雫石鉄也の
とつぜんブログ
冷ややっこ
小生、夏はビール、冬は日本酒を飲んでいる。肴はなんでもいいが、豆腐が好きだ。冬なら湯豆腐だが、夏なら冷奴だ。ビールのお伴に何もなくとも、冷たい豆腐に醤油をかけただけでもビールをおいしく飲める。
で、冷奴だ。「冷奴のおいしい食べ方」とでもGoogleすると、色々出てくるが、いずれも豆腐の上に何を乗っけるか、タレはどんなタレにするかというものが多い。もっと豆腐の本質に迫る、冷奴のおいしい食べ方がある。やり方は実に簡単。豆腐を買ってきて、ミネラルウォーターに半日ほど漬けておく。これだけ。これだけでものすごくおいしい冷奴ができる。
豆腐には大量の水が含まれている。その水は製造された時の水を、その豆腐が抱き込んだままだ。まさか流通の途中で豆腐の水分を入れ替えるなんてことしないだろう。と、いうことはその水は、日数がたっていて劣化しているし、豆腐に残っている不純物も含んでいるだろう。おいしくない水だ。おいしくない水を含んだ豆腐はおいしくない。で、豆腐の水をおいしい水に入れ替えてやると、おいしい冷奴となる。だから、使うミネラルウォーターはおいしい水ならなんでもいい。水道水はやめた方がいい。井戸水が手に入るなら井戸水でもいい。この冷奴、絶対おいしいからぜひお試しあれ。
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地元城陽の水道はほとんどを地下水の汲み上げでまかなっているそうですが、なるほどそうですか、水の違いだったんですね。
機会があれば、ここのお店の豆腐を一度お送りしましょうか。ゆず豆腐なんかいかがですか。
でも、豆腐とワインは旅をさせてはいけないといいます。
京都から神戸に送る間に風味が落ちます。それで評価すれば、その豆腐屋さんに失礼です。
まことにありがたく、また、興味もありますが、機会があれば、私が食べに行きます。
本当は、悠々遊さんのコメントにあるような、昔ながらの手作りの豆腐屋さんなら、しかも、地下水を使った豆腐なら、なにもしなくてもおいしいでしょう。
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