魚沼WEBニュース

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久世由美子さんが魚沼で講演会

2016-12-11 | ’16 魚沼市のニュース
ビニールハウスから世界へ


日本水泳連盟リオ・オリンピックナショナルコーチの久世由美子さんの特別講演会が12月1日、小出ボランティアセンターで開かれた。
 久世さんは、旭化成で競泳実業団選手として活躍した後、79年に東海スイミングクラブを設立。競泳男子200㍍バタフライで北京、ロンドンと2大会連続で銅メダリストとなった松田丈志選手を4歳の頃から指導してきた。
 講演会は魚沼市水泳協会が開いたもので、水泳競技を行っている児童生徒や愛好者が集まった会場で久世さんは「夢に向かって~ビニールハウスから世界の舞台へ~」と題して講演した。
 28年間指導した松田選手について「常に私について歩き『どうしたら速くなる』と聞く、今までにない選手だった。まず、あいさつ、返事、礼儀、感謝の気持ちを徹底して教えました。それは強くなった時に多くの方々から応援してもらって力を発揮できるようにと考えていたから。強くするためには故障の無い体にしようとテクニックなどよりも準備体操、ウォーミングアップ、クールダウンをしっかり教えた」と語り始めた久世さん。「JAPAN」と入った水着が着たくて中学1年でナショナルチームに入ったことや、記録が伸びない時に、世界を見てみようと海外に出かけて練習したこと、結果が残せなかったアテネ五輪の悔しさ、北京・ロンドン五輪でのエピソードなども披露し「一生懸命やればみんなが手を差し伸べてくれる。自分と闘ってほしい。夢無き者に理想無し、理想無き者に目標無し、目標無き者に実行無し、実行無き者に成果無し、成果無き者に喜び無し」と講演を締めくくっていた。


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