそれほど大きな駅ではないのだが、津山線の他、因美線、姫新線が乗り入れており、隣りの東津山とともに、鉄道好きには、非常に気になる場所である。 

     
     因美線車両

     

私は経験はないのだが、日本縦断片道切符というのがあり、北海道から九州まで一枚の切符を使って、約12,000キロの鉄道の旅ができる。 いろいろなルールがあるが、一番大事なのは、同じルートは一度しか使えないということである。  その際、この3路線と2駅の使い方が、いろいろあって面白い。 余談だが、現状のルールでは四国は廻れないし、当たり前だが盲腸線にも乗れない。 これらの3路線は、国鉄時代には、山陽と山陰を結ぶ重要な路線であったが、智頭急行線が開通したため、その役目は終えたようである。 

     

     

津山駅の西側には留置線など9線を擁した津山運転区があり、九州では馴染みのないキハ40形、47形、120形といった気動車の基地となっている。

     

ちなみに、日本は今でも東京を中心とした下りと上りの呼称となっているが、津山線は津山方面が上りになっている。 ちょっと勘違いしやすい位置関係ではある。

     

From Face Book: Tsuyama line for the first time in the last forty years.

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国宝臼杵石仏(2)

2021-07-29 12:33:02 | 旅関連

     

この臼杵石仏(磨崖仏)は大きく四つの区画に分かれており、後半は山王山石仏と古園石仏である。 

     

     

山王山石仏は中央の大きな如来像と左右の三体の小さな如来像で構成されている。 

     

     

     

古園石仏は、大日如来像を中心とする曼荼羅を構成しているもので古園十三仏とも称されている。 

     

     

また近くにはハス畑もあり、ちょうど訪れた頃はハスの花のピークだったようで、5種類のハスの花を楽しむことができた。 

     

     

     

     

     

     

この畑は約4400平方メートルの広さ約1万本が植えられているとのことである。 ついでに、この周辺を少し散策久しぶりに落ち着いた日本の田舎の佇まいを感じることができた。

     

From Face Book: National treasure: Usuki stone buddha (2).

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手のひら返し

2021-07-28 13:14:31 | 日々思うこと

     

ほんの数日で、こんなに社会の流れが変わってしまったことなど初めてではないだろうか? オリンピック開催前は、どちらかと言うと開催に否定的だった多くのマスコミが、ここ数日、日本勢が好調なこともあり手の平を返したように(この表現がぴったりである)、オリンピック一色である。 左翼色強い日曜日の某ワイドショーなど、どう対応するのだろうか。 個人的には、スポーツ観戦は大好きだが、やはりオリンピックの雰囲気は別格である。 各種競技を見ていると、オリンピック開催が当たり前のことで、中止など考えられなかったこともよくわかる。 あの必死で競い合っている若いアスリートの姿を前に、老人が中止など言えるものではない。 前回のオリンピックは、開会式、閉会式等、断片的にしか覚えていない。 たぶん人生最後の日本での二回目のオリンピックを楽しみたい。

From Face Book: Flip-flopping on the attitude for Tokyo 2020.

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対面試験

2021-07-27 12:06:20 | 大学のこと

     

紆余曲折のあった前期であったが、期末テストだけは対面で行うことができた。 問題内容の制限、公平性等を考慮すると、やはり遠隔でのテストは、少なくと私にはハードルが高い。 

      

From Face Book: Face-to-face exam after all.





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ノマド(5)

2021-07-26 12:40:28 | ノマド

     

こういう場所こそ穴場と呼んで良いような気がする。 

     

     

まあ、私にとっては、これまた至福の時を過ごせる場所である。 エアコンの効いた場所でコーヒーを飲みながら、ゆっくり座って、かつこのようなアングルで列車を眺めることができる場所は、他にはなかなかない。 

     

     

     

     

まして、改札内ということで、利用客も限定されている。 ただ、ここではほとんど仕事にはならない。 正式にはネスカフェ博多である。

     

From Face Book: One of my favorite places as a nomad worker(5).

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国宝臼杵石仏(1)

2021-07-25 12:27:42 | 旅関連

     

随分前に訪れた臼杵石仏であるが、国宝に指定されたこともあり随分と整備されたようなので、再訪した。 

     

     

     

この臼杵石仏(磨崖仏)は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて作製されたとなっているが、誰がどのような目的で造営したのか、ほとんど分かってないようで今もなお多くの謎があるようである。 

     

     

     

個人的にはこれが良い。 何もかもわかってしまうと夢もなくなることがある。 その規模と質においてはトップクラスの石仏群であり、平成8年にこのような磨崖仏としては初めて、59体が国宝に指定された。 

     

     

     

     

     

石仏群は4群に分かれ、地名によって、ホキ石仏第1群、ホキ石仏第2群、山王山石仏、古園石仏と名づけられている。 

     

     

     

     

入口から入ると、ホキ石仏第2群の2龕(がん)があり、第1龕には阿弥陀三尊像が、第2龕は、「九品の弥陀」と呼ばれものが彫られている。

     

     

     

ホキ石仏第1群は4つの龕からなり、第1龕は、如来坐像3体と菩薩立像2体、第2龕は阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像、如来坐像の3体、第3龕は大日如来像ほか4体、第4龕は地蔵菩薩半跏像並びに十王像となっている。

From Face Book: National treasure: Usuki stone buddha (1).

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駅弁とビール

2021-07-24 14:44:44 | 鉄道と航空機

     

ほんとうに久しぶりに新幹線に乗って関門海峡を越えた。 確か、昨年の2月以来である。久しぶりに見る流れる車窓の風景に年甲斐もなく感動した。 

     

     

新幹線のWiFiサービスも、本格運用が始まったのが2020年3月なので、これまた初めて繋いでみた。 これに関しては、まだまだ改善の余地がありそうである。 帰途の車内では、ビールと駅弁を食べたが、この冷えたビールの美味しかったこと、言葉がない。 また、自由に旅ができる時が巡ってくることを心待ちにしている。 

     

From Face Book: Beer and bento box tasted like heaven in Shinkansen.

 

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手打ち蕎麦 さえ木

2021-07-23 12:36:27 | グルメ

     

日々、使っている博多駅であるが、ちょっとした楽しみがある。 5番、6番ホームにて期間限定でオープンする「食堂」である。 駅のホームの一角にある「立ち食いの店」だが、従来とは異なったユニークなコンセプトの店が出店している。 

     

そんなわけで、前回の第一弾に引き続き、7月9日にオープンし、9月までの限定営業の「手打ち蕎麦 さえ木」に立ち寄った。 

     

聞いたところ、福岡市の老舗蕎麦屋「赤間茶屋 あ三五」協力で、全国的にも珍しいと言われる「更科10割蕎麦」が提供されている。 その他、九州の素材にこだわった「二八蕎麦」も自販機のメニューにあったが、ここはせっかくなので、「更科10割蕎麦」を食べてみた。 これまで見たことのない色と蕎麦が短いという印象だが、ホームで列車を見ながらの蕎麦は最高である。

      

From Face Book: A limited-time buckwheat noodle shop on the platform of Hakata station.

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南カルフォルニア大学の金メダル数

2021-07-22 11:55:55 | アメリカのこと

     

私が2年間お世話になった第二の母校、南カルフォルニア大学(USC)であるが、東京オリンピックに61名も参加するようである。 もちろん、在校生だけでなく卒業生も含む数字だが、それにしても凄い。 小さな国なみである。 ちなみに、2016年のリオオリンピックでは、金メダル9個を含む21個のメダル、2012年のロンドンオリンピックでは、金メダル12個を含む25個のメダルを獲得している。 ロンドンオリンピックでの日本の金メダル数は7個なので、それよりも多い。 さらに調べてみると、これまで日本が夏の大会で獲得した金メダル数は142個であるが、偶然にも、同数の金メダルを南カルフォルニア大学だけで得ている。 また、私がポスドクでお世話になったオラー教授をはじめ、これまでに10人のノーベル賞受賞者を輩出している。 ところで日本でノーベル賞を輩出した東大や京大等の大学出身で、オリンピックに参加したアスリートは何人いるのだろうか?  何か、大学としての次元が違う。

     

From Face Book: Record 61 USC athletes headed to Tokyo 2020. USC has had the gold medals 142 as many as Japan.





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オリンピック開催で思うこと

2021-07-21 12:20:04 | 日々思うこと

     
 
いよいよ、1年遅れの東京オリンピックが始まる。 この1週間のいろいろな動きを見ると、政府をはじめ、オリンピック関係者が、何月までの感染動向で判断するとか言っていたようだが、「中止」という選択肢はなかったことが明らかである。 ここに来て、水面下で周到な準備が行われてきた様子がよくわかる。 よく考えると、世紀のイベント、簡単に、中止やこれ以上の変更などできないのも当然かもしれない。 良い意味でも悪い意味でも、我々、一般人とは関係のない場所で、凄い力が働いていることが改めて理解できた。 まあ、始まる以上は、成功して欲しいものである。

From Face Book: No choice other than hosting Tokyo 2020.

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鹿児島市加治町

2021-07-20 12:13:21 | 旅関連

     

「維新ふるさと館」のある鹿児島加冶町は西郷隆盛生誕の地であるが、すぐ近くでは、明治2年に渡欧しジュネーブに滞在した経験を持ち、日本陸軍の基礎を作った大山巌も生まれている。

     

     

     

     

     

     

さらに近所では、明治4年にイギリスに留学した経験も持ち、日本海軍の基礎を作り、日露戦争では、あのバルチック艦を撃破した東郷平八郎も生まれている。 

     

     

町内会で新しい日本を作ったと言っても過言ではない。 

From Face Book: Three great men were born in the same neighborhood.

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維新ふるさと館

2021-07-19 12:34:56 | 旅関連

     

ようやく、鹿児島にある「維新ふるさと館」を訪れることができた。 

     

     

主に、明治維新を薩摩藩からの視点で展示、紹介した博物館で、日本の歴史の中で、明らかに、最大の転換点である明治維新について学ぶ絶好の場所である。 

     

     

     

このふるさと館が立地している「加冶屋町」は、にわかには信じられないのだが、維新の三傑の二人、西郷隆盛、大久保利通、そして東郷平八郎の出身“町内”である。 

     

     

     

このことを、司馬遼太郎は、「いわば、明治維新から日露戦争までを、一町内でやったようなものである」と述べている。 

     

     

     

館内は、大きく1階の「英雄の道」、地下1階の「維新の道」に分かれており、当時の時代の動きを、映像、ジオラマ、各種模型、ロボット等を駆使して、非常に分かりやすく解説されていた。 

     

個人的に、特に印象に残ったのは、薩英戦争後に、戦争当事国であるイギリスに、国禁を破り当時若い留学生を送り込んだ点(薩摩スチューデント)である、力の差を認め、一転、学ぼうとする姿勢である。 

     

     

     

やはり、このような風土が、維新を担ったこの地方の背景にはあったようである。 これだけの充実した展示内容にも関わらず、入場料は300円である。

     

From Face Book: Museum of the Meiji restoration in Kagoshima.

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休日の大学院入試

2021-07-18 13:13:45 | 大学のこと

     

この週末は大学院入試である。 ほとんどの先生方が、暑い夏の休日に駆り出される。 この大学院入試も年に3回行われ、かつ選抜とは言えない倍率である。 非常に効率が悪い。 このような非効率の積み重ねが、現場の疲弊化をもたらしている原因の一つである。 また、今週、第3期中期目標期間の業務にたいする評価結果が報告され、我々も含め、各大学、一喜一憂しているようである。 ただ、どうやって決まったのかわからない評価を上げることが、何か大学の目標になってしまっているような気がする。 このことが、日本独自のルールに埋没し、ふと目覚めると世界から遅れをとっていることに気づく原因となっていないだろうか。 ある大先生曰く、「このような大学評価自体は悪くはないが、ほんとうに正しい評価を行っているのか、評価している側も評価されるべきだ」。 なるほどである。

From Face Book: Inefficiency breeds fatigue.

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ターミナル鹿児島中央

2021-07-17 07:40:44 | 鉄道と航空機

     

九州新幹線のターミナル鹿児島中央駅でどうしても見ておきたいものがあった。 車止めである。 全国に張り巡らされた新幹線網であるが、実は、ほんとうの意味での終着駅はここ鹿児島のみである。 ここから先に鉄路が伸びることはない。 

     

北海道新幹線の新函館北斗駅にも車止めがあるが、もちろん暫定的である。 ただ、意外なのは東京駅の新幹線ホームで、東海道新幹線の14~19番線にも、東北、上越、北陸新幹線の20~23番線もすべてに車止めがある。 すなわち、物理的に東海道と東北等の直通運転は不可能な構造になっているが、鹿児島の車止めとは趣きが違う。 

     

それにしても、東京駅を改造して、JR東日本とJR東海で名古屋発青森行とか。 JR西日本も巻き込んだ、岡山発仙台行なんてあったら楽しいだろうな、と思うのは、鉄道ファンだけだろうか? ついでに、鹿児島中央発新函館北斗行もどうだろう。

     

From Face Book: The buffer stop of Kyushu shinkansen track.

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