首都大学東京名誉教授のI先生の訃報に触れた。 昨年末のシンポジウムでお会いした時に、何となく体調が悪そうな感じがしていたが、1年も経たない内に悲しい知らせを聞くことになるとは思ってもいなかった。 約20年続いた「シクロファン研究会」を、発展的に解消して「有機π電子系シンポジウム」の設立を提案され、その第1回を2007年に開催されたのがI先生であった。 それ以来、順調に発展し、今年で第16回目となる。 シクロファン研究会時代から、ほんとうにお世話になった。 合宿形式のシンポジウムでは、深夜まで飲みながら、楽しい時間を過ごしたのが昨日のことのような気がする。 時の流れとは言え、寂しい。
From Face Book: Professor I has passed away.