無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

国際有機農業映画祭に参加して(岩崎 政利さんに学ぶ)

2010-11-29 10:04:24 | 自家採種
本日、


11月27日(土)は、東京で「国際有機農業映画祭」http://blog.yuki-eiga.com/?eid=1383406が開催され、
一日、有機農業に関する映画が上映されていました。


大変なにぎわいで、休憩中ロビーでは人がいっぱいでした。


ロビーでは、色々なブースが出ていました。
写真は、秀明自然農法http://www.snn.or.jp/の自家採種子の展示です。

その他に、(財)自然農法国際研究開発センターhttp://www.infrc.or.jp/のブースや、
DVDや書籍、新規就農相談のブースなどいろいろな展示や案内がありました。




中でも、一段と目を引き今回映画を観に行くきっかけとなった方のブースがありました。


ドキュメンタリー映画にも「種の自然農園」の岩崎政利さんのブースです。

現在、日本の有機農業はある問題を抱えています。
欧米の有機農業の基準には、種子もオーガニック(有機)でなければオーガニック認証がとれません。
ところが、現在日本の有機JAS法では有機種子である必要性はないのです。
つまり、有機種子でなくても栽培が有機JAS法にのっとっていれば認証されます。


日本で有機農業が盛んになってきましたが、現在無農薬の種子を使って栽培さている方はほとんどいないのが現状です。



 

ところが、今回岩崎さんのブースに展示されている30種類以上の野菜は全て無農薬で自家採種された種子から採れた野菜ばかりです。

今回実際の野菜を見て、食べてビックリしたのが、風味の良さと野菜の美しさです。
実際に自家採種してみるとわかってくるのですが、このレベルの量と質は凄いものがあります。

1)虫によって花粉が混ざりやすいアブラナ科で、品種を維持している点
2)理想とする形と味のために、選抜し育成してきた点
3)そして、野菜の風味が抜群にいい点です。


ただ野菜の種を採っているだけでなく、三拍子そろった自家採種の理想的な形がありました。

一人の農家が、野菜に向き合い、種を愛していることに感動しました。

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チキントラクターを利用した堆肥造り(1)

2010-11-27 00:21:02 | 日々の自然菜園

昨日は、落ち葉かきをしました。

というのも先日、畑に面した道路の脇に堆積していた積年の落ち葉がきれいにかき取られゴミとして捨てられてしまいました。

今までは、森に落ち葉をかきに春に行きます。
というのも落ち葉や秋に貯めた草やワラを重ね踏み込み温床を作るからです。
それぐらいしか落ち葉は、使わずにきました。
それはなるべく落ち葉は、落ち葉として自然に土に還り、
畑は落ち葉なしでも上手く育つようにしたかったからです。

ところが、今回道路の落ち葉が、産業廃棄物としてゴミになったことを考えるともったいないという気持ちが起こりました。

そこで、久々に捨てられる前に、落ち葉を使った堆肥を作ってみようと思いました。


今回の堆肥造りは、ちょっと工夫してみたいと思います。

うちでは、鶏を30羽飼っています。
鶏の遊ぶ鶏のための庭に、今回の落ち葉や余った麦わらを堆積して、米ぬかを撒いておきます。

そうすると鶏が餌を求めて脚でかき混ぜ、土とワラなどを糞をしながら混ぜてくれます。

良い完熟堆肥を作るためには適切な発酵が必要ですが、
全段階として鶏に一役買ってもらおうと思います。

パーマカルチャーでいうチキントラクターの活用です。
今ある乾いたワラと落ち葉が程良い湿度を保つくらい撹拌されたら、今度は積み込んで発酵させようと思います。

それではまた続きはブログで
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オクラの自家採種

2010-11-26 23:35:21 | 自家採種
本日、

今日はいい天気で、夏に実を結んだオクラの種採りをしました。
生まれて初めて自家採種を一番最初にしたのがオクラでした。
それだけにオクラの自家採種をするときは、いつも初心を思い出します。


オクラの種採りは、まずオクラをカラカラになるまで置いておきます。


オクラの実の中には、種子がきれいに並んでいました。


一つの実に、固いオクラの種子が40~60個も入っていました。


色々な種子の保存方法がありますが、
今回のオクラのように、ある程度種子の量がある場合には、

瓶などに入れておくといいのですが、
種子の乾燥が不十分だとカビなどが発生して種子が死んでしまいます。

そこで、シリカゲルなど乾燥剤を瓶に入れておきます。


瓶の中の種子がなるべく冬眠するように、冷暗所に保存します。
そうすることで種子の寿命が延びることで、発芽率も落ちにくくなります。

オクラの寿命は、上手く保存すると5年位なので3年に一度は更新のために自家採種したいものです。
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fukumimiセレクト講座(エコ菜園プランター教室)

2010-11-24 15:26:33 | 出張菜園教室
本日、

昨日久々に風邪をひき休みました。
先週から東京・横浜の出張が続き、温かい秋の関東から冬の安曇野に帰ってきてからのことでした。

東京へは、友人の結婚式という晴れの日に招待されたからです。
その後そのまま横浜のエコ菜園プランターの教室を行ってきました。

横浜のエコ菜園プランター講座は、友人でもあり天然酵母パン教室を開催している瓜生さんが企画して呼んでくれたお蔭で出来ました。


彼女のfukumimiセレクト講座http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=668211#sequel
の一つとして、今年はじめて1年通しての全4回のエコ菜園プランター教室になりました。

エコ菜園プランターは、東京にいた8年間の自分のプランターの経験と、プランターで自給している友人のアドバイスで出来ました。

持続可能な菜園をテーマに、家庭から出る生ごみをコンポストミミズに土にしてもらいながら、コンパニオンプランツを寄せ植えしながら育てるプランター栽培です。


今回は、夏のこの講座で育てたトマトとバジルのプランターを再利用しながら、
越冬野菜の玉ねぎ&空豆を育てる講座でした。


まずは、寒くなり不活性になるミミズコンポストの継続の仕方。
そして、森の仕組みをプランターに再現する方法を室内で学びました。

次に、タマネギ、ソラマメの栽培の要点を学んでから実際にプランター実習に備えました。


1年コースのため、今までのプランターを持参いただき栽培のアドバイスなどをしました。

人それぞれ、プランターの置く場所など環境が異なり、上手くいった方は、どうしてそうなったのか。
上手く育たなかったのはどうしてか学び合います。


前作物のトマトは収穫後、根を残して枝を切り取ります。
その残渣は、細かく裁断されミミズコンポストで土に還っていきます。


それぞれのプランターの状態に合わせて、次の作物に移行する方法が異なります。

収穫出来そうな作物は、そのままにする場合や他のプランターに移植を行います。


こうして、タマネギを植え、ソラマメを蒔きました。
来年6月の収穫までとても長い期間、野菜はプランターで過ごします。

食べ物が、土から育つことが体感できるのもプランター栽培の醍醐味です。
来年の講座内容は今検討中ですが、家庭内でもっと野菜を育てられるようにできるきっかけになるエコ菜園プランター講座を予定しております。

興味関心がある方は、
『酵母な生活』http://blog.fukumimi.co.jp/
もしくは、このブログで年末には案内を出るのでチェック入れてみてくださいね。
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あずみの自然農塾11月(その2)「ふじもり」で蕎麦打ち教室

2010-11-17 23:16:27 | あずみの自然農塾(シャロムヒュッテ)
本日、

いよいよ寒くなってきました。
やっとタマネギの定植が終わりかけて、明日最後の稲刈りです。
もうすぐ最後の安曇野の種まき、植え付けの野良仕事です。


さて、『あずみの自然農塾』の蕎麦の脱穀の続きですが、
足踏み脱穀機に、唐箕という昔ながらの道具を使い、蕎麦の実がきれいになりました。


お次は、石臼挽きです。

お蕎麦は、「挽きたて、打ちたて、ゆでたて」が「3たて」といって美味しい条件だそうです。

今回は、そば処『ふじもり』さんhttp://www.ne.jp/asahi/osoba/fujimori/
から蕎麦用の石臼をお借りして、本格的な石臼挽きになりました。


最初に挽いた蕎麦は、黒い皮が含まれているので荒いフルイで振り分けます。


次に、30メッシュ、50メッシュ、60メッシュ、80メッシュと細かいフルイを使い分けます。

途中の荒い粉は、石臼に入れて再度挽きます。


やっと100g位の蕎麦粉を挽くのに小一時間位かかりました。

プロは、1時間に1㎏は挽くそうです。


手順は前後しますが、
会場をそば処『ふじもり』に移動し、蕎麦打ち教室です。

『ふじもり』のご主人は、蕎麦打ちがプロなだけでなく、教え方もとても上手です。


いつかは写真のように、菊練りがきれいにできたら最高です。


まずは、ふじもりさんのお手本を見せていただきました。


お手本の蕎麦は、細く奇麗に見事な仕上がりでした。


今度は、あずみの自然農塾生が順番に、体験していく番です。

ちなみに、お湯と水の両方で「水まわし』をしているところです。


次は、「のし」です。

まずは、丸く伸ばし。
次に、切れないように、均一に四角く伸ばします。


プロの包丁を使って、「蕎麦切り」です。

みんな素人ですから、太かったり細かったり色々なお蕎麦になりました。


今回は、揚げ蕎麦に始まり、蕎麦のデザートまで蕎麦三昧でした。

種から始まり、みんなで収穫、脱穀、石臼挽き、蕎麦打ち、一連の流れを全て体験できました。

今週末は、横浜でエコ菜園プランター講座です。
http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=668211#sequel
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あずみの自然農塾11月(その1)「ふじもり」で蕎麦打ち教室

2010-11-14 21:48:36 | あずみの自然農塾(シャロムヒュッテ)
本日、


今週末は、11月の『あずみの自然農塾』でした。

今月のシャロムは、また一段と愉しかったです。
それは、安曇野の名店そば処『ふじもり』http://www.ne.jp/asahi/osoba/fujimori/
で蕎麦打ち教室のでした。
みんなで、蕎麦の種子を蒔き、脱穀し、石臼で挽き、蕎麦を打ち、蕎麦を切り、食べる。
今日はその日でした。


蕎麦の脱穀をし、ワラと蕎麦をフルイで分けます。


唐箕という手動扇風機付き選別機!?でゴミを飛ばします。


蕎麦の種子だけになりました。

明日は、きれいになった蕎麦を石臼で挽くところからつづります。
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タマネギの自家採種

2010-11-13 08:21:33 | 自家採種
本日、

昨日ようやく大麦・小麦の種まきが終わりました。
正直、遅れ気味でしたので心配はありますが、暖冬なので無事育ってもらいたいものです。


今年は、お米の収穫がいつもよい遅く、そしてはざ掛けが雨の関係上1週間多く干したので、
脱穀が今月末まで遅れています。

それに伴って遅れたといえば、タマネギの自家採種の植え付けです。

タマネギは2年かかります。
今年収穫したタマネギの中から選りすぐりの玉ねぎを植え直して、
翌春に花を咲かせ種を採ります。

ここ数年自家採種があまり上手くいきません。
寒さと梅雨時期の開花とまだわからないことも多い野菜です。

今年は、植え直すのが遅かったので、いつものようにタマネギを溝に置くだけでなく、
タマネギの株間にくん炭を入れました。


全部で45個の選抜タマネギです。
新しい根が出てきたら、土を被せます。


さらに、朝夕の霜対策で寒冷紗もかけました。

やはり時期にできないと、野良仕事にはより資材が必要になります。

自家採種は、野菜にとっての自然とはなにかを基本に考えます。
この場合、霜が降りるようになると人ももう一枚重ね着をします。
タマネギもそのままでは風邪をひくかもしれないので、寒冷紗をかけました。

もし自家採種を失敗させたとき、何かが適ってなかったからだと思います。
その失敗の経験から野菜の自然感を学んできたつもりです。
種を採れる環境で栽培するのが自然栽培のポイントだと思います。
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畑ビクスはじめよう!!

2010-11-11 23:33:23 | 日々の自然菜園
本日、

日中温かいと本当に幸せを感じながら畑で野良仕事ができます。
今日は、遅れ気味の最後の小麦畑の播種に入りました。
暖冬なので遅れても間に合いえばいいのですが、、、。

この畑では、3mの畝を交互に耕します。
全てを耕すときに比べ、生き物の多様性を維持できるので気に入っています。
野菜は耕さずにも苦なく、育てることができるのですが、自給分の穀物は耕した畑で育てています。

耕すとどうしても生き物が単純化し、機械的であまり好きではありません。
そこで、交互に耕すことで避難場所を作っておくとかなりの生き物が生き残れます。

土は生き物によって耕され、豊かになるので生き物は大切にしたいものです。


耕した畑に、小麦を蒔くわけですが、一般的には播種機なる手押しの種まき機を使います。
種を一定間隔に適量落として、土もかけ鎮圧までしてくれる優れものです。

ところが、一般的に蒔く場合は便利ですが、土の状態や地力や麦の種類などに応じて細やかに対応は難しいことと。
その麦にとって、どのように蒔いたら一番自然なのかを知るためにはやっぱり手で蒔くのがいい感じです。

うちでは、トラクターで耕したふかふかの土に種を直接蒔くことはあまりせず、
必ずと言っていいほど土を踏んで平らな溝を作ってから蒔きます。


援農に来てくれている友人が、線を基準に両足で溝を踏んでいきます。
ふかふかの土を踏みしめるときに、ふくらはぎなど筋肉にいい感じで抵抗がかかりいわゆるエアロビクスならぬ「畑ビクス」になっていい運動になります。

田んぼで草取りをすれば、エクササイズならぬ「田草サイズ」になります。


この後、写真はパン用のユメアサヒ小麦を蒔いていきます。
うちでは、最初のころ肥えていないと育てにくかったユメアサヒ小麦も、数年無肥料で自家採種することでずいぶん育てやすくなりました。


最後に、土をかけ、もう一度「畑ビクス」でしっかり鎮圧して終了です。

野良仕事で楽もしたいのですが、土の感触・種の蒔く感触・土をかける感触を感じながらやるのが愉しくてやめられません。
困ったものです。

コメント (1)
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Azumino自給農スクール11月(安曇野スタイル&田んぼの稲刈り)午後の部

2010-11-09 21:07:06 | 自然菜園スクール
本日、

久しぶりの雨日和でした。
今日のブログは今週末に開催されたAzumino自給農スクールの11月の午後の模様をご紹介します。


スクールでは、ランチはゆうこさんの『菜園食堂Deva Cafe』をいただきます。
このカフェは、毎月スクール開校日限定で、安曇野地球宿をお借りして1日カフェを開店しております。

今回は、たまたま「安曇野スタイル」という安曇野あげてのイベントと重なり、一般の参加者も多くカフェは大賑わいでした。


カフェでは、ランチの他にうちで育った自然栽培の小麦や地元の果物、新鮮な卵を使用した焼き菓子が人気です。

本日は、紅玉などを使用したアップルパイにアップルタルト、栗のロールケーキなど季節の焼き菓子が並びました。


ビュッフェ形式のランチは、新鮮な自然栽培のお野菜や新米などを中心に季節メニューになっております。


今回は、新米に黒米を入れたご飯に、栗の春巻き、大野芋のエゴマ和えなど秋の味覚とカブの豆乳シチューなど身体が温まるメニューでした。


スクールの午後の部は、田んぼに移動してお米の脱穀です。
2週間前に稲刈りし、はざ掛けに天日干ししたお米が待っていました。


今回は、友人の協力もありハーベスターという自動脱穀機を使いながらみんなで脱穀を体験しました。

機械の使い方や脱穀の仕組み、なぜ天日干しすると美味しくなるのかなどを学び体験します。


脱穀した後の稲ワラは、3分の1は切って田んぼに敷いておきます。
全部敷くと寒冷地のため未分解が多くなってしまうので、加減しております。


収穫量は、だいたい1.5反で9俵と少なめでした。
今年はイネミズゾウムシの大発生で、被害に合いもっと収穫が少ないと思っておりましたが、
残った根っこから、出てきた葉っぱ全てに穂がつき、昨年の収量は7割程度に収まりました。
お米の生命力に感謝です。

みんなで収穫したお米の前で記念撮影です。

来年からは、スクールの田んぼ部門を独立させて、田んぼclubなるものを発足させようと思っております。

自然農法で田んぼをはじめたい方や自分のお米を育てたい方に向けて
お米の栽培を学びながら、参加者で田んぼで収穫できたお米を分け合うそんな感じにしたいと思います。

今年もあと12月のスクールで1年が終わります。
来年度の募集は12月末頃、このブログでも案内を出そうと思います。
お楽しみに~
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Azumino自給農スクール11月(冬支度の野良仕事)午前の部

2010-11-08 23:59:23 | 自然菜園スクール
本日、

今週の日曜日は、Azumino自給農スクール11月の開催日でした。
当スクールでは、自然農・自然農法・有機農業をはじめとした無農薬栽培の基本から応用まで学び体験型教室で、今年で4年目になります。


霜が降りはじめ、野菜も朝には凍っています。
冬野菜は寒さに強いものですが、白菜などは荒縄などで頭部を縛ってあげることで寒さ対策をしてあげます。


同じく、先月植えたイチゴの苗はしっかり根が深くまで張ったところで、
ワラを敷いてあげます。
そうすることで、寒さに根がやられずに済み、来年の実も土に着かなくて助かります。


ワラマルチの使い道は豊富です。
タマネギを植える時も草マルチやワラマルチしてあげることで寒さ対策、そして生長を助けてくれます。


当スクールでは、種が自分で採れるように(自家採種できるように)なるべく自家採種子を使ったり、
自分で自家採種できることも学びます。


自家採種することで、野菜の一生と付き合い、種の蒔き方を野菜自身に学びます。

今回、越冬野菜として蒔く房州早生ソラマメは、鞘の中に2~3粒ずつ入っています。


ソラマメなどマメ科の野菜は鞘から自然に発芽できる仕組みを持っています。

そこで、種蒔きも鞘の中から発芽する仕組みから、
鞘の中に入った状態で蒔いてあげます。


午前中の野菜作り講座の後半は、裸麦を蒔きました。


空が高く、温かい気候ですが、もう空は冬空です。

みんなで土作りにもなる麦蒔きを体験しました。
麦は、深くまで土を根で耕し、ワラを与えてくれ、有機物は土に還ります。

次回は、この後の安曇野スタイル(という安曇野全域のイベント)の最終日と重なった菜園食堂Deva Cafeランチと田んぼでの脱穀体験会をご紹介します。


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