無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

大豆の収穫&脱穀

2009-11-30 23:04:29 | 自然菜園スクール
本日、


Azumino自給農スクールで育てている大豆の収穫を終えました。
本当はみんなで収穫したかったところですが、日程が読めず友人の聴講生と一緒に収穫しました。


この大豆は、春先みんなで味噌作りに使いたいので、実験で収量を測定しました。
約12㎡で、173株の大豆が、キングタライ2杯分収穫できました。
これから脱穀して、1㎡当たりどれくらいの大豆が収穫できるか測定します。
それがわかると、9kgの味噌作りするために必要な3kgの大豆を育てるのに、何㎡必要か計算できるようになります。


収穫できた大豆の品種名は、ナカセンナリです。
小麦の後作としてギリギリ間に合う品種です。


脱穀は手間がかかります。
12月のスクールの際に、くず豆をみんなで選別しようともいます。


大豆はとりあえずハウスの中で乾燥中です。
同じハウスの中で、沢庵用の大根「赤口大根」を干しています。

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長野市初開催
『無農薬家庭菜園の法則Q&A イブニングセミナー』


今回は、家庭菜園のプランの立て方、連作障害対策、輪作体系などに解説。
前半は、無農薬栽培の基本から、家庭菜園の裏技をご紹介。
後半は、畑の疑問・お悩みにお答えしながら、質疑応答形式で行います。
1/20(水) 無農薬栽培の基本、年間計画表の作り方(1)
2/17(水) 無農薬栽培の基本、年間計画表の作り方(2)
3/17(水) 苗つくりの仕方夏野菜のため畑の準備
ソラマメ・エンドウの種の蒔き方
時間: 18:30~21:00(開場18:15~)
会場: 長野市吉田5-31-17 村井会計事務所2階
※最寄り駅:長電長野線信濃吉田駅、JR信越本線北長野駅徒歩5 分
※駐車場は予約制10台まで可(先着予約順)
日程:
18:15開場
18:30~20:00(座学講座)
20:00~21:00(お茶をしながらQ&A質疑応答)
21:15解散
参加費: 3回連続で9,000 円。教材費込み(各回3,000 円教材費込み)
参加人数: 先着10名様(入金先着順)

→お申込みは090-4594-1487 の村井会計事務所 村井まで

**********************************


◆◇◆次回は、12月9日(水)NHKカルチャーの『無農薬家庭菜園の法則』の日です。
-来年の畑の準備、野菜の保存の仕方、種の保存の仕方◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功



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蕎麦打ち体験&新そば試食会

2009-11-28 19:52:13 | 自然菜園スクール
本日、


今日の午前中は、福岡から宇根豊さんの講演会『百姓仕事が自然をつくる』がありました。

宇根さんの著作は、『天地有情の農学』などたくさんあります。
私も講演を聴くのは初めてでした。

宇根さんの話は明快で、生きものの視点からつながる豊かに話でした。
普段使っている「自然(しぜん)」という言葉も、もともとは日本になく、明治以降の言葉になって定着した言葉です。
以前はあっても自然(じねん)芋程度で、人工的でないものを示し、自然環境という意味は全くなかったそうです。

英語のNatuer(ネイチャー)が「自然」と訳されたのが明治になってからです。
西洋の自然と反自然の考え方が日本に入ってきた瞬間でした。
宇根さんが訴えかける百姓とは、それ以前の天地の生きとし生けるものと共に農業をしていた姿、生きものへのまなざしがある生き方です。
今日の講演会は、本当に学ぶこと多い講演会でした。


今日は、Azumino自給農スクールで育った在来蕎麦の「蕎麦打ち体験&新そば試食会」が、穂高有明にあるそば処「ふじもり」で行いました。


ご主人の藤森さんの蕎麦打ちのを見学させていただいた後、
参加者が交代で蕎麦打ちを体験しました。
この写真は、最初の「水まわし」の様子です。


その後、慣れない手つきで捏(こ)ねて、蕎麦をのばします。


蕎麦をのばすことを「のし」といい、麺棒を2本使って薄く均等に伸ばしていきます。
難しいところは藤森さんが丁寧に指導してくれます。


8歳の女の子がお父さんと一緒に蕎麦切りです。


みんなでそば切りしたので、蕎麦の太さはまちまちです。(笑)


今回は太い蕎麦も入っていたので、50秒茹でました。
みんな初めてに近い体験だったのに、しっかりお蕎麦になりました。


今回は、蕎麦を食べる前に「ふじもり」さんのスペシャル4種小鉢がつきました!!
豆乳で作った蕎麦豆腐(左)
蕎麦米のだし炊き(右)
ゆずを練り込んだ更科そば「ゆず切り」(上)
蕎麦の刺身(下)
どれも風味・食感最高でした。


食後には、ソバ寒天がつきました。
今日は本当に蕎麦尽くしでした。


満腹になってみんなでまったりお茶をした後、
感想会をしました。
種を蒔いて、2カ月で収穫できる蕎麦は収穫までは簡単です。
収穫してから食べるまでがなかなか大変です。
今回は、自分たちで育てて、脱穀して、地域の製粉所で曳きたての蕎麦粉で、
みんなで蕎麦を打ちました。
育てて食べる喜びを分かち合えて良かったです。

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長野市初開催
『無農薬家庭菜園の法則Q&A イブニングセミナー』


今回は、家庭菜園のプランの立て方、連作障害対策、輪作体系などに解説。
前半は、無農薬栽培の基本から、家庭菜園の裏技をご紹介。
後半は、畑の疑問・お悩みにお答えしながら、質疑応答形式で行います。
1/20(水) 無農薬栽培の基本、年間計画表の作り方(1)
2/17(水) 無農薬栽培の基本、年間計画表の作り方(2)
3/17(水) 苗つくりの仕方夏野菜のため畑の準備
ソラマメ・エンドウの種の蒔き方
時間: 18:30~21:00(開場18:15~)
会場: 長野市吉田5-31-17 村井会計事務所2階
※最寄り駅:長電長野線信濃吉田駅、JR信越本線北長野駅徒歩5 分
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18:15開場
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白菜の自家採種への挑戦&新そば粉になる

2009-11-27 22:56:41 | 自家採種
本日、

ウコッケイの雛を安全に過ごせるように、ネズミ対策しました。
ただ、寝泊りする床(箱)を準備しただけですが、新しい床でちゃんと寝れたようです。

さて、去年失敗に終わった白菜の自家採種を今年から本格的に始めました。

白菜は、結球する野菜です。玉になる野菜です。
キャベツの祖先は、ケールで結球はしません。キャベツの祖先から、人工的に育成して、結球キャベツやブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツが生まれました。

野生の植物には、結球する植物はなかなかありません。
人工的に奇形種を育成して今の結球白菜があります。
白菜は、野菜の王様です。育てるのが難しいです。
つまり、自然にできた品種でない結球白菜は、自然栽培が難しい野菜の一つです。


これは、固定種の「松島純2号白菜」です。
耕さない、無肥料の畑でこんなにも大きく育ってくれました。


白菜が結球したままだと窒息して腐ってしまい花が咲きません。
結球しない白菜から種を自家採種すると、結球しない品種になってしまいます。
そこで、包丁で切れ目をいれて越冬できるように手伝ってあげます。
今年こそ無事越冬でき、花が咲きますように願います。


松本市梓川にある丸西製麺製粉所です。
ここは、玄麦は17kg~。玄蕎麦は10㎏~から製粉してくれます。
そしていつも粉のことなどいろいろ勉強させていただいています。
生きている小麦粉は、石臼で曳いてから1カ月後位から美味しくなってきます。
それに比べて、蕎麦は曳きたてが美味しい風味一杯です。


明日の蕎麦打ち体験会&新そば試食会用の新そば粉が仕上がってきました。
ちょっと舐めてみましたが、いい風味です。
明日の蕎麦打ち会が楽しみです。

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焙煎玄米&丹波黒豆

2009-11-26 18:28:12 | 日々の自然菜園
本日、

昨日は、友人とゆうこさんに焙煎玄米&丹波黒豆を作りました。
作り方は簡単、焦がさないように薪ストーブの上でル・クルーゼの鍋で半日ほどいるだけです。

コツは、焦がさないことと最初強火だと玄米がポップコーン状態になるので、時間をかけて焙煎することです。

玄米コーヒというより、黒豆の甘みが効いた玄米茶のようなテイストです。


今日畑にいってみると、ウコッケイの雛とが一匹ずついません

ちょっと小さな穴が巣の中にありました。
残念ながら、ネズミ?に食べられてしまったようです。
日本みつばちのときもそうですが、生きものが人のミスで亡くなるのは切なく、悲しいものです。

はのんきに砂浴びしていました。
生きものにとって、生も死も同じなのか、過ぎ去ったことにクヨクヨせず生きている強さを感じました。


自家採種2年目の拡大中の裸麦は素直に育っています。
麦踏みをしたせいか、たくましさも感じます。


その脇に、聖護院蕪(かぶら)を埋め込みました。
来年の自家採種のための埋め戻しです。
来年から蕪も自家採種を本格的に始めようと思います。


その脇では、飯縄青地ダイコンも埋め戻しました。
この大根のおろしダイコンは、辛くなくさっぱりとしていて美味しいので、
サラダ用、おろし大根用に自家採種を始めます。

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ソラマメの越冬準備(越冬対策)

2009-11-25 22:32:17 | 自然菜園の技術 基本
本日、

昨日ののお蔭で野菜はゴクゴク元気そうです。

トップ写真の野菜は、ソラマメです。
しかも、去年育てた場所から自然に生えてきたソラマメです。
今の寒さがちょうどよかったらしくすごくいい感じで育っています。

ただ、これからの本格的な寒さで枯れてしまうのが残念です。

種が自然にこぼれて、生えてくることを「自然生え」や「実生」といいたりしますが、
ソラマメは特に「自然生え」することはめったにないことです。
その自然な姿から学ぶことは多々あります。
こんな風に育ってくれるよう、今日はソラマメにもみ殻を撒きました。


ソラマメは本来、本葉5~6枚までは寒さにとても強い植物です。
そこで年内は本葉5~6枚まで育てて越冬させます。


ただ、このあたり安曇野では寒冷地ということもあり、
ソラマメ農家はもちろん、家庭菜園でソラマメを育てている人はあまりいません。
寒すぎると越冬できないからです。
そこで、春に苗を植えることもしていましたが、今年はより越冬率を高めるためにもみ殻をかけました。


もみ殻の層は、空気を程良く含み直接冷気がソラマメに当たらないようにしてくれます。
ソラマメを人でいえば、もみ殻はダウンジャケットみたいなものです。
例年天候不順ですが、今年は暖冬のようですから期待が持てます。
自然生えのように元気に育ってもらいたいものです。

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それから、
来年1月から長野市に出張して期間限定の家庭菜園教室を開くことになりました。
詳しくは、ブログでお知らせいたします。
長野市の方は奮ってご参加ください。先着10名限定のイブニングセミナー形式です。

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今年最後の稲刈り&里芋掘り

2009-11-24 17:48:01 | 日々の自然菜園
本日、


明日が降りそうな天気だったので、
今年最後の稲刈りを行いました。

今年は、無農薬栽培でお米を育てている知り合いは、みな不作でした。
というのも、安曇野辺りでは、日照不足でお米の生長が思うようにいかず、
あまり株が太らなかったからです。

田んぼが増えた分、今までの田んぼと合わせると食べる分くらいは確保できたので、
食べていくのには困らなそうなのでありがたいと思っています。


今年は、この小さな田んぼでは、5色のお米を育ててみました。
今日は、最後までなかなか花咲なかった緑米・ベニロマン(赤米)・そして余っ手最後に植えたお米を遅まきながら稲刈りしました。


結局、今年の安曇野では、緑米とタイの香り米(ジャスミンライス)は、実がつきませんでした。
それらは、もったいないですが刈って敷くことで土に還しました。


田んぼの畦(あぜ)では、大野芋を育てていました。
去年収穫できた種イモを埋めておき、自家採種した芋で栽培しました。


大野芋は、里芋の品種名で、たしか福井県大野地方の貴重な在来種で、
ねっとりとした舌触りは里芋の中でも最高の風味・触感のお芋です。
せっかくの大野芋ですが、植えたのが遅かったせいで、収穫量はイマイチでしたが、
さっそく昼に焼き芋にして食べたところ、最高に美味しく、来年こそは増産できるよう早めに苗を起こして植えようと誓いました。


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鶏の防寒対策&稲の苗代準備

2009-11-23 17:56:39 | 日々の自然菜園
本日、

今日は、鶏小屋の防寒対策として中古ビニールを周りに張りました。

というのは、最近寒くなってきて最低気温1~3℃で最高気温10~15℃のなか、
ウコッケイのヒナが1羽原因不明に亡くなり、今日また一羽弱っていました。
そこで、寒さによる死を感じたので、いつもよりしっかり防寒対策をし始めました。

鶏は、本来寒さに強く、マイナス10℃くらいまで平気と言われていますが、
今いる廃鶏も寒さに弱い品種ということもあり去年まではブルーシートを小屋の周りに張っていました。

今年初めてのウコッケイの飼育なので、あまり過保護にはしたくないのですが、
生命の危機であれば対策を取ることにしました。

以前農家をやめた方からいただいた中古のビニールが役立ちます。
来年以降は、有限な資源であるビニールを使わない方法でも防寒できるように考えたいと思います。


今年から借りた田んぼでは、ちょっと遅めですが、苗代(なわしろ)予定地を整備し始めました。


苗代は、稲のベビーベットのようなものです。
年内に、平らにした土の上に米ぬかをふり、来年の準備をします。


米ぬかの上から、稲わらを敷きます。
こうすることで、来年までに微生物などが米ぬかを食べ分解し、土が準備されます。
落ち葉の下で落ち葉を食べながら分解が進むような感じです。
そうして準備された土は、温かく・柔らかい稲の胎盤のようです。


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自家製タバスコの仕上げ

2009-11-22 10:43:18 | 菜園食堂 Deva Cafe レシピ(New)
今日は、


先日仕込んだ酢漬けのロコトがいい感じになってきたので、今日はフードプロセッサーを使ってタバスコに仕上げました。


ロコトhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%88
は、南米のトウガラシでで結構辛いんですが、
肉質は、パプリカのようにジューシーでフルーティーなのが特徴です。
あまり辛いものが苦手なので、いろいろなトウガラシでタバスコを作りましたが、結局ロコトが一番美味しかったでの自家採種を続けています。

ロコトの種は、真っ黒で寒冷の安曇野の露地栽培では、完熟しにくいので、
今年から育苗後のハウスに植えてみたところ黄色と赤色にしっかり完熟できました。
 

約10%のお塩とリンゴ酢に漬けておいたロコトと、また樹に漬けておいたら完熟したフレッシュなものを一緒にフードプロセッサーに入れてミキシングしました。

リンゴ酢に漬けることで、ロコトのタバスコは、とってもフルーティーで食べやすくなります。


いよいよ瓶詰したら完成です。
これから数カ月冷蔵庫の中でゆっくり発酵させます。

うちは、友人が来ると自家製の小麦粉に野菜をのせたピザをよく焼くので、
そのときに、自家製タバスコが一層旨みをひきたててくれます。

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大豆の脱穀(丹波の黒豆&一人娘)

2009-11-21 22:56:30 | 日々の自然菜園
本日、

18日(水)から泊まりがけで東京にサティッシュ・クマールの講演会にいっていました。

今回、つながりを取りもどすために「土」と「心」が創る「持続可能な社会」でした。http://afutures.net/event/091118.html

2年ぶりのサティッシュは、相変わらず謙虚で、目から鱗の講演会でした。
今回は、インドの古典アユルベータによる3つの心のコンパスを紹介してくれました。

1つは、サットバ…真実、持続可能な
2つ目、ラジャス…豪華、個人的な
3つ目、タマス…怠惰、破壊的な

といった意味合いです。すべての物事には、上の3つの要素のいすれかに由来します。

持続可能な農業は、サットバな農業といえるし、
大企業の機械型の農業は、ラジャスな農業ですし、自然を破壊していく要素が高い農業は、タマスな農業といった感じです。

これからの農業は、サットバな持続可能なものだと思います。

持続可能な農業とは、農薬や化学肥料といった石油や資材に依存せず、自然と共にある農業だと思います。

持続可能な農業には、大豆の栽培は最適です。
根に根粒菌や菌根菌が共生してくれているから、土が痩せていてもよく育つし、土も豊かになります。

近々、またが降りそうなので、大豆の刈り取り、脱穀、調整をしてました。


大豆の脱穀は、よく乾燥した大豆を足踏み脱穀機でするか、
写真のように板に叩きつけてもできます。


板で脱穀すると大変ですが、
大豆だけが飛び出すので、サヤが離れずそのまま奇麗に脱穀できて便利です。


脱穀後、唐箕(とうみ)でゴミを飛ばします。


これは、今年の丹波黒豆です。
この種は、うちに来てから5年目。自家採種し続けています。
種をゆずってくれた友人も長野で自然農で自家採種し続けていて、その師匠も自然農で自家採種してきた丹波黒豆なので、
神戸丹波を離れて長野に来てから何年でしょうか。
丹波の黒豆は育てにくくて有名ですが、10年以上自家採種してしてきて長野にピッタリの品種になってきたようです。
自家採種は、こういう変化を見ていると面白いと思います。


今年初めて栽培した新潟の在来種エダマメ『一人娘』です。
自家採種1年目です。
現在、畑の輪作体系に合っていてエダマメとしても美味しくて、煮豆、お味噌作りにもむいている品種を探しています。
まだ自家採種を続けれるか未定ですが、エダマメはすごく美味しかったので、煮豆、や味噌にむいているか食べてみようと思います。


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麦踏みはじめる。

2009-11-19 12:10:23 | 日々の自然菜園

裸麦の麦踏みを始めました。
麦は、踏まれることで強くなります。
年内2回麦踏みをし、年明け2回麦踏みします。
年明けの麦踏みは、霜で浮きあがった根を土に戻す役割もします。


麦踏み後の写真です。踏まれた麦が倒れて違う色に見えます。
2列ずづ踏んで往復するためです。
今年は、麦畑が増えたので、麦踏み用のローラーでも作ろうかと思います。


麦畑のなかには、先日蒔いたソラマメも無事発芽しました。
来春の収穫が楽しみです。


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蕎麦処「ふじもり」さんとコラボ企画
Azumino自給農スクールでは、11月28日(土)に、友人の蕎麦屋さんで蕎麦打ち体験教室&新そば試食会をやる予定です。
参加希望者は、この10月30日のコメント欄に詳細を載せておくので、11月20(金)までにメールくださいね。

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