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魚沼市まちづくり市民会議

2016-12-23 | ’16 魚沼市のニュース
これからの地域創生考える



「人口減少における現状と課題・これからの地域創生に向けて」をテーマとした「魚沼市まちづくり市民会議」が12月11日、小出ボランティアセンターで開催され、基調講演やパネルディスカッションで魚沼市の地方創生などを考えた。
 市民会議は魚沼市まちづくり委員会(桑原郁夫会長)が開いたもので、会議に先立ち「第2回魚沼花じまんコンテスト」の表彰式が行われた。このコンテストは、個人、団体が自ら花壇やプランターなどの植込み、管理を行っている公共スペースや道行く人が見学できる場所の写真を募集するもので、今回は29点の応募があった。
 審査の結果、金賞には並柳区、銀賞には守門中学校、佐藤春代さん、銅賞に須原コミュニティ協議会、佐梨コミュニティ協議会、郡山由紀子さん、鈴木富子さんが選ばれた。
 続く市民会議では、広島経済大学教授で魚沼市まちづくり委員会アドバイザーの河村健一氏が「縮小時代の地域づくりについて」と題して講演した。
 この講演で河村氏は「大事なのは基本的なまちづくりの考え方」と指摘した上で、ブータンやモロッコの人たちの暮らしやドイツのまちづくりを紹介「ブータンの人たちは昔と変わらぬ暮らしをしている。ほとんど自給自足。彼らの原点は感謝でありそれを学校教育の中で教えている」、「モロッコの人たちはそれぞれ技術を持っていて、それにより何百年も安心して地域の中で暮らしている」と述べるとともに、「地域内で作ることができるものは、外から調達しないように変えていく」という島根県隠岐郡海士町の取り組みから「本当の価値を考えてまちづくりを進めていくと人が集まってくる。やりながら考えることが大切で、その答えは私たちの生活の中にある」と述べていた。
 この後は「人口減少における現状と課題・地域創生に向けて~今わたしたちができること」をテーマにパネルディスカッションが開かれた。
 魚沼市コミュニティ協議会連絡協議会会長の大嶋利明氏、地域おこし協力隊の武川学氏、熊谷龍一氏をパネラーとしたディスカッションでは、コミュニティ協議会や地域おこし協力隊の活動を紹介しながら地域創生への取り組みにつて話し合われていた。

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