日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

2005/9/30 YS福岡金曜会

2005年09月30日 23時34分10秒 | モンコレ
2ヶ月ぶりの金曜会参加です。
まずは皆さんにお土産をばら撒いて…。

いよいよ大会。
2ヶ月のブランクはどう影響するのか。

FSSファイト

Sノーマル 参加者8名
1位 北村號 王子ヘルボーン
2位 薬岡龍汰 不死鳥入り重スペル
3位 翔獅 鶴翼雲の道コンビニ
4位 ZENKI マーメイドデック
5位 ジャぱん2号 変身ワルキュリア
6位 月読 水土海坊主
7位 とうとよ 鯨道
8位 KARZ ある火バーン
(敬称略)

勝敗は聞き忘れた。
7位の私は1勝2敗でした。


ブランクは感じなかったけど、普通に負けた。

おうちに帰るまでが司書講習です。

2005年09月29日 18時22分43秒 | 司書講習日記
今日で別府ともお別れです。
2ヶ月間お世話になった、鉄輪のお宿を跡にし、一路別府駅へ。

特急に乗れば早いものです。
鉄輪が、別府が、大分が、あっという間に遠ざかって行きます。


気づけば福岡。
2ヶ月ぶりの福岡です。

思えば二ヶ月前、暑い盛りに旅立った福岡。
今はもう、すっかり秋です。

博多駅は拡張工事の真っ最中。
博多南駅は鹿児島線のための路線工事が続けられている。

2ヶ月前とは少しずつ違う福岡。


では私は、2ヶ月前と、どこか違っているのだろうか。
2ヶ月の司書講習の経験は、私に何をもたらしたのだろうか。

終わりの日、しかしまだ何も始まってはいない。

2005年09月28日 21時59分00秒 | 司書講習日記
とうとう、終わってしまいました。


2ヶ月間の長きに渡った講習は、今日終わりを迎えました。
結果が出るのは11月の半ば過ぎなので、無事司書資格を得ることができるのかどうかはまだわかりませんが、多分、それは自分の心が一番解っているはずです。

とにもかくにも終わりました。
これからまた、いつもの日常が帰ってくる方もいらっしゃるでしょう。

そしてまた、これからが問題だという方もいらっしゃるでしょう。


私自身は後者です。
これから、講習の結果が出るまでの一ヵ月半の間を、どう生きていくかを考えなければなりません。


講習中、ある先生はこう仰いました。
「司書資格取得は、スタート地点に過ぎない」と。

そうだとするならば、まだ資格を得ることができるのかわかっていない、今の時点では、スタート地点にもたどり着いていないことになります。


これから。
全てはこれからなのです。

The last lecture.

2005年09月27日 21時03分28秒 | 司書講習日記
これで最後の講義…かな。

と言う訳で、長かった司書講習も、いよいよ最後の講義、最後の一日です。
明日を無事に乗り切ると、司書講習終了となります。

終了できても、修了できるかどうかはまだわかりませんが。


最後の講義は児童サービス論。
図書館を利用者の立場から見ていても、一番大変そうに見える業務です。
お子さんを相手するってのは、本当に大変そう。

様々なお子さん、それぞれに合わせたサービスを行う。
そして一口に「お子さん」と言っても、その年齢は幅広い。

一応、児童と付いているので、小学生、12歳で一区切りでしょうか。
それでも0歳から12歳まで。
0歳と12歳とでは天と地ほどの差があります。

さらにその先の中学、高校生対象のサービス、ヤングアダルトサービスとも関係は深い。

そんな幅広いサービスについて、正味たったの2日で講義してしまおうというのですから、講師の先生も大変です。


講師の先生も大変なら受講生もやっぱり大変な訳で。
興味深い分野ですし、先生の講義の仕方も、実際に本を読んで聞かせて頂いたり、非常に面白いのですが、あまりに幅広い内容なので、正直手に余る。

明日は、最後の試験が行われます。
一体どんな試験になるのだろうか。

最後の最後、悔いが残るような結果にはしたくないので、とにかく一生懸命、講義を受けてきます。

ドラフト戦告知。

2005年09月26日 21時09分41秒 | 告知
これをここで私から告知するのが妥当なのかどうなのか。


来る10月2日。
私の友人である、DZさん、またの名を翔獅さん主催で、ドラフト戦が行われます。

既に参加者も決まっているという話ですが、どうも曖昧なようです。
また、その大会の詳細について分からないことも多い様なので、ここで私から、その詳細について告知したいと思います。


開催日:10月2日

開始時間:午後1時
これぐらいに会場に集合してほしいとの事です。

参加費:1250円
えーと。これは多分、1回ドラフト戦参加するごとに1250円ってことですね。きっと。

会場:DZ氏自宅orとうとよ自宅
会場として、私の自宅が確保できれば、そちらで行います。きっとそっちの方が広いので。
ただ、私は今、大分にいるので、会場確保の確約はできません。
これも今日始めて聞いたしなぁ。

と、こんなこと書いても、きっとDZさんや、私の自宅なんて、どこにあるやらわからないでしょう。
特に揚げパンさんは車でいらっしゃるご予定のようですので、詳しい場所がわからないと難しいですね。

とりあえず、博多南駅です。
この駅がどこにあるか調べていただければ大体の場所がわかります。

博多南駅は、博多駅より博多南線に乗り10分。
新幹線に乗ってください。
運賃は片道290円です。

あとは、私たちの自宅にいらしたことのある方に案内してもらうか、私たちが迎えに行くことになります。
MGK888さんの粕屋の大会の時のように、博多駅で集合して、皆できてもらうのが一番かもしれませんね。

12時34分、13時34分の新幹線があります。
間違っても、小倉方面に行かないように。

ちなみに駐車場は、博多南駅にもありますし、きっとDZさんや私の自宅の近くに止めても問題ないはずです。


現在の参加者:金曜会で参加したいと申し出られた方々。
なんと曖昧な。
えーと、なんか金曜会でそんな話があったんですよね。
とりあえずその方々、そして私と主催者本人。
今のところそんな感じらしいですが、きっと金曜会メンバーと言われる方々なら、参加可能なのでしょう。きっと。

連絡先:とりあえずとうとよまで。
DZさん、つまり翔獅さんの連絡先をご存知の方は問題ありませんが、そうでない方はとりあえず私まで。
私のメールアドレスをご存知の方はそちらまで、そうでない方は、ここにコメントいただくか、toutoyo@mail.goo.ne.jpまでご連絡ください。
ただし、私は現在、大分にいます、さらにメール、ネット共も自由にいつでも使えると言う訳ではありませんので、ご注意ください。

私にメールいただければ、DZさんへの連絡先も、お伝えいたします。


そんなところでしょうか。
これでもまだわからないところなどありましたら、コメントなどでご質問ください。



…。
これって私がやる仕事なのかな。
まあ、いいや。
私も参加するんだし。
正式に参加表明した覚えはないけど。
いや。結局参加表明するけどね。

以上。ドラフト大会の告知でした。


しかし、最近ここは司書講習日記ばかりだったからな…。
皆さんご覧になっていらっしゃるだろうか。

というか、司書講習関連でここ見てる人には、まったく意味のわからん話だな。
まあ、気にしないでくださいな。

秋深し。

2005年09月25日 21時37分59秒 | 司書講習日記
そういえば、一昨日は秋分の日だったんですね。
司書講習生には関係ない話なので、あんまり認識しておりませんでした。

が。今日それをはっきりと認識しました。
寒い。

寒いよ。
ここに来たときはあんなに暑かったのに。


もう秋ですね。


という訳で。
別府大学司書講習もとうとう最終週に入りました。

木曜日のこの時間には、既に福岡に戻っているはずです。

あと3日。
最後の最後まで、精一杯司書講習を受けて帰りましょう。

あ。なんかうちの班長の口癖みたいだ。

大分最後の三国志大戦日記。

2005年09月25日 21時26分56秒 | ゲーム
「だいぶん」じゃないですよ。
「おおいた」ですよ。

大分でプレイする三国志大戦も、きっと今日が最後です。
福岡に帰ったら、TCGはモンコレメインに戻るでしょうから、三国志大戦やるのも、これから後は少なくなるでしょう。

なんかもう少ししたら新カードでるらしいですが、まあ気にしない。

では、早速今日も1プレイ目。

デッキはいつもの。
R許チョ
C甄皇后
UC程
R馬超
C廖化



1-1 呉蜀デッキ。
1プレイ目の一戦目って意味です。

朱桓、程普、UC黄忠、王平、陳到。
だったかな。

朱桓の火刑が面倒ですが、程さんで反計成功。
最後は飛天で馬超飛ばして判定勝ち。


1-2 3バカ&魏

カイ越、曹植、荀攸、張梁、刑道栄、他周倉。
だったはず。

前回の初手連環の記憶が強すぎたのか、弓の二人を意識しすぎます。
そんなことしているうちに、伏兵のカイ越と、張梁のバナナの計を止められず。
これで2回ぐらい攻城されます。

反撃に出ようとしたところを、毎度毎度、荀攸さんに流されて判定負け。


肝心なときに程さん撤退してる。


とりあえず、最初は1勝1敗。
1勝はできたので、今度はちょっと試してみたかったデッキを試します。

ただ単に、上のデッキの程さんを、荀様に変えただけですが。

一度荀様でやってみたかったのです。
伏兵が無い影響はどれのほどのものか。


2-1 張梁&呂布+呉

太史慈、韓当、呂範、張梁、呂布。
かな。

うーん。荀さんなかなか難しいですね。
そばにいるのに、張梁や呂布の計略を止められず。
そっぽ向いてたらしい。

それでも、馬、槍、弓と役割分担して、それなりに互角に戦っていたのですが、終盤近く、飛天の舞から攻めに移ろうとしたところ、間違って意味もなく再起の法。

これで大混乱を起こし、攻めに移れず、その後、再起の法がないこともあり、呂布を止めきれず、判定負けでした。


なんか青いボタンを押してしまった。


3プレイ目をやろうかとしていたところ、横でお子様とお母様連れが、三国志大戦を始めようとしていらっしゃいました。
お子さんがどっからかうわさを聞きつけたのかな。

なんだか手間取っていらしたので、ちょこちょことお手伝い。
ついでに、その時持ってた余りカードを進呈して参りました。

しかし、チュートリアル長いな、このゲーム。


そんなことが気になりつつ、3プレイ目。
横の台では、そのお子様がプレイしていらっしゃいます。

簡単に言えば、そっちが気になってしまって、自分のプレイはそぞろになってしまったといいましょうか。


3-1
周瑜に燃された。
以上。


うーん。
これで終わるのもなんだし、最後なんで、もう1プレイやっていくことにしました。


4-1 魏蜀デッキ
R夏侯惇、蜀周倉、UC張飛…後何がいたっけ。
そんなデッキ。

この試合は、今日一番出来の良い試合でした。

守備重視で回復も忘れなかったし、馬で戦場を駆け回れたし、槍はちゃんと守備に使えたし、弓の場所へ敵を連れてくるのも忘れなかったし。
いつもこれぐらい落ち着いて戦えると良いんだけどなぁ。

馬超で一発入れたリードを守りきり、判定勝ち。


4-2 1-2の方。

どっかで見たようなお名前だと思ったら、1-2で当たった方でした。
デッキも同じ。
今度こそは…。

前回の教訓を活かし、今度は無駄に弓を警戒したりはしません。
弓同士で撃ちあいさせつつ、馬で少しづつ柵を壊していくことにしました。

方針通り、守備重視の戦いを進めていたのですが…。
ちょっと油断して、程さんを前線においてしまいました。

戦闘で程さんが撤退したとたん、大水計でお流れ。

これで一気に崩れ、あとは立て直せないまま…。



以上、合計2勝4敗。
大分最後の三国志大戦はこんな成績でした。

程さんをもっと上手く扱えれば、燃されたり、流されたりしなくて済むんだがなぁ。


で、まあパック開封。

お、なんか光ってる。
おお。これがうわさの。

C甄皇后と同じコスト、同じ特技なのに、能力1づつ高いのか…。
まあ、きっと鼓舞の舞より飛天の舞の方が脅威になりやすいって事かな…。

そんなもんで、引いたのはSR王異さんでした。
大分記念品って所か。

司書講習お別れの会。

2005年09月25日 13時06分46秒 | 司書講習日記
実は正式名称は「お疲れ様会」だったらしい。
まあ、きっと名前なんてどうでもいいはず。

昨日の講習終了後、司書講習お疲れ様会が別府の中華料理店にて行われました。
会場となった中華料理店は、昨年の司書講習生のご家族がやっていらっしゃるお店ということで、ご推薦いただいたお店でした。

会費3000円はちょっと高かったかもしれませんが、それでも多数の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
講師の先生方も、しっかり会費を、それもちょっと割高な会費を払って参加していただき本当にありがとうございました。


会の進行も、様々な方にお手伝いいただいたおかげで、結構順調に進んだのではないかと思います。
いつの間にか受付嬢がいらしたり、ウェイターがいらしたり、皆さん率先してお手伝いいただいたおかげで、大きなトラブルもなく無事会を進めることができました。
ありがとうございました。

我が班長殿も、会の開始までの進行をしっかり努めてくれましたし、その後も会を盛り上げてくれました。
そしてすっかり酔いつぶれ、最後はどうにもならなくなってしまったのは、まあご愛嬌。
そこは前回の経験で予想済みでしたしね。

謎のマスクマンも現れ、そしてマスクマンになりそこなったマスクマン「絆創膏」氏や「温泉男」などといった方々が、会を盛り上げてくれました。
なにより、一番会を盛り上げてくれたのは、すっかりみんなのアイドルとなった、I先生でしょう。
「絆創膏」や「温泉男」といった名称も、I先生の命名ですし。

最後には歌までご披露いただき、本当にありがとうございました。
この会が成功に終わった(きっとそう言っても大丈夫でしょう)のは、I先生のおかげです。

そして、企画段階からずっとサポートしてくださった館長先生、その他図書館の方々。
本当にお世話になりました。


なんだかお礼ばかりの記事になってきましたが、お礼は言っても言っても言い足りないぐらいなので、まあ仕方がない。


私は相変わらず、飲まずにうろうろして、あれやこれやとやっておりましたが、あんまりお役にはたてていなかったように思います。
そのウェイター氏や、ご自分もしっかり飲み、楽しみながらも、班長としてやることはしっかりやっていらっしゃった、もう一人の幹事班長さんに比べると、私は本当に、ただうろうろしていただけでした。


ともかく、私の見る限り、皆さん楽しんでいらっしゃったようですので、本当に良かったです。

そして、会場となった中華料理店の方々、お世話になりました。


会終了後。
我が班長殿は、もうどうにならない状態になっていましたので、数人で協力して駅まで送り届け、なんとか電車に押し込みました。
その後、ちゃんと帰りつけたかどうかは分からない。

そして、その時協力していただいたメンバーと、私と同宿の方2人、そしてもう1人の幹事班長さんで、居酒屋にて2次会が行われました。

同宿の最年長者さんのおごりということで…。
本当にご馳走になってしまいまして、どうもすみません。そしてありがとうございました。

私は梅のおにぎりとお味噌汁という、どうも居酒屋で食べるようなメニューじゃないようなものを食べていましたけど。
居酒屋なのに飲みもの頼んでないですし。

まあ、私にとってはいつものことなんだけど。
福岡で「ますまさる」時も飲み物頼まないしな…。

この2次会でも、皆さんに楽しいお話を聞かせていただきました。


最後の最後まで、みんなのお世話をしてくれた、もう一人の幹事班長さん、本当にどうもお疲れ様でした。
自転車で帰って行かれましたが…大丈夫でしたか?



今回のお疲れ様会、参加者がどれぐらい集まるのかとか、いろいろ心配事はあったのですが、結果として成功に終わることができたのではないかと思っています。
それもこれも、多数の皆さんにご協力いただいたおかげです。
この記事で何度目になるか分かりませんがもう一度。

皆さん、本当にありがとうございました。
ここに書いても、参加者の皆さんのうち、どれほどの方がご覧になるか分からないんですけどね。




あとは、最後まで司書講習を受けきるだけです。
最後の最後まで気を抜かずに参りましょう。

私の一番の懸念は、私がご迷惑をおかけした方々が大丈夫なのかどうかだったりしますけど…


※なんだか9月に入ってからは、毎週のように何かイベントやってるような気がしますね。
ここに来て気心が知れてきたから、とか、もう終わりに近いからというのもあるのかもしれませんが、イベントでもやって気を紛らわせないと、とても持たないってのが一番大きいのかもしれない。

知ってるつもり。

2005年09月23日 21時09分16秒 | 司書講習日記
知ってるつもり。
解っているつもり。

私はどうもこれが多いです。

中途半端な情報を、勝手に頭の中であれこれ補完して、まとめ上げてしまいます。
その補完が上手く行った時は、頭の回転が早いとか、理解が早いということになるのですが、これが、見当外れな補完をしてしまった場合、早とちりとか、勘違いということになってしまいます。

自分の中だけで、それを起こし、そして自分が恥をかくだけならいいのですが、今回のように、周りに迷惑をかけてしまうことがあります。

自分でその癖は理解していて、気をつけているつもりなのですが…


私が以前言っていた、つい口を挟んでしまうとか、なんでもまとめようとする癖も、これに関連しています。
これもやはり、私が情報を勝手に頭の中でまとめ上げて、それを元に発言しようとしてしまう。

これも、ちゃんと情報をまとめられている時はいいのですが、(いや、口出し過ぎるということから考えると、あんまり良くないのか)これも、勘違いを起こして、まったく見当はずれなことを言ったりします。



そういえば、昔言われたことがありました。
私の話は、半分で聞いているのが一番だと。

分かっているつもりの恐ろしさ。

2005年09月22日 20時14分59秒 | 司書講習日記
まずはお詫びを申し上げます。
本当に申し訳ありません。

一体どう償ってよいのか、どうにも償いようのない問題で、そしてとても大きな問題なので、もうどうしてよいか分からないのですが、とにかくお詫びを申し上げます。

私が何を謝っているのか。
それはこれから説明します。


うちの班の情報検索演習、そのテストの課題に、このような問題がありました。

CD-ROM新聞記事データベースを用いて、「桜」と、「サクラ」を検索し、これらの検索キーワードの関係を説明しなさい。

この問題、どうもかなりの難題だったようです。
私の班では、かなりの方が試験に合格できず、再試を受けられていました。
その大きな原因となったのが、この問題だったようです。

まず、問題にある、CD-ROM新聞記事データベース。
これは以前にも紹介した、情報検索演習の教科書であった『情報と検索の活用 第2版』(データベース振興センター)付属のCD-ROMの中に収録されている、読売新聞新聞記事データベースのことです。

この問題の何が難しかったのか。
それは、まず、問題文の中にある、「これらの検索キーワードの関係を説明しなさい」という部分、この「関係」という言葉について、意味がわからなかったという方が多かったようです。

私が見せてもらった答えの中で、よく有ったのが、「桜」と「サクラ」を検索し、その検索結果の内容について比較している回答。

「桜」の検索結果には、同期の桜、桜桃、桜島、桜の開花などが含まれ、「サクラ」の検索結果にはサクラエビ、サクランボ、サクラメント、サクラの開花などが含まれる。
だから…

と、それぞれの検索結果の内容のキーワードの比較検討をしている回答が多く見られました。


私は、この回答を見せてもらうまで、そんな「関係」の見方には気づいていなかったので、「そう言われれば、それも関係なのかもなぁ」と感心してしましたが、おそらく、問題で問われている「関係」は、この「関係」ではないと思われます。
なぜかと言えば、これは、「検索キーワードの関係」というより、「検索結果の関係」だと思われるからです。

問題で尋ねられているのは、検索キーワードとしての、「桜」と「サクラ」の関係です。
もっと詳しく言うとするなら、この新聞記事データベースにおける、キーワードとしての「桜」と「サクラ」の関係。

キーワードとしての「桜」と「サクラ」の関係なので、その検索結果の詳しい内容は、この際あまり重要ではないと思われます。
全然関係ないかといわれると、そんなことはないのですが。


なんだか話をややこしくしているかもしれません。
では、そうでないなら、この「関係」とはどんな関係なのか。
それはつまり、先程言った、キーワードとしての、「桜」と「サクラ」の関係なのです。

まず、どうしてこの問題でキーワードとして取り上げられているのが、「桜」と「サクラ」なのでしょう。

もし、これが、「桜」と「菊」なら話は簡単かもしれません。
「桜」と「菊」というキーワードには、何の関連性もない。
あるとするなら、お互い花であるということぐらい。

ですが、これが「桜」と「サクラ」の場合はそうではない。
この2つのキーワードは、どちらも「さくら」です。
漢字とカタカナという違いはありますが、どちらも「さくら」であることには変わりはない。

じゃあ、このデータベース上では、その2つのキーワードの関係は、どのように扱われているのか。

それがこの問題の尋ねていることだと思われます。


では、実際に検索して、その関係を見て行きます。

まず、「桜」という言葉を、見出しのみで検索します。
すると結果は123件です。
一応検索結果の一覧を見てみると、当然、漢字の「桜」の含まれる見出しがヒットしており、ここにカタカナの「サクラ」は見当たりません。
実は一つだけ、カタカナのサクラがあるのですが、まあ、ほとんどないと言って良い。

では、次に「サクラ」を、これまた見出しのみで。
今度の結果は、24件。
「桜」に比べるとずいぶん少ないですね。
こちらも中身を見てみると、やはり、カタカナの「サクラ」だらけで、漢字の「桜」は、ほぼ、見当たりません。

この結果から、どんな関係がわかるのか。
それはつまり、漢字の「桜」の検索結果の中には、カタカナの「サクラ」は見当たらず、また、カタカナの「サクラ」の検索結果の中には、漢字の「桜」は見当たらないということです。

これを簡単に言ってしまうと、このデータベースでは、漢字の「桜」とカタカナの「サクラ」は、先程の「桜」と「菊」と同じように、まったく関係のないものとして扱われている。
そういうことになると思われます。

どちらも同じ「さくら」なのだけど、このデータベースでは、まったく違う2つの言葉として扱われている。
そういうことになります。


これが、この問題の解説です。
これ以上は必要有りません。


私がお詫び申し上げている理由はここにあります。


ここに、さらに続きとなる文章があります。
この後の文章が、私がお詫び申し上げている原因です。


まず、「桜」を見出しのみで検索した結果は123件でした。
そして、「サクラ」の場合は、24件。

この2つのキーワードが、まったく別のものであるならば、「桜」or「サクラ」の検索結果、つまり、「桜」と「サクラ」のいずれかのキーワードが含まれている検索結果は、その2つを足したものと同じになるはずです。

が、まずは、それをやる前に、「桜」と「サクラ」が一つの見出しに両方含まれているものがあるかどうかを調べておかねばなりません。
これをorで検索した場合、1つの記事で2件分ヒットしてしまうことになってしまいますから、検索結果の数が違ってきてしまいます。

ということで、まずは、「桜」and「サクラ」で検索します。
この新聞記事データベースでいうなら、「すべての文字列を含む」で検索するということです。
見出しのみで検索すると、結果は1件。
これは、一つの見出しに、「桜色」という言葉と、「サクラ」という言葉の両方が使われています。

では、被っているのが1件あるということなので、「桜」の123件と、「サクラ」の24件を足したもの、つまり、147件から、1件引きます。
すると、146件。

「桜」と「サクラ」が、このデータベース上で、まったく別のキーワードであるという関係ならば、この2つをorで検索すると、146件ヒットするということになります。

この新聞記事索引でのor検索は、「いずれかの文字列を含む」で検索するということ。
早速やってみます。もちろん見出しのみで。
そうすると…

結果は見事146件。
これにより、この2つのキーワードは、まったくの別の言葉として扱われていることが証明されました。

ですから、「この2つのキーワードは、このデータベース上では、関係のない言葉として扱われている。」
というのが、最終的な答えになるはずです。



この部分。
私から、この問題について聞いた方は、ここまで書いていらっしゃるはずです。
そして、これが私のお詫び申し上げている理由です。

この部分は、私の勘違いに他ならず、答えには必要ありません。

いや、必要ないどころか、加えてはいけない部分です。


そうなのです。
私は、自分の勘違いから、余計な部分を加えて、数人の皆さんにお話しをしてしまいました。

この部分を、詳しく書いていれば書いているほど、答えが間違っていると判断される可能性が高まってしまいます。


その理由についても一応説明します。

まず、or検索というものについて考えなければなりません。
これは、その条件となる複数のキーワードのどちらかが含まれているものを検索する方法です。

そして、and検索。
これは、その条件となる複数のキーワードのどちらもが含まれているものを検索する方法です。


では、私が今、余計な部分と言ったところで、やっていることはなんなのでしょう。
これは、ただ単に、その2つのキーワードの検索結果の全体のヒット数を示すものでしか有りません。
普通に、「桜」と「サクラ」の2つの検索結果を足す、つまり、or検索をすると、被っている1件の部分が、2重に数えられてしまい、実際より1件多くなってしまいます。
これを予め引いておくこと(この被っている部分をand検索で導き出すことができます)で、被りのない、すべてのヒット件数が導き出されるのです。

これで分かるように、ここには、2つのキーワードの関係は、なにも関わってきません。
この作業をしたところで、2つのキーワードが、別のものとして扱われている説明にはならないのです。

つまり、この部分について、先程私が上に書いた文に、近い文章で書いていればいるほど、答えからは外れてしまうことになります。


私自身は、こんな風に考えていながらも、試験に合格しています。
それはなぜか。

それは私が、その時、時間がなかったために、この部分をすごくあいまいに書いているからです。

私の回答は、検索結果を並べ立てて、最後にこう書いただけのものです。

「以上の検索結果から、2つのキーワードは、別のものとして扱われていると言える。」

この回答からは、or検索の結果が、それにどう関係してるのかまったく分かりません。
ですが、それが逆に良かったのです。

その為、私の答えは、間違いと判断されなかったのではないかと思われます。
採点が済んだ答案を見たわけでもないので、確実ではないのですが、きっとそうなのでしょう。

ですが、今回の場合は違います。
時間がたっぷり有ったために、しっかり詳しく書くことができてしまいました。

私の説明を聞いて、それをそのまま飲み込んで書かれてしまった方は、きっとor検索の部分を強調して書いていらっしゃることでしょう。
私自身、そこを強調しましたし、さらに、そこを追加するよう勧めたりもしました。

そうなると、逆にそれが災いし、答えから外れていると判断される危険性があるのです。



この問題が間違いと判断されることで、再試も合格できない方がいらっしゃる可能性があります。
これは私の責任によるところが非常に大きい。

再再試が行われるのなら良いのですが、その保障はない。

司書講習は、一つの単位を落とすだけで、もう今年は司書資格を手に入れることができなくなってしまいます。
そうなると、その方の一年を、私は奪ったことになる。

そしてそれは、ともすると、その方の人生を奪ったことにもなるかもしれない。

実際、私がそうなったと考えれば、人生を奪われたも同等です。


私は、誰かの人生を奪ってしまったのかもしれない。


今はお詫びすることしかできません。
大変申し訳ありませんでした。



このようなことを、このblogで、また仮名を使ってお詫びすることは不謹慎かもしれません。
ですが、とにかく報告をしておきたく、ここにこうやって書かせていただきました。