無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

【無料】一般簡易版 7/3(日)自然菜園スクール『自然果樹入門コース』講義:自然果樹講座④(草管理「風の草刈り」)

2022-07-04 09:03:25 | 自然果樹

【有料版】【録画動画】『しばるだけで収穫倍増!! 〜栽培の革命児・道法正徳さんによる野菜と果樹の自然栽培~』

オンライン自然菜園セミナー

【ZOOM配信】新『自然菜園 根本講座』 「ズッキーニの個性とコンパニオンプランツ」7/16(土)13:30~

 

注意】このブログは、パスワードつき受講生限定ブログの簡易一般無料版です。動画や解説を除いた写真のみのブログです。

昨日はお蔭さまで、無事第3回目の7/3(日)自然菜園スクール『自然果樹入門コース』が開催できました。

講義:自然果樹講座④(草管理「風の草刈り」)
実習:摘果、袋がけ、誘引、草刈り(草刈り機の使い方)

前半は、講義(座学)です。無農薬果樹の基本、生物多様性で調和がとれる草管理&植物ホルモンの活かし方を学びました。
 
 
後半は、実習です。

草刈機の種類(電動/エンジン式)・燃料・手袋・ゴーグルの解説

 

草刈機 ジズライザ―やナイロンコードの紹介
 
【商品名】北村製作所 ジズライザーの一覧
 
 

果樹の株元の草刈り& 風の草刈り(手刈り)

風の草刈り(草払い機)

アカクローバーには、花粉集めに蜂(益虫)さんたちあ集まり、

草の中では、カマキリ(天敵)エサを求め狩りを、

アマガエル(天敵)も草むらにいます。

さまざまな種類のクモたち(天敵)が棲んでいることを前提に工夫して草刈りを行います。

 

木に登ったアマガエル(天敵)などを自然観察してもらいました。

実際に、エンジン式草刈機で、風の草刈りを実践してもらい、

バッテリー式の草刈機で、基本の草刈りを体験してもらいました。

 

 

先月よりも大きくなってきたリンゴの実

前回の講座の実習で誘引、摘果を行ったハウスブドウは

たわわに実っておりました。

 

次回は、約3か月後の収穫です。

9月25日(日) 講義:自然果樹講座⑤(果樹別の栽培のコツと品種選び)
実習:ブドウの収穫など

 

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無農薬・自然果樹園への挑戦

2020-06-14 06:20:56 | 自然果樹
【無料動画】【自然菜園の畑見学】竹内孝功の畑、プチ見学会!2020年春

【ZOOM配信】『自然菜園見学コース』第2回 6/28(日)10:30〜15:30(販売中)
「百閒は一見にしかず」で、自然菜園を実践している田畑・果樹園、鶏小屋などをオンライン見学会です。
より自然観察を深めるために、講座(座学)とリアルタイムの質疑応答を行います。

もし、その時間見れなくても
★講義終了後、追って録画した動画(30日間)を復習用に皆様にメールにてお送りいたします。
復習用にも使えます~。

オンライン見学会の前日6/27(土)の16:00~は、
最近人気で鹿児島や広島、福島など遠方の方からも好評のオンライン講座『自然菜園根本講座』の受付も始まっております。
オンライン受講は、基本zoom配信で、質疑応答がリアルタイムでできるのが人気のヒミツです。

★自然菜園根本講座の過去の動画レンタルをはじめました。御覧ください。
バックナンバー配信サイト
https://vimeo.com/ondemand/konpon

本日、ときどき

梅雨らしい雨の日々が続きます。
元田んぼで畑や果樹園をやっているので、水が停滞しないように、雨の日は、露出する水脈整備は欠かせません。
といっても、詰まって流れていないところを流してあげるだけですが。






我が家の桑の実(実生)はたわわに実をつけてくれています。
この家に来る前から生えていた桑の樹です。

以前は、カミキリムシの被害、そして樹が大きかったので、収穫しきれずハクビシンの食害など、
丈夫な桑の樹だからこそ生きているといった感じでした。

この3年、道法スタイルで切り戻し剪定を行い、垂直に伸びた枝もたわわに見つけると
現在、放射線状に垂れ下がってきて、収穫といった感じです。

家の裏の通り道なので、通りにくいですが、予想以上に、いい感じで、カイガラムシはまだいますが、毎年劇的に樹が元気になってくれているので、
見守りながら、桑の樹に色々教わっております。

野生種や実生でも育つ作物は、野菜も果樹も育てるのは簡単です。
ところが、樹が強すぎたり、実が隔年結果したり、突然虫にやられたり、不安定なこともあり、家庭で楽しむ自然果樹のやり方を模索しております。






今最大の課題は、落葉果樹、リンゴの無農薬栽培です。

植えるまで1~3年。植えてから3~4年目のリンゴたちですが、いい感じの軌道に乗ってきております。
最初の内は、苗の段階で葉虫に食べられなくなり、寂しいものでしたが、今までの野菜の師匠たちの教えの上に、
矢野さんの大地の再生、道法さんとの出会いによって、一気に元気になりました。

現在は、まだ研究途中ですが、かなり安定させるコツが見えてきて、家庭で素人でも育てることができる方法を体系化しております。




現在、摘果もほぼ終わり、これから袋がけをして、今年から実を成らせて次のステージに入ろうと思っております。

まだまだ分からないことばかりですが、6年前の目がふさがっていた手探りの時代と違い、最近は、果樹の呼吸というか、流れがちょっとずつ感じられるようになってきて嬉しいです。

ここ3日間の大雨で、また流れが変わりそうなので、明日から晴れる予報なので、スーパーストチュウ水散布後に、様子を見ながら、袋がけなど楽しみです。

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竹内さんが語る「3分でわかる自然菜園」

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ブルーベリーの定植

2020-04-15 09:18:08 | 自然果樹
【お知らせ】4/16(木)18:00~
竹内孝功の『自然菜園 根本講座』 ネット中継無料テスト配信参加
①「畝を極める」畝の立て方、野菜の根の張り方
②「カボチャの育て方」ネギくらつき、草マルチ

本日、


先日の自然菜園スクール『自然菜園 自給自足コース』(現在休校中)で行うはずだったブルーベリーの定植を行いました。

一昨年の干ばつと、去年の猛暑で養生中のブルーベリーは、枯れそうでしたが、なんとか一命をとりとめ、いよいよ元田んぼが果樹園に整備されてこともあり、
今年の定植に至りました。

最初は、数百円のちび苗や安曇野地球宿の望さんから分けていただいた剪定枝を挿して(挿し木)で増やしたブルーベリーたちもすっかり大きくなっていよいよ定植になります。

今回は、講座に参加できなかった方やコロナで外出できない方もいらっしゃるので、いつもより詳細にブログに公開させていただこうと思っております。


ブルーベリーの定植というと、ピートモス(未調整)を使い、酸性に土を調整し、水持ちを良くすると育ちやすくなります。

ただし、ピートモスは運送のために、圧縮乾燥されていることが多いので、前もって水で揉んで吸水させる必要があります。

私は、育苗中を除けば、定植(植える)までに、2年位かかっているので、その間、ピートモスの袋を破っておき、雨水を当てて、自然吸水させておきました。


土の調整に、その吸水済みのピートモスと軽石、バーミュキュライトを使いました。

元田んぼの重粘土の土ということもあり、バーミュキュライトが役立ちます。

軽石は、水持ちもあり、水はけもよくなり、根張りもよくなり、食味を上げてくれます。






元田んぼの水はけの悪い場所に、2年間、セスバニア、クロタラリア、ソルゴーなどを育てて、畑に転換した後、

エン麦と、クリムソンクローバー、シロクローバー、イタリアンライグラスが育つブルーベリーの定植予定地に、

草を刈り、苗が少し顔を出す程度、土を掘り上げ、




吸水済みピートモスを全量入れてから、元の土とよく混ぜます。

その際に、刈った葉っぱなど有機物が入らないようにします。


混ぜ終わった土を半分取り出し






残りの半分に軽石を入れて、穴が大きくなるようにさらに混ざ合わせます。




ピートモスと元の土を混ぜたものに、さらにバーミュキュライトをよくまぜて、

吸水済みのブルーベリー苗を置いてから




鉢の周りの根を解してからピートモス混合の土を入れながら植えていきます。








ここで、10ℓに10㏄の酢を混ぜた水をたっぷりかけて、根鉢をなじませ(水回し)水がしっかり回ってから


軽く鎮圧し、






元の掘った土を盛り、自家製完熟たい肥をマルチし、刈った草も草マルチしました。






それから、支柱に麻ひもで誘引し、不要な枝を剪定し、定植完了です。


今回3本定植できたので、残り13本いろいろな品種を植えていきます。

1~2年ほど実をつけないように養生させてから、根元にミントなどを植えて、3年後からは本格的な収穫ができます。

自然果樹の場合、定植してから数年はあまり実をつけずに、根を張り樹を育てることが大切だからです。

ブルーベリーは無農薬栽培が簡単な果樹ですが、毎年たくさん収穫するには、いくつかのコツがあり、その最初のコツが、苗作りと定植にあります。

家庭菜園用の無農薬・自然果樹の完成は、あと5~6年で初級が完成しそうです。
当初はあと10年かかりそうだと思っておりましたが、道法スタイルの道法さんや、大地の再生の矢野さん、ガッテン農法の三浦先生という素晴らしい師匠たちの存在は大きく、
どんどんインスパイアされて、半分くらいになりそうです。

素晴らしい師匠の存在は大きく、師匠の知見や体験がガイドになり、近道させていただいていると強く感じます。

完熟ブルーベリージャムに、タルトなど自分の家で楽しめるのが楽しみです。

 動画配信のみ(コロナ対策無観客講座)
★2020年度からの新講座の案内【長野市】★
◆◇◆2020年『自然菜園 根本講座』開始◆◇◆
無農薬・無化学肥料で野菜がすくすく自然に育つ環境づくり講座。
城山公民館講座の続編で、「自然菜園入門講座ではお伝えしきれなかった、無農薬・無化学肥料栽培で、野菜が自然に育つ環境づくり」をテーマに、
毎月各野菜のどのように育てるのか、野良仕事のポイント、自然菜園ならではの無農薬・無化学肥料栽培の基本講座を行います。

4/16(木)
「畝を極める」畝の立て方、野菜の根の張り方
「カボチャの育て方」ネギくらつき、草マルチ
5/14(木)
「通路を極める」緑肥mixとは? 緑肥mixの育て方
「ダイコンの育て方」間引き方、収穫適期
6/4(木)
「支柱を極める」支柱と誘引 収穫量と野菜の質アップ法
「ナスの育て方」誘引と摘果、収穫、草マルチ、補い
7/2(木)
「草マルチを極める」草マルチとは、補いとは
「キュウリの育て方」脇芽かき、草マルチ、補い、後作への影響
8/6(木) 
「育て方を調整する」 摘芯、脇芽かきで変わる野菜の収量
「トマトの育て方」ミニトマトと大玉トマトの育て方、一葉残し
9/3(木) 
「水を極める」 リーチング、ストチュウ水、植物ホルモン
「ハクサイの育て方」定植、葉面散布、草マルチ、不織布

1)基本、第一木曜日ですが、4月5月は、異なります。
17:30~(開場)準備
前半:17:50~18:50(講座50分+質疑応答10分)
後半:18:50~19:50(講座50分+質疑応答10分)
20:00~20:30(Q&A30分)

この会場は、Wi-Fi設備があり、動画配信サービスを検討しております。
4月にテスト配信を行い、5月から有料にて、質問タイムにはご質問できないかもしれませんが、ご自宅のPCやスマホからネット動画で受講できるサービスを目指しております。
コロナウイルス騒動などで集合できない場合や、お仕事や遠方などで参加できない方もご参加いただけ、無農薬・無化学肥料栽培をサポートできるサービスを目指しております。


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【ニュース】
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竹内さんが語る「3分でわかる自然菜園」

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果樹の定植(キウイフルーツ)

2020-03-27 20:09:54 | 自然果樹

本日、

梅が開花すると、野良仕事がはじまり、一気に忙しくなります。


昨日は、のらのら平日コースで、みんなと仕上げたキウイ棚に、キウイを植えました。

植える前日、しっかり1日水を吸わせておくのがポイントです。



キウイには、雌雄異株で、花粉を出す専門のオス♂株と、実をつけるメス♀株に分かれているのが特徴で、

ゴールデンキングという黄色いキウイは、早生種なので、同じ時期に咲くオス株が必要です。
今回は、早生のゴールデンキング(黄)と晩生のヘイワード(緑)の2本植えるので、咲く時期が違うため、それぞれの時期に咲くオス1本ずつ必要です。

花粉を購入して、自分で人工受粉してもよいのですが、自家用であれば、それぞれ♂♀セットで植えておく方が無難です。


晩生のヘイワード(緑)♀株と、相性の良いオス株トリムが今回のセットです。




接ぎ木の場合、テープが張ってあるので、植える直前にはがしておきます。


ポットの中の根はほぼ素掘りなので、


元田んぼなので、浅く根を張った方が無難なので、広げて植えました。




水で根と土が密着するように、水回しを行いました。







ネズミ対策と、根張り促進で、防草シートを張ってから、土を盛り上げました。

キウイは植えてから3年後位から実がなり始めるので、楽しみです。



★2020年度からの新講座の案内【長野市】★
◆◇◆2020年『自然菜園 根本講座』開始◆◇◆
無農薬・無化学肥料で野菜がすくすく自然に育つ環境づくり講座。
城山公民館講座の続編で、「自然菜園入門講座ではお伝えしきれなかった、無農薬・無化学肥料栽培で、野菜が自然に育つ環境づくり」をテーマに、
毎月各野菜のどのように育てるのか、野良仕事のポイント、自然菜園ならではの無農薬・無化学肥料栽培の基本講座を行います。

場所
長野県教育文化厚生協会(4F第1会議室)
※お空いていない場合は、第2会議室などに変更する場合がございます。
〒380-0838 長野市県町593  TEL 026-237-8115  
Googleマップ

4/16(木)
「畝を極める」畝の立て方、野菜の根の張り方
「カボチャの育て方」ネギくらつき、草マルチ
5/14(木)
「通路を極める」緑肥mixとは? 緑肥mixの育て方
「ダイコンの育て方」間引き方、収穫適期
6/4(木)
「支柱を極める」支柱と誘引 収穫量と野菜の質アップ法
「ナスの育て方」誘引と摘果、収穫、草マルチ、補い
7/2(木)
「草マルチを極める」草マルチとは、補いとは
「キュウリの育て方」脇芽かき、草マルチ、補い、後作への影響
8/6(木) 
「育て方を調整する」 摘芯、脇芽かきで変わる野菜の収量
「トマトの育て方」ミニトマトと大玉トマトの育て方、一葉残し
9/3(木) 
「水を極める」 リーチング、ストチュウ水、植物ホルモン
「ハクサイの育て方」定植、葉面散布、草マルチ、不織布

1)基本、第一木曜日ですが、4月5月は、異なります。
17:30~(開場)準備
前半:17:50~18:50(講座50分+質疑応答10分)
後半:18:50~19:50(講座50分+質疑応答10分)
20:00~20:30(Q&A30分)
参加費:通し2,000円(後半のみの場合1,500円)

2)駐車場
①会場には、1階部分に、10台程度のお車を無料で停めることができます。
1階に駐車する場合は、2階の事務所に車のカギを預けに行ってください。
②会場のお向かいの長野合同庁舎第一駐車場も駐車することができますが、20:00に施錠されるので、20時前に車を1階部分にご移動ください。

3)この会場は、Wi-Fi設備があり、動画配信サービスを検討しております。
4月にテスト配信を行い、5月から有料にて、質問には参加できないかもしれませんが、ご自宅のPCやスマホからネット動画で受講できるサービスを目指しております。コロナウイルス騒動などで集合できない場合や、お仕事や遠方などで参加できない方もご参加いただけ、無農薬・無化学肥料栽培をサポートできるサービスを目指しております。

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自然菜園スクール2020 
   
◆3月の長野校開催内容
3/11(水)【のら】 踏み込み温床準備(育苗土の掘り出し) クン炭焼き
3/14(土)【自給】ガイダンス、果樹(支柱建て、桃の定植&水脈整備)など
3/15(日)【自給・種苗】AM:ミニ菜園見学会&クン炭焼き
          PM:自然育苗講座①、(踏み込み温床予備発酵)
3/22(水)【種苗】自然育苗講座②「春の育苗」実習:春野菜苗(キャベツ、ソラマメなど種まき)踏み込み温床②(踏み込み)
3/25(水)【のら】 果樹の移植準備(定植)、キウイ棚仕上げ


自然菜園スクール2020募集はじまりました!!
※単発体験参加で4月からの途中参加でも受講しやすいように、毎回完結の講座です。

NEW【長野校】自然菜園のらのらコース誕生しました!!
教えないで、一緒に野良仕事を通じて伝える平日限定のセミナーです。

【長野校】
 ◆自然菜園見学コース
 ◆自然稲作ベーシックコース
 ◆自然育苗タネ採り集中コース
 ◆自然菜園平日のらのらコース
 ◆自然菜園 自給自足コース

【安曇野校】
 ◆自然菜園ベーシックコース
 ◆自然菜園マスターコース
関東エリア
 ◆自然稲作おおつき棚田コース【大月校】(半日)
 ◆自然菜園入門コース【町田校】(1日)
※町田校は、現在年間受講生はキャンセル待ちです。午前の座学のみの単発体験参加は受講可能です。

新年度もよろしくお願いいたします。

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【ニュース】
最近注目の無料動画ユーチューブ『自然菜園LifeStyle』に、最新刊の表紙にもなったナスのコンパニオンが紹介されています。
竹内さんが語る「3分でわかる自然菜園」

【無料動画YouTube】新春 自然菜園セミナーのお知らせ
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【無料】3分でわかる
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無農薬果樹への試験栽培はおおむね良好~。お米が今満開です。

2019-08-09 21:33:24 | 自然果樹

自然菜園スクール2019 単発体験参加者は随時募集中~ 


最近注目のユーチューブ『自然菜園LifeStyle』に、
自然菜園スクール東京大月校の見学会が先日あり、
「特別編!竹内孝功さんの自宅の畑見学!前編」に初登場させていただきました!

↑ご覧ください。


来年の2020年の1/18(土)新宿文化センターで午後開催が決定した『生命を育む自然菜園~今地球でできること~』講演会も決まりましたので、お楽しみに~。


本日、

最低気温23℃最高温度33℃と真夏日が続いております。






現在、家の前の田んぼの耕した区画のコシヒカリが満開です。

暑い日が続き、蜂に刺されたこともあり、今日は久々に半日お休みにし、たっぷり昼寝をしました。




毎週木曜日前後は、この時期、無農薬果樹のスーパーストチュウ水の散布の日です。

現在は、真夏の陽気なので、スーパーストチュウ水に含まれているニームが直射日光と高温で葉が傷むため、夕方か、曇りの日に限定して行っております。

長年のEM農法の研究の結果、EMだけではリンゴの無農薬栽培には限界があるようなので、
現在、道法スタイル(垂直栽培)による植物ホルモンによる果樹の樹勢を高めながら、ストチュウ水にえひめAI2と酵素、そしてニームを混ぜて果樹全般に仕えるスーパーストチュウ水のみで、無農薬栽培を行っております。

通常の有機農産物(有機JAS認証)の無農薬栽培では、有機JAS認証が認めている(微)生物農薬やボルドー(硫酸銅)などの農薬を使うのが一般的で、
それでも農業として無農薬栽培で落葉果樹(リンゴ、ナシ、洋ナシ、サクランボなど)は難しく、一部の農家さんが試行錯誤行いながら、日進月歩で技術を体系化しているといった感じで、誰でもできる無農薬技術は、まだ未来の技術体系になっております。

20年前は、野菜も稲も果樹も無農薬は無理だといわれていましたが、
現在、青森の木村秋則の軌跡のリンゴをはじめ、野菜と水稲では無農薬の体系化された栽培法が確立されたと思います。

近いうちに、無農薬栽培で、果樹全般ができるようになるといいなーという想いと、
家庭菜園レベルで、無農薬果樹ができるように、現在、ブドウ、山ブドウ、ラズベリー、柿、梅、スモモなどはほぼ品種と道法スタイルで、ほぼ可能になっております。

課題は、無農薬の落葉果樹で、リンゴ、サクランボ、ナシ、洋ナシを現在まずリンゴからできるように研究中です。




1~2年果樹の苗木をまず無農薬で、仕立て直してから、去年、今年と苗を植えたリンゴです。

去年は、干ばつと猛暑、今年は、長雨と猛暑にもかかわらず、新しい葉が次々出てきております。


スーパーストチュウ水を夕方散布しながら、新たに出てきた枝を麻ひもで束ね、垂直に縛って植物ホルモンの活性化に努めます。

この垂直に縛って植物ホルモンの活性化させながら育てる栽培法を通称「道法スタイル」と呼ばれ、
道法流の垂直仕立て栽培とも呼ばれ、道法正徳さんが提唱している栽培方法です。

垂直に縛ることで、植物ホルモンが活性化し、生育がよくなり、食味もよくなるというもので、果樹をはじめ、野菜、水稲などで実践者が増えております。

道法さんに師事してから、一気に無農薬果樹の体系化は、10年の予想を短縮でき、半分位で何とかなるのではと妄想しながら、実際に育ててみて現場で果樹たちに教わっている感じです。






下草も全部刈ってしまうのではなく、緑肥作物と自然草による草生栽培でカエルやダニの天敵などが生活できるように、リンゴに害虫たちがはびこらないように高刈りしています。




小さな果樹畑なので、1~2時間ほどでスーパーストチュウ水の散布、草刈り&誘引が終わります。


元々田んぼなので、最初の3年間は、果樹を植えずに、無農薬果樹の苗づくりに専念し、

セスバニア、クロタラリア、ソルゴー、ライ麦、シロクローバーなどでしっかり果樹園に転換させてから植えたのもよかったようです。

まだまだ分からないことだらけですが、元気な葉が出てきても虫食いや病気が出ておらず、嬉しい限りです。



◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

8/ 7(水)-「ダイコンのコンパニオンプランツ」「ハクサイのコンパニオンプランツ」
9/ 4(水)-「カブのコンパニオンプランツ」「キャベツのコンパニオンプランツ」
10/ 2(水)-「ニンニクのコンパニオンプランツ」「タマネギのコンパニオンプランツ」




次回自然菜園スクール自然菜園見学コースでは、2か月後田畑の生長具合を是非目の当たりにしてみてください。
8月18日(日) AM:自然菜園講座③(自家採種)
PM:真夏の自然菜園見学会(田んぼの出穂、野菜の夏休み、秋野菜の植え付け)




次回 8/ 8(木)稲刈りのタイミングと稲の診断です。

『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




自然菜園スクール2019 募集中~ 



『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
次回7/11(木)「中干しと出穂」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

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梅雨の草刈り術(果樹園を例にとってみても)

2019-06-14 11:06:28 | 自然果樹
本日、

本日2度目の投稿。
今日は、最高温度予報が30℃に達するようです。




先週の自然菜園フルコースブログにも載せましたが、
梅雨入りし、無農薬果樹にとってはつらい時期なので、特別ストチュウの葉面散布の回数が増えてきております。

そんな果樹園も含めて、今朝は、梅雨の畦草などの草刈りを行いました。

草刈りは、菜園プランの次に得意です。といってもきれいに草を刈ることもできますが、生き物視点で、タイミングよく刈ることはこの20年以上修行してきたので、最近はっきりしてきました

話は、20数年前にさかのぼりますが、草とニラの違いも判らず、草刈りの際にニラを2列刈ってしまった失敗もしたくらい、
街育ちの私は、草刈りを全くしたことがありませんでした。

ところが、自然農に出会い、自然農法の修行時代、さんざ草刈りをし、指が曲がらなくなったり、草払い機で一日中(訳朝7~夕方18時)草を刈っていた時代もあるので、この20年間草を刈ってきた人生で、人生の半分以上を草と共に過ごしております。(笑)

去年は、1年間大地の再生の矢野さんの下、風の草刈りを習ったこともあり、今回の果樹園などは、ある意味渾身の草刈りができたと思っております。
あとは、リンゴや野菜など作物が、この草刈りでよかったのか教えてくれるので、反応を観るのが楽しみです。

上の写真からもわかるように、先週の果樹園は、草ぼうぼうでした。
正確には、元田んぼに1~2年間セスバニア、クロタラリアなど夏のマメ科緑肥作物mixを蒔き、1.5m以上もの根を這わせ、元田んぼの水が溜まる硬盤層を破壊し、去年一年間は、こぼれ種で発芽したセスバニアとイタリアンライグラス、レンゲ、クリムソンクローバーが中心になり茂り、シロクローバーがちらほらある感じでした。

現在は、クリムソンクロバーとイタリアンライグラスに負けないくらいシロクローバーも茂り、クリムソンクローバーは種をつけ、シロクローバーは半分種をつけ、イタリアンライグラスなどが開花が終わって倒れ始めたナイスなタイミングだったので、

朝露のある草が柔らかい時間帯(早朝)にやや強い、虎刈りタイプの風の草刈りを行いました。






ビフォアー


アフターです。

正直、草刈りのための草刈りは大っ嫌いで、きれいにするために草刈りをするのは不本意です。
それでも住んでいるのが田舎なので、周囲に迷惑をかけたくないのと、作物が自然に健康に無農薬で育つようになるように、タイミングを見計らって草刈りを行っております。

まず、今日草が刈るには最適なタイミングだったことだけでなく、
1)1週間前から周辺の畦の草刈りが完了(そのさらに外周は2週間前に刈ってあるので)していたので、今日刈ったところで、生態系のバランスが崩れにくく、

2)しかも最高気温が28℃を超えるので、刈り方によってはある程度草にダメージを与えつつ

3)明日は一日雨なので、残した草には回復の暇を与えることができ、

4)一昨日、果樹には、道法スタイル(垂直に紐で縛る)で誘引済みで、特製ストチュウ水を散布してあるので、果樹はばっちりの状態で、

5)今日の夕方さらに、雨の降る前に特製ストチュウ水を散布する予定なので、

このタイミングを逃すことなく、一気に草刈りをしてしまいました。

今ここで草刈りをしないと風通しが悪く、周囲からの印象も悪く、草と果樹と生物(微生物)のバランスも悪くなり、草も硬くなり刈りにくく、草のバランスも崩れ、刈るタイミングを逸していまいます。








草刈りをしたといってもかなりの高刈りしかも虎刈りなので、一見手抜きに見えると思いますが、

道路から見ると、すこぶるすっきりした感がありつつ、

果樹の下草にいた天敵・害虫のバランスを保ちつつ、生やしたい草のタネを蒔きつつ、抑えたい草を抑え、風通しを良くし、今後生えてくる草の余地(遊び)を残し、果樹の根が張りやすくするイメージで刈ってみました。

実際に果樹が喜んでくれるかは、来週以降の葉っぱの色と葉っぱの生き物のバランスが判断材料です。
無農薬果樹は、農薬防除と異なり、生態系を調えて天敵と調和の世界で草と果樹が手を取りながら育つと思います。

「風が吹くと桶屋が儲ける」と同じで、「風の草刈りで、無農薬で果樹が育つような」きっかけになれるような草刈りになればと思っております。

まだまだ果樹に関しては経験も知識も成功事例も失敗事例も足りないので、実際に果樹と師匠と先輩たちについて勉強していきたいものです。

生態系は、壊れやすいですが、日本人は里山文化を持ち、縄文時代から田んぼと里山のある暮らしをしてきました。
その文化と技術を融合し、今後も無農薬果樹や稲作、野菜の栽培に活かしていきたいと思っております。

梅雨の時期に、草と友達(共に立つ)になっておくと、夏干ばつでも夏長雨でも、草が作物を育ててくれます。

作物が喜ぶ草刈りを心掛けたいものです。
コメント (7)
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田んぼの畑化(果樹園へ転換中)満を持してリンゴ苗を植える(その1)

2018-07-18 08:06:11 | 自然果樹

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、
長野といえども連日33℃越えでした。この3連休、皆様いかがお過ごしでしたか?

私は、3連勤!?のスクールを終え、今日は、じっくり自分の畑と向き合いたいと思います。なかなか自分の畑ができないので、楽しみです。


田んぼが耕作放棄地の代表格になりつつあります。田んぼを保全するか、田んぼを菜園や果樹園にできないかという挑戦がある程度目処が付いてきました。

今も上下が田んぼの田んぼ地帯で、田んぼの転換「自然菜園化」の次は、「自然果樹園化」です。


ペットボトルに、土を入れて、3回上下に軽く混ぜます。
そうすると、土の団粒化チェックができます。

左は、元田んぼを堆肥や耕運のみで土づくりをした結果、何とか大豆などが育つようになりましたが、団粒構造が壊れやすく、干ばつや大雨では前回のブログのように、水を自然処理できず、崩壊してしまいます。

右は、緑肥作物を組み合わせ1年半かけて土づくりをしてきた結果で、こないだの大雨でも水たまりができず、元田んぼとは思えない土に変わってきております。


この状態が現状で、今回右のペットボトルのようになった元田んぼの写真です。
つまり、もはや田んぼとはいえず、果樹が根ぐされ起こさないようになっている果樹園になった元田んぼです。

現在は、イタリアンライグラス(元田んぼに強い品種)と、シロクローバーなどが点在して現在なお、緑肥作物たちと土を育てています。


また、この田んぼは水は水路から入りやすかったので、水が入らないように改良し、大雨などに排水できるように明渠を整え、干ばつのときでも水を灌水できるように工夫しました。

果樹園全体の水脈整備や風の草刈りは、矢野さんから学んだ大地の再生の手法をベースにしております。


今回は、自然果樹講座のプレ版で、現在の生徒さんを呼び掛けて、無料で果樹講座チックにリンゴ苗を植えました。

今までの師匠、先輩たちが実践してきた無農薬果樹の技術や試みを再構築し、現在の師匠たちの知見を加え、現在、家庭菜園でも、庭果樹でも可能な、自給自然果樹の体系化、技術化を5年内を目指して行っております。

その知見を私なりにまとめた仮定を元に、今回の果樹の定植を実践してみて、学びたいと思っております。




まずは、2~3年鉢植えで養生した3~4年苗を取り出しから始めました。

仮定ですが、無農薬・無肥料で果樹栽培をする際に、苗に程度余裕がある方がよいと判断したので、
2~3年間、鉢植えと梅雨に雨よけをし、活性剤を活用しながら、道法スタイル(道法さん考案の縛って、育てる)で農薬肥料がなくても育つ苗に仕立て直しました。






最初の1年は、いわゆる棒苗(農薬使用の市販苗)というものだったので、葉がついておらず、ゴボウ根でしたが、
適度に太い根と細い根が張り、葉も元気に秋まで着いている立派な苗になっておりました。

この程度育っていると、樹と根に余裕があるので、素人でも植え痛みが少なくなります。
もちろん、無農薬で病虫害に強くなっていると思います。

定植2日前から、活性剤を葉面散布し、水もたっぷりあげてありますが、


ストチュウ水を底面吸水させるのも忘れずに、植える直前はたっぷり水を吸水させておくことがとっても大切です。


つづく




3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

次回は、「 7/12(木)中干しと出穂」です。

場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
7/4(水)梅雨の草対策、草マルチを極める、「ニンジンとダイコン」
8/1(水)夏野菜の延命法、秋野菜の真夏の種まき、定植のコツ「ハクサイとキャベツ」


お楽しみに~




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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道法先生の果樹の切上げ剪定講座3月「ふぁーむ陽明(はるあ)さんの果樹園」編(小布施町)

2017-03-11 07:37:38 | 自然果樹
本日、






昨日は、小布施で行われた「第六回切上げ剪定講座in長野」に参加してきました。

実は、今日自給自足Lifeスクールのガイダンス初日なので、準備の前日の外出は避けたかったのですが、道法先生の講座であれば、話は別ということで、教わりに行ってきました。

師匠に教わる機会はとても貴重で、しかも、芋井の林農園の林さんがお世話人になって、長野に2月に一度道法先生をお招きしての連続講座でしたので、
果樹の剪定初心者としては、季節毎の果樹を学び絶好の機会でしたので、2日間は無理でも初日はどうしてもという想いで行ってきましたので、
皆様にもシェアしたいと思います。

ちなみに、前回もブログでご紹介したのですが、初めての方に「切り上げ剪定」とは?
切り上げ剪定とは通常の逆の剪定方法です。慣行農法では樹木を弱らせた方が良い実が成ると云う事が基本になっているので、剪定は強めにします。剪定することで根が弱くなるので、必然的に肥料や農薬を使わざるを得なくなります。
道法さんの切上げ剪定は真逆で樹木を元気にした方が良い実が成るし、肥料も農薬も要らなる真逆のなるべく切らない剪定のことです。

初回の方には難しいと先生も行っていましたが、前半は講座では、植物ホルモンについて復習とさらに具体的な説明があり、実際の写真をスライドで観ました。


会場は、小布施のミクニヤさんでした。

お蔭で、手作りクリームコロッケの付いた美味しい春のおベントをいただきました。


道法先生の切上げ剪定の特徴は、なるべく切らないので、徒長枝を伸ばし、その徒長枝に実をつけて垂らして収穫しています。

通常、徒長枝こそ、真っ先に切られる存在なので、まさに真逆です。


まずは、観察、リンゴの樹を見て1周します。

ぱっと見た感じ、切り上げ剪定に切り替えて3年目なので、先生曰「余り切るところがないね~」とのことでしたが、
ふぁーむ陽明(はるあ)園主の工藤さんの希望で、中まで手が届きお世話、収穫しやすくなるようにしたいとの要請で、


どこを切るのか、実際に上って観察。




曲がりやすくなるように、枝の下枝を剪定していきます。




切り上げ剪定の特徴は、切り口にもあります。

通常、切り口が小さくなるように垂直に切るのですが、
切り上げ剪定では、樹の植物ホルモンを考えて、樹の枝の生え方にそって、えぐるようにせん定します。


また、徒長枝が曲がる方向に沿って、切っていくので、

マジックハンドのようなものを利用し、




引っ張りせん定していきます。

まずは、時計周りに歩いてせん定していきます。


その後、脚立を利用し、高い位置もせん定していきます。


剪定前

剪定後


切り上げ剪定をすると常に若い枝に更新していきますし、植物ホルモン活性が高いので、幹もピンクや赤色で若々しいです。


一般的な剪定では、徒長枝を切り、樹を弱らせていくので、ぱっと見ても黒っぽくなり、樹が老化しているのが対照的です。





桃園です。
今年の大雪で、雪の少ない小布施ではこのように雪の重みで、耐えきらず昔ながらの横枝は、たくさん折れてしまったとのことです。

折れてしまった枝は死んでいないので、そのまま強めに剪定し、花の数を減らし、樹の負担を軽くし、数を少なめに収穫した後、
来年折れたところから切るようにします。

今年切ってしまうと、樹がかえって弱ってしまうから、段階的に切っていくとのことです。



こちらは、去年から収穫が始まったリンゴの若木です。

根元から分岐いた太い枝をどうするのかを教えてもらいました。




まずは、強い基部からの枝なので、枝を強めに剪定し、弱らせる作戦でしたが、


切ってみて、やはり切ってしまおうとなり、




基部の枯れを防ぐために、癒合剤とアルミホイルでケヤしました。


剪定後が、こんな感じです。


実は、講習の4日前に園主の工藤さんと一緒にこの樹を剪定させていただきました。

せっかくの機会だったので、道法先生に判断していたきました。


基本的にOKをいただき、ホッとしました。

さらに、込んでいる枝を剪定することで、曲がりやすくすることも教わりました。


剪定前


剪定後



最後にプルーン園です。




この樹は、接ぎ木から枝が伸び放題だったので、




チェーンソーでバッサリ




その後は、どのような果樹も同様に立ち枝を残して、最低限の剪定をし、

プルーン特有の花が多く、樹が曲がりにくいので、花芽を多めにかきとり、樹を曲がりやすくするなど果樹特有の工夫を見学できました。


この日は、とても風が強く、5℃以下の見学会は寒さとの戦いでした。

無事、明るいうちに全園をご指導いただけて本当に勉強になりました。

師匠というものはとてもありがたい存在です。
本来は、自ら見学させていただきに行くべきところ、先生から来ていただけて、しかも何十年も培ってきた技術などを惜しむことなくご教授いただけるのは、幸せの極みです。

私も指導させていただくはしくれなので、教える立場からもいろいろ学ぶことが多く、勉強になりました。
本当にありがたい限りです。

いずれは家庭菜園の果樹と自給用の果樹を教えられればと夢見ております。




2017年の自然菜園スクールの募集中~ホームページ
来年は、新しい自給稲作コースの増設、自然菜園実践コースのバージョンアップなどお楽しみに~。
自然菜園スクール安曇野校の3月は、菜園プランと緑肥mix蒔きになります。


自然菜園スクールも10年目。
10年間、生徒さんからの率直なアンケートなどのご意見を反映させてきたこともあり、2017年は受け取りやすい教室になったのではと思っております。

菜園教室では、教えきれない移住、田舎暮らし、自分らしい自給生活のノウハウと実体験を学べる
「自給自足ライフスクール」は、1泊2日なので、人数は限られてきますが、その分濃厚な時間を過ごせるスペシャルワークショップ。
半農半Xをテーマに、自給農を極め、自分の才能を開花させるのがテーマです。
今年は、薪のある生活を充実させるために、薪小屋作りやチェーンソーの使い方、ロケットストーブも作ってみようと思います。お楽しみに~

「自然菜園スクール」では、遠方からもより来やすい通いやすいように、土曜日開催の教室も充実させました。
土曜日であれば、安曇野校で開催する「自然菜園入門コース」「自然菜園実践コース」への参加に、前泊も後泊も安曇野地球宿さんですれば通いやすく、
長野校「自然育苗タネ採りコース」「自然菜園見学コース」「自然稲作・発酵コース」にもご参加いただ来やすくなったかと思います。




2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

来月は、いつもの第1水曜日に、城山公民館 18:30~21:25

4月からも第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~

新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」
4/5(水)―  春の土づくり(畝立て、クラツキ、緑肥mix)
5/3(水)―  夏野菜で土づくり、夏野菜の植え付け(支柱&誘引、混植)、
春野菜の間引き、収穫
6/7(水)―  初夏の土づくり①(マメ科で応援、ボカシづくり)春野菜の自家採種   
※自然苗販売会(18:00~18:25駐車場にて)

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