このような就活業種が存在しているのは、間違いなく日本だけである。 就職担当も数回、経験したが、最近は特に増えているような気がする。 受験産業に続き、まさに就職産業である。 一体、いつまでこんな型にはまったような人材像に誘導するのだろうか? 明らかに、日本企業モデルが急速に壊れつつあり、世界の潮流に乗り遅れつつあるのに、種々の文言を見ていると、基本にあるマインドは昭和後期とほとんど変わってはいない。 同じような紺のスーツを着て、同じような鞄を下げて、同じような行動をしている多くの若者の姿を見ると、10年後、大丈夫なのか、と心配になってしまう。
From Face Book: Many intermediary agents for job hunting.
東京大学の野崎先生の講演会を行った。 以前より、対面が可能になったら、ぜひお呼びして講演をお願いしたいと考えていたが、超多忙なスケジュールの合間に、寄って戴くことができた。
なにしろ、有機合成化学、高分子化学の分野では、日本のトップランナーで、分子触媒を用いた多彩な反応の開発やそれを巧みに利用した高分子合成への応用等、非常に刺激のあるお話を伺えた。
前日に小倉に来られたので、夕方、夕食会を行った。
この時期なので、他のお客さんがいない広いスペースをお願いしておいた。 ただ、よく考えると、このような会もほんとうに久しぶりである。
From Face Book: Prof. Nozaki (University of Tokyo) gave a special seminar.
この鉄道館にも巨大な鉄道ジオラマがある。
どうも、日本の多くのジオラマは、既存の鉄道模型やビル、建物の既製品を並べた「プラモデルの世界」というのが多く、とてもジオラマとは言えない。
残念ながら、ここのその傾向が強いのだが、ただ鉄道周辺の遊園地やロックコンサートの雰囲気は、そんなに悪くはない。 さらに、背景の山なみの造りも良い。
余談だが、横浜の原鉄道ミュージアムは、日本唯一の完璧な鉄道ジオラマがある。
From Face Book: SCMAGLEV and Railway Park(3).
大学院一般入試の2回目がこの土日に行われている。 ただ、志願者はたったの1名である。 このために、教員は問題の作成、採点、そして面接、判定を週末に行う必要がある。 その他、試験場の準備、監督業務もある。 一体、この効率の悪さは何なんだろうか? 今、日本の労働生産性は先進国の中でも最低レベルであるが、まあ、この種のことが、日本全国で行われていれば、その非効率も必然である。 勤勉で真面目な国民性があるのにも関わらず、システムの悪さが、足を引っ張って、どんどんと世界から、いやアジアからも遅れつつある。 いつから、こんな美辞麗句的な形式にのみ支配される国になってしまったのだろうか? ちょっと悲しい。
From Face Book: Just only one!
この鉄道館には、いろいろな種類の車両が良好な状態で保存されていて、ほんとうに楽しい。 学生時代に利用していた車両が引退し、このような場所に置かれている姿に、やはり時の流れを感じてしまう。
ED11大正時代の電気機関車でアメリカ産
モハ1系 木造電車
EF58 近年、もっとも活躍した電気機関車
スハ43 確か3等車用
モハ63系 戦中に利用された国電
クハ111系 学生時代によく利用した
クモハ12系
クハ381系 最初の振り子式電車
From Face Book: SCMAGLEV and Railway Park(2).
少し前になるが、JR東海の「リニア・鉄道館」を訪れることができた。 10年前に開館したのだが、なかなか時間を作ることができなかった。 ただ、今回も都合で、閉館前の約1時間の滞在となった。
電車方式での世界最高速度を出した300X
581km/hを記録したMLX-01-1
50年の技術の進歩
入口を入ると、いきなりC62蒸気機関車と955系新幹線試験電車、通称、300Xとリニアモーターカーが並んでいる。 もの凄い技術のギャップを感じるのだが、実は、約50年の隔たりしかない。 テクノロジーの進歩の速さにも、また驚かされた。
0系電車
100系電車
我々の年代にとって、最も馴染みのあるのは新幹線で、東海道新幹線を走らせているJR東海ならではの展示であった。
2階部分の食堂
個人的には、最も利用した100系の2階建て新幹線が好きである。 当時は、2階に食堂車があり、食事をとりながら防音壁越しに見る車窓は、他では経験できないものだった。
700系電車
From Face Book: SCMAGLEV and Railway Park(1).
ほんとうに久しぶりに自宅のバルコニーからキャセイパシフィック航空の機体を見ることができた。 589便の香港行き、機体はA330であるが、もちろん貨物便で乗客は乗っていない。
台北に行く時には、福岡から台北経由香港行きの便が時間的にも都合が良く、キャセイパシフィック航空を何度か利用した。 来年になれば自由に制限なく海外に行けるのだろうか?
From Face Book: Flight CX589, from Fukuoka to Hong Kong.
数日前、本学の学園祭のことをアップしたが、某卒業生から懐かしい写真を送ってもらった。 約20年前の工大祭の時の写真である、当時、たまたま元気の良い女子学生が集まり、2年続けて、全員、大学院に進学したこともあり随分と賑やかな研究室だったと記憶している。 そんな中、学園祭も楽しませてもらった。 私もまだ40代の半ばだった。 時は流れる。
From Face Book: The campus festival about 20 years ago.
コロナ感染も落ち着きつつあるが、全く先が読めないのが国際線就航の再開である。
福岡空港国際線もほぼ運休状態だが、そんな中、二日に1回、マニラとの旅客定期便が細々と運航している。
機種はエアバス320と小型だが、福岡や九州在住の人にとってはマニラ経由で、諸外国から帰国できる数少ないルートになっている。 ちなみに、11月下旬から運航再開の予定だったハワイアン航空の福岡-ホノルル線も来年の1月末まで運休になってしまった。
From Face Book: A passenger international flight from Fukuoka and Manila.
ハワイのローカルフードの一つである「フリフリ(huli-huli)チキン」の店が前原オープンしたそうなので、ちょっと寄ってみた。
調べてみると、このフリフリチキンは、ハワイ島出身のポルトガル系アメリカ人アーネスト・モルガド氏と、日系人で養鶏家のマイク・アサギ氏により、1954年〜1955年にスタートしたとのことである。
鶏肉を直火焼きした料理だが、この「Huli」とはハワイ語で回すやひっくり返すことを意味らしく、ソースを塗りながら何度も回す、または何度もひっくり返してじっくりと焼いていく。
ちなみに、このソースは、モルガド氏の母による照り焼き風ソースが起源ということである。 暖かい日だったので、オープンエアの中で、パリッとした皮のチキンを楽しむことができた。 余談だが、コロナがなかったら、12月にはハワイの学会に参加できるはずだった。
From Face Book: Huli-huli chicken, a grilled chicken dish with a sweet special sauce, in Itoshima.
この週末は本学の学園祭である。 昨年に引き続き、コロナ禍での開催なので、規模も大幅に縮小されているようだが、体育館では、いくつかの催し物が対面で行われるようである。
数年前の研究室の模擬店
学園祭に限らず、いろいろな行事が、2年連続で中止や規模縮小に追い込まれている。 これは、あくまでも個人的な印象だが、大人数での飲み会に限って言えば、1年間できない時期が続くと、早く収まってやりたいとい感じだったが、これが2年目に入ると、何となくそんな熱意も冷めてきたような気もする。 仮に、3年間できなかったら、なくても良いものになっているかもしれない。
From Face Book: The campus festival 2021.
この時期の風物詩としてしっかりと定着した感のある博多駅前のイルミネーションが今年も始まった。
確か、九州新幹線と新博多駅開業を記念して始まったので、もう約10年、続いており、去年も、11月後半はコロナ感染者も少なかったこともあり、ほぼいつもの規模で開催された。
今年は、今のところ感染者数も非常に少ないためか、平日の夜にも関わらず、混みあっていた。
それにしても、井筒屋が入居していた以前の駅ビルを知っている世代にとっては、この華やかさは隔世の感がある。
From Face Book: Winter illumination 2021 at Hakata station.
紅葉のシーズン、福岡市内から簡単に訪れることができる名所が、糸島の雷山の中腹にある「雷山千如寺大悲王院」である。
寺伝によれば、この寺は178年、インドから渡来した清賀上人によって開山したと言われているようである。 その中庭に樹齢約400年の大楓があり、紅葉時期には真っ赤に色づき、素晴らしい眺めを提供している。
そんなわけで、ちょっと寄ってみた。 そんなに標高はないのだが、やはり平地と較べると温度は低く、冬などは境内の手水場に氷が張っているのを見かけることもある。
短い時間だったが、ちょっとだけ紅葉を楽しむことができた。
From Face Book: Fall foliage at the garden of Raizan Kannon.
ふとしたきっかけで、何か45年前の「青春の日々」を振り返りたくなり足早に回った道東の旅、体自体は当時のように動かなくなってしまい、無限と感じられる時間を持っていたあの頃と較べるとあまりにも短い旅だったが、それでも、二十歳前後に経験した多くのことを振り返ることができた。
この旅の最後として、静かな時を過ごせる場所で、秋深まる北の大地の風と音に触れてみたくなり、帯広郊外の某ガーデンに立ち寄った。 幸い、抜けるような青空に恵まれた。
そこはあの大雪山国立公園の南西部に位置し、北東から南西へと連なるのが十勝連峰を遠く眺めることができる場所である。 少し季節はずれで観光客も少なく、人気のないガーデンで、何をするでもなく、ゆっくりとした時を過ごした。
早い夕暮れとともに、ちょっと冷たいのだが、心地よいきりっとした風が流れてきた。 45年前に感じた風のような気がした。 実は、道北、知床にも思い出がたくさんある。 次回は、そこも廻ってみたいものである。
From Face Book: The epilogue of the trip to east Hokkaido.
某飲み会で知り合い、以前より本学で講演をお願いしようと決めていた岩元氏の特別講演がようやく実施できた。 対面での講演が可能になったので、早めにお願いした。
現在、日本環境設計株式会社の会長で、現在、日本のSDGs達成の実践において、最も活躍している方である。 とにかく、発想がユニークなだけでなく、それを形として世の中にアピールし、さらに、そのアピールが多くの企業を動かす原動力となっている。 世の中の多くの企業を循環型社会へと誘導して行っているように感じられた。
1時間半の講演だったが、参加した学生諸君も興味を持って聴いていたようである。 久しぶりの面白い講演だった。 講演後、せっかくの機会なので、北九州エコタウンにある工場も見学させてもらった。 いやー、面白い!
2007年にベンチャーとして立ち上げて、わずか14年で、新しい潮流を生み出し、それによって世界を動かそうとしているように思える。 個人的も、良い刺激となった。
講演前に、先生方と昼食会も行った。
From Face Book: The special talk by Mr. Iwamoto, the president chairman of Japan Environment Planning.