無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

最終回オンライン見学会を開催してみて

2020-10-22 05:12:58 | オンライン自然菜園セミナー
加筆記事11/1(日)
10/31(土)「自然育苗タネ採りコース」オンライン自然菜園スクールのフォロー

昨日行われたオンラインセミナーで、キャベツの固定種「サクセッション」が夏場苗づくりで失敗したとのことでしたが、
不勉強で、より適した品種を的確にご紹介できなかったので
、ここに如何に補足内容をご紹介いたします。

「、サクセッションの件ですが、次回育苗オンラインがないので(次回の予定がある場合は、ご質問の回答が不十分な場合次回に答えるようにしております)、
ブログなどに公開しようと思います。

野口種苗さんのサイトにあるように、
「輸入種時代の秋まきキャベツには、中生(なかて)の「サクセッション」や早生の「アーリースプリング」などさまざまな品種がありましたが、
これらをかけあわせ、日本の気候に合ったものが固定されて、現在の三季まき「中生成功」や、「富士早生」などの春キャベツに進化しました。」

その後F1が生まれます。

とあるように、講座中も軽くお話したように、サクセッションのままでは育ちにくく、改良されてできた品種の方が、日本の四季に合っているようです

中でも、「中生成功甘藍」輸入キャベツの代表品種中生の「サクセッション」をもとに、高温多湿の日本で栽培しやすいよう宮城の渡辺頴二が改良育成。1932年発表。とのことですので、サクセッションよりも確実に、暑さに強い品種なので、夏蒔き秋どりの品種として、むいていると思います。

また寒さに強い品種として、暖地での越冬キャベツとして野崎中生キャベツや「富士早生」なども寒さに強い品種なので、
ご質問者も私も長野の寒冷地では、お盆過ぎに蒔いて、9月半ば植え、不織布などして12月どりの寒玉キャベツとして育てる、
もしくは、10月半ば植えで越冬させて春キャベツ(不織布で越冬補助)するのも手かと思います。
いずれにせよ、時期に合ったキャベツを見つけること、自家採種できる品種をみつけることが課題ですが、いきなり特定できないので、数年は、2~3種類有力品種を追いかけて各品種の得手不得手を知りながら、自分の畑に合ったキャベツの作型も見つけるといいかなーと思いました。

現在、ブログのコメント欄では、超農繁期(平日リモート取材、週末菜園教室、その合間で執筆と野良仕事しており)
手いっぱいでブログそのものも更新できておらず申し訳ありません。
Q&Aセミナーはじめオンライン自然菜園スクールでは、Q&Aのお時間があるのでそちらでご質問いただけると、より的確に、その場でお答えできております。
ご理解ご協力よろしくお願いします。

本日、

秋はオンライン自然菜園セミナーのお知らせ

自然菜園スクール※【お得】コロナ対策で、休講した分の1年間ふりかえりまとめの育苗基本講座
10/31(土)「自然育苗タネ採りコース1年の振り返りスペシャル」


土日月の3日間は、オンライン三昧でした。
土曜日、「自然菜園・根本講座」。
日曜日、「自然菜園見学会」
月曜日、「YouTube用の撮影とオンライン環境整備」

現在、ボランティアスタッフの務台さんを中心に、今年長野校でのコロナ対策として、オンライン自然菜園スクールでいろいろな試みを行ってきました。

緊急事態宣言の当初、正直自然菜園の見学会は、まず中止かと思いました。
全国から、自然菜園を実勢に観て学んでもらうコースでしたから。

ところが、ボランティアスタッフの務台さんの発案により、とりあえずネット回線もあるわけでし、やってみようという話になりまして、試行錯誤しながら、
何回かあったネットトラブルや天候の問題などクリアーにしながら、無事4回の開催が終わりました。感謝です。




まずは、座学を行います。今回の見学会のテーマは、「自給農園のつくり方」です。
座学では、自然菜園ならではの、基本的な菜園プランからお米や大豆、麦、果樹も育つ自然自給農園のつくり方をレクチャーしました。

以下講義内容です。
1.自然菜園とは?
1)風土&作物&人の調和
2)夏畝&冬畝、そして連作畝をコンパニオンプランツと混植で
3)通路も緑化(緑肥mix)年々よくなる生物多様性環境

2.家族と仲間で自給自足
1)10アール(=1反=10畝=1000㎡)で、米、野菜、麦(大豆)で、循環型(家族3~4人分)
2)足りない分は、物々交換
3)家族と仲間で自給自足

3.自給農園のつくり方
土作り3年
1)田んぼ編(元化学肥料農薬使用の田んぼ)
2)野菜編(元化学肥料農薬使用の畑)
3)野菜編(元田んぼを菜園にする)
4)果樹園(元田んぼを果樹園にする)

レクチャーの後は、質疑応答、こちらもオンラインで行いました。


自然菜園ランチ

ナスのタルトタタン

和栗のロールケーキ

本来は、リアル参加者のみの食べれる見学会なので、自然菜園で自給できるものでランチもスイーツも味わっていただきたかったのですが、
今回は最後なので、リアル参加できたメンバーのみでいただきました。








1年間見学会で観てきた、キッチン&シードガーデンの連作畝、夏畝、冬畝の現在の姿を見ていただき




トイレ型ミミズコンポスターも見学していただき、


タマネギ苗や


丹波黒大豆のエダマメの収穫の仕方


採種圃場見学


田んぼの秋起こしとマコモ


苗代の秋起こし


霜が来る前の自然菜園


ハウスの中のブドウとお米、自家採種の乾燥など

幅広く、自然観察していただきました。
私も師匠の田畑の見学会を通じて、師匠と自分の田畑を往復し、師匠から学び、野菜たちから多く教わってきました。
去年の暖冬、大雨、干ばつなど予想だにしない悪天候を乗り越えて、自然菜園6年目~3年目の差は大きく、年々よくなっていくのがよくわかります。

まだまだ改善、改良の余地を残しつつ、年々理想形に近づくように一歩一歩の精進です。

10月は、オンライン自然菜園セミナーが盛り沢山なので、読書の秋、晴耕雨読で是非お立ち寄りください。
今年は、オンライン自然菜園セミナーの可能性を模索するために、もう少しチャレンジしてみようと思っております。

無料動画「自然菜園LifeStyle」もたくさんできてきました。こちらもどうぞ。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

曇天つづきの貴重な晴れ間の秋起こしラッシュ

2020-10-17 07:13:05 | 日々の自然菜園
本日、のち


今日から2日間オンライン自然菜園セミナーです。
★10/17(土)16:00〜『自然菜園 根本講座』
第7回テーマ「越冬野菜を極める」「タマネギ栽培」
★10/18(日)10:30〜『オンライン自然菜園見学会』
第4回テーマ「自給農園のつくり方」
見学会は今年最後の開催です。
タネ採りから自給できる農園の構築の仕方をレクチャーします。


超農繁期はまだまだ続き、3週連続、平日雑誌取材&新著の執筆と超ハードワークが続きます。
農繁期(秋冬準備&稲の稲刈り&脱穀)×執筆×取材×菜園スクール=超農繁期。
大好きなことばかりなので、できていますが、身体は季節の変わり目で、夏の疲労の回復と寒くなり冬への変化対応で、ギリギリです。(笑)

ちょっとブログとそのコメントをお休みいただきましたが、今日は朝から雨なので、久々のブログ更新です。
コメント欄はまだご返信できておらずすみません

ここのところ、曇天つづきで、晴れ間という晴れの日がなく、田んぼの土がなかなか乾かない~。
それでも今週2日間晴れ間が半日あったお蔭で、やっと田んぼの「秋起こし」が出来そうなくらい乾いてきました。

もう少し、乾かしたいところですが、今日はずっと80~90%の雨予報つづきで、雨が降ることがわかっていたので、昨日4か所つぎつぎ「秋起こし」をしました。

秋起こしに関しては、次回の10/31(土)自然稲作Q&Aセミナーの冒頭の5分でわかる自然稲作ミニ講座で、説明するので、是非そちらをお楽しみ~。








「秋起こし」がうまくいくか行かないかで、来年の稲作は雲泥の差。
ここは野良仕事として外せません。






1条だけ刈れない最晩生のハッピーヒルも選抜自家採種(穂抜き)も終わり、あと1週間くらいで稲刈りできそうです。

ちょっとした工夫をするだけで、稲がどんどん育てやすくなる自家採種の選抜。
去年よりよく育ったハッピーヒル。来年のタネ籾が収穫できました。












去年仕込んだ、稲作用のスペシャル完熟自然堆肥も柿の樹の下で、完成されていたので、一輪車で、苗代に運び、「秋起こし」。

堆肥は鋤き込む当日に散布しないと効果が半減してしまうので、鋤き込む直前にせっせと運んで散布。




苗代と、無肥料区の秋起こし2か所完了。


午前中から晴れ間に、「宮古島在来黒小豆」を脱穀、調整も行い、


最後に、7アールのスクールの田んぼもトラクターで「秋起こし」。

そのついでに、これから種まきすると小麦の畑も荒起し。
最終的には、ライトを点灯させながら、真っ暗になるまで耕して19時に終了~。
何とか雨が降る前に、やってしまいたい、「秋起こし」を無事終えることができました。

今日は、16時~オンライン自然菜園セミナー『自然菜園 根本講座』ですので、その準備の合間に、ブログの更新です。
今日自然菜園根本講座、「越冬やさい」と「タマネギ栽培」は、とっても面白いので、お楽しみに~。お会いできることを楽しみにしています。

【無料自然菜園動画】もたくさんあります。
自然菜園Lifestyleチャンネル ご登録すると最新の動画を一早く視聴いただけます。

自然菜園の魅力や自給菜園のちょっとしたコツなど、無料でも見ることができますので、是非ご覧ください。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お詫び

2020-10-05 05:34:36 | 日々の自然菜園
いつもブログを読んでいただき誠にありがとうございます。
コメント欄にも書かせていただきましたが、

現在、無料菜園質問BOXのコメント欄が常にいっぱいで、皆様の菜園熱、良い質問すぐにお応えしたいのですが、
超農繁期(農繁期×執筆×スクール)に加え、オンラインスクールの試行錯誤などあり、時間が取れずご回答が遅くなったり、前後したり、大変申し訳ございません。


すぐにご返信したい気持ちがあり悩みどころですが、現在一人で対応しておりますので、
催促のメールが来る場合もあり、
正直現在かなり精神的に肉体的にきつくなってきております。オーバーワーク過労気味です。


今後、気持ちや体調を考慮して、皆様のご質問にお答えできるホームページ、オンラインスクール、ブログなどを一新する予定で、
できるだけ多くの方に、家庭菜園の疑問、質問にお答えし、
同じ質問内容を繰り返さず、共有できるようにしたいと今考えております。

まだまだ年内いっぱいかかってしまいそうです。

当座、12月末までは超農繁期(農繁期×執筆1冊×連載3~4本/月×スクール×オンラインスクール)が続きますので、
しばらくブログのコメント欄からのご質問を休止しようかと思いましたが、
もしブログのコメント欄にご質問いただく場合は、1回お一人1つにしていただけると助かりますし、
またすぐにご返信できない超農繁期ですので、遅延御免、でご理解お願いいたします。



また、大変良い質問ばかりなので、是非オンラインQ&Aセミナーなど日程が近い場合、そちらもご利用ください。
特に、病虫害など今困っていることがある方は、すぐに対策、抜本的解決する必要もあるので、自然菜園スクール、自然菜園オンラインスクールなどにご参加いただき、そちらでご質問いただけると助かります。その際に現状の写真(野菜全体、アップ)などあるとわかりやすく助かります。

ご質問への回答はできる限りわかりやすく、なぜそうなのか理由なども必要ですので、記入してお応えすることが思いのほか重く(時間が取れなく)なってきました。
過労が続き、長期休養が必要な場合、通常の自給生活が困難だったり、スクール生など関係者に大変ご迷惑をおかけしてしまうことになる前に、少しずつ継続できる形をさらに模索しようと思っております。
大変ご迷惑おかけいたしますが、ご協力ご理解のほどよろしくお願いいたします。
コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする