定期購読している雑誌「AIRLINE」であるが、今月の特集は航空管制で、特に福岡空港が取り上げられていた。 とにかく、小型のプロペラ機から大型のジェット機まで、その機種は実に多彩な上に、膨大な離着陸回数を1本の滑走路で処理している。 滑走路1本あたりの離着陸回数は、成田空港の1.5倍で、多分世界一であろう。 平均すると2分に1本で、東京の地下鉄並なみの混雑である。
さらに、あまり知られていないのが、海ノ中道にある福岡ACC(航空交通管制部)に隣接しているATM(航空交通管理)センターである。 このセンターは日本でここだけにしかなく、日本だけでなく太平洋上の広い空域を管理している。 まさに日本の航空路管理の中枢が福岡にある。 福岡空港は都心から近いのが特徴とよく言われているが、この雑誌に面白い例えがあった。 JR博多駅まで、2.5キロであるが、滑走路の長さが2800メートルなので、滑走路の端に立つと、もう一方の端より、博多駅のほうが近いことになる。 これは分かりやすい。
From Face Book: Air traffic control at Fukuoka airport.