プロの料理楽しんで
魚沼市下折立の養護老人ホーム南山荘(入居者45人)に4月18日、新潟県調理技能士会(山田信夫会長)の会員が昼食ボランティアに来訪、入居者からプロの料理を楽しんでもらった。
同会は、1級調理技能士を中心にそれを目指す調理技能士の会。福祉施設の利用者らにプロの味を提供する昼食ボランティアは、会の発足以来行なっている活動で、今年で23年目となる。
この日は山田会長はじめ地元会員の大塚桂三さんら会員12人が南山荘を訪れ、会員が手分けして仕込んできた料理を仕上げて盛り付けていった。
メニューは、胡麻豆腐のべっ甲あんかけ、キスの天ぷら、ポテトコロッケをメインに、ミニグラタン、精進ちらし寿司、椀子そば、抹茶のロールケーキなど。厨房では会員が手際よく料理を盛り付け、食事を作っていった。
食堂に入居者がやってくると同会の山田会長が「皆さんが食べやすいように野菜などは小さく切ってあります。普段とは違う料理をゆっくりと食べてください」とあいさつ。地元会員の大塚桂三さんからも「ホテルの料理長さんたちが愛情を込めて作りました。是非、食べてみてください」とのあいさつがあり、入居者はプロが腕を振るった料理をゆっくりと楽しんでいた。