あいにくの雨だったが、アウシュヴィッツ収容所跡の入口には多くの見学者がいた。
収容所入口のアーチには、「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」という標語が記されている。
言語別に分けられたツアーに参加する必要があり、あちらこちらで、いろいろな言語が飛び交っていた。
一般にアウシュヴィッツ収容所と呼んではいるが、オシフィエンチムに造られたアウシュヴィッツ第一強制収容所、そして隣接するブジェジンカ(ドイツ語名ビルケナウ)に造られたアウシュヴィッツ第二強制収容所に分けられる。
お互いに武器を持って戦った激しい戦争とは、全く次元の違う悲惨な歴史の場であり、何故、ここまで人間が残酷になれるものなのかという思いを持たざるを得なかった。 多くの施設が、当時のまま残されているが、どの場所も、時間を越えて、あの惨状を我々に伝えているようであった。 ここで、約150万人(福岡市の人口)が虐殺されている。
From Face Book: Auschwitz-Birkenau(2).