小出中2年生が防災訓練
災害時における基本的な対処法の知識と技術を身につけようと小出中学校(金安健一校長)の2年生が10月19日に防災訓練を実施、土嚢(どのう)積みや炊き出しづくりを体験した。
訓練の開会式では、2年生124人に金安校長が「小学生の時は他の人がやってくれるのを受ける立場でしたが、中学生としては出来ることを率先してやることが大切。作業では自分から率先して行動し、わからない人に声をかけてやりましょう」と話した。
訓練では土嚢積み、豚汁作り、炊き出し、応急処置がグループ毎に行なわれた。土嚢積みは、土嚢を作る作業から始まり、生徒たちは魚沼市消防署員の指導により、グラウンドで袋に土を詰めると、それを担いで武道館のピロティーまで移動。「土嚢を積む時には袋の口を下流側にして」などの説明を受けた後、実際に土嚢を積む作業を体験した。
炊き出し、おにぎり作りが玄関前のテントでガスコンロを使って行なわれ、訓練の最後には出来上がった豚汁とおにぎりを全員で試食した。