無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

最後の草取り(田んぼ)&春蒔きライ小麦収穫

2009-07-30 23:31:33 | 日々の自然菜園
本日、

久々の投稿。最近、PCにアップできずすみませんでした。
もう少しで、このブログをはじめて1年。
お蔭さまで、PCにもwebにも随分なれました。ありがとうございます。

最近の雨でお蔭で、ゆうこさんのハーブガーデンは鉢ものも水をやらずに育ち、助かっています。(トップ写真)

雨が多いことは植物にとって嬉しいのですが、ナス・ピーマンからはもっと太陽さんがほしい。
トマトからは、この湿度何とかしてくれ
キュウリからは、雨大好きといろいろです。
夏野菜としては随分遅めのうちの畑ですが、安曇野が夏らしくないのも確かです!

今年は、西洋ミツバチの不足、日照不足と農業にとっては厳しい年になっています。
それでも農家さんは値をそんなに上げられず、自腹を切って値を抑えているようなのがつらい。

自分で野菜を育ててみて、出荷できる野菜はわずか。
大きさや収穫量はまちまちです。

今年は、田んぼを1反5畝増やしてスクールのみんなと育てています。
とても気持ちの良い田んぼで、今最終草取りが大忙しです。


この時期、田んぼの稲も分けつが増え、1~2本植えの稲も扇のように開帳しています。
これからの時期、稲は穂を出す準備に入るので、今週が最後の草取りです。
田んぼには、コナギという草が生え、ほっておくとコナギ一つで1万粒種子を放出するのでできるだけとりたいとこですが、一人ではなかなか進みません。


今日は、午前中ゆうこさんと二手に分かれて田んぼの除草をしたのち、午後協力しながらライ小麦刈り&脱穀をしました。


少々湿っていたため十分脱穀できなかったので、友人のハウスで乾燥させたのち再度叩こうと思っています。

安曇野が寒冷地ということもあり、ライ小麦は春蒔いても収穫できます。
春蒔きは、2年間やってみて良かったことは、収穫が梅雨が終わった8月上旬になること、ちょっと収量が落ちることとわかりました。

ライ小麦は、ライムギと小麦のハーフの固定種で、味は小麦です。
少々癖のある独特の粘りと、ライ小麦に固有の高栄養素が豊富で、うちでは気に入っています。

ライ小麦は、あの東京三鷹の「ジブリの森」のカフェでストローの代わりに出てくるワラのストローの原料です。


小さな農をはじめて13年余り。
まだまだ自分と農がわからず、毎年の学びと収穫に感謝です。
コメント (8)
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質問:市民農園

2009-07-25 00:01:34 | 自然栽培で自給できる想い
ご質問ありがとうございます。
*******************************

(質問)
竹内さん、ゆうこさん
ご無沙汰しています。早速ですが質問があります。
今年からはじめた市民農園の自分の畑の隣にある友達が借りた畑を引き継ぐことになりました。
今は畝たてしてあり、野菜はなくいぬびえがびっしりです。
秋に向けて一度耕して整えて、以前お聞きした腐葉土+堆肥+ボカシを上に敷こうと思うのですが、草はすきこんでしまってもいいものでしょうか??

*****************************
(応答)
市民農園ですね。
市民農園は、なぜかよい農地でないことが非常に多いものです。

今回のケースは、「イヌビエ」がびっしりとのことで、痩せている場所だと思います。
市民農園はで借りられる期間が1~2年と短く継続して借りれない場合が多いので、
土作り(育土)が難しいものです。

市民農園でどのように育てたいのかによってどのような方法がいいのか決まってきます。

今回は秋作からの開始なので、大きく分けて葉物野菜と根菜のためにどのように土を改良するかがポイントです。

「イヌビエ」が穂がついているならば、鋤き込むことで種を蒔くことになります。
未熟な有機物を鋤き込むことで、かえって悪くなることも多いので、

個人的には、草は鋤き込むよりも、敷く方が好みなので、以下の方法がお奨めです。

※種まき1カ月前にできること。↓

①葉物野菜のための準備…表土を豊かにする。
1)草を刈り、一度刈った草をどかします。
2)土の上から土が見えなくなるくらいの完熟堆肥・腐葉土をふりかけます。
3)土と堆肥などを深さ10cm位浅く耕やし混ぜます。
4)耕した土を手や板でたたき、整地します。
5)米糠・油粕をうっすら撒き、刈った草を戻し草マルチします。

②根菜のための準備…根が張れるようにする。
1)草を刈り、一度刈った草をどかします。
2)土の上から腐葉土をふりかけます。
3)土と腐葉土を30cmくらい深くよく耕して混ぜます。
4)耕した土を手や板でたたき、整地します。
5)米糠・油粕をうっすら撒き、刈った草を戻し草マルチします。


葉物野菜は、表土が肥えた状態が大好きなので、堆肥をいれて浅く耕す方が効果的です。
※蕪も葉物と考えていいでしょう。

一方、根菜はニンジン・ダイコンなどは肥料が多くない方が素直に根が張れるので、土の団粒化を促進するために腐葉土など肥料分が少ない完熟したものを入れ、深く耕しておきます。

春からであれば、前もってエダマメなど他の野菜を育てながら土も一緒に育てていく方が上策ですが、
市民農園の場合は適切に完熟有機物を利用して育てた方が無難です。

また、米糠・油粕も半々に混ぜたものをうっすら少なめに使うことがコツです。

なんでもかんでも多ければいいのは間違いです。
「過ぎたるはおよばざるが如し」です。
土着微生物に餌をあげる感覚で、うっすらかけた後に草マルチすると微生物やミミズをはじめとした分解系の生き物があつまり、土がよくなります。
そのためのきっかけづくりくらいがちょうどいいものです。


それでも良くならない場合は、いい畑の土を局部的に客土する方法もあります。




コメント (15)
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西村和雄先生がきたる!!

2009-07-24 23:48:27 | 出張菜園教室
本日、ときどき

昨日は、長野県有機農業研究会の見学会を友人の畑とうちの田畑で行いまいた。

ゲスト講師として、有機農業技術会議代表の西村和雄先生が京都から来られました。

西村先生は、『有機農業コツの科学』(旧『ぐうたら農法のすすめ』)や最近7月には『野菜を見分けるコツ百科』を出された有機農業会では著名な先生です。

以前からいろいろ教えていただいていただけに、今回見学会でうちの田畑に来るとのことで、嬉しいやら緊張するやらでかなりしました。

まずは、友人の小山さんの畑にてスコップで土を掘り、はじめ農地の履歴や現状の土壌生物農地の土壌診断を行ってくれました。


その後は、生育中のインゲンの葉から何が欠乏しているのかなど、目で見てわかる野菜の健康診断とその対処法の紹介、
その土地に合った果樹の選択や育て方などをレクチャーしてくださいました。


その後うちの田んぼに移動し、田んぼのトロトロ草の診断や除草方法の講義や、お米の収量と旨みの法則など田んぼにまつわるお話をいただきました。


うちの畑では、現在廃鶏を18羽飼っています。
うちでは鶏糞は農地に入れませんが、鶏糞などの動物糞は、草と少量まぜて堆肥を作ればいい堆肥づくりになることや、過剰な有機肥料は病虫害の元であるとおそわりました。


草だらけのうちの畑では、大豆とトマトの混植や、健康な野菜の葉は新緑の色であることなど教わりました。


最後に、ゆうこさんのつくったズッキーニとバナナのケーキでお茶をしながら、先生への質疑応答が行われました。


その後、安曇野地球宿で一緒に食事を食べ、和気あいあいと懇親会も行いました。

世界を股にかけて有機農業の指導をしている先生だけあって、さまざまな質問に丁寧にお応えいただき、
参加者33名とかなり突っ込んだ見学会になりました。

有機農業促進法が国会で可決され、現代農業が農薬・化学肥料農業に代わる新しい安全で持続可能な有機農業に期待が集まっています。

農薬・化学肥料は機械的に画一的にできる農業である半面、安全性と石油依存といった将来への不安さをもっています。

かといって有機農業はまだまだ技術的にも、化学的にも改良の余地が多い過渡期です。

これからの農業を、地球を、食糧問題を真剣に考えた時、有機農業がより多くの人によって実践されるためにも有機農業の技術の確立や自然観察がとても大切になってきます。

持続できる安全な有機農業にとってこのような見学会は、とても意義あるものになると思いました。

コメント (3)
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質問:ヨトウムシとウサギ対策

2009-07-23 23:36:37 | コメントの公開
本日、

今日は、長野県有機農業研究会の見学会がうちでも開かれました。
それについては、明日のブログで詳細を書こうと思います。

今日はメールに寄せられた質問を共有しようと思います。

******************************

質問

私は、現在神奈川県で無肥料、無農薬で畑をしています。
今年が初の夏だったのですが、ヨトウムシがたくさんいて、よく食べてくれます、、、

無農薬での対応方法があれば知りたいです。

 あとはうさぎに枝豆を全滅させられたのでこちらも対応方法を知りたいです。

 いきなりの質問ですが宜しくお願いします。

********************************

応答
★無肥料栽培ですか、いいんですね。

ヨトウムシは、米糠(ヌカ)が大好きです。

教わったいい方法は、炒った糠を畑の邪魔にならない場所に一握りおいて草や土をかけておくと集まってきて捕獲できますよ。

僕もキャベツを栽培するときは、苗の定植後一握りの生の米糠を苗の回りに撒き、株下の刈った草をその上に敷いておきます。

そうすると、腹痛を起こしてヨトウムシは、動けなくなり、そこにうちの場合ゴミムシなどが来てたべてしまっているようです。

ちょっとだけ米糠を使うことで簡単で、しかもキャベツの初期生育も助け、土着菌も増えるのでキャベツの健康を考え完全無肥料ではないのですが、効果的ですよ。


うさぎですか、エダマメ、クローバーなどマメ科が大好きですから、大変でしたね。

野生のウサギであれば、ネットか、糸で覆うことで少しは役に立つと思います。

飼っているウサギであれば、畑には放さないことです。

物理的に食べられないようにするといいと思います。

もし他にも効果的な方法ご存じな方がいましたら、コメントくださいね。

コメント (11)
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ブルーベリーの鉢上げ

2009-07-22 23:02:09 | 日々の自然菜園
本日、

山口の方々は大変だったようです。
最近の雨は、降り方が年々突発的で、極端な天気の変わりように、
夏野菜たちも太陽が出る晴れを首を長くして待っています。

太陽といえば、
46年ぶりの皆既日食。
畑で、手で遮光しながら見ました。

雨の中野良仕事をしている自分に驚いている今日この頃。
晴耕雨読で、雨には執筆や読書が日課だったのに、

最近の私は、カッパまで着こんで野良仕事
遅ればせながら野菜の株元の草を刈っては草マルチ。

明日、師匠もくる見学会に合わせてここ1週間は、草刈り隊長です。

雨がひどい時は日頃できなかったこともハウス内でやりました。
3年前にブルーベリーの剪定枝から育てたブルーベリーの挿し木が、無事大きくなって、葉っぱを茂らせてくれました。


はじめての挿し木の育苗に、ブルーベリーの枝の強靭さを知りました。

ポットは狭そうだったので、ちょっと大きめの素焼きに移し、来年には、大きなプランター栽培に移行する準備を考えています。
そのために、今年は素焼きに鉢上げです。


せっかく育てるなら無農薬・無化学肥料で自然に育てたい。
そこで、今回は、鉢上げした苗に、ミミズコンポストの土と数種類のミミズをのせました。


最後に乾燥防止のため、完熟堆肥をマルチング。
元気に育ってもらいたいです。


一緒に畑を借りている農家民宿「安曇野地球宿」の望さんのブルーベリー畑には、ブルーベリー狩りに毎日宿のお客さんが来ています。

年に1度しか収穫できない貴重なブルーベリー。
うちもちょっとでも自給できるようになれればいいなーと、5年計画の3年目でした。ちゃんちゃん!




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『野菜の達人』に載りました!

2009-07-21 14:17:55 | 出張菜園教室
本日、

今年は、天候が雨に恵まれた分、日照時間が短く、気温も上がらず
ナス・ピーマンが不満そうだ。

その一方、キュウリやカボチャなどウリ科の野菜は、好調だ。

毎年、当たりハズレがある野菜たちだが、今年は、夏野菜の出だしが遅めだ。
ここのところ、おろそかになっていた草刈りを一気に終わらせつつある。

疲れがピークな二人だが、7月中は休みようがなさそう。
8月に入ったら一休みできるよう、

そんな中、以前取材を受けたエイ出版の雑誌『野菜の達人』に紹介されました。
 p40掲載

裏話をいえば、はじめはシャロムヒュッテの取材の後に、うちの見学希望がシャロムスタッフの友人から連絡があった。

見学は大変なので断ろうかと思ったが、縁なので、ちょっとならと引き受けた。

『野菜の達人』は実際に野菜を育て始めた方にお勧めの雑誌で、
取材にきてくれた記者の方も素敵な方で、ついつい話がノッてしまった。

そこで、急きょ見学会から取材に切り替わり、草だらけの農園を一緒に回った。
それが今回の掲載のきっかけだ。

それに、巻末の方のp117には『Azumino自給農スクール』も紹介してもらった。


取材は初めてではないが、気恥ずかしいものだ。
なかなか緊張せずに取材を受けるのは難しい。

ただ、今回の取材は、かなり自然だった。
通常の取材は、どこか記者の思い込みのはいった青写真がまずあって、それに合わせて行われることが多い。

しかし、今回の取材はそれがない。
もっといえば、その場で良かったことや良かった写真がそのまま載っている。
即興は大好きだが、それはそれで技術がいる。
さすがだと思った。

近所でお世話になっているシャロムヒュッテや、
友人で自然農の先輩のペンション「野風草」の舘野さんの記事も載っていた。
そんな中、自分も載っていることに改めて恥ずかしくなった。

それでも自然農をはじめ、無農薬栽培が多くの方で賑わっていくのは嬉しい。

若輩者だが、今後もって生きたい。
コメント (6)
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田んぼの除草(畦で育つ里芋&エダマメ)

2009-07-18 23:28:53 | 日々の自然菜園
本日、時々

今日は、友人の紹介で1泊2日の限定の研修生を受け入れた。
研修生は、久々の受け入れだ。

基本的に、うちは泊まりの研修生はお断りしている。
それは、泊める場所もないし、受け入れる体制がないからだ。

手伝ってくれるのは嬉しいが、いつも夫婦二人か僕一人でやっているので、
一人増えると野良仕事の体制が変わる。

一人でやる野良仕事の仕方。
二人でやる野良仕事の仕方。
三人以上でやる野良仕事の仕方は、全くちがう。

とりあえず、夫婦二人で食べる分+αなので、3人以上でやるほどの仕事もないことが多い。
それに、耕さない畑なので、草と野菜が一緒に育っているので、農業はじめての方にはどこを歩いていいかさえ分からない畑。

手伝って、もらいたいときもなかなか気軽に頼めないのが難しいところだ。

今回は、特別に縁あったのでご協力いただいた。

さて、今日はいろいろやったのでブログで紹介できないくらい多様な野良仕事だった。

田んぼで研修生と除草をしました。

田んぼでは、畦(あぜ)に枝豆と里芋が育っています。


広くみると

田んぼに畦に、こんな感じでぐるりと枝豆と里芋が育っている。



今年のプライベート田んぼは、手前の田んぼはほぼ完全に草を抑えられました。
しかし、奥の段の田んぼは、ヒエ(草)だらけです。

田んぼの履歴、土質、風土によって草の生え方が違います。

日本では、一番無農薬栽培しやすい作物がお米、稲です。

ただ、除草剤を使わないので、必然的に手除草になります。
太陽と水と土で育つ稲、手をかけて美味しいお米を育ていただきたいです。


コメント (2)
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大豆のポット育苗(鶏小屋の修理)

2009-07-17 20:10:39 | 自然栽培で自給できる想い
本日、

梅雨明け宣言にもかかわらず一日中、降ったり止んだりの一日でした。

今日は友人が鶏小屋の屋根を修理を手伝いに来てくれました。


修理前の状況です。


修理後の屋根です。

僕一人ではこんなに強固に直せなかったと思います。
手伝ってくださってありがとうございます。

今日は、雨の降っている中、トレイ育苗した大豆を定植しました。
貴重な品種だったので、直接畑に蒔かずに、ポットに一粒ずつ蒔き、
2本ずつ定植しました。


畑に2本ずつ植えることで、根の水分維持力が高まり大豆も枝豆も生育がよくなります。


あとは、雨の激しかったときはハウスの中で、
秋作ようのキャベツをポットに3~4粒ずつ蒔きました。


最近、畑をもうちょっとことにしました。



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もらった管理機で大豆を蒔いてみる。

2009-07-16 22:36:02 | 自然菜園の技術 基本
本日、のち

先日、小麦を刈った跡地に大豆を蒔きました。

今回は、友人たちと一緒にもらってきた中古の管理機(モーター付き鋤)をつかってみました。

今まで、鍬(くわ)だけでやってきました。
今年は、縁があってうちに来た管理機で鋤耕しました。

最近思うのですが、自分の農が時代をタイムスリップしている感じです。
つまり、農薬も肥料も耕しもしない農をやってきた自分が、ここ数年で耕したり、肥料、堆肥を使ったり、機械を使ったり昔の農家さんの歩んできた道を歩んでいます。

所感ですが、「耕して」はじめて「耕さない」ことの意味を知り、
「肥料」をあげて初めて「無肥料栽培」との違いを知り、
「機械」を使ってはじめて「鍬」との違いを知りました。


考えていたときよりも、両方を体感してはじめて両方のメリット、デメリットを知り、自由になったような気がします。

基本的に、手ですべてやることが好きですが、今はいろいろやってみることに興味があります。

今回は、管理機を使ってみて、最初うまく動かなくて友人に修理に来てもらったら、オイルがOFFになっていただけ(笑)など、
機械一年生の自分には全く新しい世界で面白かったです。

機械って、すごく楽できそうな印象がありますが、実際は、管理機がまっすぐに走れるように、力いっぱいコントロールしたり、かなり大変でした。

管理機の後ろには、鋤(すき)がついていて、耕すのではなく、鋤くことができるところが気に入りました。


今回蒔いたのは、蒔く時期が遅かったこともあり、早生の品種に絞りました。

極小黒大豆(黒千石)


それと、鹿児島在来ササゲ


今晩からの雨で発芽が揃ってくれたら間に合いそうな予感です。


おまけ
忘れていたハウスの育苗ポットから、一つだけコーヒーが発芽してました!

もしかしたら、コーヒーも自給できるかも!?




コメント (9)
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ついに、小麦刈り終了!!

2009-07-15 22:29:24 | 日々の自然菜園
本日、

昨日ついに小麦刈りが終了しました。
うちでは、3か所に小麦を植えていて、梅雨の重なりついに収穫が終わりホッとしました。

今回痛感したのは、小麦の栽培と機械の関係です。

今まで小麦の収量が20~30㎏の時は、すべて手作業でした。
つまり、手刈りしてから足踏み脱穀機で脱穀、その後唐箕で風選して終了でした。

去年からゆうこさんのお菓子用の小麦粉の需要が増したこと、他の野良仕事との重なりで、友人の協力の下機械を導入しました。

お蔭で、収穫から調整まで短縮化されましたが、課題も残りました。

機械化のメリット
1)作業時間の短縮
2)作業効率のアップ

機械化のデメリット
1)機械に合わせた、作付。(株間・機械用の通路)
2)機械刈りで収穫できない。(自然に生えてきた麦)
3)機械で漏れてしまった収穫ロス。


今後、機械でやる場合は、機械に合わせた作付や、作業用の通路など工夫する余地がありそうです。

今後は、機械で刈り取る場所は、刈り取り前後のことも加味して工夫していき、手刈りを楽しむ場所も同時に残していこうと思います。


小麦とトマトの交互作の小麦。刈り取り前です。


バインダー(自動刈り取り結束機)で友人が刈り取ってくれている後姿です。


それをゆうこさんと友人でハーベスター(自動脱穀機)で脱穀中です。


麦刈りをしていたら、あわてて飛び出してきた殿様カエルを捕獲。
無事な場所に移動しました。


無事終わりました。
間に合うかどうかわからないけど、麦跡地に早生の大豆、ササゲを蒔いてみようと思います。

来年は、麦跡地にトマトをやる予定です。

手伝ってくださった友人たちに感謝。ありがとう~
穀類は、一人でやるよりみんなでやる方が楽しいです。


コメント (3)
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