無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

『東京で自然農をはじめよう!自然農講座パート2: 自家採種と秋の種まき編』(atせた農)

2013-10-01 15:21:54 | 出張菜園教室
本日、


先日、9月29日(日)、せたがや自然農実践倶楽部(略称:せた農)さん主催の『東京で自然農をはじめよう!自然農講座パート2:自家採種と秋の種まき編』に出張してきました。

総勢43名ものご参加を頂き、盛大な自然農の学びの場になりました。




せた農さんの畑では、自然菜園区と自然農区を試験をもうけ、一緒に1年かけて学んでおります。

今回は、実際に『東京で自然農をはじめよう!自然農講座パート2: 自家採種と秋の種まき編』というワークショップを通じて実演を通して学び合いました。

今回は、サツマイモの試し掘りを行い、見事なサツマイモが収穫できました。


自然農では、自然の営みを活かして次々耕さない菜園に生命をつなげていきます。

今回も、終わりかけた夏野菜のトマトの根元にキャベツを植えていきました。

草もあり耕さない菜園ですから、苗の植え付けも細心の注意が要ります。


ネギの土寄せもし、その両脇にホウレンソウやチンゲンサイなどネギと相性の良い野菜を次々播いて共育ち(混植・間作)させます。

今まで葉もの野菜が育ったことがないせた農さんですが、今回はネギの両脇でどのような結果になるでしょうか?
うまく生育してくれたとしたら、何が起こったのでしょうか、楽しみです。


耕さない畑に、タネを降ろすことも細心の注意を施しながら行います。

自然界で、次々と生まれては死んでいきながら常に緑が絶えないように、自然農でも草のように次々野菜のタネを降ろしていきます。

草のように自然に育つように、技術的にも心配りも同時に最低限必要ですから、このような機会にお伝えできればと思います。


ワークショップの最後には、草の中にタネを降ろすばら蒔きを参加者と一緒になって、のこぎり鎌片手に、草刈りを行いました。

話だけでなく、実際に道具を手にとって野良仕事することは、愉しく五感を使って学びます。
アンケートでも最も印象に残ったことの一つに、この共同野良仕事が上がっていたので、やってよかったです。


自家採種も行いました。

野菜は食べるだけでなく、タネを生命をつなげてあげて初めて完結します。
身近な野菜であるトマトやカボチャをはじめ、マクワウリ、キュウリ、ゴマなども行いました。

以外に簡単にできる自家採種ですが、ただ自家採種することから、
次には交雑を避け種の守り保存する自家採種、菜園に合った在来種を育てる自家採種とどんどん菜園で自然に育つ野菜になるように自家採種できるようになれば、
GM汚染や、拡大を防ぎ、持続可能な菜園になるのでステップアップも大切です。

東京のど真ん中世田谷で、自然農ができる喜び、それを伝える喜び、学び喜びが重なりあいとても良い機会になりました。



【近日の菜園教室案内】
10/2(水)長野市での「これならできる!自然菜園入門講座」(昼:メルパルク、夜城山公民館)
10/5(土)6(日)Azumino自給農スクール 蕎麦の刈り取り、稲刈りなど

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2 コメント

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秋野菜の植え方 (ホットママ)
2013-10-03 22:00:31
せた農さんの畑の様子は参加できないものにはとても参考になります。
テキストの言葉で考えるのと写真を見るのとでは理解の仕方が違うんですよね。
トマトの後のキャベツの植え付け方は考えていたのと土の様子が全く違いました。残渣や草も大切にしながら植え付けなくてはと、考えさせられました。
胡麻の後に大麦の種をまく予定ですが根・茎は抜かないで足元に蒔いた方が良いですか?
カヤが出てきているところにも蒔こうと思っています。
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ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2013-10-06 16:41:49
ホットママさんへ

講座や出張でご返信遅くなりました。ごめんなさい。

そうですね。できるだけ自然に栽培するために、うまくリレーができるといいですね。

ゴマの後、根は抜かず、茎や葉は敷いておきます。
大麦は播き時が大切なので、タイミングを合わせてください。
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