魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

災害時には率先して行動を

2007-10-31 | ニュース

小出中2年生が防災訓練

310_1087災害時における基本的な対処法の知識と技術を身につけようと小出中学校(金安健一校長)の2年生が1019日に防災訓練を実施、土嚢(どのう)積みや炊き出しづくりを体験した。

 訓練の開会式では、2年生124人に金安校長が「小学生の時は他の人がやってくれるのを受ける立場でしたが、中学生としては出来ることを率先してやることが大切。作業では自分から率先して行動し、わからない人に声をかけてやりましょう」と話した。

 訓練では土嚢積み、豚汁作り、炊き出し、応急処置がグループ毎に行なわれた。土嚢積みは、土嚢を作る作業から始まり、生徒たちは魚沼市消防署員の指導により、グラウンドで袋に土を詰めると、それを担いで武道館のピロティーまで移動。「土嚢を積む時には袋の口を下流側にして」などの説明を受けた後、実際に土嚢を積む作業を体験した。

 炊き出し、おにぎり作りが玄関前のテントでガスコンロを使って行なわれ、訓練の最後には出来上がった豚汁とおにぎりを全員で試食した。


記者日記

2007-10-31 | 小出郷新聞コラム

1023日、新潟県中越地震の発生から3年が経過し、23日の夜には魚沼市内の各地でローソクの灯が並ぶ光景が見られた▼その1週間前の16日、筆者は中越沖地震で大きな被害を受けた柏崎市の人たちに、自分たちで植え、収穫したユリの花をプレゼントする須原小学校の4年生を取材するため同市を訪れた。地震が起きてから柏崎市に行くのは初めてだ。中心市街地に入ると道路を補修した箇所が随所に見られ、壊れた家屋や、すでに家屋を解体して更地になっているところも多いようであった▼海水浴に出かけることもなくなり、普段、柏崎市を訪れることも少なくなった筆者であるが、たまたま今年の春に子どもの試合を見に中心市街地の高校を訪れたことがあったので、その変貌振りには心が痛んだ。図書館の駐車場に車を止めて、歩いてイベントが行なわれる場所に向かうと、地震の傷跡が更に詳細に見て取れた

歪んだ道路、建物と道路の間にできた段差。それらを見ながら進むうちに、3年前の中越地震での体験が脳裏に蘇ってきた▼大きな被害を与えた中越地震は、それを体験した人にとって一生忘れられない出来事であるが、当時の鮮明な記憶も時が経過するにしたがって、少しずつ薄れていくもの。これは人間として致し方ないものでもあるが、震災から得た教訓は忘れることなく今後の災害に備えたいものだ。▼魚沼市では震災から3年経った今年も21日に総合防災訓練を実施した。中越地震の後、もうしばらくは地震にあうこともないと思っていたところに発生した中越沖地震。やはり災害はいつやってくるかわからない。震災が残した教訓は、訓練などを通じて長く人々の記憶の中に残し、これからの災害へ備えていくことが大切。毎年繰り返し訓練を行ない、中越地震の教訓を思い出して、万一の災害に備える努力は必要だ。また、中越地震の被災地として、その教訓を他の地域に積極的に発信していくことも意義があると思う。


華麗な美の競演

2007-10-30 | お知らせ

31日から「浦佐菊まつり」

265_658722回魚沼菊花展「浦佐菊まつり」が1031日から1110日まで南魚沼市浦佐の普光寺(毘沙門堂)境内で開かれる。

 この菊花展は、小千谷市、十日町市、魚沼市、南魚沼市、川口町、津南町、湯沢町の全域および長岡市(旧小国町)の菊花愛好家が1年丹精込めた約1000鉢を出品する県内でも有数の規模を誇る菊花展。1030日には菊の審査が行われ新潟県知事賞など入賞作品が選ばれる。

菊花展開催中、11月5日までは菊即売会(ダルマ・福助)が行なわれるほか、11月3日には「ささら奉納式典」、4日には作品のポイントや菊の説明をする「菊鑑賞案内会」(10時・14時・無料)が開かれる。また、両日は地元婦人部によるお茶等のサービスもあり、9日には入賞者の表彰式(午後1時30分~)が行われる。なお、会場入口には今年も菊150鉢による花のアーチが作られ来場者を迎える。入場無料。問い合わせは南魚沼市観光協会内大和観光協会《電》025-777-3054へ。


小出署員が迫真の演技で

2007-10-30 | ニュース

北越銀行で強盗模擬訓練

310_1058 北越銀行小出支店(長井誠支店長)では銀行強盗の模擬訓練を1018日に実施した。

 訓練では、犯人に扮した小出署員2人がナイフやガソリンの入ったペットボトルを持って行内に侵入、来店客(小出署員)を人質にとって「動くな。金を出せ。人質の命は無いぞ」と怒鳴りながら現金を奪って逃走するという内容で実施。小出署員が迫真の演技で現金を奪って逃走すると、行員がすぐさま追いかけ、犯人の車のところにくるまでの時間を計測した。

 訓練終了後、小出署刑事生活安全課からは「訓練に真剣に取り組んでいただき心強い。全国で毎日のように強盗事件が発生しており、犯罪が起きづらい店づくりが大切」との話があり、この日の訓練の結果は、後日改めてチェックされることになっている。


ビジネスチャンス求め情報交換

2007-10-29 | ニュース

魚沼地域ビジネス交流会

310_1041新たなビジネスチャンスの開拓を目指す企業のための情報交換会「魚沼地域ビジネス交流会」が1018日、魚沼市地域振興センターで開催され、県内外から80社110人が参加した。

 この交流会は魚沼市、南魚沼市、湯沢町と各商工会、民間の異業種交流会などによる実行委員会が異業種交流によるビジネスチャンス拡大を目的とした交流・商談会。参加企業の内訳は魚沼市と南魚沼市内が40社、その他の県内が30社、県外が10社となった。

 交流会ではまず、実行委員長の星野芳昭魚沼市長が「県内外の企業が一堂に会し情報交換を行い、それぞれの企業の中で生かしてください」と参加者を歓迎、続いて、参加者がテーブルを囲んでのグループ別交流会が行われた。

交流会はまず、第1部としてグループ別交流会が行なわれた。今回、特に第2部では食品・電子・機械各分野の大手企業の第一線で活躍する部長、支店長らが「大企業第一線から見たつきあいたい会社」をテーマに講話、業種別のビジネスアドバイスを行なった。講話では「こんな商品なら検討したい」という具体的な話題もあり、参加した人たちは熱心に耳を傾けていた。

また、この後は、郷土料理、地酒による交流パーティーも開かれ、和やかに情報交換が行われた。


そば打ち体験と試食にどうぞ

2007-10-29 | お知らせ

1111日「魚沼産そば祭り」

そば打ち体験や手打ちそばを試食する「秋の魚沼産そば祭り」が1111日、魚沼市吉田の奥只見郷インフォメーションセンター前特設会場で開かれる。

 そば打ち体験は11時からと12時からの2回行われ、料金は1組(1~4人)2000円。申し込み締め切りは1031日。そば好き集団「そば打ち愛好会」が指導にあたる。

 打ちたての手打ちそばの試食は11時から14時までで、1杯400円。申し込み、問い合わせは同実行委員会(魚沼市観光協会内《電》025-792-7300)へ。


活かそう中越地震の教訓

2007-10-28 | ニュース

東湯之谷小を主会場に防災訓練

311_1163 中越地震が発生した1023日を前に平成19年度「魚沼市防災訓練」が21日、東湯之谷小学校をメイン会場に実施された。

 中越地震の教訓を活かすべく毎年会場を変えて実施されることになっている同市の防災訓練。今回は湯之谷地区をメイン会場とするとともに根小屋、小出北部コミュニティ協議会、長松、高倉、大白川の自主防災組織などをモデル地区に指定。「災害時要援護者」の避難支援を考慮した避難訓練や炊き出し訓練、初期消火訓練が行なわれた。

 メイン会場の東湯之谷小学校では、午前8時に魚沼市で震度6強を観測したという想定で訓練を開始。住民避難訓練が行われたほか、防災無線のアンサーバック機能など使った情報収集訓練、避難勧告発令に伴う避難誘導訓練と続いた。

311_1198会場内では地元住民による炊き出し訓練、避難者の健康調査、応急手当講習会も行われ、小学校での火災発生を想定しての消火活動、救助訓練を実施。余震による負傷者のトリアージ、応急救護・救急輸送、積み土のう工などによる水防訓練、防災ヘリコプターによる救出訓練などが続いた。

訓練の最後には地元住民らが参加してのバケツリレー、消火器による消火訓練、救急救命のデモンストレーションも行われ、参加した人たちはいつ襲ってくるかわからない災害に備え、訓練に真剣に取り組んでいた。


「ライオン王国」を上演中

2007-10-28 | お知らせ

キッズミュージカル「魚沼産☆夢ひかり」

311_1144地域の子どもたちによるミュージカル劇団「魚沼産☆夢ひかり」の第2回公演「ライオン王国」(ライオンキング~魚沼バージョン~)がきょう1027日と28日、小出郷文化会館大ホールで上演される。

 魚沼産☆夢ひかりは、魚沼産コシヒカリに負けないような知名度と実力を備えた集団になることを夢見て昨年11月に結成され、小学生から高校生まで広く参加者を募集、今年3月には初公演「オズの魔法使い」を上演した。

 第2回公演については8月のオーディションで新たに10数人のメンバーを加え小学1年生から高校2年生までの42人が演出家の小口真澄さんの指導により稽古に励んできた。上演される「ライオン王国」は「ライオンキング」の魚沼バージョン。生きる強さをテーマとしている。

本番を1週間後に控えた19日には報道関係者らを招いてのプレビュー公演が行なわれ、仕上がりを確認した。プレビューの後、演出の小口さんは「今回は舞台の土台があるところから始めたので仕上がりが早かったし、子どもたちは成長してきています。本公演では子どもたちが精一杯やっている姿を見ていただきたい」と話していた。

公演は27日が19時から、28日が14時から。料金は当日一般1800円、中学生以下等1200円、3歳以下無料。全席自由。


なつかしの日本映画

2007-10-27 | お知らせ

本日と明日に4作品上映

 毎月選りすぐりの映画を上映している住民プロデュース「魚沼映画の専門店」。 1027日と28日は恒例となっている「なつかしの日本映画」を上映する。

 今回の上映作品は「喜劇 大安旅行」(1968年・松竹・出演=フランキー堺、伴淳三郎ほか)=2714時~、「あゝ軍歌」(1970年・松竹・出演=フランキー堺、財津一郎ほか)=2716時~、「吹けば飛ぶよな男だが」(1968年・松竹・出演=なべおさみ、緑魔子ほか)=2814時~、「おかしな奴」(1963年・東映・出演=渥美清、三田佳子ほか)=2816時~の4本。料金は一般500円、中学生以下無料となっている。


会員の作品一堂に

2007-10-27 | ニュース

彩月会水墨画展

309_0922 創立32周年記念日本水墨院新潟県支部彩月会水墨画展が101314の両日、南魚沼市浦佐のB&G海洋センター体育館で開催された。

 彩月会は、魚沼市中家の画家、故大嶋月庵氏から指導を受けていた水墨画の会。作品展は小出、大和、広神、田中などの彩月会会員の作品約80点を一堂に展示したもので、今回も大嶋氏の作品3点が賛助出品された。

 花や風景などをはじめ、人物や動物など様々なテーマで描かれた作品がズラリと並んだ会場を訪れた人たちは会員の説明を聞くなどしながら、ゆっくりと作品を鑑賞していた


魚沼地域から35人が参加

2007-10-26 | ニュース

13回春宵庵句会

100_0023 魚沼市(旧堀之内町)が生んだ江戸時代の俳人、宮徐々坊(春宵庵)を偲ぶ第13回「春宵庵句会」が1014日、魚沼市堀之内の願念寺で開催された。

 春宵庵句会は、市内の有志による徐々坊敬慕会と魚沼市がその業績を偲んで毎年開催しているもの。今回も魚沼市内外から俳句愛好者35人が参加、兼題には69人から318句が投句された。

 俳句大会は午前9時より受付、席題の投句は1030分に締め切られ、選者による選句が行なわれた。

 昼食に続いては披講となり、選者の講評、成績発表が行なわれた。成績上位者は次のとおり。

【兼題】《1》森山晴峰(魚沼市)《2》高橋金男(同)《3》中沢北斗(同)《4》山森いさを(同)《5》青木福太郎(南魚沼市)《6》樋熊鐘余子(十日町市)

【席題】《1》山之内喜七(魚沼市)《2》樋熊鐘余子(十日町市)《3》森山美峰(魚沼市)《4》林照江(南魚沼市)《5》中沢昭一(川口町)《6》塩川桐美生(魚沼市)


東海大教授小澤治夫氏を迎えて

2007-10-26 | お知らせ

27日に保健講演会

魚沼市・川口町学校保健会が毎年開いている保健講演会が1027日、吉田の魚沼市地域振興センターで開かれる。

 今回は東海大学体育学部体育学科教授の小澤治夫氏を講師に迎え、スポーツでの記録や体調管理などについての講演を聞く。小澤氏は医学博士で、文部科学省「青少年体力低下要因に関する研究プロジェクト」委員。筑波大学付属駒場中・高等学校の保健体育科教師として長年勤務した。

 講演会は14時から1610分までで入場無料。参加申し込みは同会事務局の小出小学校《電》792-0041へ。当日参加も可。


金木犀

2007-10-25 | 魚沼百景

308_0866 毎年この季節に楽しみにしているのが、市役所入広瀬庁舎の玄関にある金木犀(きんもくせい)。駐車場で車のドアを開けた途端に甘い香りが漂ってくる。地味で目立たない花だが、毎年秋の訪れを香りで伝えてくれている。


地域のお年寄りが先生

2007-10-25 | ニュース

伊米ヶ崎小で「学ぶ会」

308_0897伊米ヶ崎小学校(小林詞子校長・児童99人)では恒例となっている「お年寄りに学ぶ会」を1012日に実施、児童たちが地域のお年寄りと交流しながらわら細工や昔の遊びなどを学んだ。

 同校を訪れたのは学区内のお年寄り20人あまり、簡単な自己紹介に続いて早速、各教室に分かれての活動に入った。この日行なわれたのは、学校田のワラを使ってワラ細工や竹とんぼ作り、あやとり、紙飛行機などの昔の遊び、郷土料理作り、昔話など。

 紙飛行機作りの会場ではお年寄りから習って子どもたちが紙飛行機を作ると、遠くまで飛ばす競争などを行なって出来栄えが競われ、竹とんぼ作りでは、子どもたちが苦労しながらナイフで竹を削り、出来上がった竹とんぼが見事に飛ぶと満足げな表情を見せていた。

 小林校長は「お年寄りの方々の協力により、子どもたちには良い経験となっています。毎年ワラ細工をやっていて、縄を上手になえるようになった子もいます」とお年寄りの協力に感謝していた。


参加者全員で育林作業

2007-10-24 | ニュース

魚沼市で魚沼森の感謝祭

309_0934第3回「魚沼森の感謝祭」が1013日、魚沼市横根の越後ハーブ香園入広瀬で行なわれた。

 この祭は、生活に大きな恩恵をもたらしてくれる森林に感謝し、森林資源を活かした地域循環型の活力ある地域づくりなどを目的に魚沼地域の自治体や森林組合らによる実行委員会が開催しているもの。

 晴天に恵まれた会場では実行委員長の星野芳昭魚沼市長のあいさつに続いて表彰式が行なわれ、緑化功労者として魚沼市干溝の駒形好幸さんに新潟県緑化功労者知事表彰、ブナを育てる会(渡部朝保会長)に社団法人にいがた緑の百年物語緑化推進委員会緑化功労者表彰、「緑の募金」活動功労者として小出中学校に「緑の募金」表彰がそれぞれ贈られた。

 続く森の音楽会では入広瀬中学校の生徒が、よさこいソーラン踊りと和太鼓の演奏を披露。記念育林では参加者全員で間伐など森の手入れ作業を行なった。

 また、会場では専用のロープやサドル(安全帯)を利用して木に登るツリークライミングやチェーンソーカービング、リース作りなども行なわれた