無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

雪が解けたので、その隙に、冬支度の続きと雪の下ホウレンソウを収穫。やっと仕事納め。

2020-12-30 19:16:13 | 日々の自然菜園

【自然菜園】冬の土作り!クリムソンクローバーの使い方




思いの外早く雪が積もってしまって、稲わらをカットできずにいました。
そこで、今日は、念願のワラカッターでワラの裁断を行いました。




カットしたワラは、主に来春の夏野菜用の踏み込み温床の材料です。

前回集めた落ち葉と、稲わら、もみ殻と米ぬかと鶏床がうちの踏み込み温床の材料です。
計量もかねてもみ殻袋に詰めておきます。

ワラカッターは、離農した近所の農家さんにもらいました。
メンテナンス後、来年まで使わないので、奥にしまい、除雪機を最前列に移動。
年末の農舎の片付けもしました。

私は、整理整頓(片付け)と機械が苦手なのですが、
お米用に農舎には、色々機械があります。この年末の片づけ週間に、一年のお礼を兼ねて、農舎をきれいにして、片づけをして仕事納めしました。




今週頭に、小麦畑にシカが通ったので、小麦が食べられないように、ピンクのテープも張り終え、来年に備えます。






雪の下のホウレンソウも顔を出していたので、日中に収穫しました。
日本ホウレンソウは、本当に美味しい。冬に旬を迎えたホウレンソウを昼間収穫して、ゆでて置いて、夜にいただく。至福の御馳走です。

市販されていないので、皆様も是非、冬の日本法蓮草、育てて食べてみてください。

来年は書籍が2冊出るので、年末年始なんだかんだで執筆活動をしておりますが、仕事を休むことも学びたいと思い、
明日と元旦は、ゆっくり家族と過ごそうと思っております。


本年も大変多くの方にお世話になりました。ありがとうございました。
みなさまも残り僅かになりましたが、よいお年をお過ごしください。

また来年よろしくお願いいたします。




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雑誌掲載ラッシュ「現代農業」(農文協)最新号2021年2月号

2020-12-26 07:09:03 | 日々の自然菜園

【セミナー】竹内孝功さんの「F1」ってなに? ミニ講座!
固定種とF1(一代交配種)の違いが視聴できます~。
本日12/26(土)は、年内最後のオンライン自然菜園セミナーで、
自家採種入門講座②「交雑を防ぐ方法」13:00~
自然菜園Q&Aセミナー 19:00~


ここのところ、雑誌掲載ラッシュが続きます。

嬉しいことに、メールでの原稿のやりとりが、2~3社〆切ギリギリに出し終わると、次の原稿が他社さんから届くエンドレス掲載年が今年でした。
11月からその取材ラッシュ、原稿ラッシュ、校正ラッシュが続き、現在、執筆しながら、どんどん掲載された雑誌と(次の掲載の原稿チェック)が届く毎日です。

今回ご紹介するのは、昨日見本誌が届いた「現代農業」(農文協)さんの速報です。








最近は、種子法廃止、種苗法が改正?自家採種が熱いですよね~。
最新号では、私のこの20数年の家庭菜園用の自家採種の総まとめ的な号になりました。

簡単にいうと、種苗メーカーでもなく、農家でもなく、家庭菜園で出来る自家採種の仕方をまとめました。
特別な機材もなく、限られた狭い面積で、少量多品目の家庭菜園は、自家採種にコツが要ります。

農家さんであれば、たくさん畑があり、単一の野菜がたくさんあるので、その中から選んで、植える場所も選べます。
例えば、ニンジン農家さんであれば、ニンジンを出荷中。ニンジンを50~300本並べ、その中から20~50本選抜して、タネ採り専用防虫ネットハウスでタネ採りができます。

ところが、家庭菜園では、ニンジンが数本、場所も埋まっており、他のニンジンもあるので交雑が心配です。
ちょうど、今日オンライン自然菜園セミナーで、交雑をさけて品種を守る自家採種の仕方を有料で配信するので、
もし興味のある方はこちらからどうぞ!

お近くの書店で、この誌面をよんでいただけると、ダイジェストのような感じで家庭菜園ならではの自家採種のコツがわかると思います。






雑誌の中でも紹介されている『タネ採りタネ交換の本』(農文協)は、お買い得なおススメな自家採種の最新情報の掲載されて今読みたい本、個人的な推薦ナンバーワン書籍です。

著作権などもあるので私のページだけの紹介ですが、中には、私の師匠たちがタネ採りの仕方を大公開しており、是非買って読んでいただきたいです。

本書では全国タネ交換会一覧や、タネ交換できる農家の連絡先リスト、タネ屋推薦タネ採り向き品種リスト、作物別さくいんも収録された逸品です。

特に最後の5章「採るんだったら知っておきたい 種苗法と自家採種の話」はお奨めです。

自家採種すると、タネが学習して、野菜が自然に育つようになるので、無農薬・家庭菜園ではこれからの常識(定番)になると思います。

今年最後のオンライン自然菜園セミナー。
自然菜園Q&Aセミナーは、今年一番の収穫でした。コロナ下で、オンラインでも交流ができるむしろ今まで通えなかった遠方の方との交流ができ、
一問一答形式で、お互いの理解が深まりあえる素晴らしい出会いでした。

今日もどんな出会いが待っているのか楽しみです。午前中は、原稿と向き合い、午後はオンライン。

引きこもりがちなので、昨晩降ったので積もった雪、これから雪かきして身体を動かしてこようと思います~。
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ポケット育苗進化版「やさい畑」連載中~

2020-12-24 18:36:45 | 日々の自然菜園

【セミナー】竹内孝功さんの「F1」ってなに? ミニ講座!
固定種とF1(一代交配種)の違いが視聴できます~。
明日12/26(土)は、オンライン自然菜園セミナーで、
自家採種入門講座②「交雑を防ぐ方法」13:00~
自然菜園Q&Aセミナー 19:00~

本日、
今日は、息子の小学校に、きな粉の先生として出張してきました。
学校で育てた大豆を一緒に炒って、自宅の石臼を持っていき、きな粉を作ってきました。
その後、できたきな粉で懐かしいお菓子「すはま団子」を作りました!

自分たちで種を播き、育った大豆でお菓子まで作れることに子供も先生も興奮気味でした。
面白かったです。




帰宅すると、現在連載させていただいている「やさい畑」(家の光)の最新号が届いておりました。
今連載は、3誌です。あと「野菜だより」(ブティック社)「田舎暮らしの本」(宝島社)です。

この雑誌では、種まき名人になろう!という連載で、毎回野菜のタネに関する秘密をひも解き、発芽させるためのマル秘テクニックを公開しております。




詳しくは、誌面を手に取って読んでいただきたいのですが、
簡単にご紹介すると、

以前、拙著でご紹介させていただいた、「ポケット育苗」の進化版です。
「ポケット育苗」は、ポケットに水を含ませ、体温で発芽させるのですが、意外と発芽しないという失敗談や、
勘違いから密閉したままにして発芽しなかったなどいろいろ発表してから耳にしたので、今回改めて、改良版を発表した次第です。

ポイントは、ビニールの端を切っておくこと。
そうすることで、水が垂れるといわれそうですが、水が垂れるほどだと、根腐れしやすく、
ビニールの端を切っておくことで、適切な水分量、何より酸素がしっかり種に届くので、発芽、発根しやすくなります。

(私は、発芽するまで毎日開けてチェックしたり、体温位高い温度が必要な高温発芽の野菜の発芽や発芽率を見るときに使っておりましたので、
ちゃんと空気が入り適切な水分だったの失敗しなかったので、大丈夫でした。)

入れっぱなしの方やトマトやキュウリなど高温発芽を要しない野菜での失敗が相次いだので、今回改良して、
ナスを自家採種すると、育苗する必要性が出てきて、そうなるとなかなか発芽が難しいと生徒さんが苦心していたので、
ここ数年実際にやってみて、失敗しない方法にたどり着いたので、公開しました。

その他にも、ナスの気持ちになって発芽させ、育苗するヒントをいっぱい盛り込みましたので、是非読んでやってみてください。

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自然菜園・根本講座「連作障害の回避」&「ネギの育て方」

2020-12-21 08:21:37 | 日々の自然菜園

【自家採種入門】畑での自家採種で気をつけること!

今日は、最低気温ー9℃~。どひゃーどえらい寒さです。2月かと思いました。




昨日は、オンライン自然菜園セミナーを開催し、初の約50名の受講。
たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございます。

自然菜園・根本講座 新シリーズ「野菜たちによるの土づくり」始まりました~。

過去の根本講座(バックナンバー)は、こちらからレンタル配信中です。

自然菜園・根本講座は元々公民館講座6年目記念に満を持して行うはずだったのですが、まさかのコロナ騒動
そこで、急遽オンライン配信に切り替え、全国(全世界)ネット配信で行ったところ、全国の元生徒さんや
スクールに通えない遠方の鹿児島、広島、金沢、神奈川、福島など遠方の方で自然菜園ファンの方が参加してくださり、
その後、家庭菜園を始めたばかりの方や拙著の読者さんなど多くの方がリピーターになってくれました。

ありがとうございます。

余りに根本的で、栽培以前の話なので、書籍でも雑誌でも触れられず、教室ではその時期の野菜に関してのみを小出しにしている自然菜園の根本から学べる根本講座。

こうして、皆様にお伝えできる場を調えてくださった自然菜園Lifestyleの務台さん
マニアックな話を熱心に聴いてくださる皆様がいるから、とことんオンライン限定で、深い自然の理、家庭菜園の法則についてお話させていただいております。

中でも

オンライン自然菜園セミナーのQ&Aコーナーは、リアルタイムで質問がネットを通じてできるので、大盛り上がりです(笑)

講座中は、私は誰もいない(もしくはスタッフ)カメラに向かって話しているので、聴いてくださる方の反応が乏しい。
ところが、Q&Aコーナーでは、リアルタイムに相手の顔を見ながら、もしくはカメラ越しに野菜や畑の写真を見せていただきながら、
一問一答形式で質疑応答(会話)ができます。

質疑応答は、この13年間直接参加型で経験済みですが、なかなか深い話につながっています。
オンラインではどうかなーと思いましたが、余りに盛り上がり、参加者(質問した方もそうでない方も)からも大好評だったので、
時間延長よりももっと特化して、自然菜園Q&Aセミナーとして独立してもやっているくらい、反響がよいので、驚き
です。




今、自然菜園で最も熱いのが「万能ねぎ」の話です。


YouTubeでも簡単に紹介したら、再生回数がいつもよりすごかったです。
まだ視聴していない方はどうぞ!

もっと詳しく知りたい方は、今回のバックナンバーにアップされたらご覧ください。

オンライン自然菜園セミナーの特徴は、安心安全な
録画した動画を一定期間(30日位)視聴できる特典があります。


そのため、当日視聴できない方や、バッテリーやパケットが切れてしまった方も、後日ゆっくり視聴できる復習できるサービスがあります。

子育て中のお母さんや、主婦の方は、リアルタイムで、ラジオのように音だけ聞いて、夜や昼の空いた自分の時間に、ゆっくり視聴するなんて「耳」参加の方も増えているようです。

特に、今回のシリーズは、「土づくり」「菜園プラン」がなぜ必要なのか、
連作障害にならないようにするために、どうしたらいいのか、などこれから家庭菜園を始めたい方はもちろん、
始めている方にも、シリーズの途中から聴いても(参加しても)、大丈夫な構成で、6回に分けて、この冬の間限定で、とことん深掘りしていこうと思います。

私の目指した目標は、地球の緑化であり、オアシスづくりです。
今までの農業は、砂漠化を進めるものでした。


家庭菜園は、限られたスペースで、少量多品目の野菜を、好きに育てることができます。
そのため、うまくいくと、どんどん良く育つようになり、オアシスに。
うまくいかないと、ある時はよかったのに、段々悪くなっていき、結果的に連作障害になってしまい、野菜が育たない砂漠になってしまいます。

そこでまずは、家庭菜園規模で、オアシスを作りたくて、持続可能な無農薬・家庭菜園の礎を築きたくて、
自然農法に出会ってから、最初の12年間は、連作障害の回避、誰でも再現できる菜園プラン、
土づくりをしない土づくりの研究に腐心していたといっても過言ではありません。

今回は、13年家庭菜園の先生をやらせていただいたことで、連作障害、病虫害に悩むのはなぜか、根本的なところから、徹底解説をしながら、
Q&Aで一問一答して、相互理解を深めることができたらいいなーと思っております。

私の自然菜園は、持続可能な無農薬・家庭菜園の入り口にすぎません。
各地域の風土に合わせて、みなさんの生活に根差して初めて、本当のその方の自然菜園が完成です。

そんな自然な家庭菜園、自給菜園が全国、全世界に広がってほしい。
心のオアシスであり、食べ物の源泉であり、地球の緑化になったらいいなーと思っております。

今年も残りわずかになりましたが、私も来年度の自然菜園スクールのホームページ更新準備と、新著2冊、雑誌4冊を校正しながら、心穏やかに過ごしたいと思っております。

皆様もよいお年をお過ごしください。
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雪の日のハウスの野菜(お米の苗代の2次利用)

2020-12-19 07:50:11 | 日々の自然菜園

【自然菜園ネギ講座!】ネギを制するものが無農薬家庭菜園を制する!?

明日オンライン自然菜園セミナー『自然菜園・根本講座』16:00~
せっかくで冬で栽培が一段落するこの時期なので、今回から6回シリーズで『野菜たちによる土づくり」を開始しようと思います。
家庭菜園の鬼門「連作障害」を回避し足り、連作できる秘密を知って、ネギを育ててみてください。
30分Q&Aのお時間もあるので、疑問、ご質問くださいね。

テーマ:「連作障害を回避する」
Ⅰ.「連作障害を回避する」
1.連作障害とは? 砂漠化と三圃式農業からの教訓
 テーマ:「連作障害を回避する」
※当初「前後作」としておりましが、内容をそのままに、タイトル名を改めました。
Ⅰ.「連作障害を回避する」
 1.連作障害とは? 砂漠化と三圃式農業からの教訓
 2.連作できる野菜って? 連作できない野菜って?
 3.連作できる方法
Ⅱ.「ネギを自然に育てる」
 1.原産地から学ぶ野菜の特徴と自然とは?
 2.根っこの張り方から、根っこの育て方
 3.種まき~収穫のコツ
詳細は、こちら


本日、時々の予報。






雪が降って積もりました~。真っ白です。

最後のミニハウスは、アスパラの促成栽培用のミニハウスを譲ってもらい今は、お米の苗代ハウスになっております。


ハウスの中は、来年のお米の苗代にすぐになるように、自然堆肥と米ぬか、クン炭を鋤き込み、乾燥防止にワラを敷き詰めています。
例年はそれだけなのですが、今年から新たな試みをしております。


雪菜

水菜

ハクサイに壬生菜、そしてハウス全面にネギ苗を植えてあります。

これは持論ですが、「根っこが生えていれば土はオアシス」。
今年は、冒頭の動画でご紹介したように、畑で実証できたことをネギを中心に、余った野菜苗で、水稲(お米)にも応用実験中です。
冬の間も野菜たちの根が働き、土と根圏微生物によって保湿され、有機物の分解は進んでくれることでしょう。

そして、冬の間も雪に覆われると食べられなくなる青菜が収穫できると思うと楽しみです。
青菜の味で、土の熟成度もわかる(診断もできる)ので、一石二鳥です。






日中ミニハウスは25℃以上にしないのがコツなので、日が出てきたらドアなどを空け、14時には閉めるのですが、
今は新雪があるので、日が出てくる9~10時に、新雪を野菜の上からかけました。

雪をかけることで、水やりの代わりになるだけでなく、野菜のトウ立ち予防(急な暑さと寒さで花芽分化しようとする野菜を雪で冷やすことで、花芽分化を遅らせる)も兼ねています。

雪は、氷と違って、カマクラになってくれるので、野菜たちが凍らず、寒さに適応できるように変化し、
野菜たちがハウス野菜の表情から、露地栽培の表情に変わってくれています。

まだまだ、野菜の種類によってどうなるかは一冬過ぎて春になってみないとわかりませんが、今のところ順調です。


苗代ハウスの中には、ここ数年、毎年醤油搾りかすボカシが乾燥中です。

11月に絞った丹波黒豆の醤油の搾りかすを米ぬかともみ殻で和えて、水分量を50~60%にしておき、ハウス内で冬の間乾燥させます。
出来上がった醤油ボカシは、まだ塩分を含むので、畑では使えませんが、鳥のエサに多少加えますが、それ以外はすべて田植え後に田んぼに散布して使用しております。

田植え後であれば、稲の根は土の中、表層の微生物のエサになり、塩分で草も生えにくく田んぼの微生物のエサになってくれます。


雪が深くなって、曇ると、あたりは薄暗く、日が出るとまぶしいスキー場のようです。

いよいよ冬が到来したことを実感します。



昨日は、やっと薪ストーブの煙突掃除が無事終わったので、昨日から薪ストーブが稼働しております。

薪ストーブは、結露もなく、洗濯物もよく乾き、調理もできるので助かります。
雪も晴耕雨(雪)読で、読書といきたいのですが、今は2冊新著を書いていたり、来期の自然菜園スクール(オンライン対応)を準備中です。
2021年のスクールは、来年1月に入ったら募集開始するので、お楽しみに~。

自然菜園の無料動画「自然菜園Lifestyleチャンネル」YouTubeでもいろいろ家庭菜園について配信しているので、ご登録しておくと最新動画がすぐ見れて便利ですよ。
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新雪!?の落ち葉集め 「畑に落ち葉を入れてはいけない理由」「落ち葉を集めるときのコツ」

2020-12-18 07:52:17 | 日々の自然菜園

【自然菜園ミニ講座!】竹内さんの連作障害を防ぐ方法!

自然菜園根本講座新シリーズ「野菜たちによる土づくり」が12~3月の冬期に集中オンライン講座を開催することになりました。
というのも、冬の間にしかできない講座です。そしてその理由は、、、
キーワードは、家庭菜園の鬼門「連作障害」、「土づくり」、菜園プランにかかわる講座です。
少量多品目の家庭菜園は、連作障害になると深刻化しやすく、解決しにくいので、結果トマト、ジャガイモ、キュウリ、ナス、ハクサイ、カブ、コマツナなど5~10年栽培不可能になってしまうこともあります。
コロナで家庭菜園を始める方が多くてよい反面、庭や今まで連作してきた市民農園、化学肥料使用の熟畑は、
良かれと思って行った土づくりや、とりあえず植えたノープランによって、「連作障害」が発生し、数年後に発覚したときには全体に広がっていることがままあります
そうなってからでは、遅いのが現状。実際にあきらめるか、立ち直るまでに5~10年かかってしまう場合もあります。

そこで、今回雑誌や書籍にできない内容を含むオンライン講座で多くの方に知ってもらうために意を決した理由(わけ)です。
もし、連作障害かもという方、これから家庭菜園を始めたい方、年々そく育つように菜園プランを見直したい方は必見の講座になっております。
Q&Aの時間も各回30分あるので、わからないことは、各講座でご質問ください。

オンライン自然菜園セミナーは、録画配信機能があるので、当日参加できなくても、途中なにかあっても録画した動画を後日配信し30日間視聴できるので、安心してお申し込みいただけます。
詳しくは、こちら


本日、の予報。






今週頭のことですが、降りだした雪が積もり始めました。


いつも雪が降る前に、お気に入りの落ち葉集めスポットに落ち葉を集めに行くのですが、行ってみると雪で落ち葉が見えない、、、

ここは、車の通りも少なく、スギやイチョウなどの堆肥に不向きな落ち葉もなく、集めやすい。










上の新雪をどかすと落ち葉発見!!
落ち葉集めのポイントは、落ち葉が湿っていること。

乾いていると、水をなかなか吸わない落ち葉。そして乾いていると、軽くていいのですが、かさ張っていても実際は余り量がなかったり、
湿っている落ち葉は、堆肥造りや踏み込み温床づくりの際に、すでに水を含んでいるので、とても便利ですし、
うちはモミ殻用の厚地のビニール袋に集めるのですが、ぎゅうぎゅう詰めできるので、たくさん集めることができます。






毎年8~10袋の落ち葉と同量の切りワラを来年のために準備しておくのが12月の野良仕事です。

今年は、積雪が早かったのと、雑誌、書籍の原稿が多く、ワラをカットする前に雪が降ってしまった感じなので、とりあえず新雪で雪が凍る前に落ち葉集めができてホッとしております。


落ち葉は、ハウス脇に写真のように積んで置き、春に落ち葉などを発酵させた熱で夏野菜を育てる「踏み込み温床」の材料になります。

ビニールに入れておくのは、ネズミの住処にしないためと、計量済みなので、1袋で(1輪車2杯分)すぐに踏み込み温床を仕込めますし、
袋の中でしっかり水分を含み、春一番にも飛ばされないので、重宝しております。

ビニールは穴があくまで、2~3年使用する感じです。

落ち葉は、そのまま畑に鋤き込むのはタブーです。
落ち葉は、畑では分解できなからです。
窒素飢餓や病虫害、モグラの大発生、根菜類の又根、腐敗など2~5年間苦しめられたり、連作障害の引き金になりやすいので、特殊なケースを除きタブーです。

畑に入れる場合は、米ぬか、水、など混ぜ発酵させて熟成した1~2年経った落ち葉堆肥か、
3~5年野積みにしておき、中心の分解が進んだ腐葉土のみ畑に入れることができます。


最近、家庭菜園を始める方が多くなったのですが、落ち葉をそのまま鋤き込んで失敗するケースが後を絶たないので、
せっかくの苦労が、、、にならないようにご注意ください。

自然菜園の無料動画「自然菜園Lifestyleチャンネル」YouTubeでもいろいろ家庭菜園について配信しているので、ご登録しておくと最新動画がすぐ見れて便利ですよ。
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自然菜園根本講座新シリーズ「野菜たちによる土づくり」詳細について

2020-12-15 13:09:02 | オンライン自然菜園セミナー

【自然菜園ミニ講座!】竹内さんの連作障害を防ぐ方法!

自然菜園根本講座新シリーズ「野菜たちによる土づくり」が12~3月の冬期に集中オンライン講座を開催することになりました。

なぜ家庭菜園では、連作障害が最大の難所なのか、その解決法、根本的な解決法になる菜園プランのつくり方、土づくりのコツ
そして、雑誌、書籍にならない家庭菜園のタブーなどオンライン講座ならお話できる内容を6回に分けて徹底解説。
自然菜園の菜園プランが、なぜ持続可能なのか、どんどん良い土になるのか、がわかってくると思います。
自然農など不耕起の障害、もしネズミモグラなどで困った場合、どうすればよいのか、解決方法もお伝えします。

栽培がはじまる前に知っておきたい、「土づくり」「菜園プラン」の決定版。
13年の家庭菜園での質疑応答からこのシリーズは生まれ、体系化されて初めてのオンライン講座です。


気になる各回だけでも十分ですが、連続して受講すると、今まで謎だった土づくり(育土)が見えてきます。


12/20(日)16:00~ 野菜たちによる土づくり①
テーマ:「連作障害を回避する」

Ⅰ.「連作障害を回避する」
1.連作障害とは? 砂漠化と三圃式農業からの教訓
 1)4大文明の末路農業の砂漠化とヨーロッパの三圃式農業への発展
 2)連作障害とは
2.連作できる野菜って? 連作できない野菜って?
 1)連作ってそもそもなに?
 2)連作できる野菜リスト(連作障害が出にくい野菜)
 3)輪作年限リスト(連作を避けたい野菜)とは?
3.連作できる方法
 1)連作障害を誘発する野菜を避ける
 2)連作できるように輪作・間作・混作の工夫
 3)自然農法の連作法とは?
 4)交互連作で連作可能に?
Ⅱ.「ネギを自然に育てる」
 1.原産地から学ぶ野菜の特徴と自然とは?
 2.根っこの張り方から、根っこの育て方
 3.種まき~収穫のコツ

お申し込みはこちら


以下詳細の予定です。直前で内容がアップグレードされるかもしれません。
開始する約1週間前から早ければ1か月前にいつもの自然菜園Lifestyleネットショップからお申し込みできます。

1/31(日)10:00~12:00野菜たちによる土づくりシリーズ②
『連作障害のリセットの仕方 ~もし連作障害がでてしまったら、その前にできること』

Ⅰ.「連作障害のリセット法」
1.連作障害(病虫害)の対処法
2.冬からはじめる連作障害リセット
3.夏からはじめる連作障害リセット

Ⅱ.「土壌分析を活かす」
1.土壌分析って何? 土壌分析のやり方
 ①土壌分析とは
 ②土壌分析からわかること
  ・pH
  ・EC
  ・CEC
  ・塩基飽和度
  ・塩基バランス
 ③土壌分析の仕方
2.土壌分析から学ぶ 化学的補正(適正値)
 ①pH
 ②EC
 ③CEC
 ④塩基飽和度
 ⑤塩基バランス
3.土壌分析を活かした土壌改良の基本例
 ①pHと塩基飽和度(緩衝能)
 ②ECと生物多様性
 ③CECの補正資材
 ④塩基バランスと補強資材

2/14(日)10:00~12:00野菜たちによる土づくりシリーズ③
『土づくりから育土へ ~自然農法の土づくり』

Ⅰ.「土づくりから育土へ」
1.土づくりと育土の違いとは?
 ①リセット型
 ②リセットしずらい有機農業
 ③土づくりから育てる土(つくる環境)へ
2.土づくりの3つの失敗例から学ぶ
3.失敗しやすい土づくりの4大特徴
Ⅱ.「緑肥作物を活かす」
1.いい土とは  3つの特徴
2.堆肥と緑肥の違いとは?
3.緑肥作物による土壌改良法例
 ①化学肥料栽培からの改善
 ②非農地からの改善
 ③元田んぼからの改善

2/21(日)10:00~12:00野菜たちによる土づくりシリーズ④
『無農薬・家庭菜園の共通法則 ~やっていいこと わるいこと』

Ⅰ.「家庭菜園のタブー(禁忌)を避ける」
1.家庭菜園のタブー(禁忌)を知る
2.家庭菜園のタブー(禁忌)の組み合わせを知る
 ①相性の悪い組み合わせ(混植・間作)
 ②相性の悪い前後作(輪作)
 ③野菜と相性の悪いハーブ類など
Ⅱ.「無農薬栽培を可能する」
1.野菜の生育が悪くなること3つを避ける
2.生物多様性で病害虫を忌避する
3.自家採種でどんどん良く育つようになる秘密とは?
 
2/28(日)10:00~12:00 野菜たちによる土づくりシリーズ⑤
『コンパニオンプランツを活用する ~少量多品目栽培の要』

Ⅰ.「コンパニオンプランツ(共栄植物)」
1.コンパニオンプランツとは?
 ①科による簡易分類
 ②その例外
 ③コンパニオンプランツの注意点
2.混植・間作・輪作での活用事例
 ①混植事例
 ②間作事例
 ③輪作事例
Ⅱ.「コンパニオンプランツの極意」
1.相性がより良くなる3つのコツとは?
2.3D理論
3.事例解説
 ①混植事例
 ②間作事例
 ③輪作事例

3/6(土)16:00~18:00 野菜たちによる土づくりシリーズ⑥
『自然菜園の菜園プランの極意 ~持続可能な菜園』

Ⅰ.「自然菜園の菜園プラン」持続可能なお手軽菜園プラン
1.連作(畝)を作ろう!
 ①連作できる野菜
 ②連作できるようにする野菜
 ③連作を避ける野菜
2.夏畝と冬畝を交互に育てよう!
 ①夏畝とは
 ②冬畝とは
 ③夏畝と冬畝の交互栽培
3.どんどんよくなる菜園プランが持続可能な理由とは?
 ①連作畝でどんどん良くなる理由
 ②夏畝でどんどん良くなる理由
 ③冬畝でどんどん良くなる理由
Ⅱ.「持続可能な家庭菜園」とは?
1.3つの柱
2.1年目の畝立ての仕方と不耕起(2~3年目)の壁
3.自然耕の応用
 ①2~3年に一度のテコ入れメンテナンス
 ②ネズミ・モグラ被害でリセットするとき(秋と春)
 ③野菜の生育が悪く、テコ入れしたいとき

いつもの自然菜園Lifestyleネットショップからお申し込みできます。
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自然菜園Lifestyleオンラインセミナーに、道法style「無肥料垂直仕立て」登場!!

2020-12-13 08:06:28 | オンライン自然菜園セミナー


【自然菜園ネギ講座!】ネギを制するものが無農薬家庭菜園を制する!?

本日、
昨日は、オンライン初の道法style無肥料自然栽培セミナーを無事開催することができました!!

1カ月弱の告知という準備期間がなかった中で、自然菜園スクールスタッフのお蔭で、
リアル参加20名限定は即売。(会場の都合で20名限定)

せっかくなので、オンラインでも参加できるように、自然菜園町田校でいつもやっているオンライン自然菜園スクール方式で、今回道法さんにとってはじめてオンラインセミナーの開催となり、全国から50名を超える参加者が集い、無事開催することができました。ありがとうございます。


道法正徳さんは、もともとみかんの農業指導員でしたが、
あることから(くわしくは早くも1万部を超えたベストセラー『マル農の人』左右社に面白く紹介されております)、
農学の理論では説明できない、土づくりの現状、太陽よりも水が大切というデーターをひも解き、みかんの苗木は、日当たりがよくなるように仕立てるよりも、垂直に縛った方がよく育つ事実などの現状、みかんが教えてくれた画期的な道法styleを発見!!
現在、無肥料自然栽培で、垂直仕立てで全国、イタリア、台湾など世界中で植物ホルモンが大切さをご指導されている大人気講師です。








会場は、急遽空いている20名限定の小さな会議室で、換気とマスクをしながらのコロナ対策をしての開催。

会場には、道法さんの書籍や道法レモン、剪定ハサミなど道法styleを身近に感じられる物販が並び、
自然菜園スクールのスタッフたちが、オンラインでもリアル参加でも同時に学べる体制を準備してくれました。








今回は、今まで私が受講した道法さんのセミナーで最もわかりやすいシンプルな座学(テキスト付)と






道法styleの実践者たちの果樹や野菜の写真や動画での説明、

zoomを使ったオンラインからもリアルタイムで質問できるオンラインセミナーでした。

私達のオンラインセミナーの特徴は、欠席しても、リアルタイム受講できなくても、
録画した動画を後日ある一定期間受講生は、復習用として視聴できることです。


そのため、急用やバッテリーやパケットが残り少ない場合など当日受講ができないトラブルがあっても、安心して後日復習できますし、
一度受けたセミナーをもう一度復習することもできる超お得なサポートシステムです。


私個人は、そのシステムや技術はないのですが、元生徒さんでもある仲間のボランティアスタッフたちによって、
この数年の試行錯誤の結果、今の仕組みができあがってきました。











午後は、農園で実際に、フィールドワーク(実習)でした。
果樹の剪定の仕方、道具の使い方、考え方、午前の座学の実践を梅、柿、みかん、キュウイなど実際に観察しながら、
時に、参加者が実際に実習して、手取り足取り教えてくださいました。

午後の実習(フィールドワーク)は、ネット環境が安定しないことと、参加者がよく観れるように、
動画を撮影し、後日、リアル参加者、オンライン参加者両方に、配信予定です。これも一定期間視聴できるので、大人気です。

実際に参加した方は、当日よく観えなかった手元のアップを動画で確認したり、復習したりできますし、
オンライン参加者は、リアル参加のような感覚で、実際に自分の空いた時間で、移動(宿泊)を伴わずに便利に視聴学習できます。













後半は、野菜の垂直仕立ての実習で、支柱の立て方、誘引の仕方、エンドウ、ソラマメ、ピーマン、ジャガイモなど、
実際に本で紹介されている方法を目の当たりにでき参加者は目が釘付けになりました。

自然菜園では、道法styleと出会い、植物ホルモンを活かした支柱の立て方、誘引の仕方が大幅にバージョンアップされ、
自然菜園スクールでは、ご紹介させていただいております。


午後一に切った梅の木の切り口は、数時間しか経ってないのに、すでに植物ホルモンが樹の癒着を始めており、ピンク色に変色してきてました。

植物ホルモンを実感できる切り口です。


今回のセミナーには、道法さんと私も掲載されている「野菜だより」編集部から3人も参加があり、
最後に記念撮影となりました。

今回セミナーを開催し、私はつくづく師匠と仲間、人に恵まれているのだなーと感謝感激でした。

師匠たちは、昔も今も超個性的で、天才でしたので、ぶっ飛んでおりました。
私はその師匠たちから本当に色々なことを教わることができラッキーです。

そして最近は、その師匠たちの教えもいろいろな方が学ぶ機会が増え、よく自然菜園スクールで生徒さんから農法の違いや矛盾点を質問されることが多くなりました。
昔はその矛盾点と相違に悩まされましたが、

今の私にとっては、どの農法も教えも、考え方もスーと入ってきますし、一見違っていたり、逆のようなこともありますが、矛盾なくむしろ理解が深まるばかりで、勉強になっております。

日本料理、中華料理、フランス料理、イタリア料理、タイ料理などところ変われば、変わる料理のようですし、
それらの背景(環境)、嗜好(思想・伝統)、アイデンティティー、コンセプトは違えど、共通すること(生命観、挑戦、想い)は熱いものがあります。
農法と料理は似ていて、どちらも奥が深く、興味津々です。それをつなぎ紐解くのが今の自然菜園かもしれません。

違っていていいですし、それぞれが大切にしていることが大切ですし、方法よりも師匠たちの生き方、その魅力あふれる情熱が熱いです。
私は、リスペクトする師匠たちからいろいろ学び、そのエッセンスやその人自身を紹介したいのだなーと実感した1日でした。


今回は、道法さんでしたが、今後も機会があれば、素敵な師匠やそのやり方を今後もご紹介させていただいたり、
一緒に学びたい方と一緒に成長できたらいいなーと思っております。

12~1月は農文協さんと宝島社さんからそれぞれ1冊合計2冊の執筆の総括(校正ラッシュ)が待っておりますが、
2月は、畑が始まる前に、どうしても伝えておきたい、土づくり、菜園プランについて、冬限定のオンライン集中コース(自然菜園根本講座「野菜が育てる土づくりシリーズ」を毎週のようにやっていきたいと思っておりますので、興味のある方は是非、一緒に分かち合い学び合いましましょう!

くわしくは、近日中に自然菜園Lifestyleネットショップで、12月の自然菜園根本講座でお伝えしようと思います。
お楽しみに~。



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『野菜だより』2021年1月号のクリスマスプレゼント

2020-12-04 12:02:35 | 日々の自然菜園
本日、のち

お待たせしました。今大人気の12/20(日)16:00~オンライン『自然菜園・根本講座』がようやくリリースされました。
今までは、公民館で行ってきた自然菜園入門編の最終シリーズとしてはじめた『自然菜園・根本講座』も約1年間野菜の根本的な自然の摂理・法則話から栽培への応用まで今回で、8回行ってきました。

冬期になり、野良仕事が一段落し、来期に入る前に、是非知っておいてほしい「土づくり」「菜園プランの立て方」について、
今回自然菜園根本講座新シリーズ「野菜たちによる土づくり」が6回連続、12~3月まで行うことが決まりました。


というのも、土づくりや菜園プランは、冬期の間しかできないからです。
春から秋にかけて野菜を植えてある間(栽培中)に、土づくりの話をしても混乱しますし、菜園プランについていまさら変えられないものです。
そこで、冬の間、なぜ自然菜園の菜園プランでは、連作障害が出にくく、しかもどんどん土がよくなっていき、野菜が年々育つようになるのか6回の講座で深く紐解いていこうということになりました。

1回1回もかなりセンセーショナルな土づくり、菜園プランの根幹について触れるので、気になる回だけご受講いただけます。

ただし、かなりディープなことなので、6回全部受講してはじめて深く理解する(わかる)こともあるので、
「知らない方がよかった」「今までの土づくりが間違っていた」「菜園プランがなかったから病虫害が止まらなかった」「だから連作障害になったんだ」など
衝撃的な内容もあるかもしれないです。

今回は、初っ端から家庭菜園の鬼門「連作障害の回避」をテーマに、「ネギを育てる」といつもの時間配分で行って行こうと思います。
1月からは、毎回2つの講座でしたが、色々な方のご感想やご要望から、動画をより観やすく、よりわかりやすく集中して受講できる形に1つ(90分)にまとめ、
Q&Aの時間にわからなかったところを一問一答形式でお答えしていこうと思います。

自然菜園根本講座「野菜たちによる土づくりシリーズ」
【予告】
1/31(日)10:00~12:00野菜たちによる土づくりシリーズ②
★『連作障害のリセットの仕方 
~もし連作障害がでてしまったら、その前にできること』
Ⅰ.「連作障害のリセット法」
Ⅱ.「土壌分析を活かす」
2/14(日)10:00~12:00野菜たちによる土づくりシリーズ③
★『土づくりから育土へ ~自然農法の土づくり』
Ⅰ.「土づくりから育土へ」
Ⅱ.「緑肥作物を活かす」
2/21(日)10:00~12:00野菜たちによる土づくりシリーズ④
★『無農薬・家庭菜園の共通法則 ~やっていいこと わるいこと』
Ⅰ.「家庭菜園のタブー(禁忌)を避ける」
Ⅱ.「無農薬栽培を可能する」
2/28(日)10:00~12:00 野菜たちによる土づくりシリーズ⑤
★『コンパニオンプランツを活用する ~少量多品目栽培の要』
Ⅰ.「コンパニオンプランツ(共栄植物)」
Ⅱ.「コンパニオンプランツの極意」
3/6(土)16:00~18:00 野菜たちによる土づくりシリーズ⑥
★『自然菜園の菜園プランの極意 ~持続可能な菜園』
Ⅰ.「自然菜園の菜園プラン」持続可能なお手軽菜園プラン
Ⅱ.「持続可能な家庭菜園」とは?
各回の講座内容の詳細はこちら

いよいよ寒くなってきました。『野菜だより』2021年1月号のクリスマスプレゼントについては、最後に応募方法が書いてあります。
最後までお読みください。途中クイズの答えがあります。

今年は、雑誌は連載3冊、書籍は来春新著2冊、投稿と7社の出版社さんとお仕事をしている人生最大のモテ期です。(笑)
正直、メールボックスを開くのが怖い、、、。〆切に終われる毎日。
コロナなどで、家庭菜園などの需要が増えたというのは、種屋さんや出版社さんから聴いておりましたが、いよいよ自然菜園にも追い風が吹いてまいりました。(笑)

これから、無農薬・家庭菜園を始める方々に、ちょっとでも楽しく、簡単に、そして美味しくなる方法や自然菜園の魅力が伝われて場いいなーと思っております。


今回ご紹介させていただく「野菜だより」(ブティック社)さんとは最もお付き合いが古く、読者が教えるコーナーで寒冷地代表として1年連載が始まったのが、もう10年以上前の話です。

師匠でいえば、自然農の川口さん、道法styleの道法さん、ガッテン農法の三浦先生、伝統農法の木嶋先生、ぐうたら農法の西村先生をはじめ、無肥料栽培の岡本さん、農業新聞でも有名な福田さんなどてんこモリモリの無農薬家庭菜園雑誌です。






今では、本誌で3つの連載を持たせていただいております。
のら仕事は、季節の生物暦をご紹介し、野を良くする視点で、日頃のお世話に役立てばと思っております。

料理のページは、収穫した野菜をどうやって美味しく食べるか、妻の裕子さんが連載しているサポート役として、スタイリスト兼、レシピ開発、校閲など裏方参加です。






では、今回12/20(日)オンラインセミナーでも行うネギのコンパニオンプランツについて扱っております。

ネギはまさに万能薬。少量多品目の無農薬・家庭菜園のコンパニオンプランツの総代です。
皆様もご活用ください。


最新号では、家で選抜しながら自家採種し続けてきた八町系「善光寺キュウリ」。
一般種苗での市販品は、なくなりました。(採種農家や種苗会社で取り扱わないことになると、在来系の固定種はすぐに廃版「絶滅」します)

詳しくは雑誌に書いてありますが、家庭菜園にピッタリな収量が少なく、大きくなっても美味しく食べられる貴重品種です。


のら仕事は、旬に栽培、季節の流れに乗るのが無農薬家庭菜園のセオリーです。

そんな観点から、自然が教えてくれる生物暦や季節の野良仕事を雑誌巻末で展開しております。


最新号にはシンプルな菜園カレンダーもあるので、自分の栽培暦を作るチャンス。どんどん自分の栽培に使ってみてください。

私の方からも現在販売中の「野菜だより」を1冊抽選でクリスマスプレゼントしようと思います。
以下の内容をご明記の上、メールでご応募ください。

1)氏名
2)住所 〒番号
3)電話番号
4)ブログの感想
5)クイズ 今回の出てきたキュウリの品種名はなんですか? ⇒〇〇〇キュウリ

を明記の上、shizensaien.school@gmail.com まで件名『ブログ「野菜だより」プレゼント係』宛てに、〆切12/20(日)正午までにご応募ください。

無料動画「自然菜園LifeStyle」YouTubeもたくさんできてきました。こちらもどうぞ。
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オンライン自然菜園スクールを1年やってみて オンライン受講生はお得?

2020-12-02 11:30:12 | オンライン自然菜園セミナー

12/26(土)19:00~『オンライン自然菜園Q&Aセミナー』第6回
何でも無農薬家庭菜園の質問ができるオンラインセミナーももう6回目。
今回は、ミニ講座『自然観察(土からのメッセージ)』です。
一問一答形式で、約30日間視聴できる録画配信も行っているので、当日参加できなくてもOK。何回も聴いて、自然菜園力がアップできると大好評です~。

本日。最低4℃最高気温10℃と肌寒い今日この頃の信州。




週末山梨県大月市に今年最後の自然稲作おおつき棚田コースで出張してきました。

午前中は、今大人気のオンライン自然菜園セミナー『自然菜園根本講座』でした。
自然菜園根本講座は、自然に育つ「自然の理」摂理を知り、野菜のことをもっと知り、どうやって栽培に活かすのか、
今回のテーマは「発芽率アップ」で、実際には、発芽も難しいホウレンソウについてじっくり解説させていただきました。





オンライン自然菜園セミナーの特徴①
「リアルタイムで日頃の畑の質問ができる」

リアルタイムで、一問一答形式でご質問ができるので、講座内容のご質問はもちろんのこと、日頃の畑の質問ができること。

そして、「画面共有」という機能を使うと、実際にPCやらブレッドの写真や、カメラで画面をシェアできるので、質問のグレードがアップします。
実際に目で観れるとわかりやすいですね。

この1講座につき30分のQ&Aタイムが人気になり、今は月に一回は、自然菜園Q&Aセミナーとして1時間半に拡張して行っております(笑)




午後は、自然稲作おおつき棚田コースでした。
今回は、田作り「秋起こし」とお米の「食味」について行いました。

オンライン自然菜園セミナーの特徴②
「安心!!録画動画配信 ※約30日間復習できます」

もちろん、オンラインでリアルタイム講座受講できます。

同時に、ビデオカメラで撮影も行っているので、開催後(2~3日以内に)に収録した動画を30日間参加者特典として視聴できます。

そのため、リアルタイム受講中に、バッテリー切れやパケットオーバー、不意な来客、仕事などが入って参加できなくなっても数日以内に録画したものが観れるので、安心してお申し込みいただいております。

そのため、最初からリアル受講できないかもしれない方や、育児、家事などでお忙しい主婦の方は、音声のみでリアル受講(耳参加)して、
夜中に録画動画をゆっくり復習している方など、ビジター対応も人気の一つです。

実際に田畑に参加しているリアル参加者さんも録画動画で自宅でも復習できて好評です。






また、町田校、大月校は、ボランティアスタッフ4人体制で、安曇野校、長野校は1~2名体制で、
フィールドワーク(実技)の録画撮影もチャレンジしております。

今回は実際にホンダこまめを使っての、補いと秋起こしを行いました。
通常のこまめの使い方と違う、田んぼならではの秋起こしの仕方に、現地でも拍手が出たように、実際にやって観ていただくとわかることが多く興味深い講座になりました。

オンライン自然菜園セミナーの特徴③
「畑田の実技も収録動画で、約30日間復習できます」

もちろん、オンラインでリアルタイム講座受講できます。
フィールドワークは、田畑で行うので、Wi-Fi環境が安定せず、リアルタイム配信もやってみましたが、視聴しずらく、移動の時間の待機時間なども多く、不便でしたので、
今は、撮影録画に専念して、開催後2~3日後に配信する形で、受講できるようになりました。

オンライン自然菜園セミナーの特徴④
「移動せず、お気軽に自宅(ネットがつながればどこでも)で受講できます。」

一番いいのは参加して目の前で観ることですが、コロナ下の移動や元々遠方の方は受講が困難です。
そこで、オンライン受講であれば、Wi-Fi環境などネットがつながっていれば、どこでも受講できるので、座学はオンラインで、家の家事をしながら受講できて便利でした。などコロナ関係なく、便利さがあるようです。

ボランティアスタッフの撮影隊のお蔭で、コロナ時でもこうして講座(セミナー)を開催できることに感謝しております。

また、実際に田畑を始めると農繁期が重なり受講できにくくなってくるのも事実
そこで、遠方の方や卒業生からコロナが落ち着いても、オンライン自然菜園セミナーの継続を望まれるかたがアンケートの結果わかってきました。

そこで、来年度の自然菜園スクールは、できる限りオンライン対応で行いたいと思っております。
オンラインにする分、より多くの方にご受講できますし、リアルでご参加いただいた際に、さらに深く五感で感じていただけるのもわかりました。

正直、撮影するのは手間ですし、私一人では録画、編集、配信、販売はできません。
卒業生からなるボランティアスタッフがいればこそなので、今年一年改めて感謝が深まりました。

リアル参加とオンライン参加の両立や、特化などまだまだ課題は残るものの、
今年はいい意味で挑戦ができ、オンライン自然菜園セミナーという分野の開拓ができました。

また、自然菜園Lifestyleチャンネルさんに出演させていただきました。
自分たちが、生きていくために始めた無農薬・無化学肥料で育つ自然な家庭菜園、自給菜園が今求められ、始める方が増えております。

安心安全な暮らしが他人任せにできない時代だからこそ、
リモートできる時代、自宅にいる時間が増えて、外に行く機会が減ってきた中で、土と触れ、食べ物を育てる暮らしは安心感半端ないです。
ピンチはチャンスかもしれません。

待っていても解決されない時代。選べる時代になってきました。
今後の生き方の種まきが今必要になってきていると感じます。

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