日曜日の午後9時から放送され、非常に楽しみにしている「ディスカバー・ビートルズ」であるが、昨晩は、アルバム「ラバーソウル」と「リボルバー」の聴き比べであった。 実は、個人的に一番好きなアルバムが「ラバーソウル」で、中学時代、ほんとうに針とレコードが擦り切れるまで聞いた記憶がある。 何と言っても、初期のロックンロール的な音楽から、どちらかと言えば挑戦的で難解な面もある後期「サージャントペパーズ」の中間に位置し、聴いて心地の良い質の高い楽曲が生まれた時期と思っている。 特に、Michelle(ラバーソウル)、Eleanor RigbyとHere, There and Everywhere(リボルバー)の3曲は、ポールの秘めた作曲の才能が表に出た楽曲である。 この「ラバーソウル」に含まれているNowhere ManとNorwegian Woodであるが、この邦題が「ひとりぼっちのあいつ」と「ノルウェーの森」となっている。 前者の訳は秀逸なものと思っているが、後者の「ノルウェーの森」は誤訳ということで有名である。 歌詞を読むとわかるのだが、この場合は、ノルウェー産の家具である。 まあ、邦訳なので目くじらを立てることでもないが。
From Face Book: Discover Beatles(2).