無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ありがとう2010年。

2010-12-31 02:29:22 | 自然栽培で自給できる想い
本日、


お蔭さまで、本年も無事過ごすことができました。
誠にありがとうございました。

今年は、5月の低温があり、8月の猛暑干ばつがあり、春のような12月でした。
そのような異常気象にも関わらず、写真のように7品種ものお米は無事育ってくれました。

そして、お米のように色々な出会いがあった良き年でした。
仕事も家庭菜園から、雑誌や新聞に載るなど今までにないことの連続でした。


この写真は、2008年の旧暦の正月頃にお伊勢参りに行った時の写真です。

ちょうど、2008年からこのブログもはじまりました。
皆様のお蔭で、2年以上も続きました。

最初は、PCの意味さえわからない、コンピューターおんちでした。
今もあまり変わりませんが、このブログを通して色々学びました。

この年になって、先がわからないことが楽しくなってきました。
2011年、どのような年になるかわかりませんが、ちょっとワクワクしています。

まだまだ製作途中ですが、ホームページも作ってみました。
こちらもご覧にいだたら嬉しいです。

http://39zzlife.jimdo.com/

2010年、このブログを見てくださってありがとうございました。
2011年もよろしくお願いいたします。

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堆肥造り:切り返し1回目(その2)

2010-12-28 19:22:42 | 日々の自然菜園
本日、


今日は-4℃と冷え込みました。
先週の火曜日に、落ち葉を積み込み堆肥造りをはじめて1週間になります。

本来は、堆肥の積み込みから1~2日で発酵熱が60℃以上になり、
10日目に、一回目の切り返しをし、三回ほど切り返した後に、40℃以下の低温で熟成発酵させます。


安曇野の朝夕の零下の冷え込みのため、
そのままでは2日目に、発酵温度が20~30℃と低かったので、
保温するために、カーペットの上から、古毛布、ブルーシートをかけました。


そのように保温したら、朝の氷点下の気温の中でも
毛布の下で、52℃ありました。


毛布やカーペットを取ってみると、温かいため、草の種が発芽し、モヤシになっていました。


落ち葉と、米ぬか、水などを加えると菌の繁殖で発酵熱ができます。

積み込んだ落ち葉は、所どころ白くカビのようになっています。
これらは、放線菌やバクテリアの繁殖で、落ち葉を分解しています。


中から湯気が立っています。


ちょっと掘ったら56℃ありました。
ちょっと早いですが、切り返しを行うことを決めました。


今回、発酵に米ぬかが少なかったので、
先日使って残ったキノコの廃菌床を加えました。

廃菌床は、トウモロコシの芯を砕いたものに、米ぬかを加えたもので、
エノキを育てたことで、廃菌床には、まだ落ち葉を分解する菌がたっぷり入っています。


1回目の切り返しの目的は、発酵を加速、持続することにあります。

切りかえること=撹拌することで空気を入れます。
そして、乾いた落ち葉に水を加えて発酵を潤滑化させます。


そして、踏み込んで再度積み上げます。
これから寒くなるので、様子を見ながら保温と発散をくり返しながら、
今度は、20日後に2度目の切り返しを行います。

今後は、70℃前後まで発酵を進め、病気や種子を焼き切っていきます。
良質な落ち葉堆肥は、未熟な畑や病気の畑で役に立ち、食味を良くしてくれます。


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山形村i-City21のNHKカルチャーセンターで
一押しのお奨めの講座を開きます。
輪作・連作によるの体系化した土作りを学び、自分の菜園プランを見直す方、はじめて菜園を持つ方にお奨めの座学です。

【春準備コース】菜園プランの立て方と土作り
無農薬栽培で家庭菜園のはじめ方や野菜の作付計画を一緒に作ります。

失敗のしない土作りや連作障害しにくい輪作体系を学べます。畑で「困っ た!」をズバリ解決します。
1/12-土作りの考え方(病虫害の少ない畑の特徴、連作障害、輪作体系)
2/9-菜園プランの立て方(1)コンパニオンプランツで菜園プランを作る
3/9-菜園プランの立て方(2)一緒に作った菜園プランを検証する Q&A

詳しくは、
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html

もしよかったら、奮ってお誘い合わせの上ご参加ください。たけうち



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年を締めくくる餅つき大会

2010-12-26 19:03:07 | 日々の自然菜園
本日、

最近の風はとても強い。
今日は自分の家の薪ストーブの煙突上半分が飛ばされていました。


今日は、年末恒例の近所の餅つき大会でした。

うちは借家なので、大家さんと隣人2家族、都合4家族に加え、
友人たちが集合して餅つきをします。

今年は大所帯で、11臼(うす)搗(つ)きました。


私個人では、今年で4回目の餅つきで、名人級の友人の教えのお蔭で、餅つきが大好きになりました。

大家さんの息子たちも、餅つきに親子で参加してくれ賑やかでした。

餅つきのポイントは、
1)しっかり水に漬けたお米を1時間前にザルなどで切っておくこと。
2)お米は、程良く蒸すこと。
3)写真にあるように、搗く前にしっかり粒を潰すこと。
4)餅がまとまるように、搗くことです。



今回は、3種類のお餅でした。
写真は、「しなの深紅」という美味しいモチ種の黒米を搗き込んだものです。


モチ種の赤米は、分搗(ぶづ)き米にし、糠ごと蒸して搗き込みます。

赤餅は、写真のように丸めて、白餅と紅白の鏡餅にします。



お昼には、搗きたてのお餅をきな粉、あんこ、大根おろし醤油、キムチでみんなでいただきました。

最近、少子化と核家族といわれる現代に、
こうしてみんなで餅を搗き、一つのものを一緒に作り、一緒に食べる年末の餅つき大会は、とても心温まる集まりになりました。

日本の伝統と、食べ物があることに感謝して一年を締めくくれたこと本当に感謝です。

来年も豊かで幸せに感謝しながら生きてきたいと思いました。


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畑で腐植を造る耕し方(トラクター編)

2010-12-24 07:43:57 | 自然菜園の技術 応用
本日、

「土作り」という言葉は面白いと思う。
土は作ることができない。とはいえ、人が関わり野菜を育てることで、土は野菜が育てやすくなることも事実。

・堆肥を入れて鋤き込む
・緑肥を育てて鋤き込む
・耕さずに有機物を重ねていくなど
いろいろな土作りの方法があります。

何を育てたいかによっても変わってきます。
そこで育つものを育てるといった考え方もあります。

今回は、有機農業の知恵を借りて、まずは野菜が育つように土作りをしてから、
徐々に、投入量を減らし、自然に育つ畑になるように、3年計画でやってみようと思います。


この畑は以前は、桜を植えていたため土壌診断の結果も悪く野菜が育たない状況でした。

そこで、今年の春の段階で大豆の栽培も難しいと予想されたため、堆肥で緑肥を育て鋤き込んでから、大豆を育てました。

しかし、今年は地域全体で暑さのため大豆の出来は良くなく、この畑でも例外に漏れず大豆の実つきが悪かったです。

暑さ対策で、草マルチをしたため畑全面枯れた草で覆われています。

来年は、野菜を育てるための土作りをしたいと思います。


そこで、あまりにも有機物・腐植の少ない畑(今まで野菜を育てたことがない畑)なので、
そのまま草を鋤き込んでも分解してくれる菌や土壌生物が少ないため、
写真にもあるあるものを使って、今回は大胆な手を使ってテコ入れしました。


写真の有機物は、エノキ(きのこ)の廃菌床です。
材料は、トウモロコシの芯を砕いたものに、米ぬかとエノキの菌糸を混ぜたもので、
一般的なエノキは、このポットで栽培されています。


それを機械で、粉砕し、軽トラに積み込みます。


この使い終わった菌床(廃菌床)には、まだ養分がたくさん残っています。
そのため、肥沃な畑などで使用すると、養分過多で野菜の病虫害が発生してしまいます。

ところが、今回うちの畑のように、まだ畑の土になっていない痩せている畑では、
枯れた草などをそのまま鋤き込んでも分解する力がないため、今回のように廃菌床を撒いてから鋤き込みます。



今回大変だったのは、トラクターが小型だったので、
ロタリーの歯に草がからみつくため1列ずつからみついた草をのこぎり鎌で取り除いてあげるため、
約1反(1000㎡)の畑を耕すのに、1時間位かかりました。


耕した後の写真です。


耕す深さは5㎝程度、けして深くは耕しません。
深く耕すと廃菌床の菌は、活動できず死んでしまいます。
土と草と廃菌床が浅く混ざっている程度がちょうどいい深さです。

廃菌床を鋤きこむときは、前日に雨が降り、曇りの日が最適です。
廃菌床は、すぐに鋤き込まないと腐敗しやすいものです。
晴天の日では、菌が死んでしまうので、曇りが最適です。

12月~3月まで3カ月の間、時間をかけて草を分解し、土に還してくれます。
3月になったら、深く耕して完了させます。
今年の春先に、土壌分析をもう一度して、その結果を見てみようと思います。

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落ち葉堆肥造り

2010-12-21 20:42:09 | 日々の自然菜園
本日、

今日は、雪が降る前に落ち葉堆肥を友人と造ってみました。

材料は、落ち葉や鶏の食べ残した野菜残さの他に、

うちのニワトリたちの鶏糞(土とモミガラと混ざっているもの)


米ぬかと油粕を2:1で混ぜたもの


良質な完熟堆肥を使いました。
良質な完熟堆肥には、有用な菌がたくさんいるので、
それを1割ほど入れて造ると失敗が少なく、発酵しやすくなります。

ない場合は、天然菌の宝庫である、山の落ち葉や竹やぶの落ち葉。
もしくは、微生物資材で代用できます。


それらを、落ち葉に均一に混ぜ合わせるために、
軽い順に、落ち葉に撒いていきます。


今回は、さらに壁土を使用しました。
壁土は、ミネラルを含み、堆肥の養分保持力を高めてくれるスーパー素材です。
ただ、手に張りにくいのが難点です。

古い土蔵などの壁は、粘土とワラを発酵させたもので塗っていました。
たまたま去年の暮れに、土蔵を壊していたので、そこで分けてもらったものです。


落ち葉と米ぬかなどが混ざってきたら、壁土も混ぜます。



落ち葉と発酵素材を良く混ぜるために、
スコップと鍬を使い、山にしては崩し、また山にすることを繰り返し行い、
材料が均一に混ざるようにします。


バケツで水を撒きます。
発酵には50~60%の水分量が必要です。

多くても、少なくても失敗します。それぐらい水分量は大切です。


足で踏み込み、水を落ち葉と材料に馴染ませていきます。

その後、山を作り、崩し、切り返しをしながら水分を全体に回します。


水分量は、冬場は50%と少なめにしたいので、
写真のように、両手で強く握った時に、にじんでくる程度が最適です。

ぽたぽた落ちるようでは、水分が多く失敗しやすくなります。


最後に、山に盛り、古いカーペットで覆ってあげます。

古いカーペットは、水分・酸素を適度に調整してくれ堆肥造りをサポートしてくれます。

二日後には、60℃位に発酵し始めます。

2日経っても発酵温度が60℃ない場合には、
そのままにしておくと腐敗し、失敗してしまうので、水分量を調えてあげます。


約30日位の間、切り返ししながら水分量を補い60~70℃位で発酵させると、
草の種や病気が死滅し、良い堆肥になっていきます。

落ち葉堆肥は、完熟に1~2年かかります。
その頃には手でもむと形が崩れ、良い匂いもしくは無臭になります。
それまでは、寝かしておきます。


3年以上寝かした良質な落ち葉堆肥は、樹木医さんが病気の樹に使うような堆肥になっています。

うちでは堆肥はあまり使いませんが、
今回、神社から大量の落ち葉が手に入り、友人の手伝いもあったのでスペシャル堆肥を造ってみました。


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野菜の地下保存

2010-12-20 22:08:37 | 日々の自然菜園
本日、

今日は友人の餅つきに参加してきました。
いよいよ年末といった感じになってきました。



安曇野では、野菜が本格的に収穫できるのが5月に入ってからです。
そこで野菜を土の中で保存します。

まずは、土を50cm以上深く掘ります。
ワラとモミガラを敷きつめ、保温効果を固めます。


保存する野菜は主に、根菜類です。
人参・大根・里芋・カブです。
人参・大根は、逆さまに埋めておくのも保存のコツです。


野菜の保存の大敵は、厳しい寒さだけでなく急な温度変化、そして湿度変化です。
そこで、穴を掘り温度湿度の変化の少ない地中に埋めます。

ネズミ対策に、くん炭も入れて土を被せます。


寒暖の差が大きいので、さらにモミガラで断熱効果を高めます。


さらに、ネズミの侵入を防ぐために、くん炭入りの土を被せ、
瓦などで物理的にもネズミの進入口を防ぎます。


土の上に、ワラを重ね、土の湿度、温度を一定にします。


最後に土をかけ、土が乾燥しないように麻袋と、雨などが入らないように肥料袋を被せておきます。

野菜は生き物なので、保存は春までです。
春になると、どうしても花を咲かす準備のため野菜が内から変化してしまいます。

だんだん春の訪れが早くなっているので3月には掘り出して食べ始めようと思います。
毎年こうして野菜を長く楽しめるのは幸せなことです。

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ホウレン草の旬、来たる!

2010-12-18 19:58:41 | 日々の自然菜園
本日、

今日は、地主さんをはじめ日頃お世話になっている方の挨拶回りしてきました。
忙しくても、お世話になっている方あってのお仕事なので、今年はお蕎麦を持って回りました。

ところが、お蕎麦を持っていったら、リンゴや洋ナシをもらい、その果実も配って回ると、お菓子やお茶が出たり、マメアジの干物や
自家製の瓶詰を頂いたり、無農薬みかんを分けてもらったり、

ワラしべ長者のように、いろいろなものを頂きました。
お礼に行ったつもりが、たくさんのいただき物をもらうことになり、
田舎のよさを実感しました。


ようやくホウレン草の旬をむかえてきました。
うちでは、ホウレン草は冬の代表野菜です。

無肥料で健康に育ったホウレン草は、葉の色が薄く、苦みがなくすごく美味しいです。
無肥料でホウレン草を育てるには、よほど土が良い場所でないとできないので、
ホウレン草が育つような畑はとても恵まれていると思います。

個人的に、春ホウレン草はあまり育てません。
それはあまり美味しくないからです。

秋冬用のホウレン草を春に蒔くと、花が咲いてしまいます。

そこで、春には花が咲きにくい春蒔き用の品種を蒔くことがポイントです。


うちでは、ハコベやオオイヌフグリに守られながら、美味しい冬ホウレンソウが育ちます。


アップにすると

冬のホウレン草は、写真のように新芽のあたりに、白い粉が吹いてくると甘みが増してきた証拠です。

寒締めホウレン草とはよくいったもので、
霜にあたり寒さが厳しくなってくると、ホウレン草は凍らないように葉の糖度を上げてきます。
そのため、この時期のホウレン草は、とても甘く風味が抜群になってきます。


この時期の露地のホウレン草は、売っているものと異なりタンポポのようにロゼット型に葉を展開させて寒さから身を守ります。


葉は肉厚になり、根元は赤くとても美味しそうな日本ホウレン草です。

日本ホウレン草は、暑さに弱く、種が尖っているため今ではほとんど市場にでなくなった昔ながらの野菜です。

現在のホウレン草は、丸く蒔きやすい種で、西洋ホウレン草の血を入れることで、夏でも育つため、ハウスで栽培され、一年を通して出荷されています。


我が家のホウレン草のおひたしです。
今回は、生き残った最後の春菊と一緒にゆでました。

食べるとほろ苦いシュンギクの風味と、甘いホウレン草の旨みが絶妙で、思わずうなってしまいました。

この時期の日本ホウレン草は家庭菜園の醍醐味だと思います。


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久々のプレゼント企画!!小冊子「農に生きる仲間たち」出版記念

2010-12-16 22:50:21 | 自然菜園スクール
たくさんのプレゼントご応募ありがとうございました。
先着5名の方に、近日発送をもちまして当選とさせていただきます。
まだ、販売分はございます。


本日、

最低気温-2℃。最高気温5℃、とても寒くなってきました。

実は、去年からみんなで構想し、進めてきたプロジェクトがあります。
「安曇野夢フォーラム」プロジェクトです。

このプロジェクトでは、去年は「半農半X」でおなじみの塩見直紀さんを招いてをシンポジュウムを開きました。

その際に、安曇野における「半農半X」のパネル展を開きました。
今回パネル展が小冊子として出版という形になりました。


この冊子の出版には一部は、長野県の元気づくり支援金も使いました。
そのため、図書館や公の機関にも置かれ、一部販売も行います。


目次を見てもらっても、今回登場してもらっただけで32名もの様々な半農半Xがあることがわかります。

塩見直紀さんも6ページも熱い文章を送ってくれました。


私もゆうこさんも載せていただきました。


それ以外にも、6つのコラムがあります。
1)移り住む
2)自然分娩
3)屋外保育
4)自然農
5)農村文化
6)WWOOF
と安曇野・松本平には、農的な生活をより豊かにしてくれるさまざまな取り組みもあります。


それ以外にも、安曇野・松本平で「半農半X」で便利な「ひつじ屋インフォメーション」も充実しております。


今回、出版を記念して、1参加者の私から日頃ブログを見てくれている方に、
メールで先着5名様にこの小冊子を1冊ずつプレゼントしようと思います。


プレゼントの当選は、発送をもってお知らせいたします。
氏名・住所・電話番号・このブログの感想などを明記の上、

宛先:takecook3*yahoo.co.jp(*は@に代えて送ってください)
※1迷惑メールに行かないように、必ず件名「小冊子プレゼント係」としてください。

たくさんのプレゼントご応募ありがとうございました。
先着5名の方に、近日発送をもちまして当選とさせていただきます。
まだ、販売分はございます。


*****************************
なお、この小冊子は、1冊 定価300円+税です。
10冊以上ご注文の方は、1冊あたり210円になります。
※送料は、12冊まで180円~350円になります。
※送料は、ご負担お願いします。
欲しい方は、同じメールに件名「小冊子ご注文」とご記入上、
氏名・住所・電話番号・注文冊数を明記の上メールください。

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Azumino自給農スクール12月の講座の流れ

2010-12-13 10:13:33 | 自然菜園スクール
Azumino自給農スクール2010、お蔭さまで無事今年度終了しました。
誠にありがとうございました。


Azumino自給農スクール12月の講座の流れをスライドショーにしました。
1泊2日のスクールの様子がご覧いただけます。




Azumino自給農スクール2011の生徒募集は、1月からです。

野菜の教室もグレードアップし、無農薬栽培を野菜別にしっかり体験しながら学びやすくなります。
新設コース:「お米の自給club」
 →野菜だけでなく田んぼでお米作りを教わりながら、お米も自給できるコースをご用意する予定です。

お申し込みや、詳しい資料案内は、メールでできます。
宛先:takecook3*yahoo.co.jp(*は@に代えて送ってください)
※1迷惑メールに行かないように、件名は必ず「Azumino自給農スクール資料請求」としてください。
※2氏名・ご連絡先・返信用のメールアドレスを明記の上送って下さい。



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ウコッケイのヒヨコが生まれる!!

2010-12-06 17:00:46 | 自然自給養鶏
本日、

今日も晴天に恵まれました。
4日(土)5日(日)は、今年最後の「あずみの自然農塾」でした。
その報告は、明日以降にいたします。


実は、ウコッケイのヒヨコが無事、生まれました。


アップだとよくわかりますが、ちょっと白っぽい黄色に、薄黒い素肌。
まぎれもなくウコッケイのヒヨコです。

去年雄、雌を頂いてきたウコッケイたちは、このブログでも紹介したように最後まで大きくなることはありませんでした。
http://blog.goo.ne.jp/taotao39/s/%A5%D2%A5%E8%A5%B3


今年は、小屋の中に、金網で育雛(いくすう)用の小屋を作りました。
今年こそは、雛が越冬し、最後まで育ってほしいです。


小屋の巣箱の中には、まだ温め途中の卵もあります。
どの程度無事生まれるかわかりませんが、親鳥に任せてみようと思います。


餌は、うちのお米のくず玄米と米ぬかを混ぜたものや野菜くずです。
ウコッケイは野生の鶏なので、トウモロコシよりも米や麦の方が大好きです。

野生の血が濃いウコッケイを見ていると鶏の自然養鶏が紐解けそうな気がします。
これからもブログでご紹介していきたいです。
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