旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

ケーブルカーで露天風呂

2020-10-31 12:52:37 | 旅関連

     

徳島県の新祖谷温泉に、ケーブルカーを使って露天風呂に行くという旅館を見つけたので宿泊してみた。 

     

     

確かに、山の中腹にある露天風呂まで館内からケーブルカーで繋がっている。 

     

     

     

     

     

小屋のようなものに乗ってガタガタと登って行くのだが、自分で出発のボタンを押すなど、なかなかユニークな造りになっていた。 

     

     

     

露天風呂から眺める祖谷の山々の美しさは格別で、また急峻な山肌に建つ家々も、他では見ることができないものであった。 ついつい長風呂になってしまった。 

     

     

     

     

     

余談だが、実はこのケーブルカーの乗り場に行くには、通常の屋内の風呂を通っていくのだが、中には、その脱衣場で脱いで、裸状態でケーブルカーに乗る人もいるとかいないとか。 想像するだけで楽しい。 

     

     

     

夕食の場所も、随分と余裕を持って設定してあった、旅館の方の挨拶もあったのだが、ようやく宿泊客が戻ってきてほんとうに嬉しそうだった。

     

From Face Book: Funicular to the open-air bath.

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負のスパイラル

2020-10-30 14:31:40 | 大学のこと

     

日本の学術論文数の減少はもう歯止めがかからない状態で、この傾向だと、次回の調査時には、この表から日本が消えている可能性もある。 その原因は誰の目から見ても明らかなのに、国がその方針を変えようとはしない。 ほんとうに不思議な国になったものである。 日本の国立大学は2004年に法人化されて以降、政府から交付される大学運営費交付金を減額され続け慢性的な経営難に陥った。⇒基盤的経費の減少のため退職教員の補充ができず若手研究者が雇用できない。⇒教員が減って負担が増えたため、研究する時間がなくなる。また外部資金なしでは研究が続けられない。⇒競争的資金獲得のため研究者が事務作業に忙殺され研究する時間がなくなる。という見事な負のスパイラルである。 私が本学に赴任した1992年当時、化学系の教員は、私が所属していた一般教養や夜間のコースもあったので、現在の約1.5倍の陣容であった。 また、助教授陣の年齢も若く、主体は30代であった。 その後、分属、改組という甘い言葉に誘われ、どんどんと人員カットが進み現在に至っている。 同時に高齢化も凄まじく、今では40代後半から50代の准教授がほとんどである。 会議と言えば、入試、カリキュラム、評価や人事のことばかりである。 こんなことは、少なくともアメリカの教授にとっては無縁な世界である。

     
     20数年前、ようやく研究室のメンバーが充実してきた頃で研究が楽しかった。懐かしい。 

From Face Book: Negative spiral.

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琴電高松築港駅

2020-10-29 12:25:54 | 鉄道と航空機

     

日本中津々浦々、大自然や大都会を背景にした鉄道の素晴らしい光景を見ることができる。 またジオラマティックな姿も少なくない。 そんな中、個人的には琴電高松築港駅が好きである。 

     

今回、隣接するホテルに宿泊する機会を得たので、当駅を眺められる場所をお願いしておいた。 この高松築港駅は高松城址に隣接しており、石垣を背景にした小さな白い駅舎が模型的で何とも言えない。 

     

さらに、駅前の植栽も模型のようである。 さらに車両も2両連結であり、もう文句のつけようがない。 この駅は櫛形2面2線で、琴平線と長尾線が乗り入れている。

     

From Face Book: Dioramatic Takamatsu-chikko station.

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TSUTAYAのカフェ

2020-10-28 12:44:39 | 福岡空港国内線再整備

     

福岡空港内の施設で、ちょっと普段使えそうなものも少なくない。 その中の一つが移転リニューアルした「TSUTAYA」である。 

     

     

     

表は普通の書店だが、奥には有料エリア「CAFE LOUNGE」があり、30分500円の時間定額制で利用できる。 

     

     

     

閲覧用ブックライブラリーの他、フリードリンク&スナックサービスで、コーヒー、紅茶、ジュースなどのドリンクと、ナッツやチョコなどのスナックバーを用意されており、通常の喫茶店より割安な感じがするし、何と言っても、滑走路に面した大きなガラス窓があり、航空機を眺めることもできる。 

     

     

     

私にとっては、非常に楽しい空間である。 

     

500円さらに追加すると、ビールも飲み放題なので、これまた利用価値大である。

     

From Face Book: Café Lounge in TSUTAYA.

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鳴門市ドイツ館

2020-10-27 12:26:48 | 旅関連

     

以前、何かの本でその名前を知った「鳴門市ドイツ館」にようやく行くことができた。 

     

実は、この地がベートーベンの「交響曲第九番」が日本初演の場所としても知られている。 

     

     

その経緯等を詳しく紹介してあるのがこのドイツ館である。 かつてここには、大正6年~大正9年(1917年~1920年)のおよそ3年間、第一次世界大戦時に日本軍の捕虜となったドイツ兵を収容した「板東俘虜収容所」があった。 

     

     

     

     

     

     

     

この収容所では、所長である松江豊寿氏の意向でドイツ兵の人権を尊重し、できるかぎりの自主的な生活を認めてられていたようである。 収容所というイメージからは意外であった。また、ドイツ兵たちは地域の住民とも交流を深め、そのエピソードが数多く語り継がれているようである。 

     

     

     

     

     

そんな中、彼ら手作りの楽器による「交響曲第九番」が演奏されたとのことである。 第九初演のエピソードが映像とロボットで語られる「第九シアター」は面白かった。 何か、熾烈な戦争時代に巻き込まれていく前のおおらかな大正時代という雰囲気が伝わって来た。 

     

基本的には撮影禁止だったが、申請すれば許可証をもらえた。

     

From Face Book: The Naruto German House.

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天神ビッグバン

2020-10-26 12:46:59 | 福岡ローカル

     

福岡市の中心である天神地区で、今、「天神ビッグバン」と称した大規模な再開発が進行中である。 これまでのものとは桁違いの規模で、天神地区だけで30棟のビルが2024年までに高層化され建て直される予定である。 主なところでは、我々の年代には馴染みのある福ビル、天神コア、天神ビブレは既に棟が取り壊わされ、ここに巨大な複合ビルが誕生する予定である。 さらに天神イムズも取り壊される予定になっている。 ただ、今回の新型コロナウイルス感染拡大で、これまでの価値観が大きく変わってしまった。 そんな中でのこの開発、心配な面がないでもない。

     

From Face Book: Tenjin Big Bang is under way.

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第30回万有福岡シンポジウム

2020-10-25 13:06:04 | 行事(大学関係)

     

万有福岡シンポジウムにオンラインで参加した。 本来は5月に予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、延期され、さらにオンラインでの開催になったようである。 今回は第30回の記念シンポジウムということだが、縁があって、1991年の第1回目からずっと参加している。 有機合成分野の最先端の話を聴くことができるので、毎回、楽しみにしている。 

     

もちろん、今回のようなオンラインでの開催は初めてであるが、通常の講演を聴くには、むしろこの形式の方が良い。 スライドも見やすいし、自分のデスクでリラックスして聴けるし、服装も楽で良い。 ただ、ポスター発表に関しては、ちょっと問題がある。 今回、ポスター発表の審査を依頼されおり、時間内に複数のポスターを見る必要があるのだが、まず、発表ポスターの全体が見えないし、自分が知りたい部分を見ることができない。 説明も聴けるのだが、複数の話を聴くため、多くが断片的でやはり全体像が分かりにくい。 終了後はリモート飲み会も行われた。

     

 From Face Book: The 30th Banyu Fukuoka Symposium.

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仁淀ブルー

2020-10-24 12:58:42 | 旅関連

     

「仁淀ブルー」で有名な仁淀川を見ることができた。 

     

     

この仁淀川は高知県と愛媛県を流れる一級河川で石鎚山を水源に流れる川でその長さは124km、流域面積1560平方kmで、四万十川、吉野川と並ぶ四国三大河川の一つである。 

     

     

     

ここの透き通る透明感の仁淀川独特の青色が「仁淀ブルー」である。 本来の「仁淀ブルー」を味わうには、上流のいくつかのスポットに行く必要があるのだが、残念ながら限られた時間ではその余裕はなかった。 

     

     

     

     

     

そんなわけで、日高村で屋形船に乗ることにした。 しかしながら、幸い素晴らしい青空に恵まれ、仁淀川の美しい流れを十分に楽しむことができた。 

     

     

     

     

     

静かな流れ、静かな風、静かな時、普段の生活で遠のいていたものに浸ることができ、まさに至福の時間であった。 

     

     

     

     

     

さらに、屋形船の船着き場から近くの仁淀川で最も長い名越屋沈下橋も渡ることができた。

From Face Book: Niyodo Blue.

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SORAGAMIAIR.

2020-10-23 12:35:51 | 福岡空港国内線再整備

     

自宅から歩いて10分のところにある福岡空港だが、改築に伴い、航空機利用以外にも、いろいろと使える施設が充実しつつある。 

     

     

     

レストランも増えつつあるのだが、その中の一つが、ターミナル4階に広いスペースでオープンした「SORAGAMIAIR」である。 この名称、確かに語尾にAIRがついているが、呼び名は「ソラガ・ミエール」である。 ちょっと安易な気がしないではない。 

     

     

     

とにかく、ゆとりのあるスペースと滑走路が見えるオープンデッキが繋がっており、非常に気持ちが良い場所である。 また、食事類はフードコート的だが、こんな場所で飲むビールの味は格別である。 

     

     

     

博多駅から5分、天神からでも10分で来ることができるので、いろいろな会も増えてくるものと思われる。 

     

     

     

また大型モニターが設置してあり、通常は滑走路のライブ映像のようだが、スポーツ中継等にも利用できれば、さらにユニークな場所となり得る。 日本で唯一地下鉄で繋がっている空港であり、その利便性を考えると、一つの街として発展しそうである。

     

From Face Book: Beer Marche, SORAGAMIAIR.

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平山郁夫美術館

2020-10-22 12:37:56 | 旅関連

     

日本を代表する画家の一人である平山郁夫氏の美術館を訪れた。 

     

     

生まれ故郷である尾道市瀬戸田町に、約20年前にオープンした美術館である。 

     

     

     

     

教科書にも記載されている作品も多いこともあり、随分と前の時代の方というイメージがあったが、亡くなられたのは、平成21年のことである。 

     

     

東京芸術大学長を歴任、文化勲章を受章するなど、日本の美術界に多大な貢献をされた方である。 やはり、個人的には「平山郁夫シルクロード展」ということで、今回、関連する多くの作品をまとめて鑑賞することができた。 

     

     

     

     

1999年に開通した尾道市から今治市を結ぶ西瀬戸自動車道「瀬戸内しまなみ海道」が瀬戸田町を通ることから、この「しまなみ海道」に関する素晴らしい作品も多かった。 この種の美術館には珍しく、すべて写真撮影OKであった。

     

From Face Book: Hirayama Ikuo Museum of Art.

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Work from hospital.

2020-10-21 12:46:10 | 日々の出来事

     

週に一度行っている研究室のミーティングであるが、これまでなら、入院中はもちろん参加することはできなかった。 ところが、現在、Zoomを使っているので、病棟からも簡単にアクセスできる。 こんなこと、昨年の入院中など考えられなかった。 コロナ渦の新しい様式が、意外と便利なことを見つけてくれる。 まあ、どこまでも仕事が追いかけてくるという気がしないでもないが。

     

From Face Book: Work from hospital.

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抜釘手術

2020-10-20 11:31:37 | 日々の出来事

     

昨年の春に、骨切り術を行い、骨を固定化していたが、その部分の骨が成長したので、固定化していたプレートの除去のため入院した。 

     

     

     

本来は、春先の予定だったが、コロナの影響もあり今になった。 固定化していたプレートとねじを戴いたが、このようなものが、1年半、足の中にあったかと思うとちょっと驚きである。 手術自体、迷ったが、ほぼ回復したので、またいろいろ挑戦できる。

     

From Face Book: Removal of screws and plate.

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北川村 モネの庭

2020-10-19 06:56:11 | 旅関連

     

高知県の北川村に「モネの庭マルモッタン」と言うユニークで素晴らしい庭園がある。 

     

     

     
 
     

     

     

かなり便利が悪いのだが、時間を作って立ち寄ることができた。 庭園の名前が示しているように、日本にもファンが非常に多いフランスの画家モネが1883年以降暮らしたジヴェルニーの「モネの庭」を再現した場所である。 

     

     

     

また、マルモッタンはパリにあるモネの作品を集めたマルモッタン・モネ美術館の名前に由来しており、庭園造営には、同美術館の全面的な支援があったようである。 

     

     

     

「水の庭」では、モネの絵画の中でも代表作となった「睡蓮」が咲く池が再現されており、傍らに置かれた絵画の中の世界に触れることができる。 

     

     

     

     

     

     

「ボルディゲラの庭」という区域があるが、モネが43歳の時にルノワールと旅した地中海のボルディゲラの街を再現した場所である。 

     

     

     

ここで、彼は30点以上の作品を描いており、彼が見た街の雰囲気を醸し出している。 幸い、好天にも恵まれ、地中海に面した街の雰囲気を楽しめた。 

     

From Face Book: Monet’s Garden Marmottan.

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沖縄そばの日

2020-10-18 10:45:34 | グルメ

     

何でも10月17日は「沖縄そばの日」ということらしい。 そんなわけで、箱崎にある「由ら花」に立ち寄った。 

     

     

     

     
     福岡では見かけないBlue Sealのアイスクリーム

最近、なかなかソーキそばも食べる機会がなかったので、小麦粉のみで作られた麺と豚出汁が基本のスープの組み合わせは心地良かった。 この日の由来を調べてみると、沖縄が日本に返還された1976年当時、規則により蕎麦粉を30パーセント以上混合していない沖縄そばを「そば」と表示することが許されなかったそうである。 

     

     

しかし、沖縄で長年親しまれている「そば」の呼称の存続を求めて沖縄生麺協同組合が運動を展開した結果、1978年10月17日に、公正取引委員会から「本場沖縄そば」の商標登録が正式に承認されたようである。

     
     大学の街だった箱崎界隈 変わってしまった。

From Face Book: Okinawa soba’s day.

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JR九州新型高速船

2020-10-17 10:47:22 | 福岡ローカル

   

ようやくJR九州の新型高速船「クイーンビートル」が、製造先のオーストラリアから博多港へ到着したようである。 これは、長年運航している高速船「ビートル」の後継船で、大型化され、定員は約2.6倍の502席となっている。 

    
    7月15日就航予定だった時のポスター

実は、今年の7月に運行が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で、全てが延期されていたようである。 ただ、残念なことに福岡~釜山航路については就航のめどは立っていない。 さらに、外国船籍のため、国内での運用もできないようである。 早く、以前のように海外との自由な行き来ができるようになって欲しいものである。

     

From Face Book: Queen Beetle arrived at Hakata seaport.

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