無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール【安曇野校】『自然菜園マスターコース』草マルチの応用&ソバの種まき

2021-07-25 12:20:00 | 自然菜園スクール

本日14:00~そーやんと生中継(YouTubeライブ)~

 

昨日は、自然菜園スクール【安曇野校】『自然菜園マスターコース』草マルチの応用&ソバの種まきでした。

開始15分は、生徒さん一同で、結の草刈り&草集めの時間です。

朝露残る草を刈り集めて固めておくことで、後で自分の区画の草マルチに利用できます。

 

熱中症対策で、涼しい遮光白シートをかけたハウスで、最低限の連絡事項(インフォメーション)と今月にテーマ「草マルチの完成」について講義。

コロナ対策で、ビデオ撮影しておき、後日配送アーカイブ受講(オンライン受講)できるようにしております。

 

梅雨が終わり、真夏に入るこの10日間が草マルチの完成の一番大切なビックウェーブです。

自然菜園マスターコースでは、如何に野菜の根を育てるのかを、野菜の気持ちになって実践的に学びます。

 

今回は、梅雨の長雨の後の干ばつ気味の猛暑だったので、昼間のストチュウ水を行いながら草マルチをする方法と注意点について、実践的に解説し、観ていただきました。

 

トマトの誘引や、収穫法、タイミング、コツなど伝授していきます。

 

マスターコース開催日は、毎月1度の月替わり「菜園ランチ」の日です。

今月は「マナヤ」さんでした。スイーツは、「かわきた」さんでした。

美味しかったです~。

 

午後は、みんなでソバを蒔きました。

マスターコースでは、自給農園の活用法も実践的に学びます。

できたお蕎麦は、年末の忘年会(反省会)で、蕎麦を石臼で引いたり、打って食べます。

 

自然の営みを活かした自給的な暮らしのヒントやコツをお伝えできたらいいなーと思っております。

 

終了後、お隣のおぐらやま農場のあきおさんが、無肥料栽培の道法styleブルーベリーを御馳走してくれました。

あまりの美味しさに写真を撮り忘れました~(笑)

 

次回は、

★自然菜園ベーシックコース 8/7(土)

AM:夏野菜の摘果、収穫、補い

★自然菜園マスターコース合同 9/4(土)

AM:自然菜園講座⑦(夏野菜の自家採種)
 秋野菜の種まき、サツマイモ収穫はじめ
PM:雑穀刈り取り
※菜園ランチあり

 

 

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【受講生限定ブログのサンプル】自然菜園スクール『自然果樹コース』講義:自然果樹講座③(草管理「風の草刈り」) 実習:摘果、袋がけ、草刈り(草刈り機の使い方)

2021-07-17 12:44:06 | オンライン自然菜園セミナー

以下のブログは、

2021年7月の『自然果樹コース』の受講者限定ブログのサンプル(ダイジェスト)になります。

 

簡易ブログはこちら【一般無料版】

昨日は、梅雨の中、予報は一日雨でしたが、講義をちょっと延長して、

小雨の中、実習もでき、内容たっぷり濃厚なセミナーになりました。

・座学【動画】座学 URL  ※現在、座学の動画期限切れでアーカイブは見れません。

前半の講義は、リアルタイムオンラインzoom配信ですので、オンラインの受講生も直接現地参加(10名限定)で、濃厚な講義内容になりました。

無農薬果樹のポイントは、生物多様性の生態系のバランスを調え、

害虫が大人しく、益虫が守ってくれ、どんどん土が良くなり果樹が元気に育つ環境づくりです。

 

そのための、初夏の野良仕事のポイントを草管理と誘引など、果樹と虫視点で解説させていただきました。

この環境づくりをする観点は、一番無農薬が難しい果樹だけでなく、野菜や稲作から学んだことであり、野菜やお米を育てる上でも重要です。

 

【実習動画】 2021 07 04 自然果樹コース 実習1

風の草刈り https://youtu.be/kapGw-aBzXs 

風の草刈りの一番のポイントは、

草の先端3分の1位の風になびくところを高刈りすることです。

3分の2ほど残して、甘く刈ることで、背丈が延びず、草は柔らかくなっていきます。

ナイロンコードを使うので、ゴーグルなど装備をした上で、葉っぱが柔らかい早朝や雨の後などに行うことが肝要です。

 

今回は、果樹にとっても、近隣の方にとっても、お世話する人間にとっても大切な草刈りの仕方を

草払い機を実際に稼働させて、自然菜園流「風の草刈り」を見学していただきました。

草払い機は最も危ない農機具の一つなので、装備と使用方法を知って準備しておくと、身体の負担も少なく、安全に使用することができます。

 

前回の講座で超ストチュウをかけたリンゴは、ピンポン玉以上に大きくなっており、葉っぱもつやつやで元気でした。

 
 
(中略)
 

三脚は、危ないので、↑の写真のように、1段目をしっかり踏みつけて、土に三脚の足が埋まるようにしてから登ると安全です。

 

↑の写真が✖をしているのは、

三脚の「一番上には乗らない。危ないから」という意味です。

 

リンゴの袋がけも改良したので、解説すると

 

 
(中略)
 

この後はハウスに移動し、ブドウの花房整形(摘房・摘粒)と誘引をしました。

【動画】2021 07 04 自然果樹コース 実習4 ブドウの摘果・誘引
https://youtu.be/wlgJDtSyThc

写真は、なにもしなかったスチューベンというブドウです。こんなにたくさん実をつけると、

粒が大きくならなかったり、樹の負担が大きくなるので、開花する前の房をブドウの花房整形(摘房・摘粒)と誘引します。

 

 
(中略)

 

 

最後に、今日の感想をシェアしあいながら、旬の無農薬完熟ラズベリーひと口タルトをいただきました!

 

次回は、ブドウの収穫。最終回です。

直接現地参加者は、(若干1~2名の空が現在ありますが、コロナ対策で、先着10名限定)以外は、オンライン参加ウエルカムです。

9月26日(日) 講義:自然果樹講座④(剪定)
実習:山ブドウの収穫、ジュースづくりなど

 

大好評!!「自然菜園ハンドブック」も「オンライン自然菜園セミナー」も自然菜園Lifestyleネットショップでご購入いただけます。

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自然稲作の溝切りと半生干し

2021-07-16 12:50:23 | 日々の自然菜園

今週末W【オンライン自然菜園セミナ―のお知らせ】

7/17(土)9:30~オンライン【自然菜園スクール町田校】自然菜園入門コース

7/ 17(土)13:30~新『自然菜園 根本講座』「ニンジンとコンパニオンプランツ」

 

YouTubeLive「竹内孝功さん&そーやん対談 自然菜園トークライブ 」のおしらせ!

★第1回 7/25(日)14:0015:00 畑は小さな大自然!そーやんチャンネルにて

★第2回 8/15(日)14:0015:00 自然菜園LifeStyleチャンネルにて配信決定!

内容は、竹内さんやそーやんの畑を写真や動画で紹介しながら、二人で対談します! また、みなさまからのYouTubeコメントからQ&Aコーナーもございますのでぜひ、御覧ください!

 

週末のオンライン自然菜園前に、田んぼの溝切りを行いました。

田んぼの奥と、側面には水が多少溜まっておりますが、

田んぼの水口付近は、大分水が切れてきました。

できるだけ水平な田んぼですが、ちょっとしたことで、田んぼの水はけにムラが出ております。

 

一般的に、コシヒカリの場合、田植えから40日位の7月上旬に、「中干し」といわれる田んぼを一度干す野良仕事があります。

この「中干し」という野良仕事は、近代稲作の常とう手段ですが、

化学肥料・農薬使用の慣行農業と無農薬無化学肥料の自然稲作では、その活用の仕方や干す程度が変わってきます。

この二十数年、自然稲作を研究してきましたが、深水と中干しの意味は分かっているつもりでしたが、

ここ2年の日照不足と5月6月の低温によって、今まで通りに行うことができなくなってきており、「中干し」ついて、深く考察するとともに、中干し以上に必要なことに、「溝切り」があるように思えてきました。

 

うちで使用している人力溝切り機です。

エンジンで走るものは新品は10数万(中古は5万円位~)しますが、

人力タイプは、1万ちょっと(中古は3000円位~)で、田んぼに溝を切ることができます。

 

溝切りをする前に、中畦の草を除草し、泥あげし、溝を切ります。

水はけの悪いところは2~4条おきに、それ以外は6条おきに溝を南北に切ってから、

外周1周溝を切り、それを三角ホーでつなげます。

溝を切ることで、溝に水が回り、田んぼの水はけが均一になります。

 

「中干し」をしてもしなくても、稲刈りには田んぼが均一に乾いた方が、稲刈りが楽で、秋起こしがしやすく、

「中干し」後の間断潅水であれば、溝に水が走るので、短時間で、水を田んぼ全面に配ることも、抜くことも容易です。

 

また、溝を切ることで、水の地下水位の変化を容易に観察できるので、土の中の水分調整がすごくしやすくなります。

同時に、稲の根を深く張らすこともでき、自然稲作には不可欠な野良仕事です。

 

「中干し」に関しては、前日ナイスタイミングでゆうきハートネットさんのオンラインセミナーで「中干し」に関して、改めて師匠の三木孝昭さん(自然農法国際研究開発センター)

の講義と質疑応答によって、より深く学ぶことができ、今年今までに一番腑に落ちる溝切りを行うことができました。

 

「中干し」は稲と草とのタイミグや干す程度、その前後の水やりなど難しいので、ブログでは解説しきれないので、詳しく聞きたい方は、自然稲作コースにご受講ください。

ただ言えることは、出穂20~30日前までに溝を掘ることはどんな田んぼでも超お奨めです。

最高分げつ期はほぼ終わり、幼穂形成期にはいった稲たちもこれでメリハリのある根を張ることができ、今後の水も安定供給されるので、

美味しいお米をぷっくらと実らしてくれることでしょう。

 

 

 

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梅雨の野良仕事「踏み込み温床の太陽養生処理」、晴れ間の小麦の脱穀

2021-07-08 18:50:28 | 日々の自然菜園

来週には、7/17(土)18(自然菜園入門コース(テーマ「草マルチ」)で出張です。

自然菜園入門コースは、完全オンライン対応なので、現在東京都の緊急事態宣言中でも、

リアルタイム(生中継)オンラインで菜園セミナーに参加できるように、現在、スタッフと打ち合わせを重ねております。

生中継でオンライン受講すると、自分の好きな場所から質疑応答もできるので、録画にないサービスになっております。

 

出張までには、いろいろやっておきたい野良仕事がありますが、連日の雨で、なかなか菜園はできないので、

田んぼの除草を中心に、身体と意識がクリアーに野良仕事できるように、工夫しております。

 

昨日は、天気予報に反して、急に晴れたので、ハウス内に残った最後の小麦の種子用を脱穀しました。

コムギはカビやすいので、日本の梅雨時の刈り取りは大変リスキーなので、特に種子用の場合、絶対にカビさせた良くないので、

ちょっと若刈りして雨が当たらない工夫をして晴れた日に一気に脱穀しております。

 

同じコムギ種子から栽培、脱穀した小麦(準強力粉)ですが、

左は、肥えた畑で育て、最後ハウス内で乾燥させたもの。

右は、痩せた元田んぼで育てて、屋外のはざ脚で、天日干ししたもの、

見た目だけでもグルテン濃度が左の小麦の方が圧倒的で、収量も30~40%増しといった感じです。

コムギは、栽培地と栽培方法、干し方(干すタイミング)でずいぶん量と質が変化するので、やりがいのある穀類です。

 

先日の自然果樹コースで無事、誘引も終わり、ハウス内は、小麦も片付き、後は踏み込み温床だけになりました。

ハウス内は、雨が降っていても野良仕事ができる空間なので、どうしても雨が強いとき、他にやることができない時のためにとっておいた踏み込み温床の後処理を本日行いました。

 

踏み込み温床は、手前が今年の踏み込み温床。奥が去年の踏み込み温床です。

我が家では、踏み込み温床は、2年に一度掘り起こし、冬の間はネギ類とホウレンソウを育てているので、6月上旬に夏野菜の育苗が終わると、梅雨の間に、踏み込み温床を一度耕し、発酵分解を促進させておきます。

 

ここ数年は、夏の間ハウス内が熱くなるので、温床跡地を太陽養生処理を施しております。

 

今年の温床跡地は、まだ有機物(の分解)がたくさん残っております。

1年経ったものは、ほどんど分解が終わっておりますが、まだまだ育苗土には若く、未熟有機物が多い土です。

 

そこで、納豆発酵活性液を散布してから、米ぬかを足して、平らにならしながら混ぜていきます。

整地して、鎮圧してから、余った無肥料水稲培土を敷き詰め、

トンネルに使用していたビニールを再利用して、太陽養生処理できるように、ビニールをしっかり埋め込み発酵熱とガスが逃げないように工夫します。

 

踏み込み温床を始めた頃は、理想的には、掘り起こして、屋外で再発酵させるのがベストとは知りつつも農繁期でそれができず、

夏は草ボーボーになったり、乾燥しまくったり、ビニールは硬化しても何回も使ってからゴミになっていましたが、

 

また、初秋に草ボーボーになってから、水をたっぷり上げて、米ぬかを加え切り返しを行ってきましたが、9月はまだ暑く、とても重労働でした。

 

そこで、誰でもできる簡単な方法を模索していく中で、太陽養生処理に至り、スコップで表土30㎝位は天地返しを行いますが、

梅雨の曇りで暑くない時にハウスで、中古のビニールマルチを貼っておくことで、10月のネギ内仮植、ホウレンソウ種まきまで、放置している間に、太陽養生処理で土作りが完了しているので、ラクラクです。

 

次回のオンラインセミナー「自然菜園根本講座」

7/ 17(土)13:30「ニンジンとコンパニオンプランツ」

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【一般無料版】自然菜園スクール『自然果樹コース』講義:自然果樹講座③(草管理「風の草刈り」) 実習:摘果、袋がけ、草刈り(草刈り機の使い方)

2021-07-05 09:07:12 | 自然菜園スクール

大好評!!「自然菜園ハンドブック」も「オンライン自然菜園セミナー」も自然菜園Lifestyleネットショップでご購入いただけます。

 

昨日は、梅雨の中、予報は一日雨でしたが、講義をちょっと延長して、

小雨の中、実習もでき、内容たっぷり濃厚なセミナーになりました。

前半の講義は、リアルタイムオンラインzoom配信ですので、オンラインの受講生も直接現地参加(10名限定)で、濃厚な講義内容になりました。

無農薬果樹のポイントは、生物多様性の生態系のバランスを調え、

害虫が大人しく、益虫が守ってくれ、どんどん土が良くなり果樹が元気に育つ環境づくりです。

 

そのための、初夏の野良仕事のポイントを草管理と誘引など、果樹と虫視点で解説させていただきました。

この環境づくりをする観点は、一番無農薬が難しい果樹だけでなく、野菜や稲作から学んだことであり、野菜やお米を育てる上でも重要です。

 

今回は、果樹にとっても、近隣の方にとっても、お世話する人間にとっても大切な草刈りの仕方を

草払い機を実際に稼働させて、自然菜園流「風の草刈り」を見学していただきました。

草払い機は最も危ない農機具の一つなので、装備と使用方法を知って準備しておくと、身体の負担も少なく、安全に使用することができます。

 

前回の講座で超ストチュウをかけたリンゴは、ピンポン玉以上に大きくなっており、葉っぱもつやつやで元気でした。

 

本当は、葉が茂る活動期間でない方が無難な支柱差しを今回行いました。

梅雨の始めであれば、支柱による多少の根の傷みも、回復できるので、梅雨明けして夏が本格化するまでに、仮支柱(210㎝)から本支柱(4m)にすべてやり直したいくらいです。

バールなどで、下穴をあけてから、まっすぐ垂直になるように支柱をしっかり立てた後、麻ひもで、枝も垂直になるように誘引すると、

道法style(垂直仕立て)で、植物ホルモンが活性化され、果樹そのものが無肥料で元気になり、病虫害になりにくくなります。

 

三脚は、危ないので、↑の写真のように、1段目をしっかり踏みつけて、土に三脚の足が埋まるようにしてから登ると安全です。

 

↑の写真が✖をしているのは、

三脚の「一番上には乗らない。危ないから」という意味です。

 

まだ若い果樹園なので、生物多様性を深めたいために、果樹の条間には、カボチャや大豆、緑肥作物など混植してあります。

野菜や緑肥作物があることで、果樹には来ない天敵(益虫)などを増やし、空き地を豊かにする方法をとっております。

 

果樹を傷つけ、実を食べてしまうシンクイムシ対策として、とても有効な袋がけの実践でした。

農薬を使わなくても、病虫害を防除する方法はいろいろあります。

生産効率よりも、持続可能な安全安心な自給農が今必要ですし、楽しいものです。

 

この後はハウスに移動し、ブドウの花房整形(摘房・摘粒)と誘引をしました。

写真は、なにもしなかったスチューベンというブドウです。こんなにたくさん実をつけると、

粒が大きくならなかったり、樹の負担が大きくなるので、開花する前の房をブドウの花房整形(摘房・摘粒)と誘引します。

農家さんは、整形が何より大切なので、ブドウの花房整形(摘房・摘粒)を何回にも分け、ハサミで粒がそろうように行いますが、

自家用なので、房の3分の1位を残して、カットするだけで、1回で終えます。

ブドウの花房整形(摘房・摘粒)の仕方や品種にもよりますが、まずは育てやすい品種を選び、その上で、ブドウの花房整形(摘房・摘粒)を行いましょう。

 

今回は、ちょっとブドウの花房整形(摘房・摘粒)と誘引がギリギリになってしまったシャインマスカットの枝がありましたので、それで実際にブドウの花房整形(摘房・摘粒)と誘引を行いました。

 

ブドウの花房整形(摘房・摘粒)と誘引が終わった姿です。

植物ホルモン活性命の道法styleなので1か所に同じ方向に縛るのが特徴です。

最後に、今日の感想をシェアしあいながら、旬の無農薬完熟ラズベリーひと口タルトをいただきました!

 

次回は、ブドウの収穫。最終回です。

直接現地参加者は、(若干1~2名の空が現在ありますが、コロナ対策で、先着10名限定)以外は、オンライン参加ウエルカムです。

9月26日(日) 講義:自然果樹講座④(剪定)
実習:山ブドウの収穫、ジュースづくりなど

 

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田んぼの「中干し一歩手前の水管理」と梅雨の晴れ間を利用しての「ムギのタネ乾燥」

2021-07-01 12:21:28 | 日々の自然菜園

中耕除草機の意外な使い方

 

★7/3(土)『オンライン自然菜園Q&Aセミナー』第13回18:00~

菜園だけでなく、無農薬の田んぼのことも質問できますので、お気軽に~

 

久々に2日間完全OFFをいただき、気持ちをリフレッシュ。今日から野良仕事再開です。

梅雨の晴れ間には、はざがけしているコムギのビニールをめくり、乾燥促進~。

ムギのタネをそろそろしまいたいので、今日は仕上げの感想中~。

小麦の水分はカビの増殖と直接関係するので非常に重要です。

貯蔵期間が短くても水分は13.5%以下であることが理想で、1年間貯蔵しておくためには12%以下であることが望ましいので、種子はペットボトル保存(密閉)するので、保存直前に、しっかり乾燥させておく必要があります。

 

まだ、体力が落ちており、休み明けなので、ゆっくりスタート。

まずは、田畑の見回り、田んぼの中干しなど水管理をどうするのかこの時期稲と相談。

そんなときに役立つのが、葉色カラースケール

葉っぱの色で、(周囲の稲との差ではなく)、自分の田んぼの稲の生育を正確に診断できます。

3よりは濃かったので、(写真と肉眼では少し違います)4前後といった感じです。

稲の本数、色、生え方など総合評価で、今日から、中干しに入ろうと思い排水しました。

「中干し」は、干すことにあらず根を切り替える技術。

「中干し」で稲の根をどこまで変化させたいのか、稲の気持ちになって、生育を加速させるのか、抑制させるのか、どこまで変化させるのか、天気を加味した水管理が大切です。

小さな田んぼなので、数時間でほとんど排水でき、田面が露出されました。

中耕除草機などでは取り切れなかった草が顔を出してきましたので、最終除草(手取り)を行い、場合によっては、ガス抜きを使用かと思います。

 

 

自然菜園スクール「自然稲作コース」の田んぼでは、今回タネを播き直したので2種類ステージのコシヒカリ(左)(右)があるので、

悩ましたが、

葉の色が5。思ったより濃かったので、排水をはじめ、中干し準備に入ろうと思います。

「中干し」の排水の見極めは、正直難しいです。

後になって、天気と稲が答えを出してくれるので、その年の教訓を次作に活かしながら、行っております。

 

「中干し」することで得られるメリットデメリットを両方天秤にかけながら、稲を喜ばせ、草を挫くために、

これから排水と湛水、そして最終除草、溝切り、間断潅水を稲と相談しながら行って行こうと思います。

稲作はタイミングと、選択が命。今年はかじ取りが難しいです。

 

田んぼと田んぼの間の溝は、米ぬかとワラで発酵(発酵層化)させたので、ほとんど草が生えておりません。

発酵層は、今後色々な方にお伝えしたいです。

 

 

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