室町時代から戦国時代にかけて、現在の尾道市の因島、今治市の能島、来島を本拠地とした活動した村上海賊にちょっと興味があり、因島の「水軍城資料館」と今治市の「村上海賊ミュージアム」 を駆け足で回った。
名称は「海賊」となってはいるがこの語源は、織田信長に仕えた宣教師ルイス ・ フロイスが村上海賊を 「日本最大の海賊」 と呼んだことにあるようである。
ただ、どうも戦国時代の海賊と現在の海賊はかなり違っていたとのことで、どちらかと言うと水軍であった。
芸予諸島はその地形上激しい潮流が流れており、安全な航行の水先案内人として、その通行料を徴収しており、その際、場合によっては物資等を奪うこともあったようであるが、それが目的ではなかったことは間違いない。 また、中国などの海外諸国との交易も活発だったようである。
当時の貴重な資料が数多く展示されており見る価値大であった。 余談だが、本学生命体研究科の村上先生は、その子孫であると酒の席で聞いたことがあるが、今度確かめてみたい。
From Face Book: Two museums about Murakami pirates called Murakami Kaizoku.