旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

2024山笠スタート

2024-04-29 13:28:23 | 博多祇園山笠

     

5月を前に、博多祇園山笠西流の町内寄りが行われた。 昨年から、ほぼ例年通りの開催に戻った山笠であるが、やはり2年間のブランクは小さくなく、これを機に離れた人も少なくはない。 ただ、こうやって数か月ぶりに会う仲間との時間は、やはり良いものである。 

     

     

各行事の説明等の後は、直会がおこなわれ、美味しい酒とともに楽しい時間を過ごすことができた。 今年は7年ぶりの当番町ということで、例年以上に行事も多い。 

     

From Face Book: The first meeting of Yamakasa 2024

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かんぱち・いちろく

2024-04-28 11:02:28 | 鉄道と航空機

   

JR九州の新しい観光列車「かんぱち・いちろく」の運行がこの週末から始まった。 3両編成で、1号車と3号車は、「いさぶろう・しんぺい」で使用されていたキハ47形、2号車はキハ125形である。 博多~別府間を久大本線経由で結ぶ特急列車で、料金は食事付きで、1万8000円~2万3000円ということである。 単純に考えると運賃以外の料金が1万1000円~1万6000円ということになる。 この料金を含めこのような「観光列車」をどう考えるかは自由だが、鉄道ファンの一人としては、ちょっと違和感を感じるのも事実である。 沿線からは人が去り、駅前の多くは廃れてつつある鉄路を、高級料理を食べながらピカピカの列車での移動。 

     

ある関係者の話によると、今後、値段をかなり高く設定しても、外国人観光客の需要は増えるらしい。 そうなるといよいよ列車の中と外の世界の解離が進んでしまう、これで良いのだろうか。 そうは言うものの、一度は乗ってみたいものである。 ちなみに、JR九州では、「観光列車」と呼ばずに、「D&S列車」と呼んでおり、これは「デザイン(Design)」、と「ストーリー(Story)」を意味するとのことである。

From Face Book: D&S trains

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高齢運転手

2024-04-25 12:40:52 | 日々思うこと

     

先日、タクシーを利用したのだが、運転手の方を見てちょっと驚いた。 とにかく高齢者なのである。 これまでも、高齢のタクシー運転手の方を多く見てきたが、今回は、その中でも、多分、最高齢のような感じがした。 まず、行先を2度言わないと伝わらなかった。 運転も、これは個人的な印象だが、速度を出して良いところで遅く、そうではないところで速すぎる。 正直、ちょっと怖かった。 高齢化社会を実感するとともに、高齢者が働かないと生活できない現実に触れ、今後、日本の社会はどうなってしまうのだろうかと考えさせられた。

From Face Book: An old taxi driver

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改築と引っ越し

2024-04-24 12:45:04 | 大学のこと

     

現在、筑紫キャンパスにいるが、このキャンパスも40年以上が経過し、多くの建物が改築時期に差し掛かっているようである。 先導研の建物に隣接している二つの総合理工学研究棟の改築が終わったようで、引っ越しが行われている。 

     

     

     

私も九工大時代、オフィスを4回、実験室を3回移動したが、その大変さは身に染みている。 

     

     

私のオフィスがある建物の改築も予定されており、もしかしたら、また引っ越しを経験することになるかもしれない。 まあ、今回はPCと書類だけなので、そんなに大変ではないとは思うが、できれば避けたいものである。

     

From Face Book: Moving out and moving in 

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新プロジェクトX

2024-04-21 08:43:54 | 日々思うこと

   

毎回、楽しみにしていた「ブラタモリ」は終了したが、その跡を継いだのがあの「プロジェクトX」である。 約20年以上前に放映されたものは、ほとんど観ていたが、今回、「新プロジェクトX」として新たにスタートした。 これで、また土曜日に夜の楽しみができた。 二回目は、2011年の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手・三陸鉄道が、わずか3年で復旧する話であった。 

   

見ていても、思わず眼がしらが熱くなった。 こんなことができるのも、世界広しと言えども、まず日本だけである。 余談だが、私の最終講義題目の「旅はまだ終わらない」は、このエンディングテーマから引用させてもらった。

From Face Book: New “Project X”

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消え去るあの「箱崎」

2024-04-19 12:15:46 | 日々思うこと

   

九州大学箱崎キャンパスの跡地利用計画が一歩前進したようである。 コロナ感染拡大で遅れていたが、18日に住友商事を代表者としたJR九州、西鉄・西部ガスなどのグループが優先交渉権を獲得し、「HAKOZAKI Green Innovation Campus」構想が実現化していくようである。 面積は約50万平方メートルで、ペイペイドーム7個分の更地があるわけで、一から自由な設計が可能である。 何年先の完成かはわからないが、鹿児島線の箱崎駅と千早駅の間に最寄り駅が開業するのは、2027年ということである。 

     

どんな先進的な街ができるのか、非常に楽しみな反面、これで我々の青春の町「箱崎」が完全に消えてなくなることになる。 スマホもネットもなく、中にはジャージに褞袍姿の若者が、コンビニなどない狭い路地が続く古い町並みの中を自由と若さを謳歌し闊歩したあの姿も、もう高齢者の記憶の中にしかない。 そして、それもやがて消えてなくなる。 そう思うと、やはりちょっと寂しい。

   

From Face Book: HAKOZAKI Green Innovation Campus.

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福岡大学での講義スタート

2024-04-17 12:51:23 | 行事(大学関係)

     

昨年度に引き続き、福岡大学での講義「自然界と物質の化学」がスタートした。 基本的には、文系の学生向けの一般教養自然科学の科目である。 

     

     

実は、昨年は講義初日まで、こちらの思い込みで理系の学生を想定していたこともあり、講義資料内容を大幅に作り直すことになった。 今年度は、そんな心配はないが、一方、昨年と講義対象の学年と人数が随分と変わっている。 

     
     地下鉄直結のキャンパスである

     

昨年度は、全員1年生で約70名であったが、今学期は、全学年の学生(3、4年生が約半分)が受講しており、また受講生数も約150名と多い。 よく考えると、こんな大人数を相手に講義をやったことはないような気がする。

     

From Face Book: The new class has just started at Fukuoka University.

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また消えた路線

2024-04-15 12:16:16 | 鉄道と航空機

     

何となく静かに廃止になったような気がする。 この3月を持って、根室本線の富良野-新得間が廃止となった(正確には、富良野-下落合信号所)。 既に東鹿越と新得間はバス代行輸送区間となっていたが、その区間も含めた約82キロの鉄路が完全になくなった。 これで、根室本線は分断されたことになる。 私が学生の頃は、まだ石勝線が開通する前だったので、帯広方面はこの根室本線を利用していた。 あの日高山脈を大きく迂回するため、道東方面に行くのにかなりの時間を要していた。

     

     

廃止区間の中には、有名な映画のロケに使われた「布部駅」もあり、個人的にも北の大地の雰囲気を持った路線と思っていた。 青春時代、リュックを担いで旅した駅や路線が音をたてて無くなっていくような気がしている。 時代とは言え、やはり寂しい。 ちなみに、福岡県の人口が北海道より多くなったとのことである。

     

From Face Book: The part of Nemuro line has been demolished.

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死語となった「悠々自適」

2024-04-14 13:03:13 | 日々思うこと

     

桜の季節も足早に過ぎ去った週末、福岡地方は青空が広がり、ちょっと冷たい風により何となく大気の透明感が増した感じの天気になった。 まさに、南カルフォルニアを思い出させるような気候である。 ようやく、ベランダで快適に過ごせる季節になり、離着陸する航空機を眺めながらのんびりできる。 

     

     

さて大学を退職して早いもので1年が過ぎた。 ふと思い出した言葉がある。 「悠々自適」である。 我々より一世代上の先生方は、遅くても63歳で退職されていた。 そんな先生方の近況報告を聞くと、前述の「悠々自適」という言葉をよく目にしていた。 ところが最近はあまり聞かなくなった。 

     

     

まあ、退職金も大幅に減り、年金も頭打ち、それに加えて、税金、各種社会保険料の増額と来れば、多くの人にとって余裕がなくなっているのは当たり前である。 社会全体を見渡しても、なかなか好転の兆しは感じられない。 人口減、高齢化も確実に進む。 このカルフォルニアスカイを見ながら、「どこで間違ってしまったのだろうか?」 と答えのない問いをしてみた。

     

From Face Book: “Living leisurely and comfortably” is not being used anymore.

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珍しい現象(北陸新幹線)

2024-04-12 12:46:23 | 鉄道と航空機

     

3月16日に金沢-敦賀間延伸開業した北陸新幹線だが、時刻表を眺めていると面白いことに気づいた。 通常は、新幹線が延伸されると、当たり前だが所用時間が大幅に短縮される。 東京6:16分発の「かがやき501号」に乗ると敦賀に着9:34分に到着する。 ところがである。 それより、17分後の6:33分東京発の「のぞみ5号」に乗ると名古屋に8:10分に着く。 そこで、名古屋8:13分発の「ひかり631号」に乗り換えると米原に8:42分に着く。 そこから、8:57分発の在来線特急「しらさぎ1号」に乗り換えると、敦賀には9:27分に到着する。 すなわち、東京-敦賀間に限ると、北陸新幹線を使うより、東海道新幹線と在来線特急を使った方が、乗車時間が20分も短いことになる。 まさに珍現象である。 こんなことが起こるのも、北陸新幹線はJR東日本とJR西日本が運行、そして東海道新幹線はJR東海が運行、というように別会社になっているためのライバル意識の現れだろうか。

From Face Book: A rare event seen in Hokuriku Shinkansen.

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2024年度講義スタート

2024-04-09 14:09:14 | 日々の出来事

     

桜も散り始め2024年度も始まり、昨年度に引き続き九州工業大学で、非常勤講師として講義を担当する。 いつ見ても、九工大の正門付近の佇まいは、歴史を感じさせ、古き良き大学のキャンパスの代表格と言える。 

     

早いもので、退職して1年が過ぎ去った。 32年前の今頃、どんなことを考え、このキャンパスに足を踏み入れたのだろうか? 旧一般教養の建物の前に来ると、そんなことを考えてみた。 時は流れた。

     

From Face Book: Looking back 32 years ago.

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階段利用

2024-04-08 13:00:31 | 日々の出来事

     

現在、住んでいるマンションのエレベーター取り換え工事のため、約1ヶ月使用できない。 もちろん、その間階段使用となる。 6階なので、ちょっと大変かなあと思っていたが、まあ、特に重い荷物がなければ、それほどの負担にはならないようである。 

     

暑い夏や、灯油運びもある冬は大変なので、この時期がベストかもしれない。 それにしても、何十年住んではいたが、初めて足を踏み入れた階もある。

     

From Face Book: The elevator in my place is being replaced.

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日帰り鉄道旅(3)

2024-04-07 08:29:03 | 鉄道と航空機

     
     (第9走者)

第9走者は、佐世保16:13分発のシーサイドライナー長崎行きで、早岐で下車。 

     

     
     珍しくなった転車台

     
     (第10走者)

     

ここで早岐16:43分発の佐世保線を通る普通(第10走者)に乗り換え、17:39分に江北着。 

     

ついで、江北17:52分発の普通(第11走者)に乗車、実はこの電車は福間行きで、この電車に乗り続けると、博多には19:44分に到着する。 

     
     (第11走者)

     

それでは面白くないので、途中の久保田で下車した(18:07)。 

     

     
     久保田駅前の居酒屋 この雰囲気が良い

ここからはもちろん唐津線を利用した。 久保田18:33分発の列車(第12走者)に乗り込んだ。 

     

     
     (第12走者)

     

途中、多久までは、通勤、通学客で混んでいたが、それを過ぎると、地方ローカル線の雰囲気に戻り、高架駅の唐津には、完全に暗くなった19:36分に到着した。 

     

     

さて、ここで鉄道の旅の楽しみの一つとして、駅周辺で食事処を適当に探し、美味しい食事を食べることがある。 ただ、最近の傾向として、地方に行けば行くほど、駅前がどんどんと寂しくなっている。 

     

     
     ほんとうに寂しい駅前

唐津のような比較的大きな町でも、8時前とは思えないほど、人通りもほとんどなく閑散としており、閉まっている店も少なくない。 雨も降り始めたので、とにかくどこかに入ろうと思っていたところ、駅から歩いて10分ほどのところに、良さそうな焼肉店があったので、そこで夕食を食べることにした。 

     

     

鉄道に、長時間揺られた後の生ビールの味は別格である。 

     

     

     

肉類も、比較的選ばれたもので、美味しく食べることができた。 

     
     (第13走者)

     

唐津20:59分発の電車(第13走者)に乗り、筑前前原(21:58)で乗り換え(第14走者)、福岡空港には22:46分に到着した。 

     
     (第14走者)

少し疲れたが、充実した1日であった。 ちなみに1日の走行距離は522.6キロ(これは博多-姫路間)、個別に乗車券を購入すると10,260円必要だが、青春18きっぷなので2,410円で乗ることができた。 

From Face Book: One day-train trip (3).

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日帰り鉄道旅(2)

2024-04-05 17:23:30 | 鉄道と航空機

     
     (第5走者)

熊本11:44分発の普通銀水行き(第5走者)で、崇城大学前や田原坂を通り、銀水で鳥栖行き(第6走者)に乗り換えて、鳥栖に13:24分到着。 

     

     

     

     

     
     (第6走者)

     
     今やローカル線は通学の大事な足

     

この鳥栖駅は、かっては鹿児島本線と長崎、佐世保方面との分岐駅として賑わった場所だが、九州新幹線や西九州新幹線の開業とともに、寂しくなりつつある。 

     

     

そんなわけで、手持ち無沙汰の構内はちょっと寂しいが、ホームでうどん屋さんが営業していたのは嬉しい。 ただ、これも時間の問題のような気がする。 

     
     (第7走者)

     

     

鳥栖からの第7走者は、鳥栖13:48分発の早岐行き、今回の旅で最も長い乗車時間の約2時間で、終点の早岐に到着した。 コーヒーと流れゆく車窓があれば、2時間もあっと言う間に過ぎ去る。 

     

     
     長崎本線が右に分岐していくが、その役目はほぼ終えた。

     
     電化区間も肥前浜までになってしまった。

途中の江北では15分の停車、こんな時間もまた楽しい。 ここは、最近まで肥前山口と呼ばれており、長崎と佐世保への重要な分岐駅であったが、その役目も、新幹線開業で終わった。 

     

こんな光景もローカル線ならではのものである。 

     

     

     
     (第8走者)


     

終着の早岐では、3分の乗り換えで、約15分で佐世保である(第8走者)。 

     

     

佐世保駅のホームから見渡す佐世保湾の光景は、他ではなかなか味わえない雰囲気がある。 

     

ここでは、佐世保バーガーだが、滞在時間は7分だったので、また次回の楽しみにしておこう。

From Face Book: One day-train trip (2).

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新任教員研修

2024-04-04 21:39:50 | 行事(大学関係)

     

定年退職後ではあるが、もちろん新任教員なので、伊都キャンパスで開催された「新任教員の研修(令和6年度 第1回全学FD)に出席した。 

     

     

まさかこの歳になって、この種の研修に参加するとは考えてもいなかったが、大学も変わり、また何よりも時代が変わってしまったので、最新の情報を得ることにした。 約2時間半、内容の濃い研修であった。 まあ、約40年前にも助手として採用されたのだが、当時はこんな研修などあるはずもなく、まさに隔世の感がある。 

     

新学期もスタートしたばかりで、キャンパスには多くの学生の姿があった。 そこで、ちょっと気になる看板を見つけた。 

     

どうもオリエンテーションに関する注意事項であるが、その禁止事項の最初に、「ヘルメットの着用及び竹竿・金属棒・マイク等の使用を行う行為」とあった。 今の学生がこれを読んで、一体何を想像するのであろうか? 我々の世代であれば、学生運動の象徴のような物品であり、ちょっと懐かしい感じもするが、もう最近ではほとんど見ることもなくなった。 多分、総長をはじめ、もうあの時代を経験した現役の先生方はいないはずである。 どうせなら、「角材」も加えて欲しかったものである。

     

From Face Book: The 1st faculty development for new faculty members.

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